フルセグのカーナビおすすめ15選｜ポータブルタイプは安価でおすすめ！型落ちはある？

フルセグのカーナビは、クリアな映像や高音質な音声が楽しめます。2022年現在は、パナソニック・パイオニア・ケンウッドなどのメーカーが販売する「ストラーダ」「楽ナビ」などが人気機種です。

しかし、Bluetooth機能・バックモニター機能などさまざまな機能があり、価格帯も5～10万以上と幅広いため、何を基準に選んだらいいか分かりませんよね。カーナビによって、ルート案内の性能や地図の見やすさや案内の仕方、機能性などで価格帯が違うため、選び方に注意が必要です。

そこで、本記事ではフルセグのカーナビの選び方とおすすめ商品を紹介します。また、通販で購入したカーナビ・バックモニターなどをオートバックスなどで後付けしてもらう方法なども紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

フルセグとは、画質がよく映像の動きがなめらかなのが特徴です。ワンセグは1つのセグメントだけで受信できる画像や音声データを使用してます。

一方でフルセグは、13に分かれたセグメント中、12個を使用している地上デジタル放送です。そのため、映像の綺麗さと高音質なのが最大の魅力です。セグメントが多ければ多いほど、より綺麗な映像が高音質で楽しめます。

ただし、フルセグは画像・データ量の情報量が多いため、建物の影などで情報を受信できずに、一時的に映らない場合もあります。また、ワンセグより価格が高くなるのがデメリットです。

インダッシュタイプは、ダッシュボードに綺麗にハマるのが特徴です。「2DINナビ」「AV一体型」と表記されている場合もあります。インダッシュタイプは、自分で後付けするのは難しいため、専門業者に取り付けてもらうのがおすすめです。

また、軽自動車・普通車など車種の種類・カーナビの種類によっては、取り付けができないものがあります。メーカーや販売店で自家用車に取り付けできるカーナビか、あらかじめ確認しておくと安心です。

ポータブルタイプは、本体自体が安い価格で購入できます。自分で後付けもできるため、余計な工費がかからず、コストをなるべく抑えたい方におすすめです。

また、5～7インチのコンパクトで簡単に取り外せるため、複数の車に使用したり、お出かけ前に家でマップの予定を立てたりできます。ただし、カーナビの機能性はインダッシュタイプに劣るのがデメリットです。

フルセグのカーナビは、液晶サイズが5～10インチなどのサイズがあります。小さすぎると地図やテレビなどが見にくくなるため、7インチ以上がおすすめです。また、車の場所によってもおすすめのサイズがあるため、以下で液晶サイズの例を紹介するので、参考にしてみてください。

• インダッシュ・ポータブルタイプ…7～8インチ（車種に合ったものを）
• 後部座席用…9インチ以上
• バイク用…6.1インチ（スマホサイズ）

カーナビの買い替えをする場合は、今自家用車で使っているカーナビと同じメーカーが使いやすいです。違うメーカーでも、同じ地図データを使用してる機種もあるため、地図データが同じものを選ぶのもおすすめです。

さらに、カーナビとスマホアプリが連動して、地図を見やすくする便利な機能が備わったタイプもあります。地図などのデータを保存する記憶媒体は、SDカード・SSDを媒体とするメモリータイプがおすすめです。

Bluetooth接続機能は、無線でスマホとカーナビを接続し、スマホの音楽を楽しめるのが魅力です。さらに、運転中に電話がかかってきた際もハンズフリーで通話を行えます。

Bluetooth機能は、スマホを操作せずカーナビで操作できるため、安全性も高くなります。特に音楽をかけるのが好きな方、仕事などで通話の多い方はBluetooth機能があると便利です。

ミラーリング対応とは、YouTubeなどのスマホの動画をカーナビに表示できる便利な機能です。また、フルセグカーナビなら高画質・高音質で楽しめるのが魅力です。無線と有線の2種類あり、有線は外部入力端子付きで変換アダプターを使って接続します。

無線は「Fir TV Stick」などのセットトップボックスと呼ばれる機器が必要です。また、アンドロイドなどの専用アプリが必要になる場合があるので、購入前にしっかりと手順を確認しておきましょう。

VICS WIDE対応とは、正確な測位を取得し、渋滞や規制情報をリアルタイムでキャッチしてくれるシステムです。そのため、道路の交通状況に合わせて最適なルートを案内してくれます。

通勤などで急いでいるときに、事故や渋滞も回避してくれるため、特に車に乗る機会が多い方におすすめです。到着時間の目安の精度も高いので、予定が組みやすくなります。

GPSは、捕促衛星数・センサーが多いほど受信状況がよくなるため、精度の高い測位が行えるのが特徴です。

GPS以外にも、3つ以上の衛星測位システムを受信できるものがおすすめです。衛星測位システムは、日本の「みちびき」、ロシアの「グロナス」などが挙げられます。山間部・高いビルのあいだなど電波が受信しにくい場所でも、高い精度で測位情報が受信できるので、ぜひ確認してみましょう。

