ベビー枕のおすすめ28選｜頭の形を良くする枕や絶壁を治す方法はある？

「向き癖を治して絶壁を防止できるベビー枕が欲しい」と思っている方は多いのではないでしょうか。せっかく購入を検討しているなら、お子さんの頭の形をよくするものがほしいですよね。そもそも絶壁とは、後頭部が断崖絶壁のように垂直になっている状態です。絶壁になる原因は主に、幼少期の寝るときの大勢にあります。

実は生後6ヶ月ぐらいまでは頭が柔らかく変形しやすいため、常に同じ体勢で寝かしてしまうと絶壁になる可能性が高くなるのです。生後から早めに対策を行えば、きれいな頭の形をキープしやすくなりますよ。しかし、ベビー枕には数多くの種類があるためどれを選ばいいのか難しいですよね。

そこで今回はベビー枕の選び方や、日本製のエスメラルダ・西松屋・ニトリなど人気メーカーのおすすめ28商品と口コミをご紹介します。頭の形を良くする枕や向き癖防止の枕や絶壁を治す方法はあるのか、いつから使えばいいかなども解説していきますので最後までご覧ください。

ベビー枕を使用する場合、他のパパ・ママはどうしているのか気になりますよね。ベビー枕は首がすわってからの使用が一般的とされてます。ただ商品によって新生児でも使えるものもあるので、絶壁などが気になる場合は首がすわる前からでも使用して問題ありません。

幼い頃からベビー枕を使用すると、絶壁以外にも向き癖対策に活かせます。また、ミルクを吐き出しやすい生後4週間以内の赤ちゃんは胃が未発達のため、ゲップを出させてベビー枕に寝かせてあげると吐き戻し防止にも有効的です。

ベビー枕は3歳頃まで使えるようになっているので、3歳頃を迎えた辺りで幼児枕に切り替えましょう。小さいベビー枕をずっと使っていると、睡眠を妨害してしまいます。お子さんの成長と共に適切なサイズの枕を用意してあげて、ぐっすり眠れるようにしておきましょう。

ドーナツ型・くぼみ型のベビー枕は、真ん中に丸いくぼみを持たせた形状です。赤ちゃんの頭を優しく包み込んでくれて、自然な体勢を維持できます。また向き癖改善や、絶壁防止にも最適です。

ただしあくまでもサポートを行うものなので、商品によっては絶壁になったといったロコミも挙がっているものもあります。そのため心配な場合は、購入前にロコミなどを参考にしながら選ぶようにしましょう。

傾斜型は枕が少し斜めになっていて、上半身を起こすような形状です。赤ちゃんはまだ十分に胃が発達していないため、平らな状態で寝かせてしまうとミルクなどが逆流してしまいます。

よって、吐き戻しに繋がってしまうので、この傾斜型のベビー枕で対策を行いましょう。また上半身を少し起こしてあげると、呼吸がスムーズに行えて鼻詰まりを抑えられます。

赤ちゃんは少しの刺激によって肌トラブルを引き起こしてしまうので、心配な場合はお肌に優しい綿素材のベビー枕を用意してあげましょう。綿素材は敏感肌の方でも安心して使えて、柔らかい肌触りでチクチク感がありません。サラッとしているので暑い夏場も快適です。

さらに通気性や吸水性以外にも、耐久性もあるので長くお肌にいいものを使用したい方にもおすすめします。口に入れても害が少ないので、よくものを口に入れてしまう赤ちゃんにとっても最適な素材の一つです。

パイルはタオルに良く使用されている素材で、実は洋服や雑貨などあらゆるアイテムにも活用されています。柔らかな肌触りが特徴で、へたりにくく寝返りを打ってもふんわり感が損なわれません。

さらに通気性・吸水性に優れているので、季節関係なく1年中快適に使えるメリットがあります。程よく弾力性もあるので、底付き感もありません。

ガーゼ素材は綿素材と同様に、高い吸水性・吸湿性を持っています。実際に赤ちゃん用品に多く使用されている素材でもあり、速乾性にも優れているのでいつでも手軽にお手入れが可能です。肌触りもいいので、デリケートな赤ちゃんにも優しく寄り添います。

程よく保温性も持っているので、冬場にも最適で体を体温を下げてしまう心配がありません。汗が多い場合やよく吐き戻しなどをしてしまうようであれば、ガーゼ素材のものを選んでおくと便利です。

軟質ウレタンフォームは適度な硬さと、反発力を持ったタイプです。大人用の枕にもよく使用されていて、自然な体勢で眠れます。体に負担をかけにくいので、赤ちゃんを楽に快適に眠らせてあげられますよ。

ただし丸洗いができない商品が多いので、必ずカバーの有無をチェックしておきましょう。

ポリエステル綿を使ったベビー枕ベビーは、通気性や吸湿性に優れているのが特徴です。よって汗をかいてもムレにくいので、ベビー枕に使用する素材として妥当ともいえます。さらにふんわりとしていて柔らかいので、デリケートな赤ちゃんにも安心です。

丸洗いできる商品も多いので、お手入れに手間がかかりません。特に汗が気になる夏場やムレて息苦しそうな場合は、ポリエステル綿を使用した商品を選びましょう。

近年話題となっているのが、このジェルトロンです。ジェルトロンとはプルンとした質感が特徴で、絶壁対策に効果的とされています。水に浮かんでいるような使い心地となっていて、通気性など機能性にも優れていて万能なタイプです。

また赤ちゃんの頭を包み込むように支えるので、フィット感が高くズリ落ちにくいのがメリットで、絶壁にもなりにくくきれいな頭の形をキープできます。絶壁を徹底的に抑えたい場合は、このジェルトロンを選んでおくと安心です。

3Dポリゴンメッシュは、高い弾力性を持っていて頭が沈み込みにくくなっているのが特徴です。頭の柔らかい新生児から使える商品が多く、重たい頭をしっかりと支えてくれるメリットがあります。安定感が抜群なので、首がすわる前の赤ちゃんでも安心して使えますよ。

さらに作りもしっかりとしているので、長く使えるメリットがあります。丸洗いに対応しているベビー枕も多いので、お手入れの手間を省きたい方にもおすすめです。

「竹繊維」は、ガーゼよりも柔らかく優しい肌触りで抗菌性や速乾性があるのが特徴です。また防臭・抗菌作用もあり、敏感肌の赤ちゃんの頭・頬の炎症やアレルギーの症状を防ぐ特性もあります。通気性がいいので、よく寝汗をかく赤ちゃんにもぴったりです。

「メッシュ素材」もおなじく寝汗をかいてもムレにくく、いつでも枕をサラサラに保ってくれます。特に夏の寝汗対策をしたいなら、冷感枕カバーが採用されたタイプがおすすめです。冷たすぎずひんやり心地がいいので、朝までぐっすり寝られます。

赤ちゃんは代謝が良く汗をかきやすいので、ムレにくいものを選ぶ必要があります。なので通気性・吸湿性・吸水性が備わったものを選び、快適に眠れる環境を作ってあげましょう。使用されている素材によっても機能性が左右されてしまうので、素材にもこだわりたいところです。

たとえば、綿素材の場合は通気性や吸湿性に優れているので、夏場でも快適に過ごせます。赤ちゃんはお肌がデリケートなので肌トラブルを引き起こさないためにも、ムレにくいものを用意してあげましょう。

赤ちゃんは寝ている間の急な吐き戻しが頻繁にあります。なので、防水性の有無もチェックしておきましょう。防水性が備わったものは、中まで液体などが浸透しにくく汚れを抑えてくれます。

ただ防水性は本体ではなくカバーに備わっているものが多いので、もしカバーを洗濯している場合は本体にタオルなどを巻くのを忘れないようにしましょう。不安な場合は、あらかじめ本体にも防水性のあるものを選んでおくと安心です。

お手入れが行えるものでも、乾きが悪いと手間がかかってしまいます。乾きが早いと洗濯してもすぐに使えるので、躊躇なくきれいにできるメリットがありますよ。

ただどのぐらいの速乾性があるのかは、実際に使ってみないと分からないものが多いです。なので気になる商品がある場合はロコミやブログなど実際に使用した方の意見を参考にしながら、選びましょう。

赤ちゃんは代謝がいいので汗をかきやすく、さらに吐き戻しが多いです。汚れた際でもサッと洗えるように、丸洗いに対応しているのかをチェックしておきましょう。

丸洗いできるとそのまま洗濯機でお手入れできるので、家事の手間も省けます。汚れた状態で放置してしまうと、細菌などが増えてニオイも発生するため、快適に寝られるように清潔感を保てるものを選ぶのが大切です。

ベビー枕は商品によっては推奨される月齢が定められている場合があります。新生児期から使用できるものや、首が据わってから使えるものなど対象月齢を確認して購入しましょう。赤ちゃんの月齢に合わせて、適切な枕を選び成長を補助してあげるのが大切です。

特に新生児の場合はまだ首がすわっていないので、高い枕を使ってしまうと首や頭に負担がかかってしまいます。また首がすわった後であっても体勢が悪くなってしまい、快適な眠りにつけません。

