【種類別】鍋だし（鍋つゆ）のおすすめ24選｜人気の鍋の出汁は？あっさり鍋スープも

寒い冬の季節は、あたたかい鍋が恋しくなりますよね。鍋は調理が比較的簡単なうえ、鍋だし次第でさまざまな味を楽しめるので、冬の定番メニューになっている家庭も多いはず。

近年では、各メーカーからバラエティ豊かな鍋の素が多数発売されています。スーパーなどで種類豊富に並んでいる鍋の出汁を見ると、どれを買おうか迷ってしまいます。

そこで本記事では、鍋だしのおすすめ人気商品を紹介。あっさり、こってり、変わり種などジャンルで分けているので、気分に合わせて味を選ぶのにぴったりです。こちらの記事を参考に、鍋で身も心も温まりましょう。

いつでも手軽に食べられる鍋は、寒い冬はもちろん夏場でも無性に食べたくなりますよね。鍋だしの魅力は、その豊富な種類と多種多様なアレンジが効くことです。

さっぱり系からこってり濃厚系まで幅広いラインナップが魅力の鍋だし。醤油・出汁・味噌・キムチ・豆乳・変わり種など、さまざまな味の中から好みのものを選んで楽しむことができます。

またいつお店に行っても新商品が並べられているので、飽きることがありません。お肉や野菜を入れて煮込むだけという手軽さも忙しい毎日には嬉しいですよね。

実は、鍋だし（鍋つゆ）は鍋だけではなくさまざまな料理へのアレンジが効くというのも魅力の一つです。炒め物・チャーハン・スープなどにそのまま味つけとして使うことができます。

味付けの失敗を心配する必要もなく美味しく作ることができるので料理が苦手な人の助けになってくれますよ。献立に迷った時や、いつもと違う味付けにしたい時にぜひ活用したいですね。

肉や魚などのその日鍋に入れる具材によって鍋だしを選ぶ方法です。鍋だしの出汁を生かせる食材を選んでよりおいしく鍋を楽しみましょう。

牛肉はすき焼き・豚肉はしゃぶしゃぶ用の出汁・鶏肉は水炊き用や鶏ガラベースの出汁がおすすめです。キムチ鍋には、鶏肉か豚肉を入れると肉の旨みが出て美味しく食べられます。

また、水炊き用と鶏ガラスープの鍋には、牛肉や豚肉は入れないようにしましょう。出汁に溶け込んでいる鶏肉の旨みを消してしまう可能性がありますよ。

鍋で豚肉を食べる時にはポン酢やゴマダレがおすすめです。葉物野菜やネギを豚肉で巻いて食べて格別の美味しさを味わってください。

冬が旬の鮭や牡蠣などは味噌だしとの相性が抜群です。また、甲殻類はキムチ鍋など味の濃い鍋だしに入れるとおいしく食べられます。殻や頭を丸ごと入れるのがポイントです。そうすることでしっかりとした旨みが出汁に浸み込みます。

さらに、あごだしの出汁は魚介がベースになっているので、魚介系全般と相性がよく、具材それぞれのよさを際立たせます。

あっさりしているため、いろいろな具材と相性がよくオーソドックスな鍋にしたい時におすすめです。具材から出た旨味や風味も一緒に楽しめるので、素材を活かした鍋にすることができます。

具材は多ければ多いほど、深みのある味わいになるので、冷蔵庫の余った食材も一緒に煮込んでより美味しい鍋を作り上げましょう。オーソドックスな味なので各メーカーからもさまざまな商品が出ています。いろいろな味を食べ比べるのも楽しいですね。

こってりとしたコクのある鍋を楽しみたい時には味噌味の鍋だしがおすすめです。具材はお肉や野菜をたっぷりと入れてオーソドックスに味わうのはもちろん、鮭を入れて石狩鍋のようにしてもおいしく食べられます。

〆は、うどんを入れて味噌煮込みうどんにしたり、ラーメン・バター・コーンを入れて味噌バターラーメンにしたりするのがおすすめです。

パンチが効いた辛いものが好きな方には、キムチ鍋などの辛みのあるものがおすすめです。冷えた体もポカポカ温まるので、寒い日や冬にはぴったりです。

具材は豚バラ肉・ネギ・白菜などがいいでしょう。〆は濃厚な味を活かして、定番の雑炊のほかにラーメンやうどんを入れて食べるのも美味しいですよ。

豆乳鍋のクリーミーなまろやかさは、ほかの鍋だしにはありません。豆乳なので胃に優しく体の芯からポカポカと温まります。また、ビタミンB群や大豆イソフラボンなどの栄養がたっぷり摂れるのもポイントです。

