日本酒「寒菊」のおすすめ7選！99・晴日・True｜口コミをご紹介

現在注目度が高まっている千葉県の名酒、寒菊銘醸の『寒菊』をご存知でしょうか？130年以上の歴史を持つ寒菊銘醸は、九十九里の自然環境や食生活に寄り添った醸造を続けています。

日本酒、本格焼酎、ビールの製造・販売を行っていますが、特に日本酒はユーザーからの評判が非常に良く、リピーターも相次ぎ限定品は入手困難なほどです。商品数も豊富ながら、どれも異なった特徴を見せる日本酒の数々が、より一層寒菊銘醸への視線を集めています。

この記事では右肩上がりの日本酒分野から、寒菊銘醸の代表作『総乃寒菊』や、千葉県の風土・原料米の特徴を存分に生かした商品をご紹介します。ご自身の好みに合ったお酒を探してみましょう。

総乃寒菊とは、山田錦やコシヒカリを原料米とした辛みの強い日本酒です。大吟醸の『夢の又夢』は、10年連続で全国新酒鑑評会金賞を受賞するほどの実績を持ち、注目を集め続けています。

シリーズは『定番酒』『Premium』『ROC(Rice Of Chiba) Limited』の3種類があり、純米酒から純米大吟醸まで揃っています。海外への販売も行っており、商品流通量も充実していることが特徴です。

『定番酒シリーズ』は通年購入できる、総乃寒菊の原点となる日本酒です。食中酒として味わうことを目的としており、クセのない爽やかな後味が魅力になっています。

しかし、近年では貯酒として管理できるお酒の量が減少しており、生産・流通が少なくなっているのが現状です。今後は次項でご紹介する寒菊シリーズが主流となってくるので、併せて確認してみてください。

精米歩合50%以上の大吟醸が揃ったシリーズです。Premiumの名前のとおり原料の処理から貯蔵管理までこだわりぬかれており、雑味がない高級感が売りの日本酒です。

ただし定番シリーズと同様、このPremiumシリーズも現在では手が入りにくくなっています。寒菊の大吟醸を味わいたければ、『晴日 Special Yell』や『総の舞29 Beyond C』などがおすすめです。

『ROC(Rice Of Chiba) Limitedシリーズ』は、千葉県産のお米の魅力を伝えるために生産された無濾過生原酒です。丁寧に時間をかけて製造するため、流通量は少なく店舗限定での販売となっています。

ラインナップは以下の5種類です。

• 五百万石50
• ふさこがね60
• 総の舞60
• コシヒカリ60
• コシヒカリ90

微発泡のため飲みやすくなっています。パッケージもオシャレで目を引くので、見かけたときはぜひ手に取ってみてください。

『True Red』は旨みをふんだんに閉じ込めた、精米歩合50％の純米大吟醸です。「True＝真実」をテーマに製造されたこの日本酒は、赤い菊の花ことばである「愛情」の思いも込めて命名されています。

味にもその優しさが表現されていて、苦みが少なく、りんごのようなほのかな香りが上品さを演出しています。

True Red同様に、寒菊銘醸の知名度をグンと上げた人気の日本酒が『True White』です。

味の特徴としては、フルーツ系の甘さではなく洋菓子のような強い甘みが感じられることが挙げられます。最後には若干の苦みが残り、飲み口から後味への変化を楽しめることも注目ポイントです。

バランスよくまとまったお酒が好きなら『True Red』、甘みの強いものが好きなら『True White』と飲み比べてみてはいかがでしょうか。

九十九里浜海岸の風土を伝えるために、様々な季節感を表現したのが『OCEAN99シリーズ』です。店舗限定販売品も含まれますが、全6種類のこのシリーズは絶大な人気を誇っています。

• 凪 -Spring Misty-：シリーズ唯一の“うすにごり”
• 空海 -Inflight-：夏に飲みたいフレッシュな味わい
• 銀海 -Departure-：甘すぎないスッキリした香りが広がる
• 青海 -Summer Sea-：青リンゴのような甘さにキリッとした爽やかさをプラス
• 星海 -Starlight Sea-：みずみずしい甘さを酸味と旨味でバランスよくまとめた
• 橙海 -Arrival-：微発泡のまろやかさが印象的

商品名である『晴日（せいじつ）』の意味のとおり、オレンジ色の晴れやかなパッケージが目を引く純米大吟醸です。山田錦と赤磐雄町を50％まで磨いて製造された無濾過生原酒は、そのラベルだけでも十分な旨みを表しています。

香りはりんご系の爽やかさ、味はジューシーさが強調されつつも後味に酸味や少々の苦みを感じられます。メリハリの利いた日本酒がお好きな方には、一度は試して頂きたい商品です。

生産量が少ない希少な兵庫県産『愛山』を惜しみなく使用した、上品さが売りの日本酒です。赤いラベルの印象そのままに、華やかに広がるフルーティーさが人気を集めています。

濃厚な甘さの中に爽快感も受け取れることから、どんな料理とも合わせやすいことが特徴です。寒菊銘醸の商品のなかでもリピート率が高い1本です。

寒菊銘醸が1年の感謝をこめて特別に製造するのが『39-Special Thanks-』シリーズです。雄町を39%磨いて製造され、生酒と火入れの2種が販売されています。

味は酸味が効いており、のど越しの爽快感を感じられることが特徴です。価格も手ごろなので、発売が開始した際には手に取ってみたい1本です。

日本酒原料米「総の舞」を29％精米して製造された『Beyond C』は、フルーティーさ・コク・濃厚さのどれをとっても一級品です。甘みがバランスよくまとまりながら、高精米らしい苦みのない爽やかさが大人気の理由と言えます。

希少性の高い商品であるうえに、価格的にも手を出しやすいため、入手するには発売状況をこまめにチェックする必要があります。

実際に寒菊の日本酒を試した方の口コミを確認したところ高評価の連続でした。いくつかピックアップしてご紹介します。

どの商品に対する口コミも「満足できた」という旨のものばかりで、星の数も4～5つばかりでした。取扱店からの発送に関する評価も高いため、安心して購入できます。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

この記事では現在注目を集めている『寒菊銘醸』の寒菊シリーズをご紹介しました。高品質な原料米を使用し、精度の高い精米をしながらもお手頃な価格で購入することができるのが人気の秘訣です。シーンに合わせて飲みたいものから、なかなか手に入らない限定品まで種類豊富に製造・販売されています。千葉県の日本酒を味わう際には、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてください。