最強のTCタープ人気おすすめ9選｜安い商品も・雨に強い・ソロキャン向けも

「ポリコットン（TC）素材のタープが欲しい！」と悩んでいる方や「TCとはどのような素材なの？」と、気になっている方もいますよね。TCとはポリエステル65％とコットン35％の割合で合わせて作られている混紡繊維です。

TCタープは難燃性に優れ、焚き火で火の粉が舞っても燃え広がりにくく、透湿性が高く結露も防げるため冬にもってこいの素材です。また遮光性も優れているため、夏は涼しく冬は温かくオールシーズン快適に使えます。

そこで今回は、最強のTCタープおすすめ9選を紹介します。あわせて、雨や焚き火に強いTCタープの魅力や選び方と、大人数向きのレクタ（4×4m）・ソロにおすすめのヘキサタープや、人気ブランドのパンダタープ・安いタープの相場なども解説するので最後までご覧ください。

まずはTC（ポリコットン）・コットン・ポリエステルで何が違うのかをチェックしましょう。メリット・デメリットを表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

TC（ポリコットン）はポリエステルとコットンのいいとこ取りの素材なので、デメリットは少ないです。強いて言えば完全に燃えないわけではないので、テントから離れた場所で焚き火や調理をするように注意しましょう。

「アウトドアの夜をもっと楽しんで思い出深いものにしたい」と考えている方もいますよね。そんな方に注目されているのが焚き火です。最近はおしゃれなデザインで、暖房や調理にも利用できる焚き火台が、キャンパーの間で人気があります。

TCタープはポリエステルよりも熱に強く耐火性があるため、ポリエステルと比べると近くで焚き火ができて便利です。またタープは開放的で風通しがいいので近くで火を焚けます。焚き火を行う際には、TCタープを選びましょう。

「夏場の日よけにタープを購入したい」といった方にも、TCタープはおすすめです。TCタープは遮光性が高い商品が多く販売されていますので、夏場でも涼しい環境が作れて快適に過ごせます。

日焼け対策をしたい方は、遮光性と一緒にUVカット機能にも注目してみましょう。高いものだと、90％以上カットする商品もあります。季節や使用シーンによって適切なTCタープを選ぶのがポイントです。

夏場のキャンプでは、急な天候の変化に見舞われる場合もあります。タープは居住空間を広げたり日よけができたりする以外にも、雨よけとしても活躍する便利なアイテムです。しかし一般的なタープは完全防水ではなく、浸みてきてしまう場合もあるので注意してください。

雨よけとして使用したい場合は、撥水コーティングされたTCタープがおすすめです。撥水コーティングが施されていれば、雨よけだけでなく結露もしにくいメリットもあります。気になる方はぜひチェックしてみましょう。

「どうせ購入するなら長く愛用できる丈夫なタープが欲しい！」と思っている方は多いですよね。そんな方はタープの素材に注目して選びましょう。タープのなかでも厚みがあり丈夫な素材なのがコットンです。

TCはコットン素材が配合されているため、強度が高く安心して使用できます。さらに撥水コーティングされたものや耐水圧が高いものなどを選ぶと、雨による劣化を防ぎ強度が高くなるのでおすすめです。

ヘキサタープは六角形でタープのなかでも主流になっている形状です。両サイド2本のポールで自立させ、ガイロープで張るだけなのでソロキャンプやキャンプ初心者でも設営が楽にできます。角張ったスタイリッシュな見た目とアレンジが効くのも魅力です。

またテントとタープを一体化する人気の「小川張り」は、居住空間が広くなり大きなリビングスペースとして活用できます。ほかのタープよりもポールの本数が少なく軽量でかさばらないため、ソロキャンプやキャンプツーリングにもおすすめです。

レクタタープは4×4mの四角形が主流で、広い居住空間と日陰スペースを確保できるのが特徴です。メインポール2本とサブポール4本・生地が大きく重量がありややかさばるため、ソロキャンプや駐車場から距離のある野営キャンプには向きませんが、オートキャンプに適しています。

またアレンジが効くためポールやガイロープの角度を変えれば、突然雨が降っても雨水の通り道を作ったり夏場の日差し対策も可能です。ファミリーやグループキャンプで大勢でわいわいバーベキューを楽しみたい方におすすめします。

