ダークブラウンのヘアカラーおすすめ8選｜どんな髪色？市販のセルフカラーのコツも

女性に限らず、男性も個性的な髪色を楽しめる時代になってきました。アルバイト・パートタイマーだけでなく企業のオフィスワーカーに対しても、ヘアカラーに寛容な職場が増加傾向にあります。

とはいえ、極端に目立つ髪色は選びにくいもの。特にお客の目や上下関係のある職場では、ベーシックな黒に近い茶色のダークブラウンを選ぶのが確実です。そこでおすすめなのが、自分で染毛できるヘアカラー剤です。正しく使えばドラッグストアで購入できる市販品でも、セルフカラーできれいに染められます。

以上を踏まえ、本記事ではダークブラウンのヘアカラーの選び方・基礎知識・髪染めおすすめメーカー・おすすめ商品8選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

ダークブラウンとはトーンの低いブラウンカラーのことをいいます。学校やオフィスでもなじみやすいく、初めてヘアカラーされる方にも挑戦しやすい人気のカラーです。特にイエベ秋やブルべ冬の方には肌の色とも合っておすすめのカラーです。

ダークブラウンカラーはものによってはブリーチなしでも可能です。その場合、地毛に少し色味を足した透明感のある自然な仕上がりになります。また、艶を出したい方にはブリーチをおすすめします。ブリーチありでも暗めに仕上がるため、トーンダウンさせたい方には特におすすめです。

市販のヘアカラーが正常に機能する温度は、おおよそ20～30℃程度です。そのため前もって室温20～30℃程度の環境にヘアカラーを置いておき、同じ部屋で使用するのがベスト。特に温度が低いとスムーズに染められないため、冬場には空調を効かせる必要があります。

ヘアカラーで上手に染毛するコツの1つとして、部分によってカラー剤の配分を変える方法が挙げられます。たとえば襟足・もみあげ・毛先などは色ムラが目立ちやすいため、少し多めに塗るのがおすすめです。

また、染め上げの所要時間は髪質によっても異なります。細くて柔らかい髪質の場合は、標準の放置時間より5分程度短くするのがおすすめ。反対に太くて硬い髪質の場合は、標準よりも5分程度長く放置しましょう。

「ダークブラウン」と表記されているヘアカラーであっても、メーカー・商品によって色味が異なる場合は珍しくありません。たとえばブラウンの表記でも実際には暗めのトーンであったり、ダークブラウンでもやや明るい印象を受けたりする場合があります。トラブルを避けるためにも、商品購入前には必ず色見本をチェックしましょう。

ヘアカラーはメーカー・商品ごとに使用方法・手順などが異なります。商品によって塗布する順番・塗布後に空ける時間・洗い流しの有無などはさまざまです。そのため説明書をよく読み、手順に沿った使い方を守りましょう。パッケージや仕様情報に記載がある場合は、購入前に読み込んでおくとトラブル・リスクを減らせます。

パッチテストとは、肌トラブル・かぶれのような反応の有無をチェックするための皮膚アレルギーテストです。ヘアカラーを頭部全体に使用する前に、腕に軽く塗布してテストする要領がスタンダート。特に初めて使う商品に対しては必ずパッチテストを行いましょう。

なお使用歴のある商品でも、体調によってはアレルギーが生じる場合があります。そのためパッチテストは都度行うのをおすすめします。

おしゃれ染めと白髪染めでは、アプローチの方法に大きな違いがあります。おしゃれ染めの場合は「色素の分解」が中心であるのに対し、白髪染めでは「染毛」の作業が中心です。

おしゃれ染めでは最初に髪のメラニン色素を分解し、追って新たに色を入れていく要領で進行します。一方、白髪染めの場合はメラニン色素の不足した部分を補色していく要領です。そのため若年層はおしゃれ染めが多く、高齢層は白髪染めが中心になる傾向があります。

泡タイプは、髪全体を泡で包み込んで使うシンプルなヘアカラーです。シャンプーと同じ要領で手に泡を乗せ、髪全体に均一になじませるように塗布します。髪をブロッキングする手間が要らないため、初心者にぴったり。

注意点として泡が行き渡らない部分は染色できないため、十分に泡立てて髪全体になじませましょう。

乳液タイプは乳液状のカラー剤をコームで塗布するスタイルのヘアカラーです。液体のため伸びが良く、髪の毛にまんべんなく塗りやすいメリットがあります。特にロングヘアの方にはぴったりです。

