ドライブレコーダーおすすめ15選｜安いのはダメ？1万円以下の高コスパや日本製も

近年、ドライブレコーダーはあおり運転や車上荒らし対策に必須となっています。需要の高まりから、最近では価格を抑えたドライブレコーダーも多数販売されており、さらに購入しやすい傾向にあります。

しかし、格安のドライブレコーダーでは機能が不十分かもしれないと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、安いドライブレコーダーの中でも、機能とコストのバランスが取れた、コスパのいい商品を見分ける方法を解説します。

そのほか、ミラータイプを含む安いドラレコのおすすめの商品15選や、ドライブレコーダーの取り付け方も紹介します。運転中の危険を少しでも減らすため、ぜひドライブレコーダーを取り付けてみてください。

近年、問題となっているあおり運転を記録するためにドライブレコーダーはおすすめです。相手の車種・ナンバープレートなどを証拠として警察に提出したり、時には訴えたりするのも可能です。

特に、女性やお年寄りが運転している場合は、あおり運転を受ける可能性が高まります。ドライブレコーダーを付けていれば、あおり運転をされにくくなります。

自動車がお互いに走っている状態で事故を起こした場合、どちらが悪いと決めるのは非常に難しいとされていました。しかし、近年は状況証拠としてドライブレコーダーの録画記録を利用できるようになりました。客観的に事故の様子を確認するのに非常に役立ちます。

相手に過失を認めさせるためにも、ドライブレコーダーを付けるのが当たり前の流れになりつつああります。また、元々取り付けられた状態で販売されている自動車も増えています。

ドライブレコーダー自体には車上荒らしを止められませんが、犯人の顔を記録することで逮捕につなげられる可能性が高くなります。また、ドライブレコーダーが付いている車は避けられる傾向にあるため、防犯対策にも貢献します。

ドライブレコードは万が一の時に付けるイメージが強いですが、ほとんどの映像は日常のドライブ映像です。そこで、旅行の記録としてドライブレコーダーを利用するのをおすすめします。ドライブレコーダーを付けておくと景色を録画できるため、後から旅の思い出として見返すのも利用方法の1つです。

ドライブレコーダーはフロントガラスの上部に取り付けるため、少し視界が狭くなります。後方に取り付けるカメラはリアガラスに取り付けます。ドライブレコーダーを付けたばかりは、狭くなった視界に慣れるまで慎重に運転をしましょう。

ドライブレコーダーはGPS機能など通信機能が付いているタイプもあります。そのため、電波がカーナビやオーディオに影響を与える可能性もあります。車内のオーディオにこだわっている場合は、性能がいいドライブレコーダーやノイズ対策されている製品を選ぶのをおすすめします。

ドライブレコーダーを動作させるために電源を取る必要があります。走行中はエンジンによって発電された電気をACC電源のシガーソケットから取るのが一般的です。一方、エンジンを止めている時に使う駐車監視システムは、ドライブレコーダー本体に内蔵している充電池か、外部電源のソーラーバッテリーを使用する必要があります。

一般的に、安いドライブレコーダーとはどの程度の商品を指すのでしょうか。搭載されている性能やタイプ・メーカーによって異なりますが、フロントに1カメラあるタイプで1万円程度、前後・室内の3カメラあるタイプで5万円程度と幅があります。

よって、1万円以下だと安く、5000円以下となるとかなりの格安です。しかし、安い商品はスペックも最小限になってしまいます。売れ筋のドライブレコーダーは1～2万円台のものが多く、機能の選択肢も豊富です。安心の日本製のものもあるので、自分の好みや用途に合わせて選択してください。

安いドライブレコーダーはすべて品質が低いというわけではありませんが、画質が悪かったり使い勝手が悪かったりする製品もあります。安くてもいいドライブレコーダーを購入するために、口コミを参考に選んでください。

また、ドライブレコーダーの中には事故に遭った際に買い替え補助金を貰えたり、レッカー車を無料で呼べたりする付帯サービスが付いているタイプもあります。予算とサービス内容を踏まえて選ぶことをおすすめします。

限られた予算であれば、1カメラタイプが安いためおすすめです。ただし、前方しか録画できないため、自動車の後方で起こった事故の記録ができません。1カメラタイプを前後に1台ずつ付けるという方法もありますが、2カメラタイプを購入した方が安く済むでしょう。

カメラをフロントガラスと後方の2か所に付けられる2カメラタイプが人気です。実は事故が起こるのは後方や側面が多いとされています。前後にカメラを付けておけば、死角となる場所が減るため、事故やあおり運転の映像を残しやすくなります。

ミラー型は付属のバンドやレバーでルームミラーに固定するだけで設置できるものがあり、取り付けが簡単です。商品のなかには、前後撮影や360度撮影できるものもあります。そのため、視野が広くなると死角もカバーしやすいです。

