【2025】カーボンフレームのロードバイクおすすめ10選｜コスパ最強は？

密集・密接を避けるため、自転車を利用する機会が多くなっていますよね。加えて2010年代以降のブームに伴い、スポーツバイクのニーズが高まっています。特にロードバイクはスピードが出やすく、サイクリング・ツーリングのほか通勤・通学に使う方も少なくありません。

特に最近人気を集めているのが、カーボンロードバイクです。カーボンフレームといえば高価なイメージが先行しますが、安い商品も登場しています。中古・アウトレット品以外にも安い商品があるため、コスパ最強のカーボンロードバイクを上手に選びましょう。

この記事では、カーボンフレームのコスパ最強のロードバイクについて紹介します。フルカーボンの車体などカーボンの魅力や、ロードバイクの選び方・人気のメーカーも紹介しているので、ランキングとともに参考にしてみてください。

ロードバイクの素材は主に3種類です。それぞれのメリットとデメリットを見ていきます。

カーボンフレームの一番のメリットは、圧倒的な重量の軽さです。車体が軽くなるため、操作がしやすく軽快な走りが可能です。また、衝撃吸収も高く乗り心地の良さがメリットです。さらに、カーボンは加工がしやすいため、デザインが豊富でおしゃれ。他の素材と比べてデザインの自由度が高くなっています。

フレーム全体がカーボンでないものも、ハンドルやシートポストのみカーボンにカスタマイズ可能。それにより振動吸収性がアップし、しなやかな走りが得られます。

カーボンのデメリットは価格の高さと想定外の方向から衝撃がかかると壊れやすく、アルミより強度が低い点です。価格が高いと感じる場合は、一部分だけでもカーボンにし、違いを確かめるのがおすすめです。

アルミは軽量で錆びにくい点が特徴です。カーボンより耐久性が高く、破損しにくいのがメリット。また、比較的価格が安いためロードバイクを初めて購入する方におすすめです。ただ、長年愛用しているとフレームが劣化し、カーボンフレームと比べると物足りなさが出てきます。

強度が高く、アルミフレームが登場するまではメインの素材として使用されていました。しかし、アルミやカーボンより重量が重いため、長距離を走行するのに向いていません。素材自体はしなやかさが特徴で、衝撃を吸収してくれるため乗り心地はgoodです。

通勤や通学であればアルミやクロモリのフレームでもOKです。しかし、20km以上の長距離を毎日走行するなら、カーボンフレームがおすすめです。

カーボンの一番のメリットは軽さです。軽ければそれだけ疲れにくくなります。地面からの衝撃が少ないので、悪路でも疲労が軽減されます。また、乗り心地が違うので毎日となるとカーボンフレームなら快適です。

ロードバイクの種類のひとつにエンデュランスロードがあります。エンデュランスロードは、長距離を走りやすくするための工夫がされたものです。ロードバイクは長距離用ですが、さらに極めたい方はエンデュランスモデルがおすすめです。

本格的な趣味にする方はカーボンフレームがおすすめです。特に、レースのようなイベントに参加するなら順位を争ったり、タイムを更新したりします。そうなるとロードバイクの性能が大きく関わります。レースに参加する方のロードバイクは、ほとんどカーボンフレームです。

カーボンフレームは衝撃吸収性に優れており、少々の衝撃では影響を受けません。そのため壊れやすいわけではありませんが、金属素材以上に素材の劣化によるダメージに気を付ける必要があります。というのも樹脂であるカーボンは水・紫外線に弱く、屋外使用が続くと接合部が劣化してしまうため。

劣化した接合部は衝撃の影響を受けやすくなり、フレーム破損の可能性も高まります。ただし適切にメンテナンスしていれば、アルミ・チタンフレームなどと同様に10年程度の長期運用も可能です。

コンポーネントとはシフトやブレーキ・ギアなどロードバイクに装備されているパーツです。コンポーネントによってグレードが変わってきます。グレードが高いロードバイクとは、ギア数が多い・ブレーキの制御力が高いなど高性能なものです。

