【2023テキスト】世界遺産検定の参考書おすすめ10選｜2級・3級の本や勉強法も

旅行好きな方や歴史に興味がある方はもちろん、趣味としてチャレンジされる方が多い世界遺産検定。世界遺産が作られた歴史的背景など、世界各国の遺産の知識が身に付けられるので、現地を訪れる時の楽しみが増えますね。

そんな世界遺産検定ですが、1級〜4級まであるのでどのレベルが自分に合っているか、どの級を受験すればいいか分からない方がたくさんいます。また、それに加え「どのテキストを選べばいいか知りたい」とする意見も多いのが現状です。

そこで今回は、2022年最新の世界遺産検定の参考書の選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。この記事の最後には、世界遺産検定の学習方法も紹介しています。最後までチェックしてみてください。

世界遺産検定を初めて受験する方には、4級もしくは3級のテキストがおすすめです。難易度としては4級の方が低いのですが、3級になったからといって、急激にレベルが上がって難しくなる訳ではありません。時間のない方は4級を飛ばして3級からトライしても大丈夫です。

【内容】

• 4級
  日本国内の世界遺産を中心とした構成
• 3級
  同じく日本国内の世界遺産が中心でありつつも、日本国外の遺産の中で特に有名な世界遺産を100種類ピックアップして盛り込まれている

4級と3級のレベルや難易度にはそこまで差がないとお伝えしましたが、2級になると一気に覚える内容が増え、必要とされる知識量がぐっと増えます。ページ数も4級・3級と比較して100ページほどボリュームアップするので学習時間も必然的に増加するので、より計画的な勉強が必要です。

内容は、国内の世界遺産のほかに、海外の世界遺産が一気に増え300種類近くの世界遺産が出題範囲となります。ただし、出題範囲が広がるといっても合格率は平均して50％程度です。参考書や問題集でしっかり学習しておけば合格の可能性は低くありません。

すべての世界遺産が出題範囲となるのが1級です。世界遺産検定1級の参考書は情報量やボリュームが多すぎて2冊に分かれているものが多く、かなりの知識量が必要となってきます。

2級になると難易度が上がるとお伝えしましたが、1級になると比にならないくらい難易度が上がり、観光業界でプロとして働けるようなレベルが求められます。見聞きした経験がないような世界遺産が数多く出てくるので、暗記力が必要となります。

逆に、この世界遺産検定1級を取得できればかなりプラスになりますし、観光業界を目指す学生であれば就職に有利になる場合もあります。

世界遺産検定の参考書の多くは、公式である世界遺産検定事務局から販売されています。初めて世界遺産検定を受験する方は、まずは公式参考書からスタートしてみるのがおすすめです。

それぞれの級ごとに分けて参考書が販売されているのに加えて問題集の取扱もあるので、参考書と組み合わせて学習するとより効率的です。4級・3級の場合は公式テキストの中から9割、2級の場合は8割が出題されるので、テキストの内容をしっかり頭に入れておけば合格率も必然的にアップします。

文章が多くつまらないイメージの強い参考書やテキスト。実際に世界遺産検定の参考書やテキストも、文字がメインになっているものもあります。文章を読むのが苦手な方や文章がメインだと飽きてしまって意欲が湧かない方は、図解付きやカラーを使って見やすい本がおすすめです。

モノクロよりも色が付いているだけでぐっと見やすさがアップするので、カラーであるかどうかは想像以上に重要ポイントです。ネットで購入するなど現物を確認できない場合は、口コミを参考にするようにしてください。

写真がたくさん使われている参考書は目で見て分かりやすいので、世界遺産とその名称を覚えるのにおすすめ。しかし、写真が多い分、必然的に文章は少なくなってしまいます。より理解力・知識力が求められる上級を受験される方にはあまり推奨できません。

一方、初心者の方や3級・4級を受験する方の場合、写真が多めの参考書を選ぶと学習しやすいので、第1ステップとして写真多めのものを選び、楽しく学習をスタートさせましょう。

参考書やテキストにイラストが描かれていると、文字だけで説明されるよりも分かりやすくなります。また、キャラクターイラストが盛り込まれた解説の場合、重要ポイントをユーモアを交えて教えてくれるので覚えやすいです。

イラストが盛り込まれた参考書は、「重要ポイント」と「流し読みすべきポイント」のメリハリを付けやすいメリットがあります。

問題が付いているタイプの参考書やテキストは、学習と同時に問題にチャレンジできます。インプットとアウトプットをスムーズに繰り返せるので実践力も身に付けやすいメリットがあります。また、間違えた箇所の見直しも行いやすく苦手克服にもってこいとなっています。