睡眠不足や使用感の悪さにも繋がってしまうので、きちんとお子さんに合った高さのものを選んであげましょう。もし不安な場合は、布団とセットになった商品を選ぶのがおすすめです。以下のページではおすすめのベビー布団をご紹介しているので、一度チェックしてみてください。

「安全に使える枕を赤ちゃんに買ってあげたい」と思っている親御さんも多いですよね。安全性を重視するなら、医師・助産師・保育士が推薦している「日本製の枕」や「国内検査機関でのホルムアルデヒド検査済」の商品がおすすめです。

もし枕にホルムアルデヒドが含まれていた場合、敏感肌の赤ちゃんや皮膚疾患のある新生児に、アトピー性皮膚炎・じんましんなどの健康被害を及ぼす可能性があります。そうならないためにもAmazonなどの商品ページを確認して、国内安全検査済みや助産師推奨と記載された枕を選びましょう。

ベビー枕にはワンカラーで統一されたシンプルなものから、雲や王冠などがあしらわれたおしゃれなものまで種類がさまざまです。せっかく購入するのであれば、布団やお部部屋のデザインに合ったおしゃれなものを選びましょう。

同じ商品でもカラーバリエーションが豊富な商品も多いので、双子などお子さんの数が多くても色分けしながら使えます。デザインがいいとお部屋に違和感を与えず、気分もアップするのでこだわってみましょう。

Esmeralda（エスメラルダ）は、日本製のブランドなので赤ちゃんでも安心して使えます。コロンとしたかわいいドーナツ型の枕は、熟練された職人さんが一つひとつ手作りで丁寧に作られたものです。ベビーの頭の向き癖を治し絶壁防止に役立ちます。

また通気性に優れた中綿素材を採用しているためムレ防止に効果的です。もし寝汗をかいても枕本体のみ手洗いできるため、衛生面でも安心して使えます。取り外しができるインサートパーツが付属しており、高さ調節ができるため頭の形をきれいにキープしてくれるのがポイントです。

西松屋といえばベビー用品を取り扱っている店舗として、聞き馴染みがある方も多いですよね。西松屋の魅力は豊富なラインナップと、リーズナブルな価格帯です。低価格ながら、通気性・吸水性に優れたパイル地などを採用し、赤ちゃんの敏感な肌に適した枕が販売されています。

ウサギやクマ・ヒツジ・星・ドーナツ型などのベビー枕は、636円〜979円（税込）と1,000円あればお釣りがくるためコスパも抜群です。もし生地がヘタってきたら安価なので割り切って、さまざまなデザインを試してみるのもおすすめします。

サンデシカの主力商品ともいえる「ザ・ピローベビー」は、枕専門メーカーの「まくら株式会社」と「サンデシカ」のママコエプロジェクトから誕生したベビー枕です。新生児から使えて頭の形をきれいに保つ工夫が施されています。立体構造でムレにくいほか耐久性が高いため、カバーを外せば洗濯機での丸洗いが可能です。

また吐き戻し防止のために作られた「スリーピングピロー」は、10度のゆるやかな傾斜で鼻づまりが軽減され、呼吸がしやすく体にも負担がかからない設計になっています。枕はすべて洗濯できるので、お手入れが簡単で衛生的です。

Nishikawa（西川）はベビー用品の寝具を取り扱うブランドです。西川のドーナツ枕は医師が推奨しているモデルが多く人気があります。新生児〜3ヶ月の小サイズ（目安）・4〜12ヶ月の中サイズ・約12〜24ヶ月の大サイズと、成長に合ったサイズが選べるのもポイントです。

頭や頬が触れる部分には、天然素材のオーガニックコットンを採用しているため、敏感肌の赤ちゃんにも優しい作りになっています。またヘタりにくい粒わたを詰めているため、耐久性がありながら中央のくぼみで赤ちゃんの頭を優しく包み込み安眠をサポートしてくれるのが特徴です。

Adokoo（アドコー）は低反発メモリーフォーム素材を採用し、人間工学に基づき設計された向き癖を防止するベビー枕です。枕中央の頭部エリアに加え、寝返り促進・寝違い防止・頸椎サポートの4つのエリアで、後頭部を優しく包み込みスムーズな寝返りをサポートします。

ニトリでは赤ちゃんの頭をサポートする、雲や王冠のデザインがキュートな「ふっくら、さらさらキルトシリーズ」のベビー枕が販売されています。手軽に洗濯機（ネット使用）で洗えるものポイントです。999円（税込）と低価格で買えるのも人気の1つといえます。

