子供用ベッドのおすすめ人気ランキング18選｜長く使えるものは？

昔と違ってベッドの普及率が高くなってきた現代は、子どもも個人のベッドを使っている家庭が増えてきました。子供用ベッドは、ベビーベッドを卒業する2歳頃から使えます。子供部屋に最適な子供ベッドを購入したいけど、いろんな種類やタイプのベッドがあるので迷っている方も多いですよね。

実はお子さんにとって、質のいい睡眠は、成長の過程においての食生活や運動と並んで大変重要な位置を占めます。そのためにも通気性の良さやマットレスの心地よさなどが大きく影響するのです。

そこで今回は長く使える「子供用ベッド」の選び方・おすすめ商品をご紹介します。おすすめは使用年齢価・大きさ・機能性・デザインなどを基準に作成しました。また、人気の無印良品・IKEA・ニトリの子供用ベッドも必見です。購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。

子供用ベッドの対象年齢は、ベビーベッドを卒業した幼児～小学校高学年頃までです。ベビーベッドは一般的に対象年齢が2歳(24ヶ月)頃までになっているため、子供用ベッドは2歳頃から使えるといえます。

子供の1人寝をさせる時期はアメリカが特に早いですが、外国と比べて日本で1人寝をさせる時期は遅めです。ある程度の年齢までは親と一緒に寝るのが普通とされています。

子供用ベッドを使うメリットについて見ていきます。先述したように、外国では幼いときから子供の自立心を育てる目的から、1人用の子供ベッドを使います。こうした観点からも子供用ベッドの導入は子供さんの自立の第1歩としてのメリットがあります。

ただし、外国と文化や考え方の違う日本においては、親の子離れの問題も無視できません。一方で親の方が子供さんの自立のためにと、考え方をしっかりと持っていたなら、自立の意味で子供用ベッドを使うメリットは大いに期待できます。

次にベッドを実際に使う子供さんの年齢によって、ベッドを選ぶ方法です。ここでは「幼児〜小学生」「中学生以上」の年齢層にわけて解説していきます。

子供用ベッドを使用する子供さんの年齢が幼児から小学生なら、何を置いてもまず安全第一でベッドを選ぶようにしましょう。この年齢層の子供さんはまだまだ、寝返りなど就寝時間帯でも体がよく動きます。ましてや1人寝に慣れていない場合もあります。

体もまだ小さく、たとえば下に落ちたときに受けるショックは大きいものです。幼児から小学生低学年の子供さんなら、もしベッドからずれても大丈夫なローベッドタイプにするか、床面からの高さがある場合にはベッドガードを装着するような対策が必要です。

一方で同じ子供用ベッドでも、使用する子供さんの年齢が中学生以上ともなれば、自立心も育って独立した自分だけのスペースを欲しくなる頃です。そんな子供さんならシステムベッドや最近人気のロフト型ベッドなどがおすすめです。

こうしたタイプのベッドは実にさまざまな機能性が備わっているものが多く、大変使い勝手が良くなっています。スマホ充電に対応できるコンセント口やLED照明がついているもの、また、小物などを収納できるスペースやデスクがついているものもあります。

ロフトベッドのメリットといえば、何といっても子供目線の「楽しさ」にあります。秘密基地のようなワクワク感は他のベッドにはないものです。使う子供さんにとっても、自分だけのスペースである特別感を味わえます。

それに加えて、ロフトタイプの子供ベッドは、狭い子供部屋において省スペース性に優れています。子供さんの小物やおもちゃや洋服など、散らかりそうなグッズさえも自分のスペースであると認識すると自立心が芽生え、楽しく片付けができるかもしれません。

ロフトベッドの進化系、システムベッドやチェストベッドになると、機能性・収納性はさらに向上します。ベッド下に机セットがついているので、省スペース化はもちろん、複数の引きだしや収納スペースも充実しています。

このシステムベッドやチェストベッドがワンセットあるだけで、デスク・収納・睡眠とすべてが整ってしまうため、個室感覚が味わえるのがメリットです。デッドスペースを有効に使えるシステムベッドやチェストベッドは小学校高学年以上がおすすめです。