ただし、あくまでも参考書やテキストのおまけ要素として問題が付いているため、より細かく問題を解きたいのであれば、問題集は別に購入して併用学習するのがより効果的です。

参考書やテキスト以外にも世界遺産を学べる本としておすすめなのが、百科事典や図鑑です。参考書よりもフラットに見られますし、本当に重要で押さえておきたいポイントのみがピックアップされ載っているので、それぞれの世界遺産の基本的な情報や知識を身につけられます。

図鑑は子供でも読めるように作られているものが多いので、説明文自体も分かりやすいのが特徴です。また、写真やイラストも多めなので、見ていて飽きないような作り込みがされています。ただし、参考書に比べて網羅性は低くなるため、その点は注意が必要です。

まずは本屋で世界遺産検定の参考やテキストを探してみましょう。スマホの方は電子書籍でも構いません。中身を少し確認して写真が多いか、イラストは豊富かなど、自分が学習しやすい参考書タイプであるかを確認します。

参考書やテキストを購入したら次は学習ステップに進みます。どのような世界遺産があるのか、どういった歴史で何年に登録されているのか、その世界遺産の魅力はどういった点かを見ていきましょう。

世界遺産検定初心者の場合、最初はまず写真を眺めるだけでも大丈夫です。写真だけ目を通して自分が気になる場所のページからスタートしてみると、興味を持ちやすく覚えやすくなります。

従来の勉強法とは異なり、最近はデバイスやアプリを使った学習方法も一般的となってきました。世界遺産検定も該当しており、世界遺産検定に特化したものはもちろん、クイズ形式になっているものも含めると20種類以上のアプリがリリースされています。

余裕がある方はすべてのアプリを試してみてもいいですし、余裕がない方でも通勤・通学などの隙間時間を使ってアプリを活用した勉強法を取り入れてみるのがおすすめです。アプリで学習できると参考書やテキストを持ち運ばなくて済むので、より効率的に学習できますよ。

参考書やテキストなどで一通り世界遺産検定を学習したら、前回実施された過去問にチャレンジしてみましょう。間違えてしまった所の見直しは必須。反復練習して、苦手を克服するようにしてください。

過去問のチャレンジと見直しが終わったら、前年以前の過去問に戻り、チャレンジ・答え合わせ・見直しを繰り返していきます。間違えてしまった所だけをノートにまとめておいて、後から再度見直しできるようにしておくのもおすすめです。

過去問でしっかりテスト対策ができていると、いざ世界遺産検定に挑む時に問題の出題傾向や形式など見慣れているものが出てくるので、落ち着いて問題を解けます。

世界遺産検定の勉強をするにあたって、なるべく出費を抑えたい場合には中古の参考書やテキストを活用するのもおすすめです。古本屋によっては最新版が置いてある店もありますし、中古といっても状態が綺麗なものがほとんどなので、安心して購入できます。

ただし、あまりにも古い参考書やテキストの場合、新しく追加された世界遺産が載っていない可能性があるため、載っていない分は他の参考書や学習ツールを使って、その遺産を学習する必要があります。

人によっては、新しく追加された世界遺産以外の部分を完璧にしておいて、新しく追加された世界遺産の所は捨てる方法を選ぶ方もいます。追加で新しい部分を覚えるのが大変な方は、この方法で学習するのも1つの手です。

ドラマや映画で活躍する芸能人も、世界遺産検定に挑戦し合格しています。中でも有名なのは、俳優の鈴木亮平さん。世界遺産のTV番組での「バーチャル世界旅行」をきっかけに世界遺産への関心が高まり、2011年7月に2級、12月に1級を受検されたそうです。

【世界遺産検定を受験した芸能人】

• 鈴木亮平さん（俳優）
• 磯山さやかさん（タレント）
• peppeさん（緑黄色社会）
• 徳島 えりかさん（アナウンサー）
• 岩永 徹也さん（俳優）

芸能人をも虜にした世界遺産。奥が深いですね。

世界遺産検定は趣味としてはもちろんですが、就活・転職にも便利な検定です。同じく就活や転職時に便利で、持っていて損のない検定の参考書を下記の記事で紹介しています。こちらの参考書もぜひ活用してみてください。

世界遺産検定の学習時におすすめな使いやすい勉強用ノートの人気ランキング24選は以下の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

今回は世界遺産検定の人気おすすめ参考書を紹介してきました。世界遺産検定を参考書やテキストなどでの勉強に加えて、機会があれば国内の世界遺産へ足を運んでみると理解が一層深まります。