サルサソースの人気おすすめ10選｜スーパーで市販も！タコスソースとの違いは？

サルサソースは刺激的なイメージが強く、日本の食卓にはまだあまり登場しない調味料です。しかし、その使い道は無限大と言えるほど万能なソース。 たとえば、タコライスにタコスソースとして使用したり、パスタなどの麺類やポテトチップス・クラッカーにもよく合います。

日本人向けに作られた市販のサルサソースなら辛さもマイルドで、辛味が苦手な方やお子様も召し上がれます。業務スーパーやドンキ・成城石井などの一部店舗では、実際の商品を手に取って確認しながら選べるのも魅力です。

今回は、サルサソースの選び方やおすすめ商品をご紹介します。あわせて、サルサソースを使った本格おつまみの作り方や、口に合わない・まずいと感じた時に使えるアレンジレシピも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

サルサソースとは、トマトペーストと酢と塩で漬けたスパイシーなハラペーニョ・オニオンなどをミックスした南米で人気のソースです。実はスペイン語で「サルサ」はソースの意味なので、現地ではサルサというだけでこの赤いトマト風味のソースが登場します。

よく似た調味料にタコスソースがありますが、サルサソースもタコスソースもほぼ同じものです。しかし、タコスソースの方が酸味がマイルドでとろりとした舌触りなので、トルティーヤにより馴染みます。どちらもアメリカ生まれのメキシカン料理「Texmex」にぴったりな味わいです。

まず、定番中の定番なのがトマトを主原料とした「サルサ・ロハ」。直訳すると「赤いソース」の意味です。「トマト・サルサ」とも呼ばれます。

トマト・玉ねぎ・にんにく・コリアンダー（タイ語ではパクチー）などを細かく刻んだものが入っているのが一般的。多くの日本人がイメージするサルサソースです。

真っ赤なトマトの酸味や玉ねぎ、にんにくの旨味は日本人にも親しみがあり、夏場の食欲も増進させてくれます。一度トマトサルサの味を知ってしまえばきっと虜になってしまう人も多いはずです。

その次に、メキシコ料理では「サルサ・ロハ」と同じぐらい定番の「サルサ・ベルデ」。こちらは緑色をしているのが特徴です。

トマティーヨというトマトに似たほおずき状の実とメキシコを代表する緑色をした唐辛子・ハラペーニョを主原料とした、特に辛味が際立つソースです。

ピザはもちろん、シンプルな味付けのステーキ・サーモンなどの魚や野菜のグリルなどに添えると一気に味わいが豊かになります。

チポトレマヨネーズを作るのに欠かせないのがサルサデチポトレです。燻製したチレの風味は、まるで鰹節。程良き旨味を堪能できます。

エビのチポトレマヨネーズや、ポテトフライとチポトレマヨネーズの合わせなど、さまざまな味わいをお楽しみいただけます。マヨネーズは混ぜずそのままでも美味しいので、マヨネーズが苦手な方も安心してトライしてみてください。

「サルサ・クルダ」は「生のソース」の意味。その名の通り、生のトマトに玉ねぎ・にんにく・コリアンダーなどを細かく刻んで入れたソースです。

「ピコ・デ・ガヨ」は生のトマト・玉ねぎ・にんにく・コリアンダーなどをダイスカットし、塩こしょうやレモンジュースを加えた素材の美味しさとフレッシュさが際立つサルサ。

トマト・サルサにアボカドを潰して入れた「グァカモレ（ワカモレ）」やジャガイモ料理にかけて食べる赤いソース「サルサ・グルダ」。カカオや砂糖が加えられた茶色のソース「モーレ」など、色や味もさまざまで料理によって使い分けられています。

外国産（アメリカが多い）のものには基本的に「マイルド」「ミディアム」「ホット」「スパイシー」など3〜4段階ほどあり、購入する前に自分の味覚に合いそうなものをチェックしておきましょう。

国産のものは「ピリ辛」などと表記があっても、外国産のものに比べると辛さがマイルドなものがほとんどです。刺激があまり得意でない方は「マイルド」や国産のサルサソースを選ぶと安心です。

辛さの好みは人それぞれです。大人数で食卓を囲む際は何種類か用意しておけば見た目もよく、それぞれに合ったサルサソースを選べます。市販のものに自分で野菜やスパイスをお好みで加えるのもおすすめです。

トマトの酸味と辛さのバランスも、人それぞれ好みが分かれます。トマトの濃さが際立つことにより酸味が強いものや、刺激的で辛さの主張が強いものなど、こちらも商品によって個性がありますので、購入前に確認しておきたいポイントです。

また、サルサソースはトマトの水分や油などの含有量によりテクスチャーがサラッとしたものや、ドロッととろみのあるものなど、さまざまです。

主にチップスにディップしたいからドロッとしていた方がいいという方や、調味料代わりに料理にプラスしたいのでサラッとしていた方がいいという方など用途もさまざまな分、好みも分かれます。この辺りも事前に口コミなどでチェックしておきましょう。