またカラー剤の密度が高いため、染まりにくい髪質・水分を弾きやすい髪質におすすめ。注意点としてセルフカラーに不慣れな場合は均一に塗布するのが難しく、ムラを生じる可能性があります。

クリームタイプは髪に密着するため液垂れしにくく、しっかり染められるのが特徴です。性質として根元にしっかり留まるため、根元にフォーカスした部分染めに適しています。小分けするには、髪を6～8つ程度にブロッキングしてから塗布するのがおすすめ。白髪染めを兼ねて使いやすい点でも人気です。

染色に必要なヘアカラーの分量は髪の長さによって異なります。たとえばロングヘアーの場合、商品によっては2点分の分量が必要になる場合もしばしばです。もし分量が不足した場合は髪全体をきれいに染められず、中途半端な仕上がりになってしまいます。

ヘアカラーを購入する際には商品の内容量だけでなく、髪の長さに適応する必要分量もセットでチェックするようにしましょう。

ヘアカラーの使用に伴って髪が傷んでしまう場合があるため、ダメージを抑えるにはトリートメントが欠かせません。トリートメントを別途購入して対応する方法もありますが、おすすめはヘアカラーにトリートメントが付いたパッケージ商品です。

ヘアカラーに付属するトリートメントは、メーカーが自社ヘアカラーとの相性を考慮して選んだもの。そのため失敗のリスクが少ないです。

肌の弱い方には天然素材のヘアカラーがおすすめです。天然素材の代表格といえばヘナ。古代エジプトではクレオパトラも使用していた説があるほどで、非常に深い歴史を持っています。天然素材のヘアカラーは髪が傷みにくい仕様な上、トリートメント効果を得られるものもあります。

ただ、そのぶん合成素材よりも色が入りにくい場合がある難点はあります。

内容量・色味のような情報とは異なり、色持ちの良さはほとんどパッケージに記載されていません。個人差による要素も作用するため、含まれている成分やユーザーの口コミを参考にするのが妥当と考えられます。

ちなみに市販のヘアカラーは目安として1ケ月程度色持ちすると言われています。またカラーが髪になじむには少なくとも24時間かかるとされており、染色した当日は髪を洗わないようにするのがおすすめです。

マンダムといえばヘアスプレーやマンダム・シェービング剤のギャツビーが有名ですが、ヘアカラーでも高い品質を誇ります。1989年にスタートしたルシードラインの中でも、ヘアカラー用品「ルシード・エル」は代表格。

また、メンズ向けのカラー材も販売しており、アッシュ系ダークブラウンなどがあります。男性の白髪染めにフォーカスした、「ルシード男の白髪染めシリーズ」も人気です。

ダリヤはヘアカラーの「パルティ・クレオディーテ」、白髪染めの「サロン・ド・プロ」と2つの看板ブランドを展開するメーカー。主に30代以降をターゲットにしており、白髪が気になり始めた方向けの商品スタイルが特徴です。

男性用・女性用の商品をラインナップしており、幅広いユーザーをサポートします。またスピーディーな仕上がりも魅力の1つです。

ホーユーはヘアカラーの「ビューティーラボ」、白髪染めの「ビゲン」で有名なメーカーです。水で溶いて使う粉末タイプやヘアカラートリートメントなど、髪へのダメージを考えた商品設計が特徴。ちなみにビューティーラボの姉妹商品として、ハイティーン層にフォーカスした「ビューティーン」も展開しています。

セルフカラーで色落ちしたらどうなるかも、気になるポイントですよね。ヘアカラーを使って黒髪からダークブラウンに染めた場合、色落ちのペースは緩やかです。

色落ちの心配が要らないわけではありませんが、地毛に近い色合いのため、多少色落ちしても大きな違和感を与えません。先述したようにヘアカラーの色持ちはおおよそ1ケ月なので、定期的に補色・染め直しするのがおすすめです。色落ち過程には個人差があるので、様子を見て染め直しを検討してみてください。

ヘアカラーの中でもダークブラウンは人気が高いカラーで、日本人の黒髪とも相性良好です。適切な選び方・使い方をすれば、色ムラ・色落ちといった悩みも減らせます。本記事を参考に、ぜひダークブラウンのヘアカラーでおしゃれを楽しんでください。