スマートロックのおすすめ9選｜戸建てから賃貸まで【失敗しない選び方】

鍵をポケットから出すのが面倒な方は、スマートロックがおすすめです。スマートロックは電子機器やカードキーで鍵を操作できるため、物理鍵を持ち運ぶ必要がありません。オートロックにできる製品もあり、防犯対策としてもおすすめです。

別の鍵を取り付けると聞くと、賃貸での導入は難しそうに感じますが、スマートロックは粘着テープで設置できるものも多いです。原状回復が簡単にできるので、賃貸物件でも安心して使用できます。

スマートロックはさまざまな製品があり、どれがいいのか悩む方も多いですよね。本記事では、スマートロックの選び方やおすすめ9選をご紹介します。スマートロックを使うときの注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

スマートロックは、物理鍵以外のものでも開錠・施錠できるアイテムです。スマホに連動しているモデルが多く、アプリを使って鍵を操作できます。物理鍵でも開けられるので、締め出しが心配な方は併用も可能です。

【開錠方法】

• スマホのような電子端末
• カードキー
• リモコン
• 指紋認証
• 音声認証
• 物理鍵

また、オートロック機能や開錠履歴機能など、セキュリティも万全です。後付けできるので、防犯対策を強化したい方にも向いています。

製品によって対応できるドア・鍵の形が違います。購入する前に自宅のドアに設置できるか必ずチェックしましょう。特に、引き戸に対応できるスマートロックは限られているので、選択肢が少ないです。

【確認ポイント】

• ドアのタイプ
• ドアの厚さ
• 鍵の形・位置
• 鍵についているつまみの回転角度

【特徴】

• ドアを傷つけない
• 工事不要
• 固定力が弱い
• 対応できる鍵の種類が少ない

粘着テープタイプは、賃貸物件に住んでいる方におすすめです。粘着テープを使って、現在付いている鍵に被せるように設置します。ドアを傷つけないので原状回復が簡単です。

ただし固定力は弱く、付け方が悪いと外れることがあります。設置前にドアの汚れをふき取り、粘着力が落ちないように注意しましょう。

【特徴】

• ドアに穴をあけて設置する
• 対応できるドアが多い
• 自力で設置するのが難しい

穴あけタイプは、持ち家の方におすすめです。ネジで設置するので固定力が高く、外れる心配がありません。対応しているドアの種類も多く、ドアの厚みが範囲内であれば設置できます。ただし工事が必要なので、DIYに慣れていないと自力で設置するのは難しいです。

【特徴】

• 現在付いている鍵の代わりに設置する
• 穴を増やさないので原状回復可能
• 固定力が高い

シリンダー交換タイプは、固定力重視の方におすすめです。現在付いている鍵を外して同じ箇所に取り付けるので、賃貸でも持ち家でも設置できます。設置・原状回復の手間がかかるのがデメリットです。

【特徴】

• スマホの専用アプリを使って開錠する
• 安定性が高い
• 履歴の閲覧や遠隔開錠ができる
• 複数のスマホで開錠できるモデルが多い

スマートフォンタイプは、鍵やカードキーを物理的に持ち歩きたくない方におすすめです。専用のアプリをダウンロードして開錠します。多機能なアプリが用意されているモデルなら、履歴確認や遠隔操作ができます。

【特徴】

• Bluetooth・Wi-Fiなどによって近づいたら自動で開錠できる
• オートロックが搭載されているモデルが多い

ハンズフリータイプは、アプリの操作が面倒に感じる方や小さなお子様がいる方におすすめです。登録した端末や鍵がドアに近づいたら自動で開錠してくれるため、両手が塞がっていてもスムーズに入室できます。

【特徴】

• スマホ以外のもので開錠できるモデルが多い
• 音声・指紋を使ったハイテクなモデルもある

マルチデバイスタイプは、スマホを持っていない家族がいるご家庭におすすめです。カードキーや専用端末などスマホ以外の開錠方法があるので、スマホの充電が切れたときも安心です。カードキーや専用端末はオプションになっているモデルもあります。

スマートロックを複数人で暮らしている家に取り付けるなら、鍵を共有できるか確認しましょう。アプリで簡単に鍵を共有できれば、手間がかかりません。また、カードキーが複数付属しているモデルもあります。

一時的に使える鍵を発行できるなら、友達が遊びに来るときに役立ちます。一時的に発行した鍵は時間が経てば使えなくなるので、防犯面での心配もありません。

電池が切れるとスマートロックが使えなくなるので、電池残量通知は必須の機能です。電池残量が減ると知らせてくれるので、電池が突然切れて動かなくなる心配がありません。余裕を持って電池交換がしたいなら、電池残量をスマホで確認できるモデルを選びましょう。

安全面を重視したいなら、緊急開錠機能もチェックしましょう。緊急時にパニックになると、鍵を開けるのに苦戦する可能性があります。

緊急開錠機能があれば、火災が起きたと思われる室温になったら自動で鍵を開けてくれるため、スムーズに避難できます。ただし、緊急開錠機能搭載のモデルは多くないので、選択肢があまりありません。

鍵の閉め忘れが不安な方は、オートロック機能がおすすめです。中には、アプリを使って離れた場所から鍵を操作できるモデルもあります。鍵を閉め忘れても後から閉めなおせるので安心です。

【オートロックの種類】

• ドアを閉めたときに自動で鍵をかけるタイプ
• 端末を持った人がドアから一定以上離れたら施錠するタイプ

スマートロック選びに迷ったときは、信頼できるブランド・メーカーの商品を選びましょう。こちらでは、スマートロックで人気のブランド・メーカーを紹介します。

キャンディハウス(CANDY HOUSE)は、アメリカのカリフォルニア州に本社を置くメーカーです。人気のスマートロック『セサミ(SESAME)』は、豊富な解錠方法に加えて接続の安定性と速さが人気です。最新の『SESAME4』はより静音になり、シンプルな構造で故障率低減を実現しています。5,000円台で購入できる価格の安さも嬉しいポイントです。

homehubは、東京都中央区京橋に本社を置くビットキーのブランドです。homehubのスマートロック『bitlock』は毎月550円のサブスク型で、国内累計販売台数No.1を誇ります。故障時の無償交換や年2回までの電池交換サービスなど、手厚いユーザーサポートも魅力です。短期間だけの利用が可能なので、スマートロックを試してみたい方にも向いています。

スマートロックの電池が切れると、鍵の開錠ができずに締め出し状態になります。電池残量をこまめに確認するクセをつけておきましょう。

特に、スマホやカードキーしか持ち歩く予定がない方は注意してください。物理鍵を持っていれば充電が切れても開錠できるので、財布や屋外のポストに鍵を常備しておくのもおすすめです。

電波を使用していると、通信障害で鍵を開けられなくなる可能性があります。特に、GPS機能が搭載されている場合、高い建物に囲まれた場所や屋内廊下になっている場所ではうまく動作しないこともあるので注意しましょう。また、スマホの設定も通信を妨げる原因になります。

【スマホの設定】

• 省電力機能は使わない
• GPS機能は高精度モードにする

スマートロックを使ってみたいけど、本当に使いやすいか不安な方は、レンタルサービスを使ってみるのがおすすめです。家電レンタルサービスとして有名な「Rentio」なら、14泊15日で1,000円という格安の料金で、Qrio Lockをレンタルできます。

スマートロックがあれば鍵の開錠・施錠に手間がかからず、身軽に外出できます。開錠履歴を調べたり遠距離から操作したりできるので、物理鍵とは全く違う使い方ができてとても便利です。本記事を参考に、自分に合ったスマートロックを選びましょう。