【最強】オフィスチェアおすすめ13選｜高コスパ・疲れないチェアは？

オフィスチェアといえば企業オフィスに置かれるイメージがありますが、自宅・テレワーク用としてもおすすめです。特に近年ではテレワークの普及に伴い、自宅での作業用にオフィスチェアを導入する動きが盛んになっています。

自宅で使用する場合は、リクライニング・フットレストといったリラックスに役立つ機能をフルに使えるのが利点。人間工学タイプなら長時間の着座にも堪えられます。とはいえ、価格帯・選び方などに不安を覚える方も多いはずです。

そこで本記事では、オフィスチェアの価格相場・選び方・おすすめメーカー・おすすめ商品13選をご紹介します。ニトリやコスパ最強のオフィスチェアの情報を、徹底的にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

1万円台のオフィスチェアは低価格の事務用回転椅子が中心です。アームレスト・ヘッドレスト・リクライニングといったパーツ・機能を付けずコストカットしており単価も安いため、オフィス開設時のまとめ買いに適しています。

また、多くはローバック設計で高さが抑えられておりコンパクトに収まるため、設置の際に空間を圧迫しません。自宅の作業スペースが狭い場合にもおすすめです。

2～3万円の予算があれば、ミドルバック・ハイバックのオフィスチェアも購入可能です。アームレスト・リクライニング機能付きのタイプも珍しくないものの、高額品と比べると品質・性能は劣ります。

ひとまず一定水準の外観と機能をクリアしたい場合におすすめ。ちなみにゲーミングチェアの場合はランバーサポート・フットレストなども付いた、比較的上質な製品を選べます。

3万円台のオフィスチェアは、アームチェア・ヘッドレスト・リクライニング機能といったオプションが充実したものが中心です。企業オフィスの場合は中堅～幹部クラスに割り当てられる場合があります。

コスパがいいためオフィス用・自宅用ともにおすすめ。ちなみに、メーカーごとにデザインや機能で独自性を打ち出してくるのもこの価格帯からです。

5～10万円のオフィスチェアはエルゴノミクス性能・リクライニング機能などの姿勢矯正・疲労軽減機能を持った高性能のタイプが中心です。長時間の着座に堪えられるため、快適性を求める方に適しています。

なお一般従業員用としては高価なため、企業オフィス用に導入されることは多くありません。テレワーク従事者のように自宅で作業する方におすすめです。

10万円以上のオフィスチェアはエグゼクティブチェアが中心で、いわゆる社長椅子のような高級仕様のオフィスチェアが該当します。高いエルゴノミクス性能に加えて素材の品質・クッション性・デザイン性なども一級です。

非常に高額なため企業エグゼクティブ層・富裕層などが主な対象ですが、価格よりも性能・機能を優先する方には在宅ワーク用にもおすすめです。

事務用チェアは最もスタンダードなオフィスチェアです。アームレスト・ヘッドレスト・リクライニングといったパーツ・機能を付けずにコストカットを図る場合が一般的で、1脚当たりの価格が安いのが特徴です。

背もたれもローバックのタイプが多く、コンパクトで取り回し良好。新規開業・オフィス開設といった機会に合わせて大量導入する際、有力な選択肢になるタイプです。

高機能タイプはエゴノミクス（人間工学）に基づき、着座時の負担軽減・体圧分散を計算して設計されたオフィスチェアです。近年特に注目されている分野であり、メーカーによっては体の特徴に合わせて背もたれの形状も変化するといった独自技術を開発しています。

リクライニング・ロッキングといったリラクゼーション面での機能も充実しており、ON・OFFのメリハリを付けて効率的に作業したい方におすすめのタイプです。

エグゼクティブチェアとは、いわゆる「社長椅子」のような経営者層向けの高級椅子を指します。背もたれはハイバック・エクストラハイバックがスタンダードで、インテリアとしての見栄えも抜群です。

総じて価格は高額ですが、最高級の素材を投入するため手触り・クッション性・耐久性なども廉価品とは大きく異なります。有名メーカー品では10年以上の長期保証を付けている場合もあり、一生ものというべき製品が多いです。

ゲーミングチェアは長時間のゲームプレイを想定して設計されたタイプです。アームレストの可動性・座面の昇降機能といったパーツ各所のカスタム性が高く、安価な製品でもヘッドレスト・ランバーサポート・フットレストといったオプション用パーツが充実しています。

最近は企業オフィスのほか、テレワーク用として自宅に導入する動きも盛んです。

ハイバックは背もたれが高く、肩甲骨の上までをサポートするタイプです。背中を広くカバーできてゆったり座れるため、大柄な方に適しています。長時間の作業でも疲れにくいほか、リクライニング機能を有効に活かせるため腰痛持ちの方にもおすすめです。

