【2023】ローソンの新型ガストーチの紹介｜売ってない？つかないときの対処法も

昨今、ローソンで買える新型ガストーチがキャンパーたちの間で人気で、インスタグラムやツイッターなどのSNSで話題沸騰中です。SOTOの定番「スライドガストーチ」と似たデザインのものが、破格の値段で購入できます。見た目や機能が似ているなら、安い価格で買いたいですよね。

しかし、SOTOのスライドガストーチと比べ、ローソンで買える新型ガストーチは低価格で購入できる分、機能性がやや劣ってしまいます。購入後に「思っていた感じと違う」とならないためにも、価格や機能性の違いを把握しておきましょう。

そこで今回は、2022年に発売されたローソンの伸縮式バーナーライターを紹介するとともに、ガストーチの魅力や、売っていないときの対処法・注文方法・ガスの充墳方法などを解説しますので、気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

2022年からローソンで販売している、新型ガストーチ「F PLUS」の最大の魅力は、550円（税込）で購入できる破格の値段です。SOTOの「スライドガストーチ」とデザインがよく似ていますが、約1/4の価格で購入できます。

製造元は、1960年に創業した老舗ライターメーカーの「東京パイプ株式会社」が、2020年にアウトドアラインとして誕生させた「F PLUS」です。ローソンでは2021年にも「スイングバーナーライター F PLUS」を販売しています。

ローソンで販売している、F PLUSのガストーチのカラーは、アウトドアにマッチするカーキ・シンプルで木製ギアと相性がいいホワイト・男らしい無骨なブラックの3色展開です。

SOTOの「スライドガストーチ」は、公式サイトの価格で2,400円します。対してF PLUSのガストーチは3色買っても1,650円と激安なので、コレクションとして集める方もいるようです。またキャンプやアウトドアなど、その日の気分によって好きなカラーを使い分けてもモチベーションがアップします。

ローソン版のガストーチはデザイン以外にも、SOTOの元祖「スライドガストーチ」と同様に、軽量・コンパクトなのが魅力です。SOTOとF PLUSのガストーチの重量・ノズルの長さのスペックを比較したので、参考にしてください。

F PLUSはSOTOのスライドガストーチと同じ形状で、バーナーサイドが凸凹していて持ちやすくなっています。凸凹構造により点火時に力が入りやすく、滑り止め効果があるので楽に使えるのも魅力です。

ツイッターでは「ローソンにF PLUSのガストーチが売っていない」といったツイートが多く見受けられます。地域によって、売っている店舗と取り扱っていない店舗はあるものの、運が良ければF PLUSのガストーチが見つかる可能性は大です。

売っていない場合やどうしても欲しい方は、店舗の在庫を調べてもらうか店員さんに取り寄せできないか聞いてみましょう。ローソンはフランチャイズ加盟店なので、オーナーさんや店舗によって取り寄せできる場合もあります。

F PLUSのガストーチは、ライターや携帯用のタバコ吸い殻入れ付近などの日用品が並んでいるコーナーに置いてあります。見つからない場合は店員さんに確認して、取り扱っていなければついでに取り寄せできるか聞いてみましょう。

先述したように、ローソンはフランチャイズ加盟店なのでオーナーさんや店舗によって予約注文はできる可能性があります。もしくは、製造元の東京パイプ株式会社の公式サイトに直接問い合わせて、F PLUSのガストーチが予約注文できるか聞いてみるのも方法です。

SOTOのスライドガストーチはCB缶やOD缶でのガス充填は可能ですが、F PLUSのガストーチは対応できない仕様になっています。しかし550円（税込）と破格の値段で買えると考えれば実用的なので、残念ですが割り切りましょう。

F PLUSのガストーチのガス充填方法は、本体底部のまん中にあるガス注入口にガス管を差し込んで充填します。使用するガスはコンビニやホームセンター・ダイソー・セリア・キャンドゥなどの、100均で販売されているガスでも使用できます。

ガストーチ・補充用ガスを買っても700円（税込）弱で済むので、ランニングコストが高く経済的です。

まず操作をするうえで大きく違うのが、ロックをする方法です。ローソンのガストーチはロックボタンが独立しているのに対し、SOTOは点火ボタン上部にあるセーフティロックスイッチをスライドさせる方式。点火からロックまでの動作がスムーズに行えます。

また、炎を調整する部分の形も異なり、それによって使いやすさも異なります。ローソンのガストーチは炎の調整する際、マイナスドライバーを使用しますが、SOTOのガストーチは炎の調整部に小さなベロがあり、マイナスドライバーがなくても爪などで操作が可能です。

充填方法も違うため、よく確認する必要があります。ローソンのガストーチはガスライター専用のボンベを使用しなければなりませんが、SOTOはCB缶とライター用ガスボンベ両方から充填できます。OD缶からも別売りのアダプターを用いれば充填可能です。

SOTOのガストーチは、定番のカラーのものはもちろん人気ですが、それ以外の限定カラーバージョンも必見です。全国のスポーツオーソリティやECサイトで、スポーツオーソリティ別注カラーが販売されています。

別注カラーは全部で3色展開となっており、イエロー・ブラック・カーキがあります。イエローははっきりした色合いで目立ちやすいため小物が多いキャンプ場でも見つけやすく、物をなくしがちな人にもおすすめです。

ブラックはクールでかっこいいシンプルな配色で、カーキはガストーチには珍しい色合いでおしゃれです。ガストーチをすでに持っている人も、別注カラー目当てでもう一つ購入するのも気分が上がっておすすめです。

「ガストーチがつかない！」と焦った経験がある方も多いですよね。ここでは、肝心な時に点火できないアクシデントに対処する方法をご紹介します。まずは、つかない原因を探るためのチェックポイントを確認しましょう。

1. ガスの充填し忘れはないか
2. ロックは解除したか
3. 「シューッ」の音と共にガスが出ているか
4. 火力レバーが「最小」になっていないか
5. 本体の温度が下がりすぎていないか
6. 点火ボタンを押して「火花」が出るか

また、標高が高い山頂や強風が当たる場所では点火しにくくなります。上記6ポイントを確認してもつかない場合は、マッチなど他の点火アイテムを使用しましょう。

F PLUSのガストーチは、SOTOのスライドガストーチに比べ機能性は若干劣りますが、キャンプやアウトドアなどでも十分活躍できるアイテムです。ローソンの新型ガストーチを使ってキャンプを楽しみましょう。