毛穴ケアクレンジングのおすすめ人気ランキング23選【プロ監修！黒ずみや角質汚れに】

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木更容子

美容ライター歴20年以上。化粧品のトレンドを20年以上見つめてきた。美容誌・ファッション誌の美容記事・新聞・広告に、特集記事や連載を多数執筆。化粧品ブランドの広告制作にも関わる。

赤ちゃんのようにキメの整ってしっとりとした肌、憧れますよね。加齢や乾燥、皮脂によって毛穴悩みはさまざまな形で出てきますが、正しいクレンジングと保湿ケアによってお肌をきれいに保っていきましょう。

毛穴の悩みに焦点を当てたクレンジングは、市販のものでも種類が豊富でデパコスからプチプラまでさまざまあるので、選び方を参考にしてみてください。また、正しいクレンジング方法も一緒にご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

毛穴のお悩み用のクレンジングを使用して、きれいな毛穴を目指していきましょう。

毛穴の悩みといっても、黒ずみや角栓のつまりといった汚れの悩みや、たるみ毛穴や開き毛穴といった毛穴の状態についての悩みなどいろいろあると思います。それぞれの悩みと、おすすめのクレンジングを紹介します。

よくある悩みはポツポツした黒ずみ問題や、角栓のつまりなどがありますよね。どんな悩みを抱えていますか？まずは毛穴の悩みから見ていきましょう。

黒ずみや角栓の原因は毛穴に溜まった皮脂や洗いきれなかったメイク汚れ、古い角質が原因です。そのため、日々のクレンジングでしっかりメイク汚れを落とし、スペシャルケアとして角質除去が期待できるクレイパックや酵素洗顔を取り入れるのが効果的です。また、ホットクレンジングなど、毛穴を開かせる効果のあるクレンジングも有効です。

角質除去成分としては、AHA・BHA・PHA・酵素などが挙げられます。商品パッケージの裏に配合成分が記載してあるので、参考にしてください。

また、うるおいが不足すると皮脂が過剰に分泌されて黒ずみや角栓の原因になってしまうので、クレンジング、洗顔した後はしっかり保湿するようにしましょう。

たるみ毛穴は肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少し、目立ってきます。開き毛穴も、肌の乾燥が原因でキメが乱れ、目立ちやすくなります。

ミルククレンジングなど、保湿力のあるクレンジングを選んで肌の潤いを適度に残すように心がけましょう。皮脂分泌抑制・抗炎症作用・代謝促進が期待できるビタミンA・B・C配合のクレンジングを選ぶのがおすすめです。皮脂を抑制し、ターンオーバーを整えると毛穴ケアにはとても有効です。

クレンジングにはウォータータイプやミルクタイプから、バーム、オイルタイプまでさまざまな種類があります。角栓や毛穴の黒ずみのケアに特におすすめなのは、皮脂やメイク汚れとの馴染みがいいバームタイプのクレンジングです。洗浄力が高く、また、肌の上での滑りがいいので摩擦による肌への負担を軽減できるのも魅力です。

開き毛穴やたるみ毛穴のケアに特におすすめなのは、ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングです。洗浄力はやや劣りますが肌に優しめで、保湿力もある商品が多いです。

ただし、使い心地やメイクの濃さ、肌の敏感さによっておすすめの種類は変わってきます。記事の後半ではより詳しくそれぞれの特徴をご紹介します。

肌に優しいクリームタイプのクレンジングは、洗浄力は低めですが水分や油分を落としすぎずもっちりと保湿してくれます。オイルやジェルタイプだとお肌がひりひりする乾燥肌の方や、開き毛穴やたるみ毛穴が気になり、優しく肌クレンジングした方にもおすすめです。

ただしメイクに馴染ませるのに少し時間がかかるものもあるので、メイクが濃い目の方は気をつけてください。

バームタイプは、半固形状のオイルで、リップバームのような独特なテクスチャーです。肌に乗せてメイクと馴染ませると、体温で溶けてふわっと軽いオイル状に変化します。また、液だれしないので、お風呂場以外の場所でも扱いやすいです。

さらに、バームが溶けて肌の滑りが良くなるので、クレンジング中の肌摩擦を軽減してくれます。優しく洗いながら洗浄力もあるので、濃い化粧にもおすすめです。洗い上がりはしっとりしたものから、オイル切れのいいさっぱりしたものなどさまざまなので、自分好みの洗い上がりを選んでみてください。

詰まり毛穴は、余分な皮脂と古くなった角質が混ざり合って角栓が毛穴に詰まった状態です。特に小鼻や鼻の頭、Tゾーンに多い毛穴トラブルです。

対策として、毎日クレンジングするのが大切です。また、スクラブ・酵素・AHAなどの角質除去作用がある成分の含まれたクレンジングを適度に活用するのもおすすめです。洗顔前にホットタオルで毛穴を開かせてから、クレンジングするとより効果的です。

毛穴の黒ずみは、詰まり毛穴による角栓が空気や紫外線に触れて酸化し、黒っぽく変色した状態です。イチゴ鼻とも呼ばれます。毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった角質が除去されずに、そのまま残ってしまうために起こります。