また、ミラー型のドライブレコーダーにすれば、軽自動車など小さめサイズの車での圧迫感を少なくします。コンパクトでもナンバープレートの記録や明るさ調整や音声操作などさまざまな機能が搭載された商品もあります。

カメラが映せる範囲を画角と呼び、水平画角は108°、垂直画角は60°がおすすめです。また、装着する自動車の形によって画角を選びましょう。横幅が広いセダンタイプは水平画角が広い方がよく、ワゴン車などの車高が高い自動車に取り付けるのは垂直画角が広いとうまく撮影できます。

カメラ1台タイプの中には360°撮影できるドライブレコーダーもあります。後方にカメラを取り付ける手間がありませんが、本体価格が高い商品が多いです。

あおり運転や当て逃げをされたときに、相手の車を特定するために必要な情報がナンバープレートです。WQHD（2560×1440）・フルHD（1920×1080）・HD（1280×720）の順に高画質となっています。フルHD以上を選べばナンバープレートがはっきりと映る画質です。

ドラレコの中には、逆光や明暗差を補正してくれる画像補正ができるタイプもあります。

夜間やトンネルなどの暗い場所での様子が撮影できるかどうかも重要です。自動で明るさを調節する機能のことをHDR（ハイダイナミックレンジ）やWDR（ワイドダイナミックレンジ）と呼びます。白飛びや黒飛びを防ぎ、周りの明るさに関わらず、鮮明な映像を残せます。

車上荒らしや駐車中の当て逃げ対策をしたいのであれば、駐車している間も録画できるタイプを選びましょう。振動を感知するGセンサーや人の動きを感知する動体センサーによって、録画を開始します。

ただし、走行中のようにエンジンからの電源供給がないため、バッテリーが上がらないように電圧監視を行うバッテリー保護機能付きだと安心です。

ドライブレコーダーでLED式の信号機を撮影した際、点滅する場合があります。たとえばドライブレコーダーのフレームレート（fps）が30fpsの設定で、1秒間に30回のコマで撮影して信号機と同期すると起こります。

点滅するのを防ぐためには、電源周波数が違う製品を使いましょう。ドライブレコーダーの標準は30fpsのため、フレームレートが27.5fpsや31fpsなどの製品を選ぶのがベストです。

ドライブレコーダーの録画映像を保存するには、SDカード・ミニSDカード・microSDカードなどが必要なタイプがほとんどです。最近はマイクロSDカードが主流です。最初からセットになっている場合がほとんどですが、ごくまれに格安モデルなどではSDカードは別売になっています。

ドライブレコーダーを安く購入できたと思ったら、後から数千円の出費が必要になる場合もあります。価格比較の際は、付属品に含まれているか確認しておきましょう。

GPS機能は位置情報を記録しますが、事故などのアクシデントが起きたときの映像に正確な時刻も記録します。トラブルの検証に必要となる決定的な証拠にもつながるので、GPS機能を搭載しているドラレコであるとより安心です。

スペックを見た限りではわからないこともありますよね。購入した人の口コミをチェックすると、リアルなメリット・デメリットが分かります。特に最近は、YouTubeなどの動画サイトで詳しく解説したものや、視野角・画質・補正具合などのテスト動画などが確認できるので、購入前に手軽にチェックできます。

オートバックスではコムテック・ユピテル・セルスターなどさまざまなメーカーのドライブレコーダーが購入可能です。オートバックスでは対象商品に指定されたドライブレコーダーを選ぶと、取り付け工費が込みになるサービスがあります。

ドライブレコーダーは前後2カメラタイプ・全方位複数カメラタイプ・360度カメラタイプ・前方1カメラタイプ・電子ミラータイプ・リアカメラタイプの6つのタイプから選べます。自分で取り付ける必要がないので、取り付けに自信がない方におすすめです。

ドライブレコーダーは取扱説明書を読めば、自分で取り付けも可能です。ガラス面へカメラを取り付ける場合は、マグネットや吸盤タイプもありますが、両面テープが主流です。

配線をする際は、エアバッグの邪魔にならないようにしてください。また、ケーブルが視界の邪魔になったり引っかかったりしないことも重要です。フロントガラス上部の窓枠部の隙間や、支柱の内装材の中を通すとすっきりします。

ただし、どうしても配線ができているのか心配な場合はディーラーやイエローハットなどの販売店で依頼するのがおすすめです。ドライブレコーダーの中には、配線不要なタイプや簡単に取り付けられるタイプもあります。

万が一の時のためにドライブレコーダーを自動車に付けている人が増えています。安くても必要なスペックが揃っている商品も多いので、本記事を参考に、コスパのいいドライブレコーダーを選んでください。