ウィングタープはひし形で、使用するものはポール2本・ガイロープ・タープ生地のみなのでキャンプ初心者にも簡単に設営できます。またヘキサタープよりもさらにコンパクトで持ち運びやすく、ソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめです。

居住空間はやや狭めですが、ソロで使用するなら適度なサイズ感でプライベートをしっかりと守ってくれます。登山やトレッキングなどの、なるべく荷物の量を抑えたいと思っているミニマリストにもぴったりのアイテムです。

雨よけを目的としている場合は、耐水圧にも注目して選びましょう。耐水圧とは水が生地に染み込む力を抑える性能を数値化したもので、1500mm以上を選ぶと安心。

傘の耐水圧が約500mmに対して、タープは1000～3000mm程度が一般的です。一方で耐水圧が高いと通気性が悪くなり、夏場は蒸し暑くなってしまいます。そのため季節によって使い分けるのもおすすめです。

耐水圧の目安

タープがあれば雨だけでなく日差しも避けられます。とくに夏場のキャンプの場合は、直射日光を浴びないように遮光性の高いTCタープを用意するのがおすすめです。目安となるのはデニール（D）といった糸の太さを表す単位となります。

デニール（D）の数値が大きくなればなるほど分厚く重たくなるのが特徴です。オールシーズン使うのであれば中間の75D、真夏はさらに上の200Dをおすすめします。また遮光コーティングやUVカット機能つきのTCタープもあるのでチェックしてみてください。

スノーピークは、おしゃれで機能性に優れたキャンプギアをたくさん販売している日本のメーカーです。なかでも難燃性に優れているTAKIBIシリーズは、ジャケット・ベストなどのおしゃれなアパレル商品が注目されています。

そのTAKIBIシリーズから、ファン待望のタープが発売されました。二重構造になっていて、タープの下で焚き火ができる優れものです。気になる方はぜひチェックしてください。

作業着などで有名なワークマンも、キャンプギアをたくさん販売しています。ワークマンはリーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。デザインはシンプルなので、幅広い方におすすめです。

そんなワークマンのおすすめのタープは、TCサバイバルタープです。UPF50+で紫外線対策ができ、高撥水加工のため悪天候のときにも使えます。

DODはキャンプ用品を取り扱っている総合アウトドアメーカーです。インパクトがあるキュートなウサギの顔をモチーフにしたロゴマークで人気があります。DODのアイテムは一風変わった個性的なデザインや、遊び心があるギアのネーミングが特徴です。

いつかのタープは従来、ポリエステル製のタープのみでしたが、待望のポリコットン素材が発売され、火の粉による穴あきのリスクが軽減し使い勝手がよくなっています。しっかりとした厚手の生地を採用し、遮光率は97％以上で最低耐水圧が350mm〜となっており、ファミリー・グループキャンプにもおすすめです。

「タープを購入するならできるだけ安いものが欲しい！」と思っている方もいますよね。安いタープなら3,000〜10,000円で購入できます。しかしタープの形状・素材・機能性によって、コスパや価格帯も異なるため安いタープの相場をチェックしておきましょう。なお、メーカーによっても価格は大きく異なります。

• レクタタープ：大人数で使いたい方向きで3,000円〜購入可能
• ヘキサ・ウィングタープ：ソロ・ツーリングキャンプ向きで3,000円〜購入可能
• TCタープ：ポリエステルに比べTCは約数千円〜高い
• 耐水圧1,500mm：4,000円〜購入可能

以下でコスパ抜群のタープを紹介しているので合わせてご覧ください。

「TCタープの魅力はわかったけれど、デメリットはないの？」と気になっている方もいますよね。ここではTCタープのデメリットを紹介し、使う際の注意点を解説していきます。ぜひチェックしてください。

【デメリット】

• TC素材はポリエステル素材よりも重量がある→軽さを重視する方には不向き
• コットン素材が入っているため濡れた後はしっかり乾燥する必要がある→お手入れに手間がかかる

【注意点】

• 完全に燃えないわけではない→火に直接かければ燃えるので、焚き火の際は近づけないよう注意してください
• 完全に防水なわけではない→雨漏りが気になる方は、撥水コーティングされたものを選んでください

ここまでTCタープのおすすめ商品・選び方のポイントなどを紹介してきました。ぜひ記事の内容を参考にして、お気に入りのTCタープを手に入れて快適な焚き火キャンプを楽しんでください。