軽トラ用ホイール人気おすすめ4選｜車検対応！アルミホイールや14インチ・12インチも

軽トラのホイールは軽トラ専用を使うと経済的です。軽トラ用のホイールは荷物を運搬することを意識して作られているので、耐久性が高く金額も安いです。

しかし、ホイールを変えてもそこまで大差がないと思われていたり、軽トラと一般車のホイールの違いを理解していない方も多いですよね。実は、軽トラには専用のホイールがあり、規格なども厳密に定められているので、一般車用を使うと事故に繋がる恐れもあります。

そこで、今回の記事では軽トラ用のホイール人気4選をまとめました。さらに、ハイゼット対応のホイールや12インチ・13インチ・14インチのホイールの選び方、かっこいいデザインのアルミホイールなどもご紹介しています。また、車検対応かどうかの見極め方や車検に通る方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

軽トラ用ホイールは耐荷重が必要な軽トラには必須です。そもそも、軽トラと一般車はホイールの規格も異なり、14〜15インチまでが軽トラ、16インチから上の大きさが一般車のホイールサイズとされています。

また、軽トラに一般車用のホイールを取り付けるのは、ドレスアップ扱いになるので安全であるとはいえません。無理に互換性のないホイールを履かせるのではなく、荷物を運搬する機会の多い軽トラには専用のホイールがおすすめです。

軽トラのホイールは、標準規格が12インチと定まっています。軽トラのタイヤサイズは12インチが標準となっており、ホイールも12インチが基本です。ただし、車種によっては13・14インチが使われる場合もあります。

また、ホイールサイズを変更する場合はタイヤ丸ごとの交換が必要です。購入前にはサイズの確認をおすすめします。

安定性を向上させるなら14インチのホイールがおすすめです。ホイールはインチを上げると走行の安定性がよくなり、ブレーキ性能もアップします。

ただし、インチアップする場合はフェンダーからはみ出さず、タイヤが車体から干渉しないなどの条件を守らなければ車検は通りません。14インチを使用する場合は規定を守るのも大切です。

インチアップを行うことで、少なからずデメリットも発生します。ここでは、軽トラのインチアップに伴って起こるデメリットについて解説します。

インチアップによる一番のデメリットは、乗り心地が悪くなることです。インチを上げると走行の安定性は高まりますが、タイヤのたわみが少なくなるため、本来タイヤがもつクッション性が失われます。そのため、少しの衝撃でも強く伝わるようになり、乗り心地が悪化するのです。

また、タイヤ抵抗や摩擦・重量の増加に伴う燃費の悪化や、走行音の増大などもデメリットとして挙げられます。インチアップは、これらのデメリットも加味した上で検討しましょう。

軽トラ用のタイヤは、主に舗装路タイプ・オフロードタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。舗装路タイプは、主に舗装されている一般道を走る方に適しています。静かで走行性がよく比較的安価な点なため、一般道をメインに走る方はもちろん、費用を抑えたい方にもおすすめです。

オフロードタイプは、山道などの悪路を走る方におすすめします。タイヤは溝が深くごつごつとしていて、ぬかるんだ道などでも高いグリップ力を発揮するのが特徴です。一般道も走れますが、舗装路タイプよりも走行性が悪く音や振動が起こるのは難点です。悪路を走る方・走行性よりも武骨な見た目を重視したい方におすすめします。

ホイールの規格はJWL-Tを選ぶのがおすすめです。JWL-Tとは、国土交通省が定めるアルミホイールに関しての品質・性能の要件をクリアしている証を指します。

軽トラのホイール選びにJWL-T規格は必須ではありませんが、貨物を載せる場合は強度の問題もあるのでJWL-Tの刻印がされたホイールを選ぶのがベストです。

価格の安いホイールなら、スチールホイールがおすすめです。スチール製のホイールは価格が安く、鉄鋼を原料にしているので耐久性に優れています。また、原料が鉄なので錆びやすいデメリットはあるものの、錆を落とせば再利用も可能です。

デザイン性が少なく重さはあるものの、お金をかけたくない方におすすめします。

ホイールの錆が気になるならアルミホイールがおすすめです。アルミホイールはスチールと比べて錆びにくく、軽量なのが特徴で、軽いと車の燃費がよくなるメリットもあります。また、デザイン性も高くバリエーションも豊富です。さらに、自分好みのかっこいいデザインにできる点も嬉しい特徴です。

ただし、アルミはスチールと比べて強度が低く価格も高いのがネックとなります。価格は高くなりますが、錆を気にする方はアルミホイールがおすすめです。

乗り心地を重視するならマグネシウムホイールがおすすめです。マグネシウムホイールの特徴は、アルミよりも軽量なので走行性や乗り心地が格段に上がります。

ただし、マグネシウムは量産しづらく、非常に高価なホイールです。サイズも限られているのでバリエーションは乏しいですが、乗り心地を意識したい方におすすめします。

タイヤとの相性を考えるならホイールタイヤセットもおすすめです。ホイールタイヤセットはホイールだけでなくタイヤもセットになった製品で、ホイールとタイヤの組み合わせに悩みません。

また、価格も割安になっている製品が多いのもメリットです。タイヤとホイールの相性を考えるのならホイールタイヤセットをおすすめします。

PRとはプライレーティングの頭文字で、タイヤの強度を示す記号です。「6PR(プライ)」といった表記がされており、数字が大きくなるほど耐荷重強度も強くなります。軽トラ用タイヤを購入する際はこのPR値にも着目し、常に重たいものを運ぶ方はなるべくPR値が高い商品を選びましょう。

しかし、商品の中にはPRの記載がなく「LI（ロードインデックス）」と表記されているものがあります。LIはPRに代わる表記で、タイヤがどれくらいの負荷まで耐えられるかを表す値です。PRの表記がない場合はLIの値を見て商品を選びましょう。

軽自動車用のホイールでも規定を守っていれば車検には通ります。軽トラは普通車とタイヤ・ホイールのサイズ・規格が異なりますが、以下の規定さえ守れば車検を通すのも可能です。

• フェンダーからはみ出さない
• 残溝が1.6mm以上
• タイヤが車体に干渉していない

ただし、この条件はあくまでも最大積載量、軸重の条件を満たしている場合のみとなります。軽自動車用のホイールを使うのは問題ありませんが、車検に通るためには規定を守るのが大切です。

軽トラ用ホイールのおすすめ4選とホイールの選び方を解説しました。軽トラ用ホイールを見直すと走行性能や乗り心地が変わるので、ホイールの見直しは重要です。この記事を参考に、ホイールを見直して快適なカーライフを送りましょう。