またハイバックの椅子は高級感があり、デザイン・インテリアの面でも見栄えが良くおしゃれ。空間に余裕がある場合にぴったりです。

ローバックとは背もたれを低く設計したタイプを指します。高さを抑えることで全体のサイズがコンパクトに収まるため、設置の際に場所を取らず、空間における圧迫感も少ないのが特徴です。

また、ハイバック・エクストラハイバックと比べて価格はリーズナブル。事務用回転椅子と相性がいいため、まとめ買いで一度に複数点を配置する場合に適しています。

エクストラハイバックはハイバックよりもさらに背もたれが高く、首までしっかり支えるよう設計されたタイプです。着座時・リクライニング時ともに3タイプで一番快適に過ごせるため、ヘッドレストが付いていなくとも問題ない場合もあります。

造りが豪華なためサイズがかさばるほか、相応に高額なのがデメリット。いわゆる社長椅子に多く採用されています。

メッシュは生地を薄く設計するとともに、通気用の穴も作るタイプです。空気を循環させて熱を逃がすため、通気性に優れており蒸れにくく快適に使えます。一方、熱が逃げる分冬場に寒さを感じやすい点がデメリットです。

生地の厚みを抑えて穴も作る分、投入する原材料の分量は少なめ。そのためレザー・ファブリックと比べて重量は小さい一方、相応に強度・耐久性も低くなりがちです。

レザーの魅力は所有欲を刺激する高級感と満足感です。実用性・インテリア性を兼ね備え、おしゃれで贅沢な気分を味わえるため日々のモチベーションにつながります。また、撥水性が高いため汚れが付いても落としやすく、手入れしやすいのも利点です。

デメリットとしては温度の影響を受けやすいほか、通気性が悪く蒸れやすい点が挙げられます。また、安価なPUレザーは経年劣化しやすいです。

ファブリックは耐久性が高く経年劣化に強いため、長期利用に適しています。通気性もメッシュ素材には及ばないものの、レザーと比べると良好です。また価格も安いためランニングコストに優れています。

デメリットは他の素材と比べて汚れが目立ちやすく、ホコリも付きやすいためこまめな手入れが必要なことです。特に液体が付いた場合は、素早くケアしないとシミになってしまいます。

リクライニング機能は飛行機・新幹線のシートに備わった後方リクライニングと同じ機能です。長時間のデスクワークには、こまめな休憩が大切。リクライニング機能があれば、シートを倒して一息つくのに役立ちます。

座椅子の場合は一旦シートを前方に倒してロック解除する行程を挟むことが多いですが、オフィスチェアではすべてレバーで操作できるため、非常にスムーズです。

オフィスチェアの中にはアームレストの高さ・向きなどを変えられるタイプがあります。特に3D可動タイプは上下・左右・前後の3次元で動かせるため、汎用性が高くおすすめ。

たとえば座面の高さを変更したり背もたれをリクライニングさせたりした場合、アームレストが固定されていると体勢が不自然になることがありますが、3D可動タイプなら柔軟に対応可能です。3D可動タイプは高機能設計のゲーミングチェアに多く見られます。

ランバーサポートは背もたれに取り付けて骨盤や背骨を矯正し、疲れない姿勢で座れるようサポートするパーツです。ランバーサポートがあれば長時間のデスクワークに伴う負担を軽減するのに役立ちます。

製品によってはランバーサポートが、あらかじめ取り付けられている場合もあります。特に取り外し可能なタイプだと位置調整しやすいためおすすめです。

パソコン操作・筆記作業などのデスクワークでは、無意識のうちに前傾姿勢になりがちです。前傾に伴って骨盤が後方に傾くため、長時間の前傾姿勢は腰痛を招く場合があります。

しかし、前傾姿勢対応の椅子を選べば背もたれと腰が離れずに済むため、大きな負担もかかりません。長時間のデスクワークを前提とする場合は、前傾姿勢対応のタイプを選びましょう。

オフィスチェアには座面・ヘッドレストの高さ調整に対応したものがあります。ほとんどのオフィスチェアはオーダーメイドではないため、利用者の身長や体格にジャストフィットしない場合もあります。

そこで役立つのが座面・ヘッドレストの高さ調整機能です。高さ調節機能によって個人差によるサイズ感の問題を解消できるだけでなく、姿勢の悪化を防ぐ効果も得られます。

「ロッキングチェア」とは、重心を移動させることで前後に揺らしながら寛げる椅子のことです。一部のオフィスチェアにもロッキングチェアと同様の動きを再現する機能が搭載されています。

ロッキングチェア機能はリラックスしながら休憩するのにおすすめ。チェアを揺らしながら音楽を聴いたり、読書したりするのにぴったりです。

ヘッドレストとフットレストは長時間の着座時に効果を発揮するパーツです。ヘッドレストは頭と首を支えるクッションで、リクライニングの角度に関係なく使えるメリットがあります。

フットレストはいわゆる足置きのことで、オットマンとも呼ばれます。標準装備している場合は座面のシート下に格納されていますが、別売りの場合もあるため、製品の購入前に確認するようにしましょう。

