もみじ饅頭おすすめ人気ランキング16選｜広島・宮島土産！有名店の情報も

広島・宮島発祥のもみじ饅頭はねっとりとしたあんこと、かわいらしい形が魅力的な土産物です。もみじ饅頭といえばにしき堂・藤い屋が代表格ですが、他の店舗も女性に人気の揚げもみじなど特徴的なもみじ饅頭を取り扱っています。

また、カスタードやチーズクリームなど、普段和菓子を食べない若者でもおいしく食べられる味が増えて楽しめるようになりました。しかし、人気のメーカーや種類も多いため「どこが美味しいの？」「値段が安いところは？」と疑問がある方もたくさんいますよね。

そこで、今回はもみじ饅頭の選び方やおすすめランキングをご紹介します。生もみじ饅頭やアイスもみじなどの変わり種についても記載しているので、お土産を選ぶ際にはぜひ参考にしてください。

もみじ饅頭は広島県宮島（厳島）で生まれました。きっかけは、老舗旅館「岩惣」の女将が和菓子を納品していた高津堂に「大切なお客様への手土産に、紅葉谷にふさわしい菓子が作れないか」と依頼したことからです。

高津堂の主人は試行錯誤を繰り返し、完成したのがもみじ饅頭でした。そのことから高津堂を本家とし、宮島周辺と広島市内にはそれぞれ特徴のあるもみじ饅頭のお店が軒を連ねています。

種類が豊富で、味もさまざま。ある程度選び方を決めていないと、とても選びきれないほどです。選び方については以下でまとめましたので、自分に合ったもみじ饅頭を選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

今でこそさまざまな味がありますがもみじ饅頭はもともと、つぶあんかこしあんの2種類から選ぶお菓子でした。こしあんはネットリとした小豆特有の味が楽しめ、つぶあんはつぶつぶとした食感が人気です。2つ一緒に頼んで、交互に食べてみるのも面白いです。

お店によってあんのねっとり具合や甘さが違うので、自分の好みにあったもみじ饅頭を探してみてください。

シュークリームやケーキなど洋風のお菓子が好きな方はカスタードやチョコレートあんがおすすめです。特にチョコレートあんはお店によって味が違い、甘党の方向けの甘さ強めのものや、ビター系のすっきりとした味わいのものなどさまざまです。

冬季限定でもみじ饅頭をチョコレートでコーティングしたものも存在します。暖かい紅茶と一緒に楽しみたいおやつです。

甘いのが苦手な方は甘さ控えめなチーズクリームあんがおすすめです。濃厚なチーズの味がカステラ生地にマッチしていて、甘いのが苦手な方やあんこに慣れていない外国の方からも人気を集めています。

和洋がコラボしたお菓子で、普段あんこを食べている方も新鮮な味を楽しめます。小腹がすいたときにぜひ手にとっていただきたい味です。

あんと生地の一体感を楽しみたいなら、しっとりとした生地がおすすめです。にしき堂は小豆の味がしっかり感じられるあんこはもちろん、生地にも一工夫。しっとりとして、素材の味が感じられるカステラがあんこによくあいます。

きめ細かいカステラ生地とあんこの風味が口いっぱいに広がります。あんこ好きな方におすすめの生地です。

藤い屋の生地は、空気をたっぷり含んだふわっふわのカステラです。外側はこんがりと焼いてあるため、外のパリッとした食感と中のふわっとした柔らかな食感のギャップが魅力です。

上品な風味のあんこのざらっとした舌触りと、風味豊かなカステラ生地は噛めば噛むほど味が馴染みます。ふんわりしたカステラと上品なあんこを、熱いお茶と一緒に楽しみたい方におすすめです。

やまだ屋の生地は密度が高く、風味が強いぎっしりとしたカステラです。あんこの甘さはNO1で、甘党の方に強くおすすめしたい店舗です。にしき堂に比べると控えめですが、生地はしっとりとしています。

密度が高く、薄いカステラ生地にぎっしりと詰まった甘いあんこは満足感抜群。しっかりとした生地とあんこのコンビは、ガツンと胃袋を刺激します。どっしりとしたお菓子を食べたい方におすすめです。

広島はもみじ饅頭だけでなく、おいしいお酒も有名です。やまだ屋とお酒で有名な千福とのコラボ商品「吟醸チョコもみじ」はそんな2つのおいしさを同時に楽しめます。

吟醸酒が練りこまれたチョコレートはアルコール度数1%未満。大人だけでなく、子供も食べられる人気のもみじ饅頭です。

焼き立てのもみじ饅頭もいいですが、暑い日はひんやりしたものが食べたくなります。アイスもみじはそんな方の願いを叶えた商品で、もみじ型の最中の中に、新鮮な牛乳が使われたアイスが入っていて、ひんやりとした甘さを楽しめます。