対策として毎日クレンジングを行い、角栓ケアに効果的なスクラブなどを適度に活用しましょう。

特に30代以降に多いたるみ毛穴。肌のたるみにより毛穴が帯状に広がってしまう状態です。たるみ毛穴の原因は、年齢を重ねるにつれて、皮膚の中のコラーゲンやセラミドが減少し、肌のハリが低下して、毛穴を支えきれずにたるみが起きてしまいます。

また、30代はそれまでのスキンケアや紫外線・食生活なども影響します。対策として、日焼け対策や健康な生活習慣を心掛けるのが大切です。また、コラーゲンやヒアルロン酸をスキンケアに取り入れるのもおすすめです。

界面活性剤とは、水と油を混ざり合わせる働きを持つ成分をいいます。クレンジングにも界面活性剤は含まれている場合が多いです。ただ、界面活性剤が入っていても肌への刺激が少ない、非イオン系の界面活性剤を使用しているクレンジングであれば、刺激を抑えながら毛穴ケアが行えます。

この非イオン系とは、グリセリルなどといった成分と表記されているので、購入前のチェックをおすすめします。石油系界面活性剤フリーの場合は、しつこい汚れが落としにくいデメリットがあります。

毛穴の黒ずみ汚れや古い角質を除去してくれる、AHAやPHAなどの角質柔軟成分やビタミンＣなどの毛穴ケアに友好な成分が含まれているクレンジングを選びましょう。

開き毛穴には、引き締め効果のあるビタミンC誘導体やエラスチンなどがおすすめです。たるみ毛穴には、潤い・ハリ・弾力を与えるセラミドやコラーゲン、リフトアップ効果が期待できるエラスチンなどの成分が適しています。

「クレンジングのあとには洗顔をするのが面倒」「マツエク中にも使えるものがほしい」といった願いを叶えるクレンジングもあるので、毛穴ケアはしたいけどそれ意外に特に悩みはない方は機能重視で選ぶのがおすすめです。

まつエクを着けていると、クレンジング製品を選ぶ幅がかなり狭くなってしまいます。相性の悪いクレンジングを使用していると、エクステをまぶたの間のグルーを分解してしまいます。

特にまつエクは、オイルと相性が悪いといわれています。一方で、ジェルタイプの商品は、まつエクOKの商品が多い傾向にあります。しかし、すべての商品がそういうわけではありません。また、一般的には油分を含んでいる製品は避けた方がいいといわれています。

商品の説明欄などに、まつエクに対応しているかどうか記載があります。まつエクでも使用OKと書いてある商品を選ぶようにしましょう。

ダブル洗顔とはクレンジングでメイクの油分を落とした後に、改めて洗顔をする方法をいいます。クレンジング材と洗顔料だと、落としてくれる汚れの種類が異なります。

ダブル洗顔不要の商品なら別途洗顔料を用意したり、2回洗顔をする手間を省けるため時間のない朝や、遅く帰ってきた夜もラクになりおすすめです。

肌トラブルを隠すためファンデやコンシーラーでメイクしている男性も増えてきましたよね。そうでなくとも、毛穴の開きが気になる方は、メンズ用クレンジングがおすすめです。

男性は平均的に女性よりも皮脂量が多く、また水分量が女性の半分程度です。特に皮脂量は女性の3倍とされているため、普段からテカリを感じる男性にはメンズ用のオイルタイプクレンジングをおすすめします。

ただし、男性も個人によって肌質が異なります。乾燥肌の方や敏感肌の方、皮脂が多いように見えても肌内部が乾燥しているインナードライ肌の方もいます。洗顔しすぎるとかえって逆効果なので、優しく丁寧に洗いましょう。

クレンジングをする前の準備として「蒸しタオルで顔を温めておく」と、毛穴が開いて汚れが除去しやすくなります。毛穴は温めると開いて冷やすときゅっと引き締まるので、毛穴を開いた状態でクレンジングを行いましょう。

クレンジングは顔全体のメイクを浮かすようにくるくるとなじませます。特に、汚れが詰まりやすい小鼻は上下にスライドして、落とし残しのないように気を付けましょう。顔全体になじませたら、十分に洗い流して、柔らかいタオルで優しく抑えながら水分をふき取ります。

オイル系のクレンジングなどを使っている場合は、流す前に乳化させる必要があるものもあります。乳化させるときはメイクとクレンジングを馴染ませたあと、少量の水をつけ、白く濁るまで再び馴染ませます。それぞれのクレンジングに応じた正しいスキンケアを心がけたいですね。

乾燥は皮脂の過剰な分泌につながったり毛穴の目立ちにつながるので、しっかりと保湿をするのが基本です。皮脂がとても気になる場合やニキビなどに悩んでいなければ、クリームなどを使用してしっかり水分を逃さないようにしましょう。

W洗顔については、使っているクレンジングの説明に従うのが一番です。必要ないと書かれているものは、W洗顔しなくても十分なようです。

毛穴が気になるからといって、角栓を指で押し出したり、無理に毛穴汚れをとる行為は避けましょう。毛穴にダメージを与え、たるんだり開いたりしてしまう可能性があります。