ベビーベッドのマットレスおすすめ5選｜マットレスだけで使える？代用になるものは？

ベビーベッドは木製などで硬い素材でできているものが多く、寝心地がよくなるマットレスが必要です。赤ちゃんが使用するマットレスは特に硬さが重要で、柔らかすぎると赤ちゃんの顔が沈み込んでしまう危険があります。

また、骨や筋肉など発育を妨げないためにもマットレスの硬さは大切です。他にも、赤ちゃんが快適に使えるか、衛生的に使用できるかなど購入前にチェックするポイントがあります。

そこで本記事では、ベビーベッドマットレスの選び方・おすすめ商品15選を紹介します。また、マットレスだけでも使えるのかや、代用品はあるのかなども合わせて解説するので、ベビーベッドやマットレス購入予定の方は、ぜひ参考にご覧ください。

ベビーベッドは木製で硬いので、クッション性があり寝心地のいいベビーマットレスが必要になります。通常の敷き布団は、柔らかすぎて赤ちゃんの体が沈みやすくなってしまいます。寝返りをしたときに顔が沈み込んでしまい、鼻や口をふさいでしまうことがあり危険です。

また、柔らかい敷き布団は赤ちゃんの姿勢が崩れて、成長を妨げてしまう可能性もあります。ベビーマットレスは程よい硬さがあるので、赤ちゃんが安全で快適に過ごせる空間を作るのに必要なアイテムです。

ベビーベッドマットレスがいつまで使えるか気になっている方も多いですよね。ベビーベッド自体は、一般的に8ヵ月～1歳で卒業する子が多いです。また、ベビーベッド卒業後でもマットレスだけを昼寝用として活用できます。

そのため、マットレスのサイズにもよりますが、赤ちゃんが大きくなるまで使用できる商品が多いです。標準サイズのマットレスなら、2歳前後まで使用できるので、リビングで赤ちゃんが寝てしまったときなど、スッと出せる場所に置いておきましょう。

ベビーベッドマットレスは、ベビーベッドの大きさに合わせて選びましょう。主なベビーベッドのサイズは下記表の通りになるので、サイズと使用月齢をチェックしてください。

高反発マットレスは、弾力性があって寝返りがうちやすいのが特徴です。マットレスの上で骨や筋肉をしっかり支えてくれるため、発育を妨げず、うつ伏せなどでの窒息も心配もありません。

また、高反発ウレタンで作られたベビーベッドマットレスは、軽量で扱いやすいと人気があります。ただし、高反発マットレスでも各メーカーによって硬さが違うため、購入前に口コミなどを参考にするとより安全性が高くなります。

スプリング式マットレスは、適度な弾力性と体圧分散力があります。ただし、製品によってはやわらかくて危険なマットレスもあるため、赤ちゃんが沈み込まない硬さを選ぶように注意しましょう。

ベビーベッドマットレスは、ほとんど安全性の高いもので作られていますが、口コミを参考にしたり、実証実験結果を参考にしたりすると、より安心して使用できます。

ベビーベッドマットレスは、マットレスの厚みを10cmを目安に選ぶのがおすすめです。マットレスが薄くて底つき感があると、寝心地が悪く成長を妨げてしまう恐れもあります。

また、厚いマットレスなら冷気を感じにくい・へたりにくい・長く使えるなどのメリットもあります。また、折りたためるものを選ぶとかさばらず、移動や収納に便利でおすすめです。

ベビーベッドマットレスは、洗濯機で丸洗いできるものが衛生的でおすすめです。赤ちゃんは、ミルクの吐き戻し・おむつ漏れなど、よくマットレスを汚してしまいます。カバーだけでなくマットレス本体もすべて洗いたい場合に丸洗いできると便利です。

また、マットレスの乾きやすさにも注目して選びましょう。丸洗いができても、乾きが遅いとカビなどの雑菌が発生し、衛生的に使えなくなってしまうため注意しましょう。

マットレスの上に被せるカバー付きなら、こまめに洗えます。マットの中材まで汚れない程度の汚れなら、マットレス自体を洗う必要がなくなるため手軽で便利です。

また、カバー自体が防水性になっているものや、別途防水シートを使用すれば、中材への浸透を防いでくれます。ぜひ防水シートなども上手く活用して、お手入れの手間を極力減らしましょう。

ベビーベッドマットレスは、中材が水洗いできるタイプが便利です。汚れたらすぐにシャワーなどで水洗いできるため、赤ちゃんがいつも清潔な状態で眠れます。特に、ポリエステル製が通気性がよく乾きやすいため便利です。

また、乾きやすさを重視するなら、2つ折り・3つ折りなどの折りたたみ式のマットレスも天日干ししやすいためおすすめです。

赤ちゃんがアレルギー症状が出るのをを防ぐために、ホルムアルデヒド対策がされているかチェックしましょう。ホルムアルデヒドとは、刺激の強い化学化学物質で、皮膚炎・せき・くしゃみ・のどの痛みなどのアレルギー症状が発症する恐れがあります。