また小学校入学前のお子様や、小学校低学年の子供さんなら、ベッドから落ちても大丈夫なロータイプのベッドがおすすめです。この年齢の子供さんなら、先述したようにまずは安全第一が重要ポイントです。

何かあってもケガのリスクが少ないローベッドなら、大人が子供用ベッドから離れていても安心です。子供さんも年齢が増えるにつれ、高さのあるベッドに寝たがるものです。それまでは親も子供さんも安心して就寝できるローベッドがおすすめです。

子供さんに兄弟や姉妹がいるのなら、2段ベッドが便利です。2段ベッドのメリットは、なんといっても省スペース性です。部屋のスペースを有効に使えるうえに、兄弟・姉妹のプライベート空間が確保できるので、子供さんも喜びます。

また2段ベッドなら、子供さんの成長に合わせてそれぞれが分離し、2つのシングルベッドとしても使えます。子供さんが大きくなって個室に移るときでも、継続して使えるのでコスパ面でも優れています。

子供さんの幼少期から長いスタンスでベッドを使いたいと思うのなら、「連結ベッド」や「親子ベッド」がおすすめです。いつも子供さんの側にいてあげたい方も、このタイプがあれば安心して休めます。

また、このタイプのベッドは、不要な時には下の空きスペースに小さい方のベッドを収納できるので、省スペースにも役立ちます。介護の場面でも介護を必要とする方の側に付き添いたいときに使え、しかも長く使えるおすすめのベッドです。

子供用ベッドには高さが調整できるタイプがあります。あらかじめ引き出しがついたタイプの子供用ベッドは収納容量が決まっていてそれ以上のものが入りません。また構造上スペースに無駄が生まれてしまいます。

高さを調整できれば無駄なくベッドの下を収納スペースとして有効利用できるので、部屋が狭い場合や収納スペースが足りない時に便利。お気に入りのカラーボックス・バスケットを合わせて部屋をおしゃれにコーディネートできるのも魅力です。

次に子供用ベッドのサイズで選ぶ方法です。ベッドのサイズとしてここでは2つ、「セミシングルサイズ」と「シングルサイズ」を紹介します。

ゆったりと使えるセミシングルタイプの子供用ベッドは、高学年以上の大きな体格のお子さんにおすすめです。最近の子供さんは成長が早く、小学校も高学年になると、大人と変わらない位に体格も成長します。

それを見越してあらかじめ、セミダブルの子供用ベッドを購入しておくのも一案です。親御さんも背が高く体格がいいタイプなら、セミダブルタイプをおすすめします。ちなみにセミダブルのベッドのサイズは幅1220mm×長さ1950mmが一般的です。

それに比べてシングルタイプは多くの方が使用する最もポピュラーなタイプのベッドとなります。部屋の大きなやスペース事情もあるので、あまり大きなベッドは置けない方でも、シングルベッドなら充分に質のいい睡眠を得られます。

また、体格のいい男の子に比べ、女の子ならシングルタイプの子供用ベッドでも十分です。このタイプはマットレスなども幅広いラインナップが揃っているので、マットレスの買い替えのときも便利です。シングルサイズは幅970mm×長さ1950mmです。

最初に「ポケットコイルマットレス」の説明をします。ポケットコイルマットレスとは、わかりやすくいえば点の集合体のマットです。点で体全体を支えるので、身体の荷重を分散させます。

身体の荷重を分散させると、腰や背中への負担が分散され、個々の身体に応じた弾力性を得られ、結果質のいい睡眠につながります。ポケットコイルマットレスを選ぶ際には、コイル数の多いマットを選ぶとより荷重が分散されて心地いいです。

子供用ベッドを使うお子さんの年齢が低いのなら、落下防止に役立つ「柵付き」タイプのベッドや「ベッドガード付き」タイプのものがおすすめです。特に年齢の低いお子様は動きが活発です。寝ている間も、大人からは想像できない動きをする場合もあります。

ベッドから落ちて頭を打ってしまわないように、予防策として「柵付き」「ベッドガード付き」にしましょう。また後付けタイプの柵やベッドガードも販売されています。お下がりのベッド等には、この後付けタイプを使うといいです。

