自動開閉カーテンおすすめ5選｜安いモデルも！自動でカーテンを開ける・自動化

自動開閉カーテンは、スマホアプリや音声認識機能などを使用して、自動的にカーテンを開閉できるツールです。目覚ましや防犯対策にも役立つ便利な機能ですが、「なんだか高そう」と躊躇してしまう方も多いかもしれません。中には自動開閉カーテンを自作する方もいますが、知識がないとなかなか難しいですよね。

自動開閉カーテンは既存のカーテンに取り付けられるモデルも多く、手軽に自宅のカーテンの開閉操作を自動化できます。何気なく毎日行っていた作業がなくなると、生活がぐっと快適になりますよ。

この記事では、おすすめの自動開閉カーテンをご紹介します。自動開閉カーテンのメリット・デメリットや、安いメーカーなどについても解説しますので、カーテンの自宅をスマートホーム化したい方は参考にしてみてください。

自動開閉カーテンとはカーテンレールを変えることなく、既存のカーテンに専用機器を取り付けるだけで、自動開閉を可能とするツールです。自動開閉カーテンの操作にはスマホと接続して行うタイプが多いため、「スマートカーテン」と呼ばれることもあります。

スマホと連動させて専用のスマホアプリでカーテンの開閉ができるだけではなく、開閉時間を設定しておけば決まった時間にカーテンの開け閉めができるため、さまざまな場面で活躍します。

自動開閉カーテンのメリットとしてまず挙げられるのが、スマホと連動した操作性の高さです。カーテンに取り付けた機器とスマホを接続することにより、専用スマホアプリで簡単に開閉操作ができます。

多少離れた場所にいても、手元にスマホさえあればカーテンを開け閉めできるのは、自動開閉カーテンの第一のメリットといえます。

自動開閉カーテンには、タイマー機能が搭載されているモデルがあります。タイマー機能でカーテンを開ける時間をあらかじめ設定していれば、時間が来ると自動的にカーテンを開けてくれるので、目覚まし時計代わりに使えます。

朝の日差しで自然に目を覚ませるので、目覚まし時計の音で無理やり起きるよりも快適な目覚めが期待できます。

自動開閉カーテンのタイマー機能は、設定時間に自動的にカーテンを閉めることももちろん可能です。目覚まし代わりよりも使用頻度が低いと思われるかもしれませんが、帰宅が遅くなった日でも帰宅時にカーテンを閉める必要がありません。

また、旅行などで長期間留守にする場合に、設定した時刻にカーテンを閉められれば、留守を察知されにくく防犯対策にも活用できます。

カーテンロボットタイプは、機器そのものが動いてカーテンを開閉するタイプです。モーターを内蔵した機器をカーテンレールに取り付ける仕組みなので、ほとんどのカーテンレールに対応できるというメリットがあります。

ただし、ロボットがカーテンレールを動く仕組みなので、動作音が大きめで気になりやすいという点がデメリットです。

巻取りモータータイプは、カーテンレール内のモーターがカーテンランナーを動かして開閉する仕組みです。カーテンロボットタイプよりも静かな音でカーテンの開閉ができるメリットがある一方、モーターを内蔵したカーテンレールを使用する必要があることから、専用アダプタ設置またはカーテンレールそのものを交換する必要があります。

一部の自動開閉カーテンは、スマホや「アレクサ」「Google Home」などのスマートスピーカーの音声認識機能の対応しています。音声認識機能に対応していれば、アプリでの操作不要で話しかけるだけでカーテンの開閉操作が可能です。

自宅でスマートスピーカーなどの音声認識機能搭載機器を使用しているなら、自動開閉カーテンが対応しているかどうかもチェックしましょう。

カーテンレールは主に「I型」「U型」「ロッド型」の3種類があり、最もポピュラーなタイプはU型ですが、出窓や曲線を描く窓にはI型が使用されていることもあります。

自動開閉カーテンは対応するカーテンレール以外には取り付けできないので、あらかじめ取り付けたいカーテンレールのタイプを確認してから、自動開閉カーテンを選びましょう。

日本のベンチャー企業「robit」が開発した「mornin' plus（モーニンプラス）」は、手軽に取り付けられる日本製の自動開閉カーテンです。スマホで操作できるほか、スマートリモコン「Nature Remo3」と連携してGoogle Homeなどでの音声操作もできます。

普段からNature Remo3を使っているなら、接続が簡単なためより便利に使えます。他のメーカーに比べて安い価格で購入できるのも魅力です。

家庭内で使えるさまざまなスマート機器を展開する中国の企業「SwitchBot」が販売する自動開閉カーテンは、スマート機器との連携で多種多様な操作が可能です。カーテンロボットタイプなので多くのカーテンレールに後付けしやすいのも特徴で、他の機器との組み合わせによって手軽にスマートホーム化を実現できます。

日本の大手スマート機器ブランド「+Style」でも、自動開閉カーテンを取り扱っています。すべてのカーテンレールに対応しているのが特徴で、これまで取り付けられなかったタイプのカーテンレールでもスマート化が可能です。

国産の大手スマート機器ブランドの製品なので他機器との連携がしやすく、安心して使用できる点も大きな魅力です。

「eCurtain」は、さまざまなスマート機器を取り扱う「Link Japan」の自動開閉カーテンです。専用のカーテンレールが必要な巻取りモータータイプなのでカーテンレールごと取り替えが必要ですが動作音が静かで、全開や半開きなどのカーテンを開ける間隔の操作もアプリや音声認識機能で操作できます。

こちらも、Link Japanの製品を組み合わせてスマートホーム化が可能です。

自動開閉カーテンの機能をメーカーごとに比較表でご確認ください。ご家庭にあったメーカーを選んでください。

日本の住宅のカーテンは、ほとんどが左右両方から中央に向けてカーテンを動かす両開きタイプとなっています。カーテンレールを動く仕組みのカーテンロボットタイプの自動開閉カーテンを両開きのカーテンで使用するには、基本的に左右両方に取り付ける必要があります。

つまり、2台の装置を設置する分コストがかかる点に注意しましょう。

手元のスマホや声での操作だけで自動的にカーテンを開閉できる自動開閉カーテンは便利ですが、開閉時の音が気になる場合があります。特にカーテンロボットタイプはロボットが動く音が大きくなりがちです。

巻取りモータータイプの方が音が静かなので、開閉時の動作音が気になる場合は巻取りモータータイプの方がおすすめです。

ダブルのカーテンレールにカーテンロボットタイプを取り付ける際、壁に近い方のレールとの感覚が狭いと、本体がレールやレースカーテンに接触して動きに支障がでることがあります。事前にレール間の幅や調節の可否について確認しておきましょう。

また、本体をカーテンレールにしっかり挟み込まないと、ローラーが空回りして動かないことがあります。きちんと挟めていない場合は、再度壊れない程度に力をこめて挟み込みましょう。

リーズナブルで機能的な家具・生活雑貨が人気のニトリ。ニトリでも以前は電動カーテンレールを販売していましたが、現在は取り扱いがないようです。カーテンの種類は豊富なので、自動開閉システムに取り付けるカーテンをお探しの方はチェックしてみましょう。

自動開閉カーテンがあれば、カーテンの開閉がラクになるだけではなく、目覚まし時計代わりや防犯対策など幅広い用途で使えます。既存のカーテンレールに取り付けるだけで使用できるタイプも多いので、自宅のカーテンに取り付けて便利に使ってみましょう。