またNクールのコットンベビー枕も999円（税込）で買える人気商品です。円状に耳がついたかわいいデザインは100％コットンで肌に優しく、程よくひんやりした枕が頭を包み込みます。ニトリは他にもベビー用品が多数あるので、気になる方はチェックしておきましょう。

「赤ちゃんの頭の形を治したり、矯正したりするときはどんな枕を使えばいいの？」 と悩んでいる方もいますよね。枕だけで頭のゆがみを治すのは難しいといわれていますが、どうしても改善されない場合は、定時の体位変換を意識するのも大切です。

効果的に矯正したいなら専門の病院に相談するのがベストといえます。なかには赤ちゃんにヘルメットをかぶってもらい、頭の形を丸く整える方法もあります。ただし治療に適した時期は、まだ赤ちゃんの頭が柔らかい生後2〜6ヶ月頃（目安）なので、早めに対応しましょう。

ドーナツ枕で気を付けなければならないのが、赤ちゃんの窒息です。赤ちゃんがうつぶせになったときに、ドーナツ枕の穴に顔が埋まり窒息するリスクがあります。とくに、やわらかい枕ほど口や鼻などの呼吸器官が埋もれやすくなります。

窒息を防ぐためには、赤ちゃんの対象月齢を必ず確認し体のサイズを考えた枕の大きさを選ぶのが大切です。赤ちゃんは母親のおなかにいたときは背中を丸めた状態でいるため、新生児は背骨がまだC型に曲がっています。首が据わる生後三か月以上から使用すると、背骨を無理なく支えます。

ドーナツ枕だけでなく、やわらかい枕も同様に窒息の危険性があるため気を付けてください。

また、赤ちゃんが危険な体勢になっていないか寝ている間もしっかりと確認してあげましょう。

絶壁・吐き戻し対策ではなくSNS映え・お昼寝アートなどに使いたい場合は、手作りしてあげるのもおすすめです。難しいと思っている方も多いですが、簡単な方法で手作りが可能です。授乳時に便利でSNS映えがする、赤ちゃんの腕枕の作り方を紹介するので挑戦してみてください。

1. A4サイズの用紙を横にした状態で半分に折る
2. 折った状態で用紙全体のサイズに合わせ好みの形を書きハサミでカットする
3. 型紙を布に書き写し約1〜1.5cm外側をカットする（裏・表地各1枚）
4. 腕に通すゴムを約23cmにカットする
5. ゴム周りに使う布（横38×7cm）を2枚カットする
6. 5の布の表を向かい合わせに細長く折り、端から約0.5cmをミシンで縫う×2枚
7. 裏返してゴムがねじれないようにまっすぐ通す
8. ゴムの端が出たらクリップなどで固定しておく×2つ
9. 端から約0.5cmを左右縫い合わせる
10. 4の布を表どうしに向かい合わせ8を4の布に挟みクリップやピンで固定する（ゴム紐は枕の中心を避けて左右寄りに）
11. 4の布を線に沿って縫う（裏返せるようにスペースを残しておく）
12. 縫った布の端の曲線に一周切り込みを入れる
13. 生地を裏返して下から4cm・そこから5cm・横幅は約8cmの円を書く
14. 11の要領で縫う
15. 生地の半分と中心部に綿を入れる（中心部はやや薄めに入れ、周りはヘタりやすいのでしっかり入れる）
16. 中心部の縫い残し部分を縫い残り半分に綿を入れる
17. 枕の縫い残し部分をまつり縫いをすれば完成

吐き戻し防止には、タオルも活用できます。タオルで枕を巻いておくと、汚れてもすぐに新しいタオルと交換すれば清潔です。すぐに洗濯もできるため、使い勝手も抜群です。また大人用のバスタオルを畳んで使用すれば、枕は不要です。こちらも洗濯するだけでお手入れが簡単なので、おすすめです。

寝返りが打てるようになったら心配なのが、うつぶせ寝による窒息やベットからの転落ですよね。うつぶせ寝を防止するのに適した「寝返り防止クッション」は、枕の両側が高くなっているため窒息のリスクを軽減させるのに効果的です。

また「うつ伏せ防止ベルト」は、本体をマットに巻いた上にベルトをセットするだけの簡単取り付けで、仰向け寝・横向き寝に対応しベットからの転落を防いでくれます。「ベビーモニター」は、赤ちゃんの動き・うつぶせ寝・温度センサー機能が内蔵されており、異変があればスマートフォンにアラームで通知してくれる便利グッズです。

今回はおすすめのベビー枕をご紹介しましたが、気になった商品はありましたか。おしゃれなものから機能性に優れたものまで、さまざまな選択肢から選べます。この機会にお子さんにピッタリの商品を見つけて、活用してみてください。