具材は肉団子・魚介類・きのこなどがおすすめです。〆はチーズや卵黄を入れてリゾットやパスタなどの洋風アレンジにするとおいしく食べられます。

定番の鍋に飽きてしまったら、変わり種の鍋だしにも挑戦してみましょう。種類が豊富なので、いろんな味を試して、ぜひお気に入りの変わり種鍋だしを見つけてくださいね。

たとえば、レモン鍋やゆず醤油鍋などのあっさりしたものから、コクが深いチーズ鍋や酒かす鍋、洋風なトマト鍋やカレー鍋、刺激的でエスニックなトムヤンクン鍋などがありますよ。

家族やグループなどの大人数で食べる場合には、パウチタイプがおすすめです。計量や水で割る必要がなく、鍋にそのまま入れるだけで使えます。

料理が苦手な方や毎日が忙しい方でも、短時間で簡単に作れるのは嬉しいですね。また、パウチタイプは味や種類が豊富に取り揃えられているので、好みや気分で味を選ぶことができますよ。

キューブタイプは、1人前ずつの個包装や、密閉機能付きパッケージに入った固形のものです。1人でも鍋が楽しめると人気で、残ったキューブは保存もできます。

調理の時には、キューブを細かく刻むと溶けやすくなり時短で調理が可能。コンパクトで計量なので、買い物が重たくなることもなく収納もラクラクです。

人数分だけ作ることができるので、1人の場合以外にも家族やグループで使えるのも嬉しいポイントです。

ボトルタイプは、濃縮されているだしを水で希釈して使います。1人から大人数まで人数に関係なく使用でき、味の濃さも調整して作ることができます。自分好みの味を自分で作りたい人におすすめのタイプです。

スープが薄くなった時に味を足すことができるというメリットもあり、味が薄くなりがちな大人数での鍋の時にはとても役に立ちます。また、鍋以外の料理の味付けとしても使えます。

野菜もしっかり獲れて栄養バランスのいいヘルシーなイメージの鍋ですが、鍋だしはあっさり鍋スープやこってりなど多種多様なため、カロリーにもばらつきがあります。

一般的に醤油や出汁の鍋は低カロリーで、チーズやキムチ鍋などの濃厚なものは高カロリーの傾向があります。あっさりしたものは100gあたり10〜20kcal、味噌や豆乳は20〜80kcal、キムチ鍋は80〜150kcal、すき焼き味は150〜300kcal程度です。

ダイエット中の人はよく吟味して鍋だしを選びましょう。また、具材もポイントで皮をとった鶏肉・豆腐・しらたき・白菜・もやし・しめじなどが低カロリーとされています。

おすすめランキングでも登場の多い人気メーカーで、全国的に知名度が高く安心のブランドです。人気なのは「〆まで美味しい」シリーズで、最後までおいしく食べられるよう出汁をこだわって作っています。鍋だしの味もオーソドックスなものから、ミネストローネやポトフなどの変わり種まで豊富に揃っています。

新商品の辛屋やみつき醤油鍋つゆストレートは、じっくり煮込んで鶏がらスープにごま油・醤油・唐辛子・にんにくをプラスした香ばしい味わいが特徴です。一度食べるとやみつきになります。濃厚豚骨魚介鍋つゆは、ラーメンの名店である中華蕎麦とみ田が監修したつゆです。豚骨の濃厚なスープでコクがあり、〆のラーメンには欠かせない味に仕上がっています。

味の素は調味料や加工食品などで有名ですが、鍋だしもキューブタイプを中心にたくさん展開しています。

キューブタイプはキューブ1つで一人前という使い勝手のよさが人気で、特に一人暮らしでも鍋を楽しみたいという方から多くの支持を得ています。

味は「鯛と帆立の極みだし」など個性的な味が多く、オーソドックスなものに飽きてしまったという方にはぜひおすすめしたいメーカーです。

鍋に入れる食材であるお肉や野菜などを美味しく食べられるよう、こだわって出汁を作るダイショー。バリエーションに富んだ鍋だしで選ぶのが楽しくなります。野菜をたっぷりと食べたい方には「こく旨味噌味」、豆腐を楽しみたい方には「湯豆腐用だしの素」魚介が好きな方には「真鯛だし」など、素材の旨味を活かす出汁が多く展開されています。