長時間の間デスクワークをしていると疲れも現れてどこかしら身体も痛くなります。では、疲れないオフィスチェアは存在するのか気になるはずです。ここでは疲れないオフィスチェアの特徴について解説していきます。

【疲れないオフィスチェアの特徴】

• ロッキング機能をチェック：背もたれと座面が可動するので軽いストレッチができ疲れない
• ハイバックをチェック：背もたれが高く正しい姿勢で作業が行えるので長時間でも疲れない
• ウレタンキャスターをチェック：ウレタンはどんな床にも使えるので作業に集中でき疲れない
• 座面の幅や最低高さをチェック：自分の体格によって適した座面サイズと最低高さを選ぶと疲れない
• 調整できる箇所が多いチェアをチェック：自分に合う座り心地を調整できるため疲れない

世界的な高級椅子メーカーであるハーマンミラーは、初めてメッシュ素材を採用した製品と言われるアーロンチェアを開発したことで有名です。現在はリニューアルモデルであるアーロンチェアリマスターを展開中で、エグゼクティブ層を中心に絶大な人気を誇ります。

12年もの長期保証を行っている点でも知られており、正に一生もののオフィスチェアを提供しています。

2005年に誕生したしたエルゴヒューマンは、日本のメーカー㈱関家具の高級椅子ブランドです。人間工学に基づく高機能オフィスチェアをコンセプトに、長時間のデスクワークに堪えられる製品を開発しています。

ランバーサポート・背もたれ・ヘッドレストが独立しており、背もたれ・ヘッドレストの高さ・角度を調節できる点もユニークです。

オカムラは日本の椅子メーカーの中でも最高級の製品を提供する企業です。横浜を拠点としており、産業機械や医療機器なども取り扱う優れた技術力を誇ります。

主にオフィス向けのデスクチェアを得意としており、中でもコンテッサシリーズは高度な機能性とデザイン性で有名。グッドデザイン賞を獲得したこともある実力派メーカーです。

イトーキは有名メーカーの中でもリーズナブルなラインナップを展開しています。主力商品のメッシュチェア「サリダ」は、スタイリッシュな網目の施し方が特徴の人気シリーズ。オフィス用としても違和感のない、ほど良くシックなデザインで女性にも好評です。

ノート・ファイルなどの文具で知られるコクヨは、デスクと組み合わせて使いやすいオフィスチェアチェアのラインナップも豊富です。多数のラインナップを展開しており、10万円前後するものも珍しくありません。

ロッキング機能・前傾チルト機能など、他メーカーがあまりカバーしていない高度な機能を持った製品が多いのも特徴の1つ。近年では座ったままで運動不足解消が期待できるイングシリーズで話題を集めています。

バウヒュッテ（Bauhutte）はゲーミングチェアブランドで、大阪を拠点としています。4Dアームレストなど、さまざまな機能を取り入れたゲーミングチェアは、自宅で仕事をするときにもおすすめです。

デザインにもこだわりが見えるのが、バウヒュッテの魅力です。レーシングカーのようなシートは、座るだけでやる気がおきます。長時間座っていても疲れにくいクッションや、ホールド性のあるシートは集中力をアップさせてくれますよ。

「お値段以上」のキャッチコピーで人気のニトリは、シンプルでおしゃれな生活用品を得意とするメーカーです。自社ブランド品のみながら圧倒的なラインナップを誇り、リクライニングチェアの品揃えも豊富です。

ニトリのリクライニングチェアは、低価格ながらPUレザーを採用したモデルが魅力的。5年間の長期保証が付くのも高ポイントです。

SIHOO（シフー）は中国のオフィスメーカーです。中国製品は日本製品よりも手ごろな価格で購入できるのが魅力ですが、中国製で安いと聞くと使い心地が不安になりますよね。

しかしシフーのチェアは、125度までリクライニング可能なチェアや、ヘッドの高さ角度調整が可能な商品など、機能が充実した商品が多いです。コスパ最強でいい商品が欲しいといった方に、おすすめのメーカーです。

チェアマットを敷くメリットを見ていきます。

• キャスターが床に直接触れるのを防止し、色移りや汚れがつかないようにする
• 床に万が一、飲み物や食べ物をこぼした時に汚れをガードする
• マットが緩衝材の役目をし、椅子の騒音を軽減する
• キャスターから床に伝わる圧力を分散するため、キャスターが滑らかに移動できる

オフィスチェアを安くで購入したい場合は、中古も候補にいれてみてください。ブランドのオフィスチェアが1万円台で手に入れられる可能性があります。ブランドやメーカーにこだわりがない方は、さらに安い価格で見つけられますよ。

オフィスチェアは企業オフィス用・自宅用のどちらにもおすすめです。自分の欲しい機能をカバーした使い勝手のいいアイテムは、仕事のモチベーションを高めてくれます。ぜひ使いやすくておしゃれなオフィスチェアを導入して、快適に作業してください。