種類も多めで、バニラやストロベリー・レモン・抹茶・キャラメル・クリームチーズなど好みの味を選べます。

饅頭生地にあんが入ったもみじ饅頭は食べ飽きてしまった方は揚げもみじがおすすめです。生地に独自の衣を付けて揚げた饅頭で、外はサクっと、中はもっちりとした食感が楽しい商品。そんな紅葉堂の揚げもみじ饅頭は現地でしか味わえない人気のもみじ饅頭です。

お店の揚げたては現地のみですが、通販で「揚げもみじキット」が販売されており、公式YouTubeで作り方も解説されています。遠くて広島まで食べにいけない方も自宅で揚げたての揚げもみじ饅頭が食べられます。

生もみじは、生菓子のようなモチモチとした食感が特徴的なもみじ饅頭です。カステラのような味わいである通常生地のもみじ饅頭と大きく異なる部分として挙げられるのは、生地にお餅が使われています。

見た目は一見違いないように見えますが、1口食べるとその違いをしっかり感じられます。生もみじ饅頭はもみじ饅頭の老舗であるにしき堂が開発した商品なので、食べてみたい方はまずにしき堂の生もみじを試してみるのがおすすめです。

コーティングチョコもみじは、その名前の通りチョコレートで薄くコーティングして作られたもみじ饅頭です。ただし、もみじ饅頭の中身はメーカーによって異なります。

たとえば、チョコレートもみじにミルクチョコレートをコーティングしているものや、チーズクリームもみじにホワイトチョコレートがコーティングされているものなどが挙げられます。また、中には、もみじ饅頭のカステラ生地だけがチョコレートでコーティングされているといったもみじ饅頭あります。

世界情勢の変化から店が暇になったことで、にしき堂がものづくりの原点に立ち返り、通常半年かかる新商品開発を短縮して開発したのが「あんずもみじ」です。

白餡にアンズの果肉をブレンドし、アンズ風味のカステラ生地で包んだ一品です。さっぱりと食べられると好評で、袋から取り出した瞬間、あんずの匂いも楽しめます。リピーターも多く、次はいつ販売されるのかとの問い合わせも多い人気商品です。

お土産を買うときに気になるのは、値段ですよね。もみじ饅頭1個の値段は、120円前後のものが多いです。しかし、24個入りや36個入りなどでまとめ買いをすると、お得に買えるケースもあるのです。1個あたりで計算すると100円以下で買えるものもあります。送料なども含めて計算し、お得なものを購入しましょう。

もみじ饅頭の賞味期限は、商品によって3日〜30日とかなり差があります。自分ですぐに食べるならは期限が短いものでもOKです。お土産で購入する際は、賞味期限は最短でも10日はほしいところ。よく確認してから購入するようにしましょう。

もみじ饅頭はそもそも広島名物となっているため、人気メーカーのもみじ饅頭を購入するとなると広島へ出向かなければなりません。

もちろん、広島以外に店舗を構えているメーカーや広島発のメーカーでない場合、東京や大阪など、それ以外の地域で購入できますが、近隣でないとそれもまた購入するのに手間がかかってしまいます。

このようなときにおすすめなのが通販です。通販であれば広島に限らず全国の人気もみじ饅頭を自宅に居ながら取り寄せできます。

もみじ饅頭といえば「にしき堂」と言われるほどの大手お菓子メーカーです。しっとりとした生地とあんこの組み合わせが絶妙なもみじ饅頭が人気です。迷ったときはにしき堂を選べば間違いなし、と言えます。

特におすすめしたいのが「生もみじ」です。普通のもみじ饅頭と違って、生菓子として作られています。モチモチとした生地はまるでおもちのよう。もみじ饅頭を食べ慣れている方は新鮮な感覚でいただけるので人気を集めています。

やまだ屋（やまだ堂）は甘いあんと、10種類以上の味を楽しめる有名な人気店です。チョコやカスタード、チーズクリーム はもちろん、レモンやみかんなど普通の店舗では見れない変わり種もあります。あんこが苦手な人でも楽しめるお店です。

それぞれの味の特徴を生かしたパッケージも個性的で、見た目でも楽しめます。パッケージはもちろん、味も選べるので送る人の好みに合わせた広島土産を用意できるのも魅力です。

藤い屋は甘さ控えめのあんとふわふわ生地が魅力的なもみじ饅頭の老舗です。1925年に創業し、90年以上もみじ饅頭を作り続けています。餡は、自社農園で小豆を栽培したこだわりの餡です。藤い屋は手仕事にこだわっており、あん・生地・焼きのそれぞれを担当して数十年の職人たちが伝統の味を守っています。

手作業で丁寧に作られているためつぶあんは粒が小さめでこしあんに近い食感があります。つぶあん好きの方には少々物足りないかもしれませんが、反対にこしあんは丹念に作られた上品なあんこを楽しめます。もみじ饅頭ファンの中では、こしあんなら藤い屋といわれるほどの人気です。