成長過程にある子供は、おとなに比べて新陳代謝が活発です。毛穴の数は子供も大人も同じと言われていて、体の表面積の小さな子供のかく汗の量は、大人に比べると相当な量に値します。なので子供用ベッドには通気性のいいものを選びましょう。

特に湿気が籠ってしまうとカビの原因にもなりやすく、そのカビの胞子を含んだ空気を成長過程にある子供さんが吸ってしまうと、子供さんの体にもよくありません。事前によく調べて通気性に優れたベッドを購入しましょう。

部屋が狭いので使わない時にはしまっておきたい方や、今は子供用ベッドとして使いたいけど、将来はベッドを使わないかもしれないと思うなら、折りたたみ式の子供ベッドがおすすめです。

折りたたみ式なら不要な時にいつでもしまえるので、4.5畳の狭い部屋などでの省スペースにとても有効です。ただし折りたたみ式のベッドは、あくまで簡易ベッドの種類になるので、一般のベッドに比べてきしみ音があったり、安定の悪さがあるのは否めません。

子供用ベッドを購入する際に、より耐久性が高いものを選んでおくと、長期的に使用できます。耐久性に優れているベッドは少々値段は高くても、いずれ成長し大人になっても使えるため、結果コスパ面にも優れているといえます。

またベッドの上ではしゃいだり、遊んだりする子供さんもいます。そんな場合に安価な耐久性の低いベッドを購入したために、破損してケガをしてしまわないように、子供用ベッドを購入するなら、耐久性は要チェックです。

先ほども述べましたが、子供さんはよく動き、よく汗をかきます。子供用ベッドを購入するなら、お手入れのしやすいものがおすすめです。写真のようにベッドのサイズにピッタリのボックス型シーツならいつでも簡単に取り外しができ、選択できます。

また年齢の低いお子さんだと、夜中につい、おしっこを漏らしてしまった経験がある方も多いのでは。そんな場合でも手入れのしやすいタイプのベッドを選んでおけば、いつでも清潔が保てて安心です。

ベッドのフレームで最もポピュラーなのが「木製」フレームです。木製フレームはどんなお部屋のインテリアにも馴染みやすく、温かみがある材質で人気の素材です。特にベッドのフレームとして良く使用されるのがパイン材です。

パイン材とは、松の木を材料としたもので、北米産の松の木を利用した木材をパイン材と呼びます。その他にも桐を使ったフレームなども人気が高いです。天然木を使ったフレームは通気性にも優れているので、子供用ベッドとしておすすめです。

子供用ベッドを設置する際に、便利なフレームは「パイプ素材」のものです。組み立てる際にも少々物にぶつかっても傷む心配がありませんし、組み立てやすさや設置のしやすさでは一番の素材です。

またもう一つのメリットとして挙げられるのが、パイプタイプで床面がメッシュ仕様になっている子供用ベッドの通気性の良さです。マットレスの真下がメッシュだと空気を遮るものがないので、気持ちよく過ごせます。

子供用ベッドのフレーム素材がファブリックタイプなら、その肌触りや、温かみがメリットだといえます。たとえ小さなお子様がベッドの上ではしゃいだとしても、木製やパイプ素材とは違ってケガをしにくいのでおすすめです。

クッション性も高いので、子供用ベッドとしての安全・安心感は一番の素材です。ただし、ファブリック素材だと汚れがついてしまうと落としにくい点がデメリットとしてあるので、使用時には洗い替えのできるシーツやマルチカバーなどの利用をおすすめします。

子供用ベッドのフレーム素材としてレザー素材のものを使っているものは、高級感を味わえます。大人用ベッドでもこのレザー素材の商品は、グッとリッチさが演出できるので、人気の素材です。

このレザー素材は、お手入れのしやすさが抜群です。水拭きができたり積もったホコリでも気にせず落とせます。ただし、他の素材に比べて通気性には劣るので、子供用ベッドとして使う際には、その点も視野に入れておきましょう。

子供用ベッドの床板として人気なのが、すのこタイプです。すのこタイプは通気性に優れているので、お風呂場や押し入れの湿気対策にも用いられています。木と木の隙間から空気が出入りする構造になっているので、子供用ベッドの床板に最適です。

