カバー力が高いクッションファンデーションおすすめ15選｜カバー力のあるクッションファンデ

クッションファンデは、美容液・日焼け止め・化粧下地など多機能が一緒になっている商品も多く大変便利なコスメです。美的意識が高くなる昨今、人気が高いクッションファンデですが、保湿力に優れメイク直しがしやすいだけでなく、カバー力高い点も兼ね備えています。

30代・40代・50代と肌悩みは年代によって変化しますが、毛穴の開き・小じわ・シミ・くすみなど悩みは尽きません。そんな肌悩みを隠したい方は、毛穴カバーなどをしっかりしてくれるクッションファンデがおすすめです。

そこで今回は、カバー力のあるハイカバークッションファンデーションの選び方やおすすめブランドを解説・紹介します。後半で、カバー力があるクッションファンデーション人気ランキング15選もお伝えするので参考にしてください。

クッションファンデーションとは、韓国発祥のコスメです。パウダーとリキッドのメリットが合わさったファンデーションで、メリット・デメリットがあります。そこでメリット・デメリットを分かりやすくお伝えします。

クッションファンデのメリットは、カバー力・保湿力の高さです。肌悩みをしっかりカバーするので、肌がキレイに見えます。クッションから染み出たファンデーションをパフで塗布するので、手軽でキレイなムラのないメイクが可能です。

クッションファンデは、みずみずしく水分量が多いため保湿力にも優れています。乾燥肌の方や、乾燥しやすい時期にぴったりなファンデーションです。肌悩みがカバーされ、潤いがプラスされたツヤがある潤い肌に仕上がります。

クッションファンデのデメリットは、パフの衛生面が心配なところです。ファンデーションの水分量が多いため、クッション・パフが汚れてしまうと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。肌にダメージを与えないためにも、定期的にクッション・パフの手入れをするのがおすすめです。

また一度開封したクッションファンデは、使用期限内であっても保管方法によって雑菌の繁殖・水分蒸発によって使用困難になる可能性があります。使用期限はあくまで未開封の場合です。

カバー力があるクッションファンデーションを選ぶには、自分の肌質に合った商品を選ぶなどいくつかポイントがあります。そのポイントを下記で詳しく解説します。

水分量・美容成分が多いクッションファンデは、肌質によって馴染みやすさ・使いやすさが違います。脂性肌・乾燥肌・混合肌に合ったクッションファンデーションタイプをお伝えします。

マットタイプは皮脂・汗を吸収するパウダーが配合され、カバー力が高いのが特徴です。皮脂によるテカリ・メイク崩れが多い脂性肌に向いています。

脂性肌の方はパフに皮脂などが付きやすく、定期的なパフ洗浄・交換がおすすめです。皮脂・汗が吸収され肌悩みが少なくなり、さらさらなめらか肌へ近づきます。

モイストタイプは潤い・保湿成分が配合され、水分量が多くツヤを出してくれるのが特徴です。乾燥の悩みが多い、乾燥肌に向いています。

また、部分的な肌乾燥の悩みが多い混合肌にも向ています。肌に不足する水分を補給するだけでなく、保湿するので潤いツヤがある肌に仕上がります。

クッションファンデのタイプによって、メイク後の仕上がりが違います。自分好みの仕上がりに近づくよう、購入前に仕上がりをイメージしてから選ぶのがおすすめです。イメージに合うクッションファンデタイプを分かりやすくお伝えします。

潤いを演出するツヤ肌に仕上げたい方は、モイストタイプが適しています。肌が潤うと明るく元気な若々しい印象を与えます。また、シャープな印象を与えたい時にもおすすめです。ツヤにより顔が立体的になり、陰影によって小顔効果が期待できます。

普段使いしやすいマット・セミマット肌に仕上げたい方は、マットタイプがおすすめです。肌のツヤ感を抑える、落ち着いた雰囲気を感じさせ大人の印象を与えます。顔印象が強くなりがちな、はっきりした顔立ちの方が印象を変えたい時にも向いています。なめらかなフラット肌になり、印象を和らげる効果が期待できます。

セミマットタイプはツヤとマットのいいとこどりで、適度なツヤを演出しつつ、上品なマットの印象もプラスできるバランスのよさが魅力です。自分の肌質もあわせて選びましょう。

クッションファンデを使用する際、シーンに合った機能性があるものを選ぶと長時間たっても崩れにくいキレイな肌が続きます。夏レジャーで多い海水浴にはウォータープルーフタイプ、屋外で過ごす時間が多い方にはUVカット性能が優れているものがおすすめです。ウォータープルーフ・UVカット両方を兼ね備えているクッションファンデもあります。