ベビー用品は、ほとんどホルムアルデヒド対策がされているものが多いですが、「ホルムアルデヒド非検出」のものを選ぶと、より赤ちゃんが安心して使用できます。

赤ちゃんは大人の約2倍の汗をかくため、湿気がたまらない通気性のいいマットを選びましょう。通気性がいいと、赤ちゃんがさらさらとした快適な状態で眠れます。

通気性が悪いと、雑菌やカビが発生してしまうため、衛生面も心配です。赤ちゃんの寝心地にも悪影響を及ぼすので、ぜひ通気性を重視して選んでみてください。

ベビーベッドマットレスには、抗菌・防ダニ加工がされている製品があります。特に、マットレスの中材などが洗えないタイプのものは、抗菌・防ダニ加工が付いてるものを選びましょう。

赤ちゃんの肌はとても敏感なので、雑菌やダニによってアレルギー症状を発生してしまう恐れがあります。ぜひアレルギーから赤ちゃんを守ってあげましょう。

IKEAではベビーベッド用のポケットコイルマットレスを販売しています。ベビー用として、赤ちゃんの快適な睡眠と安全性に細やかな配慮が施された製品です。ポケットスプリングの採用により、マットレス内部で空気が循環する構造になっています。このため、通気性がよく、汗をかきやすい赤ちゃんでも湿気がこもりません。

また、耐久性にすぐれた布地を使用し、赤ちゃんの指がひっかかりにくい細かいステッチやファスナーの引手に触れない工夫もされており安全性も高いです。カバーは取り外して60℃の洗濯機で洗えるため、汚れも落ちやすく、お手入れも簡単なのも魅力です。

ベビーベッドマットレスを衛生的に使用するために、手洗いの仕方をチェックしておきましょう。また、乾きやすいマットレスを選ぶと、よりお手入れが簡単になります。

1. 浴槽にマットレスが浸かるくらいのお湯を溜める
2. 洗濯洗剤を適量いれて、よくかき混ぜる
3. マットレスを入れて15分つけ置きする
4. 足でマットレスを踏み洗いする
5. 表面の汚れをスポンジで落とす
6. 綺麗なお湯を溜め、踏み洗いしながら2回すすぐ
7. 水気を絞る
8. マットレスを立てかけて天日干しする
9. 数時間後に日が当たっていない面を反対にする

ベビーベッドマットレスは、バスタオル・タオルケット・防水シートなどを折りたたんで代用ができます。しかし、やわらかいものだと赤ちゃんが沈み込んで危険な場合もあるため、注意が必要です。

また、西松屋・ニトリ・通販などで、2,000円前後で安く購入できます。そのため、安全性も含めて代用品ではなく、マットレスや厚みのある敷布団を使用するのがおすすめです。

赤ちゃんにとってお母さんとの添い寝は、お母さんの体温や気配を感じられるとても安心できる環境です。ただし、大人用のベッドに赤ちゃんと一緒に寝たり、大人用ベッドにベビーマットレスを敷いて添い寝するのは、次のようなリスクがあるため避けましょう。

大人との添い寝で布団内の温度が上がるため、特に体温が高く汗をかく新生児には不快です。また重たい大人用布団が赤ちゃんの鼻や口を塞いでしまいかねません。寝返りが打てる赤ちゃんは、ベッドのすき間にはまったり落ちるリスクがあり、疲れ果てて眠る大人が寝返りで圧迫してしまう可能性もあります。

添い寝する場合は、ベビーベッドと大人用ベッドをぴったりくっつけましょう。また、しっかり寝てくれる赤ちゃんは、大人布団で添い寝して寝かしつけた後に、ベビーベッドにそっと移動させるのがおすすめです。

赤ちゃんが成長すると使わなくなるベビーベッドマットレスは、レンタルでもいいのではないかと考えますよね。昨今は赤ちゃん用品のレンタル品も豊富にあるため、保管するスペースもなく、期間限定で使うと割り切る場合はレンタルは有効な方法です。

一方で、一般的にマットレスの寿命は8～10年と言われ、乳児の間はベビーベッド用、大きくなると昼寝用などに使えます。その間に、第2子や第3子を予定されている場合は、レンタルではなく購入するのもおすすめです。

部屋のスペースがなくベビーベッドを置けないご家庭もあります。その時は、ベビーベッドマットレスを床に敷くと、敷き布団代わりに使えます。マットレスに直接寝ると、汗が染みこんだり汚れが付くので、カバーを付けるか、マットレスの上に敷き布団をひくのもおすすめです。

残念ながら、ニトリ・西松屋共にベビーベッドマットレスの取り扱いがありません。しかし、ニトリではカバーが洗濯できる子ども用サイズの敷き布団や、お昼寝マットなどが販売されています。掛け布団や防水シートなどもあり、充実したラインナップです。

西松屋では、固わた敷き布団やリバーシブルで使えるお昼寝マットなどが販売されています。ミニサイズの敷き布団やベビー枕なども取り扱っており、さまざまなベビー寝具を揃えられますよ。

ベビーベッドマットレスは、赤ちゃんが快適に過ごすために必要なアイテムです。また、マットレスの硬さ・厚み・衛生的に使用できるかなど注意するポイントが複数あります。本記事のおすすめ商品を参考に、赤ちゃんにぴったりのベビーベッドマットレスを見つけてみてください。