またベッドはいつでも布団の上げ下ろしがなく、手間が省ける点がメリットですが、逆に通気性を悪くしてしまいがちです。すのこタイプは風通りの良さに加えて、木の持つ性質から湿気対策面でも大いに役立ちます。

子供用ベッドの床板として用いられているもので、ベニヤ板があります。ベニヤ板とはいろんな場面でよく使われる木材で、ベニヤ板は安価で手に入るのがメリットです。またベニヤ材は重ね合わせて使えば強度が増すので、使い方によっては便利な素材です。

ベッドの床板としての使い方は、ベニヤ板に穴を開け通気性を高めた構造が多いです。また直接ベニヤ版に、ファブリックが貼ってあるものもあります。ただし、子供さんがベッドの上ではしゃいだりジャンプしたりすると割れやすい点はデメリットといえます。

子供用ベッドの床板として、最後にご紹介するのがダブルクッションです。このダブルクッションは、もともとベッドに付属のスプリングの入ったフレームの上に、さらにマットレスを重ねたタイプです。

このダブルクッションは、耐久性・安定感に優れています。安定感があるため、寝心地がよく、子供さんを質のいい睡眠へと誘います。その反面、ダブルクッションのデメリットは値段が高さです。

子供用ベッドを選ぶ際のポイントとして、デザイン性があります。今回ご紹介するベッドでも実にさまざまなタイプのベッドがあります。デザインの観点から見ても個性豊かな商品が多く、ラインナップも豊富です。

女の子なら女子力の高い、かわいいデザインやおしゃれなデザインのものがおすすめです。また男の子なら、シンプルなデザインやロフトタイプなど、機能性にとんだデザインのものがおすすめです。幼い子供さんならキャラクターデザインのものも人気です。

最初にご紹介するのが「LOWYA（ロウヤ）」です。通販の家具部門ではよく登場する人気メーカーの一つです。LOWYAは、一風変わったベッド作りでも有名で、キャットウォークがついているベッドや、人をダメにするベッドなど遊び心が満載の商品があります。

このようにオリジナル商品が多いLOWYAですが、ベッドの価格帯をみても安いものになると6000円から購入できるベッドもあり、求めやすいメーカーともいえます。

お馴染み「IKEA（イケア）」のベッドは、コスパ面でも優れているものが多く、また北欧調のデザインの子供用ベッドは、おしゃれでかわいいデザインのものが多く、相変わらず多くの方から支持を得ているブランドです。

ベッドのラインナップも豊富で価格帯も幅が広く、安いベッドフレームなら3000円代から購入できます。IKEAの店舗で実際の商品を見ると、ベッド周りおしゃれなのコーディネートの仕方も勉強できます。

お値段以上の「ニトリ」の子供用ベッドも、幅白いラインナップで人気です。ソファベッドや折りたたみベッド、システムベッドからロフトベッドまで子供さんに人気のシリーズが目白押しです。

色も明るめのものが多く、子供部屋に設置するに適したものが多いのが特徴です。幅ひろく設定された価格帯で、価格の安いものなら6000円代でベッドフレームを購入できます。インターネットでも購入できますが広々とした店内に実際見に行くのも一案です。

大人から子供まで、人気の高い「無印良品」です。ベッドに限らず家の中のアイテムを無印良品で揃えている無印マニアも多い点でも有名なブランドです。無印良品の特徴はそのシンプルさにあります。

無駄のないデザイン性は、多くの人に人気があります。そのシンプルさゆえに大人も子供も使いやすいベッドであるのが、無印良品の特徴です。価格帯は他のブランドより少し高く、2～3万円前後です。

子供用ベッドではなく、直接床に直置きできるマットレスを購入するのもおすすめです。直置きマットレスはベッドから落下する心配がないので、寝相の悪い子供でも安心して使用できます。直置きすることで部屋が広く見えて、子供用ベッドを購入しない分リーズナブルな価格に抑えられるのもメリットです。

以下の記事では、直置きマットレスの選び方やおすすめ商品をご紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

おしゃれなものやかわいいもの、有名ブランドのニトリ・無印・IKEAのものなど、一口に子供用ベッドといってもいろいろな種類や特徴があります。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りの子供用ベッドを見つけてください。