またスナック菓子の「カラムーチョ」とコラボをしたユニークな商品もあり、食卓を飽きさせない種類の豊富さが魅力のメーカーです。新製品には人気ラーメン店が監修した鍋だしもあります。たとえば、こってりで有名な天下一品のだしは、鶏・野菜・にんにくのコクが味のポイントです。一風堂監修のつゆは6種類のスパイスを使った風味豊かなスープに仕上がっています。

エバラといえば焼肉のたれが有名ですが、鍋だしもたくさん販売されています。ストレートタイプなどもありますが、特に人気があるのは「プチッと鍋」シリーズです。

こちらはキューブタイプではなく、小さな包装に鍋だしが入っています。液体なので水に溶かす手間がなく、手早く簡単に鍋を楽しみたい一人暮らしの方におすすめです。

ヤマキはめんつゆや白だしの力を入れているメーカーです。そのため、鍋だしの出汁にも手を抜きません。どの鍋だしもクオリティーが高く余計な味を感じません。

味は、オーソドックスな商品を中心に展開しています。種類は少ないですが、シンプルで安定した味わいを楽しみたい方にぜひおすすめしたいメーカーです。

焼肉のたれで有名なモランボンからも、鍋だしが発売されています。モランボンの鍋だしはなんと全部で約70種類。もつ鍋やちゃんこ鍋など定番の味から、バターチキンカレー鍋やクリームフォンデュ鍋など変わり種も充実しており、豊富なラインナップから選べます。

いつもとは一味違う鍋に挑戦したい時は、モランボンがおすすめです。

鍋のだしは手作りも可能です。一番シンプルな味つけは、しょうゆ・みりん・酒でベースを作り、鶏肉を煮込んでだしをとる方法です。鶏肉は手羽先・手羽元など骨つきを選ぶと、より濃厚な味わいになります。具材によって異なる風味が楽しめるため、ぜひ挑戦してみてください。

鍋の定番の具材です。出汁を吸った白菜はトロトロになってとても美味しいですよね。切り方は、芯はそぎ切り、葉はざく切りがおすすめです。

鍋に入れるときは、芯の部分を底に敷くように入れると、鍋全体のボリューム感が出てより美味しそうな見た目になります。日もしっかり通って柔らかくなりますよ。

とろっとした食感と甘みが美味しい白ネギ。切り方は、だしの味を浸み込ませたい時には斜め切りに、シャキシャキした食感を楽しみたい時にはぶつ切りにしましょう。

鍋の具材としては少し意外ですが、最近は白菜ではなくキャベツを入れる人も増えています。

白菜は春夏は価格が高いので、その時期にはキャベツを使うのもいいですね。切り方は、ざく切りがおすすめです。肉を巻いてロールキャベツ風にするのも面白いですよ。

こちらも意外な食材です。熱を通すとサラダで生で食べる時とは一味違ったシャキシャキ食感を楽しめます。さっぱりとして美味しいですよ。食べやすい大きさにちぎって使いましょう。

人参は地味な色合いになりがちな鍋に彩りを加えてくれる食材です。火が通りやすくなるよう5mm程度に切るのがおすすめです。またお花のクッキーの型などで抜けば、鍋の中がさらに華やかになりますよ。

根のほうは辛みが強いので、大根おろしにしてさっぱりとした大人の味「みぞれ鍋」にするといいでしょう。反対に葉に近いほうは甘みが強いので、ピーラーで薄くむいてだしが沁み込んだシャキシャキの食感を楽しみましょう。

意外と寄せ鍋の具材として相性のいいトマト。新鮮な味わいになり美味しいですよ。鍋にははじめからは入れずに最後の仕上げにのせるのがおすすめです。トマトを入れれば彩り豊かな鍋に大変身しますよ。

ここまでは、鍋だしや野菜について紹介してきましたが、肝心の土鍋がないと始まりませんよね。以下の記事ではIH対応や一人暮らしにおすすめの土鍋を紹介しています。こちらもあわせてチェックしてください。

鍋だしは、あっさりからこってり、オーソドックスから変わり種まで種類が豊富な商品の中から選ぶことができます。キューブタイプの商品もあるので、一人暮らしの人でも気軽に鍋を楽しめますね。ぜひ自分好みの鍋だしと具材を見つけて栄養満点の鍋を味わいましょう。