後方専用ドライブレコーダー人気おすすめ7選｜後付けできる！安くても高性能

近年増えている危険なあおり運転のほか、車上荒らし対策としてドライブレコーダーを活用している方も多いのではないでしょうか。ドライブレコーダーは前方のみを撮影するよりも、後方も併せて撮影できれば、より証拠を残しやすくなります。そのためにおすすめしたいのが、後方専用ドライブレコーダーの使用です。

後方専用ドライブレコーダーがあれば、あおり運転の車を後方から走行中でも記録でき、後ろからの追突事故の際も詳細な映像記録を残せて、証拠としても使えます。動体検知機能や駐車監視機能などの便利機能を使えば、車上荒らし対策としても効果的です。

そこで今回は、後方専用ドライブレコーダーのメリットや選び方、おすすめ製品を紹介します。

2020年5月より、新型車においてバックカメラの装着が義務化されました。2020年5月以前に販売された車に関しては、2024年までにバックカメラの装着が必要です。これは、バックカメラで後方の死角をカバーすることで車の後方にいる人の巻き込みを防ぐのが目的です。

後方で起こった事故を記録するのが義務化の目的ではないものの、近年はあおり運転などによる被害が増えており、証拠保存の必要性も求められるため、後方専用のドライブレコーダーの需要も増えているといえます。

前方用のドライブレコーダーは、当然ながら車の前しか記録できません。これに対し、後方専用のドライブレコーダーなら車の後ろを記録できるため、前方用では不可能な後方を走る車の状況やナンバーの確認ができます。

また、後方の様子を記録できることで安心感も生まれます。後方からの追突やあおり運転などの心配を抱えながら運転することなく、もしトラブルがあった場合でもきちんと記録できることで心配を減らして運転ができるのもメリットです。

前述のように、後方専用ドライブレコーダーは危険なあおり運転などの証拠を録画できます。万が一あおり運転の被害に遭った場合でも、映像で証拠が残っていれば事故発生時でも犯人逮捕がスムーズに進みやすくなることもあります。

後方の車にドライブレコーダーが設置されていることがわかれば、あおり運転抑止効果も期待できます。

前方も記録できるドライブレコーダーと併用すれば、あおり運転や当て逃げなどの証拠も残しやすくなります。また、衝突事故は後ろからの追突が多いため、後方専用ドライブレコーダーで後方を記録していれば、事故の証拠も詳細に記録可能です。

事故やトラブル発生時でも相手の顔や車のナンバーまでしっかりと証拠を残せるので、トラブル解決しやすくなります。

視野角とは、ドライブレコーダーで撮影できる範囲です。視野角が広ければその分撮影できる範囲が広がりますが、逆に視野角が狭いと重要な事故などのシーンが撮影されていないこともあります。近年販売されているドライブレコーダーは視野角が広いものが多く、中には170度まで撮影ができるタイプもあるので、後方専用ドライブレコーダーを選ぶ際は視野角の広さも要チェックです。

証拠を残すためには、108度以上の視野角があるドライブレコーダーがおすすめです。

同じカメラでも、明るい場所と暗い場所では映り方が大きく異なります。特に夜間の暗い場所での撮影は、カメラの性能によっては何が映っているかわからないほど不鮮明になることもあります。暗い場所での黒つぶれ、トンネルを抜けたときに起こりがちな白飛びを防いで暗い場所でも鮮明な映像を残すには、「HDR」や「WDR」という逆光補正機能が付いたタイプがおすすめです。

夜間の運転が多い方は特に、この機能をチェックしておきましょう。

後方専用ドライブレコーダーには、その他にも便利な機能が搭載されています。GPS機能が付いていれば事故発生時に現場の詳細な場所が把握できます。その他にも、駐車中の車上荒らし対策をするなら駐車監視機能や動体検知機能、事故が起こった際に衝撃を検知して録画を開始し事故の前後のデータ上書きを防ぐ加速度センサーなどの機能があります。

これらの機能は必ずしもドライブレコーダーに必要な機能ではありませんが、搭載していればより便利に使用可能です。

ドライブレコーダーは、前方用と後方用いずれもカメラ撮影できるものには変わりがないため、前方用を後方としても使えることは使えます。ただし、本来使うべき場所とは異なる場所に使うため、正常に取り付けができない場合があります。

延長コードを使うと正常に作動しなくなることもあるため、基本は前方用と後方用はそれぞれ所定の場所で使いましょう。

保安基準では、後方用のドライブレコーダーの設置場所は定められていません。しかし後方専用ドライブレコーダーを自分で取り付ける場合は、いくつかの注意点があります。ルームミラーで見た際に邪魔にならない位置に取り付けるが、第1のポイントです。

また、ドライブレコーダーは窓ガラスに貼り付けて設置もできますが、取り付け位置によってはリアワイパーを動かした際に邪魔になり、録画した映像が見づらくなってしまいます。そのため、リアワイパーが動く範囲外で設置しましょう。

リアウインドウが動く車の場合は、リアトレイに取り付けるのがおすすめです。

後方専用ドライブレコーダーは、後ろからの記録をしっかりと残せて証拠としても使えるようになります。2022年からはバックカメラの設置が義務化されたので、これを機会に安全運転のために後方専用ドライブレコーダーを導入してみてはいかがでしょうか。