グレードはランク付けされており、最高峰がデュラエース、その次がアルテグラです。プロでなければカーボンフレームのミドルグレードがおすすめです。

カーボンフレームのロードバイクの中で人気のメーカーを紹介します。

ヨーロッパのメーカーが多い中、トレックはアメリカのメーカーです。耐久性が高く人気。さらに、独自の技術で作られたカーボンフレームのロードバイクは、軽さと耐久性の両方を兼ね備えています。レース用だけではなく、気軽に乗れるロードバイクも販売しています。

メリダは高いコスパを誇る台湾のメーカーです。ロードバイクを自社工場で設計・開発し、徹底したコストダウンを図っています。エントリーモデルからレーシングモデルまで幅広くラインナップしており、カーボンフレームのロードバイクも手に入れやすい価格です。

フレームセットのみの販売も行っており、高品質のカーボンフレームセットを安く手に入れたい方にも適しています。

世界的に有名なビアンキのロードバイクは、10万円台から100万円台まで揃っています。フレームもカーボン・アルミ・クロモリとすべての素材から選べます。ビアンキを象徴する美しいカラーに憧れる人も多いです。中でもエンデュランスモデルの乗り心地は評判です。

ジャイアントは台湾の大手自転車メーカーです。スポーツバイクを中心に展開しており、独自工法に基づいて設計したフレームを採用しているのが特徴。軽量化を図りつつ優れた剛性も実現しています。

ロードバイクのデザインは全体的に控えめであるものの、質実剛健でコスパ最強。価格が安い上に日本人でも扱いやすいため、初心者・女性にもおすすめです。

カナダのトロントにあるメーカーです。サーヴェロでは、エンジニアリングチームが綿密に計算し、設計した機能とテクノロジーをミックスし製造しています。そのため、バイクパフォーマンスが高く、目的にマッチしたロードバイク選びができます。

毘沙のロードバイクは、ヨーロッパの有名メーカーのフレームを手掛ける工場と提携し、国内で製造しています。フルカーボンフレームは、振動が少なく軽量で乗り心地が抜群です。国内で製造するためメンテナンスのしやすさがメリットです。

カーボンフレームのロードバイクの寿命は10年ほどと言われています。しっかりメンテナンスすれば長く愛用できます。そのため、いくつかの点に気をつけましょう。

まず、カーボンフレームは衝撃の方向によっては破損しやすいです。そのため、狭い間を通ったり、壁に立てかけたりしないようにします。また、ハンドルを切り過ぎたり、力を加えすぎたりしないようにします。保管はできるだけ室内にし、紫外線や雨にあたらないようにするのがおすすめです。

ロードバイクを少しでも安く買うなら、中古で型落ちのモデルがおすすめです。中古バイクを取り扱うお店や通販などこまめにチェックしましょう。

そのほか、アウトレット商品もねらい目です。アウトレット商品のメリットは見た目が新品である点。在庫過多や小さな傷により割引されています。うまく見つけられればコスパ最強のロードバイクが手に入ります。

結論から述べると、激安のカーボンフレームは存在します。中古・アウトレット品を避けたい場合は、海外の無名メーカー製のものを選ぶ方法が有効。特にノーブランドの中国産カーボンフレームは激安で、セットでも3万円程度で購入できる事例があります。

ただし有名メーカー製のブランド商品と比べると品質・信頼性の面で及びません。また配送までに日数を要する場合が多いため、デメリットを含めて価格の安さとトレードオフであると考えましょう。

ロードバイクを最大限に楽しむならカーボンフレームがおすすめです。一度カーボンフレームに乗ると、その軽さや走りや乗り心地が忘れなくなります。カーボンフレームは扱いによりいっそう気をつけなければなりませんが、ロードバイクを極めたい方はカーボンフレームに乗り換えてみてください。