紫外線を防止したいならUVカット機能付きのクッションファンデを選びましょう。「SPF」と「PA」の指数をチェックするのがポイントです。SPFは、炎症を起こし肌が赤くなる原因となる紫外線B波(UVB)を防ぎます。1～50+までの数値で表され、数字が高いほど長時間防ぐ効果が高くなっています。

PAは、肌のハリや弾力・シミが発生する原因となる紫外線A波(UVA)を防ぐ指標です。4段階の「+」で表示され、+の数が多いほど防御効果が高くなっています。クッションファンデのパッケージをしっかり確認し、UVカット機能の高い商品を選んでくださいね。

クッションファンデには、ほとんどの商品に保湿成分が入っているためスキンケアも同時に行えます。保湿成分には「ホホバオイル」や「オリーブオイル」などのオイル成分や「チャ葉エキス」「アロエベラ葉エキス」など植物エキスがあり、効果はさまざまです。

乾燥が気になる人にはオイル成分配合のクッションファンデが向いています。「保湿成分配合」と表示されているものもあれば、具体的に保湿成分名が表示されているものもあるのでしっかりチェックしましょう。

カラーによって印象が大きく変わるため、自分の肌色に合ったカラーを選ぶ点も重要です。カラーが合わず明るすぎ・暗すぎると、白浮き・顔色が悪く見える事もあります。自分の肌にマッチするカラーは、耳下のフェイスライン下で確認してください。

肌の色が黄み寄りなら、イエローオークル系・ベージュオークル系が向いています。赤み寄りなら、ピンクオークル系・ピンクベージュ系を選びましょう。自分のパーソナルカラーが分かっているなら、イエベ・ブルベを基準に選ぶと、似合うカラーを選びやすくなります。

明るさも重要で、自分の肌と同程度か、ワントーン明るめのカラーを選ぶと健康的に見えます。ワントーン明るめのものを選ぶと、陰影によって小顔効果も期待できるためおすすめです。

オーガニック素材を使用した製品は、カバー力が弱い可能性があります。皮脂・汗にも弱く、メイク崩れやヨレが起こりやすいのでオーガニック素材の製品を選ぶ際は確認が必要です。

敏感肌で肌の負担が少ない製品を使用したい方には向いています。カバー力への期待はあまりできないので、カバーしたい場所には部分的にコンシーラーなどを併用するのがおすすめです。

長時間キレイな肌を保つためには、メイク崩れしにくい製品を選ぶ必要があります。ウォータープルーフ配合・皮脂吸収パウダー配合など、機能性が高いクッションファンデを選ぶと崩れにくいです。

配合成分によって、皮脂・汗によって起こりやすいテカリ・メイク崩れを抑えられます。使用頻度が多いマスク装着時もメイクヨレを防ぎ、マスクにつかないメイクに仕上がるため、崩れにくさは重要です。

40代の肌は、女性ホルモンの乱れや低下により不安定になりがちです。水分量の多いクッションファンデは肌に潤いを与えてツヤ感が出せるのがポイント。クッションファンデ1つでベースメイクが完成するオールインワンタイプの商品が多く、家事・育児・仕事をこなし何かと忙しい40代におすすめですよ。

また、50代の肌はターンオーバーが45日周期になるといわれており、肌のくすみやシミなどが目立ちやすくなります。みずみずしさを与えてカバー力の高いクッションファンデは、50代にもぴったりです。以下の記事では40代・50代におすすめのクッションファンデをご紹介しているので、参考にしてみてください。

「ラネージュ」は話題のトレンドアイテムが多く、20代から30代に人気の韓国コスメです。水分が肌に与える可能性に着目し、高品質な保湿成分を配合した製品を多く揃えています。

白い雪のような美肌へ導く製品が多く、韓国国内でも高い人気を誇るブランドです。コスメからスキンケア用品まで数多く手掛けています。中でも人気のクッションファンデは、マスクにつかないと口コミでも話題の製品です。

「ディオール」は幅広いジャンルの製品を手掛け、多くの女子が憧れる王道デパコスです。品質が高く洗練されたパッケージデザインで、カバー力・機能性・保湿力・使いやすさを併せ持っています。

エレガントがコンセプトのため女性のエレガントさを引き出す製品が多く、それぞれの肌悩みに対応できるコスメを扱うブランドです。「ディオール」のクッションファンデは、スキンケア成分で肌をケアしながら高いカバー力も備えています。

「ヘラ」は成分にこだわった、肌に優しい韓国発祥のデパコスです。植物由来の天然成分を中心に、肌に与える負担を軽減した製品が多く、品質にこだわる方や敏感肌の方に好まれています。