音声認識対応のカーナビは、音声でカーナビを操作できるのが特徴です。一般のカーナビは、タッチパネル式のものが多いですが、音声認識対応なら話しかけるだけで、目的地を設定・チャンネル変更・音量調整など、さまざまな場面で便利です。

さらに、タッチパネルを触らなくていいので、衛生的に使えるのもポイントです。また、テレビや音楽の操作ができないタイプもあるので、どこまで操作できるか確認しましょう。

バック・駐車が苦手な方は、バックモニター連動タイプを選びましょう。カーナビとバックモニターが連動しているとギアをバックに入れた際に、カーナビが感知して車の後方の映像がカーナビに写ります。

また、駐車位置などを誘導するガイド線が表示されるタイプは、バック駐車が苦手な方にとても便利です。ケンウッドやパナソニックなどはバックモニターの後付けもできるので、ぜひチェックしてみてください。

ドライブレコーダー連動タイプは、ドライブレコーダーの設定やデータ操作をカーナビで行えます。運転中の映像データをカーナビの画面に表示できるので、素早く映像を確認したい場合に活躍します。

ただし、ドライブレコーダー連動機能がついている商品が少ないのが難点です。また、ドライブレコーダーとカーナビが同じメーカーのものでないと、連動できない場合があるので連動できるかどうか購入前に確認しましょう。

カーナビに最新の地図を表示するには、定期的な地図更新が必要になります。基本的には1～3年程度無料で更新できるものが多く、安い価格で購入できるカーナビは無料期間が短い傾向にあります。

それ以降の地図更新価格は、パナソニック・アルパインなどは1～2万円と高価格です。また、ケンウッド・パイオニアなどは、サービス加入などを条件に数千円～1万円程度で低価格で更新できます。地図更新費用も併せてチェックしておきましょう。

パナソニックの「Gorilla」と「ストラーダ」シリーズが人気商品です。Gorillaはフルセグではなくワンセグカーナビですが、安い価格で使い勝手がいい定番のカーナビとして有名です。

ストラーダシリーズは、高音質・高画質のフルセグで大きめの画面で見やすいカーナビが多く展開されています。アンテナ・チューナーによるワンセグ付きなので、映像や音声が途切れにくいのも魅力です。

また、VICS WIDEに対応で、渋滞情報などをリアルタイムで受信し、快適な走行に導いてくれます。

パイオニアの「カロッツェリア」シリーズは、「楽ナビ」と「サイバーナビ」の2種類があります。特に楽ナビが人気で、パネルから地図まで解像度にフル対応していて、一目で情報がキャッチできます。

また、HDMI入出力で、スマホやセットトップボックスを使ってYouTubeの動画を再生したり、リアモニターに接続して家族みんなで映像を楽しんだりできます。ドライブ専用の地図を自社で調査・開発しているため、より正確で細かい情報を受信できるのも魅力です。

ケンウッドの彩速ナビは、新HD描画マップ搭載で選べる地図色など、カーナビの見やすさに特にこだわっています。最新のモデルなどは、HDMI入出力搭載でモニターミラーリングに対応していて、YouTubeの動画がHD画質で楽しめるのがポイントです。

また、価格帯も安いものなら5万円程度で購入でき、タッチパネルの操作に素早く対応するのが口コミでも評判です。ポータブルナビなどの種類も豊富なので、ぜひチェックしてみてください。

インダッシュタイプやバックモニターなどの取り付けは、オートバックスなどの専門業者にお願いするのがおすすめです。オートバックスで購入していなくても、持ち込んで工費を出せば対応してもらえます。

工費はインダッシュタイプは2～3万円、ポータブルナビは1万円前後で取り付けできます。また、カーナビとセットで購入すると工費が安くなるサービスもあるのでぜひチェックしてみましょう。

激安価格のカーナビを狙うなら、型落ちの商品が狙い目です。カーナビの決算前の2・3月時期や、新商品が販売される秋がお得に購入できるチャンスです。型落ちでも機能性は高く、ハイスペックなものも多いため、ぜひ激安＆高性能なものを購入したい方は、型落ちを狙ってみてください。

フルセグのカーナビは、車の中でも高画質・高音質で最高の映像や音楽を楽しめます。しかし、カーナビにも安い価格のポータブルタイプや、インダッシュタイプなど、種類や機能性が豊富なので、ぜひ本記事の選び方、おすすめ商品を参考に選んでみてください。