【2023】ジャイアントの人気クロスバイクをご紹介！コスパがいいおすすめ商品10選も

ジャイアント（GIANT）は、1972年創業の台湾に本社を置く自転車メーカーで、高品質・高性能のコストパフォーマンスのいい自転車をラインナップしています。日本人向けに開発された自転車も多く、幅広い層の日本の人達に愛用されています。

街乗りもできるクロスバイクである「ESCAPE R」シリーズは日本の大ヒット商品です。他にも特徴あるモデルが揃いクロスバイクだけで14モデルのラインナップで、お気に入りのクロスバイクがきっと見つけられます。

しかし、14モデルもあるとその中から最適な1台を見つけるのは難しくなります。そこで、今回はジャイアントのクロスバイクの選び方のポイントや、おすすめのクロスバイクを紹介します。

クロスバイクとロードバイクの違いを一言で言えばそれぞれの使い道が違うといえます。クロスバイクは用途が幅広く普段使いからサイクリングまで使いやすい自転車で、ロードバイクはスポーツ走行を中心とした自転車です。2つのタイプの主な構造的な違いを表にしておきます。

何と言ってもコストパフォーマンスのよさがジャイアントの自転車の特徴です。それができるのは自転車作りをすべて自社工程で完結させているからだといえます。安いからといって質が悪いわけではなく、高品質なのは折り紙付きです。

また、数多くのラインナップの中から選べるのもジャイアントの特徴です。販売はメンテナンスやフィッティングなどを重視し、新車のネット通販等での販売はありません。GIANTストアーをはじめ自転車量販店や街の自転車店などでも購入できます。

ベストセラーの「エスケープ R3」は日本人のためにデザインされたクロスバイクです。アルミフレームと、こだわりのパーツで「走りのクオリティ」「安全性」「美しさ」を実現しています。さらに安全性を高めた油圧式ディスクブレーキバージョンの「エスケープ Rディスク」もラインナップしています。通勤・通学にも使えます。

クロスターはスポーティでカジュアルなクロスバイクです。軽量アルミのフレームとフォーク、そして2×8ギアを搭載し、Sサイズで約10.0kgのクラス最軽量を実現しています。また、安定性の高い30mm幅のロードタイヤを着装し、カジュアルな街乗りが楽しめます。アクセサリの着脱がスマートなユニクリップシステム搭載サドルです。

軽量アルミフレームと45mm幅の27.5"タイヤで、軽快な走りと安定性を両立したクロスバイクです。舗装された道から砂利道などの荒れた路面まで幅広く対応できます。ディスクブレーキを搭載したモデルはさらに安定した制動力で走行シーンが広がります。アクセサリの着脱がスマートなユニクリップシステムを搭載しています。

「スナップ」はカジュアルなストリートMTB系のクロスバイクでサスペンションを搭載しています。高剛性フレームと極太のスリックタイヤで抜群の安定感とスポーツ性能を持っています。サイドスタンドやチェーンガード・樹脂製フラットペダルなどが標準装備で、普段使いもできます。また、サイズも幅広くジュニアから対応しています。

「エスケープRX」は上級スポーツクロスバイクシリーズです。リアセンター長を伸ばし快適性を向上させ、アルミフレームにアルミフォーク・2×9または2×10変速ギア・700x28Cタイヤなど、ロードバイクに準ずる仕様で高い走行性能を実現しています。油圧式ディスクブレーキ・カーボンフォーク搭載の商品もあります。

「フォーマ」は速さと操作性を兼ね備えた、フラットバーロードバイクです。軽量アルミのエアロフレームにシャープなハンドリングを実現するアルミフォークを搭載し快適走行を実現しています。また、変速パーツはSHIMANO CLARISで2×8変速となっています。タイヤには700x28Cロードタイヤが採用されています。

ベストセラークロスバイクの「ESCAPE R」を基にして電動アシスト化したクロスバイクです。モーターにコンパクトで静粛性に優れた「SyncDriveCore」を使い、乗る人のペダリングを瞬時に感じ取り必要なパワー生み出します。今まで体力に自信がなくて諦めていた山道走行を楽しめるようになります。

「エスケープRW-E+」は初心者でも扱いやすい「エスケープRE+」を女性に最適化した「Liv」シリーズのロードバイクです。サイズは身長140～165cm程度の方に適合するXXSとXSサイズとなります。油圧ディスクブレーキ・幅広タイヤ・キックスタンドの標準装備はREX+と変わりません。