エイジングケア*機能を備えた製品もあり、30代以上の大人女子にも人気のブランドです。「ヘラ」のクッションファンデは、高いカバー力・崩れ知らずで口コミでも高評価されています。

*エイジングケアとは、年齢を重ねた今の肌にうるおいを与えること

「クリオ」はメイクアップに力を入れている、韓国発祥のプチプラコスメです。メイク慣れしていない方でもプロ級の仕上がりを楽しめる製品が多く、高いカバー力・キープ力が魅力でキレイになりたい女性達から支持されています。

製品のラインナップも豊富で、仕上がりの高さ・使いやすさにも優れているプチプラコスメブランドです。「クリオ」のクッションファンデはラインナップが多く、肌悩みに合わせて選べます。

「ミシャ」は韓国発祥ながら、日本に法人を構える人気のプチプラコスメです。良質ながらリーズナブルな製品が多く、高コスパな製品は若者を中心に幅広い年代から親しまれています。

いつでも手が届く、高いクオリティの製品を揃えているプチプラコスメブランドです。大ヒットした「ミシャ」のクッションファンデによって、クッションファンデが注目されました。

「TIRTIR」は韓国人気インフルエンサーのイ・ユビンさんが手がけているコスメです。植物由来の成分で、肌のケアをしっかりと行いたい大人の女性にも支持されています。

最大の特徴は、マスクをしていても崩れないほどの密着力がある点です。通常であればファンデがマスクに付くのが気になりますが、TIRTIRのクッションファンデはほとんど色移りしません。最大72時間カバーできるので、こまめにメイク直しをする必要がないのも魅力です。

クッションファンデーションを上手に使うポイントをみていきましょう。

• スキンケアや化粧下地のポイント

化粧水・乳液・下地クリームなどを塗った後、すぐにクッションファンデを塗るのはNG。肌に油分や水分などが残った状態だと、クッションファンデを弾いてしまうため崩れやすくなります。少し時間を置いて、肌にしっかりと馴染んでから塗るようにしましょう。

• ファンデーションの量はパフに少しずつとるように

クッションファンデは伸びがよく少量でもカバーできるので、パフに少しずつとって使いましょう。パフを深く沈ませてしまうと、大量のファンデーションがついてしまうので気を付けてくださいね。

• ファンデーションを塗るときは、ポンポンとスタンプを押すようなイメージで

クッションファンデは、肌にポンポンとスタンプを押していくように馴染ませていきましょう。パウダーファンデーションのように滑らせながら塗ってしまうと、崩れたりヨレたりする可能性があります。

• 顔の中心から外側へ塗り広げていく

ファンデーションを塗るときは、顔の中心から外側に向かって塗り広げましょう。メイク崩れしやすい目元・口元・小鼻周りなどは、パフに残ったファンデーションで薄塗りするといいですよ。

• パフが汚れたらきれいに洗いましょう

パフは顔に付いている皮脂などで汚れるため、中性洗剤やパフクリーナーを使ってしっかり洗いましょう。毎日クッションファンデを使用する人は、パフを何枚か用意しておくと便利ですね。

メイク前の十分なスキンケアが重要です。化粧水・乳液でしっかり保湿をしてからクッションファンデを使用すると肌なじみが良く、キレイに密着し崩れにくくなります。

水分量が多く保湿力に優れたクッションファンデですが、肌が乾燥している状態では十分になじみません。肌なじみを良くするにはファンデーションが密着しやすい土台作りが必要です。

クッションファンデを崩れにくくするには、化粧下地と併用するのが効果的です。ひとつで多機能を併せ持つクッションファンデですが、下地を使うと肌への密着率が上がり崩れにくい仕上がりになります。

ファンデの厚塗りを防ぎ、よりカバー力も上がるためキレイな肌を維持したい方におすすめです。

崩れにくくキレイな仕上がりにするために、フェイスパウダーを併用するものおすすめです。皮脂・汗でテカリやすい場所にフェイスパウダーを重ねると、マット感が増しメイクキープ力が上がります。

厚塗り感を出さないように、小さなブラシでパウダー量を調節しながらふんわり重ねるのがポイントです。

メイク崩れを直す場面で、いきなりファンデーションを塗らないのも大切です。テカリやメイクヨレ・ムラをパフやティッシュで手入れし、ファンデーションを塗るとキレイに直せます。

メイク直しの際は、肌にクッションファンデが残っているので少量を塗布するのがおすすめです。

今回はカバー力があるクッションファンデに着目しました。カバー力・保湿力だけでなく、多機能を兼ね備えた魅力が多い便利なコスメです。自分の肌に合うクッションファンデを見つけて美しいベースメイクで崩れにくいメイク肌を保ちましょう。