もみじ饅頭の本家である高津堂ですが、始まりは、1906年に高津常助が作り始めたことでした。当時、伊藤博文が茶店に立ち寄り、お茶を差し出したかわいい娘の手を見て、「この紅葉のようなかわいい手を食べてしまいたい」と言った冗談から、もみじ饅頭が誕生しています。

それから100年以上が経ちましたが、現在では、3代目の店主である加藤宏明さんにより、創意工夫が施され、もみじ饅頭は毎日ほぼ完売する程の盛況を見せています。もみじ饅頭好きな方や、元祖・本家の味を堪能してみたい方におすすめです。

香月堂は1948年に創業した老舗です。戦後すぐに広島駅前に出店し、地元の広島県民にも愛される店として知られています。定番は安芸廣島みやげ もみじ饅頭です。こし餡・粒餡・チョコレート・クリーム・抹茶風味など味のバリエーションが豊富なので、詰め合わせを選ぶとお土産としても喜ばれます。

また広島カープとのコラボ商品も販売していて、野球ファンへのお土産にも適しています。

紅葉堂は1912年に創業した老舗で、宮島に本店を構えています。素材にこだわって作られているのが特徴で、厳選した小豆・国産の小麦・卵・砂糖を使用しています。宮島本店でしか味わえない揚げもみじがとくに有名なので、気になる方はぜひ一度試してみてください。

店舗に行けない方は、オンラインショップで自宅で作れるキットが販売されているので、購入してみるのもおすすめです。

厳島神社の対岸にある宮島口にお店を構えるのがおきな堂です。おきな堂のもみじ饅頭の特徴は、カステラ生地の柔らかさです。最高級の材料で作られたもみじ饅頭は、大納言・クリーム・こしあん・抹茶あんなど好みのものから選べます。

四季折々の旬の素材を使った季節限定もみじ饅頭もあり、手作りの焼きたては格別です。

厳島神社から5分ほど行ったところにあるミヤトヨ本店のもみじ饅頭は、広島駅などのお土産屋さんでも販売されていません。宮島でしか買えないため実際に店舗に行き、ぜひ美味しいもみじ饅頭を味わってください。昔ながらの手焼きで作られたもみじ饅頭は、1つからでも購入可能です。

ミヤトヨといえばチーズ入りもみじ饅頭が有名です。ほかのお店もチーズ入りのもみじ饅頭を販売している所もありますが、ミヤトヨが元祖で製造法特許も取得しています。また、暑い季節にはアイスもみじがおすすめです。見た目もかわいく写真映えします。

オーブントースターでもみじ饅頭を焼くと、生地がサクッとした食感になります。1度電子レンジで温め、トースターでほんの少しだけ焼くのがポイントです。

トースターは火力が強く、焦げやすいので目を離さず適度な時間で焼きましょう。あんによって味わいが異なるので、いろいろと試してみるのも楽しいです。

もみじ饅頭は油で揚げるとドーナツのような食感になります。外はカリカリ、中はトロトロで揚げないで食べるよりも一段とおいしいです。

ネットには揚げもみじのレシピが数多く掲載されているので、好みの揚げもみじを探してみましょう。高温のため、調理や食事の際はやけどしないようにしてください。

もみじ饅頭はものによっては賞味期限が短めです。数が多く、食べきれないと思ったときはサランラップやジップロックで臭いがつかないように密閉し、冷凍庫で保存しましょう。

自然解凍したり、先ほど挙げた方法で食べるとおいしくいただけます。そのまま食べられるので、冷たいスイーツが好きな方や夏の暑い日におすすめです。

現地でもみじ饅頭を買うならば、広島駅や広島空港、厳島神社などがおすすめです。なぜならば、人気店のもみじ饅頭を比較しながら、気軽に購入できるからです。

広島駅の駅ビルEkieには、「しま商店」「おみやげ館」などの大型店舗があります。そこではさまざまなメーカーのもみじ饅頭を取り扱っており、広島土産を一気に買える場所となっています。

広島空港や厳島神社では人気の生もみじも販売されており、観光のついでや飛行機に乗る前の空き時間にサクッと購入できるためおすすめです。いろいろなお店が集まる駅・空港・人気観光地で購入すると、他のメーカーとの比較ができるので嬉しいですね。

その他のおすすめのお菓子は下記の記事で紹介しています。生菓子や和菓子などの選び方や食べ方も含めて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

今回はおすすめのもみじ饅頭をランキング形式でご紹介しました。もみじ饅頭はさまざまなあんや生地があり、老若男女問わず楽しめる一品です。この記事を参考にして自分に合う好みの味を見つけて、広島の味を楽しんでください。