カーサイドタープの自作方法・車への固定方法をご紹介｜100均アイテムでも可能

キャンプをする際カーサイドタープがあればより快適に過ごせそうですよね。車と連結した見た目もカッコよく憧れる方も増えています。しかしカーサイドタープは費用がかかるし自分の車には取り付けられないと諦めていませんか？

実はカーサイドタープは手持ちのタープや100均で手に入るアイテムで簡単に自作できるんです。車に合うサイズのタープがあれば軽自動車にも取り付け可能。テントより簡単に設営できるので手間もかかりません。

今回はそんなカーサイドタープの自作方法をご紹介します。自作する際の注意点・おすすめの吸盤・取り付けアイテムもご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

カーサイドオーニングは車に備え付けて使用します。一方カーサイドタープは必要な時だけ車に取り付けます。カーサイドオーニングは持ち運びの手間がなく設営も簡単なのがメリット。しかし設置費用が平均10万と高いのがデメリット。また用途に合わせて配置を変えられないのも難点です。

カーサイドタープは種類の豊富さがメリットです。簡単設営のワンタッチ型・フルクローズ型など用途に合ったものを選べます。また価格も1万円～数万円と安く、車に吸盤で連結するためサイドやバックに自由に移動できるのも魅力。ただ設営に少し手間がかかるのがデメリットです。

カーサイドタープを設営しておくと急な雨にも慌てず対応できます。車と連結しているため乗り込む際や荷物を積み込む際に雨を気にする必要がありません。また車内に雨が降りこまないのもメリット。雨天時にもアウトドアを楽しめるのは魅力的です。

カーサイドタープは晴天時にも日よけとして活躍します。タープ下にテーブルなどを配置すれば日差しをカットしつつ、風を感じながらキャンプやピクニックが楽しめます。天候に左右されず快適な空間を確保できるのがカーサイドタープ最大の魅力です。

3つの材料があれば簡単に自作のカーサイドタープを設営できます。

【材料】

• ブルーシートかレジャーシート
• タープかテント用ロープ
• テント用ポール
• 吸盤

【設営方法】

1. 車の屋根をきれいに拭き吸盤を固定する。
2. タープを広げ吸盤のフックに取り付ける。
3. タープをピンと張りポールを通す。
4. ロープで引っ張りペグダウンしたら完成。

これだけで簡単に手持ちの道具でカーサイドタープができます。吸盤をタープがたるまない位置に設置するのがきれいに張るコツです。ペグ打ちできない地面の場合には錘に紐を固定しましょう。

車体に10mm未満のレインガーター(雨どい)がついているならカーサイドタープ専用の「スクリュー式タープテントクリップ」を使用するのもおすすめ。こちらはカーサイドタープ専用の取付器具。カラビナとセットで1000円以内で購入できます。

またレインガーターがない車体にも取り付け可能なカーサイドタープ専用吸盤も販売されています。「REDCAMP 吸盤」「小川キャンパル/タープ用吸盤フック3199」はカーサイドタープ取付吸盤として人気のアイテム。取付器具は車体に傷がつくのを防げる樹脂製を選ぶのがおすすめです。

タープの代わりとして人気なのが100均のブルーシートです。ブルーシートは防水性もあり軽量コンパクトなため携帯性も高くなっています。ブルーシートを購入する際にはハトメ付きのものを選びましょう。ポール以外の道具は100均で購入できるので一緒に用意しておきましょう。

設営方法は前述した固定方法と同じです。100均の吸盤を使用する際にはハトメとの連結にS字フックを使用します。ポールも1000円台で購入できるので安く手軽にカーサイドタープを利用したい方にはおすすめです。

タープを車に連結する際に吸盤を使用する場合は必ず耐荷重を確認しておきましょう。風の影響も考慮して吸盤1つ当たりの耐荷重が1kg以上のものが安心です。耐荷重が少ないと取り付ける際に吸盤が外れやすくなってしまいます。

使用中に風の影響でタープが外れると周りに迷惑をかける恐れもあるので、一度自宅などで車に取り付けて接着強度を試しておくと安心です。

カーサイドタープは熱に強いポリコットン・テクニカルコットン(TC)素材でも、焚き火の使用はおすすめできません。タープ自体は燃えにくくてもロープや車に火の粉が飛び引火する可能性があります。カーサイドタープ下で火を使用したい場合はカセットコンロなどを選びましょう。

カーサイドタープは風の影響を受けやすく、強風の場合は風圧が耐荷重を超える恐れもあります。そのため風が強い日は安全を考慮しカーサイドタープは使わないようにしましょう。

カーサイドオーニングはロールスクリーンでの自作が可能です。自作方法はさまざまであり、自分がやりやすい方法を事前に把握しておくのが大事です。以下のリンクでより詳しく紹介しているため、気になる方はチェックしてみてください。

100均アイテムや手持ちのタープでも簡単に設営できるカーサイドタープ。テントより設営の手間もなく簡単にリビングスペースが作れる便利なアイテムです。手軽にできるのでぜひ自作カーサイドタープでアウトドアをより快適に楽しんでみてはいかがですか。