添加物の有無は、美意識の高い女性やお子様のいるご家庭には特に気になるポイントです。サルサソースのほとんどは、ガラス瓶の密閉容器に入っていますが、開封すると同時に傷みやすくなります。そのため化学調味料などを含むものも少なくありません。

遺伝子組み換えの植物油が含まれている場合や、酸味料や増粘剤、アミノ酸などの化学添加物が含まれているものもあります。また、野菜本来の色と思っていると着色料が含まれていたり、香料が使われているものも。気にされる方は無添加のを選ぶのがおすすめです。

添加物不使用やオーガニックにこだわったサルサソースもこれからご紹介していくので、ぜひ最後までご覧になってください。

外国産・国産のもの問わず、内容量にかなり差があることも。少ないものではパックになったものだと約100g〜、多いものでは約1,000g以上入っているものもあります。

ネット通販などで本体を見ないで購入すると、内容量のチェックをうっかり忘れてしまい届いてから「こんなに大きかったのか！」と驚いたとの声も口コミで見かけます。

早い段階で余ってしまった場合は、いつもの料理にプラスしたりスープなどの汁物に入れてみたりするのもおすすめです。サルサソースの使い道はたくさんあるので、自分で味を調節しながら上手く活用して消費しましょう。

保存料が含まれているかいないかで前後しますが、無添加のものは特に開封後冷蔵庫に保存していても約1週間で消費するのをおすすめします。

長い間残しすぎると気づいたらカビが生えていた！なんてことにもなり兼ねません。開けてみて白いプツプツなどが見られる場合は細菌が繁殖している可能性があるので要注意。決して口にしないようにしましょう。

また、瓶の中身に直接触れるスプーンなども清潔なものを使用するように心がけましょう。中身の素材が新鮮なうちに食べ切りたいところです。

カゴメのサルサソースは、1999年に発売されて以来、20年間も売れ続けています。サルサソースにしてはマイルドな辛さで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層にとって召し上がりやすいのが特徴です。また、癖がなく、日本の家庭料理にもさまざま使用出来ます。

カゴメのホームページには、サルサソースを使った具体的なレシピも10種類以上紹介されています。これだけあれば、購入した後になって、使い道に困って腐らせてしまったなどの心配もありません。

ハインツのサルサソースは、野菜の食感をあえてしっかりと残したまま作られた本格的なサルサソースです。香辛料を使わずに、ハラペーニョで味付けしています。テックスメックス系のメニューに良く合う万能ソースであり、トルティーヤやホットドッグなどに良く合います。

実は、サルサソースは、どこにでも売っているわけではありません。市販のお店で探すには、どこに売っていて、どこには売っていないかを知っておくのが大切です。

サルサソースは、基本的にあまり日持ちしません。初めて使用する際は、少なめの量のものを選ぶのが無難です。一方で、パーティーで大人数分を用意する場合など、予想以上にたくさん必要になる時もあります。

また、一度の使用量は、サルサソースの濃度によっても異なります。購入の際は、必要量をしっかりと見極めるのが大切です。

サルサソース好きには受け入れがたいかもしれませんが、日本の家庭にはサルサソースが必須のものとして受け入れられていません。それもあって、市販のサルサソースはドンキや成城石井・業務スーパーなどでは店によっては置いていないこともあります。

前述のカルディコーヒーファームなど、確実に販売しているお店に行くのがおすすめですが、ドンキや成城石井、業務スーパーで買いたい場合には、事前に電話して販売状況を確認するか、お店に行った際に店員さんに販売状況を聞いてみましょう。

「ホットサルサご飯」といって、温かいご飯にホットサルサソースを溶けるチーズを乗せて、レンジでチンして食べるという使い道があります。タコライスのような味わいなので、子どもも大人もおいしく食べられるのが魅力です。

特別な具材がなくても手早くササっと作れる上に、余ったサルサソースを消費できるのでおすすめです。この応用として、丼ものにサルサソースを掛けて食べるのもアリです。

サルサソースを使って、スパゲッティアラビアータを作るのも可能です。トマト缶などが必要なく、にんにく・砂糖・オリーブオイルなどの調味料を用いるだけでアラビアータを作れます。トマト缶の常備が不要になるのでおすすめです。

トルティーヤチップスにサルサソースをかけ、その上に溶けるチーズを乗せてレンジでチンするだけのおつまみです。お酒を飲む人にはもちろん、飲まない人にとっても食べやすいおつまみがとても簡単に作れます。もちろんおやつにもぴったりですよ。

その他の辛い調味料は下記の記事で紹介しています。選び方やおすすめレシピも含めて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

ピリッとスパイシーでちょっぴり酸味が効いたサルサソースのおすすめ商品をご紹介しました。外国産や国産などによって辛さの程度や内容量もさまざまです。参考にしていただき、自分や家族のお好みにぴったりのサルサソースを見つけてみてください。