レカロのおすすめオフィスチェア3選を紹介！中古価格や評価の解説も

テレワークの普及に伴い、在宅での仕事に適した椅子を導入するニーズが高まっています。今では個人が自宅にオフィスチェアを置く事例も珍しくなくなりました。そんな中、ネットを中心に評判なのがレカロのオフィスチェア「24Hチェア」です。

自動車用シートのメーカーとして世界的な評価を得ているレカロ製のオフィスチェアは、もちろん座り心地抜群。整形医学・人間工学に基づく合理的な設計で、長時間のテレワークに堪えられる優れものです。

以上を踏まえ、本記事ではレカロオフィスチェアの基礎知識・口コミ評判・自作の可否などをご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

レカロ（RECARO）はドイツ生まれの自動車用シートメーカーです。元々の中心事業はレーシングカー用座席シートの製造でしたが、シートの優れた品質が評価され、航空機の乗客席・電車の運転席などにも採用されました。現在はオフィスチェア・ベビーカーなど、オフィスや家庭向けの商品もラインナップしています。

レカロのオフィス向けチェアは「24H Chair」のブランドネームで展開されています。レーシングシートの流れを汲むスタイリッシュな外観ながら、整形医学・人間工学に基づく合理的なデザインです。

長時間の使用を想定し、着座時に背骨の形状が自然なS字カーブを描くよう設計されているのが特徴。日本における代表的な事例として、全国30ヶ所以上の消防署本部指令室に採用されています。

新品のレカロオフィスチェアは、おおよそ2通りの価格帯に分かれます。価格帯の差は張り地の違いによるもので、ファブリック仕様のタイプは約17.7万円、レザー仕様のタイプは27.5万円です（24H Chair・いずれも税込）。予算不足の方場合は中古品を選ぶか、後述のように自作も検討しましょう。

レカロオフィスチェアの中古品はおおよそ4～7万円程度で取引されています。定価が17～18万円程度である点を踏まえると大変安いものの、標準的なオフィスチェアと比べるとやはり高額です。

通販の場合は基本的に自己チェックできないため、ダメージの度合い・認識に個人差が生じがち。特にフリマサイトのような個人出品の場合はリスクを伴うため、実店舗でチェックできると理想的です。

レカロは「RECARO Gaming」のブランドネームでゲーミングチェアもリリースしています。しかし残念ながら、RECARO Gamingの商品は日本では発売されていません。

ちなみにRECARO Gamingがスタートしたのは2016年で、ラインナップはRECARO Exo・RECARO Raeの2シリーズが中心。価格帯は日本円に換算しておおよそ7～15万円程度です。

ご紹介した基礎知識を踏まえ、レカロオフィスチェアに対するユーザーの評判をチェックしてみましょう。

全体的な傾向として、長時間使用しても疲れにくい点が評価されています。腰痛に悩んでいる方にも人気のようです。価格に見合った満足を得ているユーザーが多いですね。

レカロのオフィスチェアは材料次第で自作可能です。レカロでは自動車用シートのほか、専用の脚部パーツも販売しています。またアームレストも別売りされており、予算に応じてアームレス仕様に仕上げられます。

気になる脚部パーツの価格は、おおよそ3.1～3.2万円（税込）。例えばシートだけ中古の格安品を購入し、新品の脚部と組み合わせるといったアプローチも可能です。予算に合わせて自分好みのオフィスチェアを自作しましょう。

大阪府堺市の自動車チューニングショップ、㈱トライアルはレカロチェアのセミオーダーサービスを行っているユニークな企業です。オフィスチェアにも対応しており、シートのカラー・素材といった仕様のほか、背もたれの高さ・座面高・奥行といった細かい寸法もオーダーできます。

アームレスト・脚部パーツ付きの標準タイプで約13万円からと、価格も既製品と大差ないため検討する価値は十分です。

シートが世界的に高い評価を得ているように、レカロオフィスチェアは座り心地抜群です。長時間の着座にも堪えやすく、テレワークにも適しています。ぜひ本記事を参考に、レカロオフィスチェアで最高の座り心地を体感してください。