「Liv」は、ジャイアントの女性チームが女性のために考えたサイクリングブランドです。フィット感から性能・楽しみ方まで女性に最適化されたバイクとギアがデザインされています。Livのクロスバイクは「ESCAPEシリーズ」「GRAMMEシリーズ」でラインナップされ、身長が140cm程度から乗れるXXSサイズから用意されています。

通勤や通学で乗るなら30C以上の太めのタイヤがおすすめです。タイヤの大きさは（タイヤ直径）×（タイヤ幅）で表され、ジャイアントでは「700×28C」などと表示されています。28がタイヤ幅で単位はmmです。タイヤの幅が広いほどクッション性が高くなり、通学・通勤路の段差や凹凸路面をスムーズに乗り越えられます。

天気のいい日の昼間に行う軽い運動やフットネスで乗るなら軽いクロスバイクを選びましょう。街乗りや通勤・通学用のクロスバイクによく付属するスタンド・チェーンガード・ランプ・泥除けなどの付いていない軽量タイプがおすすめです。特に慣れるまでは短距離走行でも結構疲れます。クロスバイクを軽量化して運動を長続きさせましょう。

クロスバイクは100kmを越すような長距離走行を想定していないバイクです。長距離走行するならロードバイクに近い性能を持つスピードバイクも視野に入れてください。クロスバイクのタイヤは太めですので、その中でも走行性能の高い細めのものがいいです。「エスケープRX」や「フォーマ」がおすすめです。

趣味でクロスバイクに乗る方に最も多く選ばれているのがアルミ素材です。とにかく安くて丈夫なバランスの取れた素材です。アルミフレームにもグレードが有りジャイアントではグレードの低いものから ALUXX・ALUXX SL・ALUXX SLRの3種類があります。ALUXX SLRになるとカーボンに負けない軽さがあります。

クロモリとは鉄・クロム・モリブデンの合金のクロームモリブデン鋼の略称です。クロモリフレームのクロスバイクは道路から伝わる振動が少なく、とても乗り心地いいです。しかし、重さがあるのと錆びやすいのがデメリットです。ジャイアントのクロスバイクの「ESCAPE R」「ESCAPE R3」「GRAVIER」のフォークに使われています。

プロの使うバイクはカーボン素材のバイクで、圧倒的な軽さと高い衝撃吸収性能を持っています。しかし、強い力が一点に加わると割れてしまう脆さも持っています。アルミに比べると価格が高く、ジャイアントのクロスバイクではフレーム素材には使われず、フォークの素材として「ESCAPE RX 」にフルカーボンが使われています

ジャイアントのクロスバイクで気になる最新モデルは、2022年にESCAPE R3・ESAPE R DISC・ESCAPE RXの3モデルです。ESCAPEシリーズはクロスバイクの代名詞ともなった大ヒットモデルのシリーズになっています。

熟成された乗り心地で、通勤・通学・週末のサイクリングに役立てます。ESCAPE RXの特徴はロードバイク並みの高い走行性能ですので、気になった方は試乗してください。

ジャイアントのクロスバイクは近くのサイクルショップなどに相談すれば、現物がなくても取り扱ってくれます。中にはジャイアント専門のジャイアントストアがあるので、検索してください。

通販サイトなら「あさひ」や「Y's Road」などが有名で、セールや安いモデルも探せます。中古品や型落ちモデルでも問題なければ「楽天市場」で購入できますので、チェックしてください。

ジャイアントの仕様のサイズ欄には「500（M）」などと表示されています。500はシートチューブの長さで身長に対応させるためには数字の後のアルファベットを見ます。対応する身長は、XSは155～170cm・Sは165～175cm・Mは170～185cm・Lは180～190cmとなります。

ジャイアントの輪行袋とは自転車をばらして袋に入れられる袋です。持っておくと電車・新幹線・飛行機にも持ち込めるようになります。GIANT純正の輪行袋は自転車を逆さまにして収納するため、安定して自立させやすいです。

近場のサイクリングに飽きた方や、遠方を回ってみたいといった方は新たな可能性にもなりますので、一度試してもいいかもしれません。

クロスバイクは通勤・通学・街乗りからツーリングまでいろいろな使い方ができる自転車です。ジャイアントのクロスバイクなら品質のいいものがリーズナブルに買えます。自分のクロスバイクで街の中から大自然の中まで快適に走ってバイクライフを楽しみましょう。