1DINカーオーディオおすすめ12選｜Bluetooth対応・高音質モデルも！

車内でお気に入りの音楽を高音質で聞ければ、ドライブや日々の運転がより楽しくなります。しかし、カーオーディオの設置スペースがない・導入コストを抑えたい方は多いですよね。そんな方におすすめなのは、「1DINカーオーディオ」です。

1DINカーオーディオは、コンパクトなサイズ感で、取り付けスペースが1DIN規格の車に設置できます。Bluetoothに対応したものやレトロな風合いが楽しめるものなどさまざまです。しかし種類が多く、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、1DINカーオーディオの失敗しない選び方を解説します。さらに、1DINカーオーディオのおすすめ商品もご紹介。人気メーカーである「カロッツェリア」の製品や、最高峰のハイエンドモデル・音質重視な方向けのモデルも紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

カーオーディオとは、車内で音楽を聴くためのオーディオ装置です。車のエンジンノイズやロードノイズに負けないように、高出力に設計されています。CDはもちろん、お使いのスマホ・タブレット内の音楽も、USBケーブルやBluetoothを利用して高音質に再生可能です。最近では、CD規格の17倍以上の情報量を持つ最高峰モデルが登場し、音質重視の方からも評価されています。

「DIN（ディン）」とは、現在の市販オーディオユニットのほとんどに採用されている、ドイツが制定した国際標準規格です。カーオーディオには、コンパクトで安い1DINタイプと、ディスプレイ搭載で高機能な2DINタイプがあります。

1DINは横180mm×縦50mmで、CD・ラジオ・アンプなどを内蔵したシンプルな機能です。2DINは横180mm×縦100mmで、モニター一体型が多く多彩な機能を搭載しています。現在の車は、2DINスペースを設けている車が多いです。

• 1DIN・・・横180mm×縦50mm
• 2DIN・・・横180mm×縦100mm
• ワイドDIN・・・横200mm×縦100mm

お使いのスマホ・タブレット内のミュージックアプリを使用するなら、ワイヤレスで接続できるBluetooth対応モデルを選びましょう。ケーブルが不要なので、後部座席の方も手軽に操作できます。一方で、音質は有線接続より劣るので、音質重視の方は外部入力端子搭載の高音質モデルがおすすめです。

Bluetoothありのカーオーディオの場合はBluetoothのバージョンがVer4.0以降か、「A2DP」か「AVRCP」というプロファイルに対応かどうかのチェックが必要です。

USBメモリに入れた音楽を再生したり、スマホ・タブレットなどとUSBケーブルで接続したりしたい方は、USB端子を搭載したモデルを選びましょう。AAC・WAVなどの非圧縮フォーマットをそのまま高音質に再生できます。また、SDカードに入れた音楽を再生したい方は、SDカードスロットを装備したモデルがおすすめです。

CDの音楽を再生したい方は、CDドライブを搭載したモデルを選びましょう。その際に、再生できるCDの種類を確認しておきましょう。市販のCDの他、CD-R・CD-RWなどに対応していると、自作のCDも再生可能です。また、中には1DINでありながら、DVDに対応したモデルもあります。

BluetoothやUSB接続に対応していない、オーディオプレーヤーと接続するなら、AUX端子を装備したモデルを選びましょう。ステレオミニケーブルを使用するので、イヤホン端子を装備したオーディオプレーヤーと接続できます。有線接続なので、音飛びや音質劣化が少ないのが特徴です。

音質重視の方は、ハイレゾ音源に対応した1DINカーオーディオを選びましょう。ハイレゾとはCD規格以上の音質のデジタル音源です。ハイレゾを高音質のまま再生するためには、再生機器もハイレゾに対応している必要があります。ハイレゾ音源対応フォーマットの、WAV・FLACなどに対応しているかチェックしておきましょう。

1DINカーオーディオはデザインもとても重要です。1DINはコンパクトサイズなので、後付けがしやすく車内をスマートに彩れます。最近では時代をさかのぼったレトロなデザインが人気です。また、単にルックスだけでなく、ボタン配置やボリュームノブが右にあるか左にあるかなど、機能的なデザインかも見ておきましょう。

車載機器に特化した日本の電機メーカー「Pioneer（パイオニア）」。同社のカーオーディオ専門ブランドであるカロッツェリアは、1DINカーオーディオだけでも豊富な製品ラインナップを誇ります。1万円を切る製品が多いので、コスパを重視する方におすすめのメーカーです。

家庭用オーディオ機器・カーマルチメディア機器・無線通信機器などを手掛ける日本の電機メーカー「KENWOOD（JVCケンウッド）」。機能性・音質に優れたカーオーディオを数多く手掛けています。ハイレゾ対応や音質にこだわった製品が多いので、音質重視の方におすすめのメーカーです。

日本に本社を置く、フランスのフォルシアグループ傘下の車載音響機器メーカー「Clarion（クラリオン）」。カーオーディオは、美しい外観はもちろん、操作性を重視した機能的なデザインを取り入れています。デザイン性を重視する方におすすめのメーカーです。

アルパインの「AlpineF#1Status」は、世界最高峰のハイエンドモデルなカーオディオです。カーオディオでは初めて、384kHz/32bitのハイレゾ音源での再生が可能になりました。384kHz/32bitといってもピンとこない方もいると思いますが、これはCDの約17.4倍の情報量となります。さらに、音の歪みも最小限に抑えた造りになっているのも特徴です。

アルパインは、カーオディオでいくつも賞を取っている日本のメーカーです。カーナビや音響機器をはじめとした電子部品を製造販売しています。日本だけでなく、アメリカやアジアなど海外にも展開しています。なかでも人気の「Zシリーズ」はハイレゾ再生や、HDMIの接続・USBの接続・ドライブレコーダーとの連携などが可能です。

カーオーディオは自分で交換可能です。交換する手順を見ていきます。

1. オーディオが取り付けされている部分のパネルを取り外す
2. 後方のケーブルに接続されている配線を外し、オーディオを取り外す
3. 交換する新しいオーディオを配線する
4. 通電確認し正しく作動していれば本体オーディオを取り付ける
5. パネルを元の位置に戻す

作業する際は、電流を遮断するようにしてください。カーオーディオは正しく設置する必要があります。作業に不安のある方はカー用品店などにお願いするのがおすすめです。

本記事では1DINカーオーディオの選び方とおすすめ商品12選を紹介しました。1DINカーオーディオを使えば車内で最高の音楽が楽しめます。用途や選び方をしっかり押さえて、自分にぴったりの1DINカーオーディオを見つけましょう。