【2023年】ベビーモニターおすすめ14選｜安いモデルも！いつまで必要？

赤ちゃんや小さいお子さんは好奇心旺盛なので、目を離すとつまづいたり転んだりと心配が絶えませんよね。とはいえ、炊事・洗濯といった家事はもちろん仕事に出かけなければならない方も多く、四六時中見守るのは難しいものです。

そこでおすすめしたいのがベビーモニターです。ベビーモニターはカメラとモニター・スピーカーを組み合わせて、赤ちゃんの様子を監視できます。スマホ連携機能を使えば外出先からも見守り可能です。

本記事ではそんなベビーモニターの選び方、おすすめメーカーや商品などを詳しく解説します。また、いつまで必要か、安い商品やレンタルサービスなどはあるかなどもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ベビーモニターとは、専用のカメラ・スピーカーで捉えた映像や音声を対応機器にリアルタイムで伝送するデバイスです。赤ちゃんの見守りがメインですが、ペットや介護の必要がある人をモニタリングする用途にも適しています。価格は比較的安く、おおよそ4,000～2万円程度で標準的な性能の機種を購入可能です。

音声のみタイプのベビーモニターは、屋内利用に適しています。映像での確認ができないため、すぐに様子を見に行ける距離で使うのがおすすめです。コンパクトで軽量なため、エプロンのポケットに入れたり、洋服にクリップ留めしたりといった使い方もOK。価格が安いのもメリットの1つです。

見守りカメラ付きモニターは、映像・音声機能を両方備えたタイプを指します。赤ちゃんの動作・声・周りの音に応じて通知やアラートが出されるため、目の離せない時期の赤ちゃんを見守るのにぴったりです。

カメラに追跡機能があれば、赤ちゃんの動きに合わせて視点移動できるためさらに便利。双方向音声機能付きなら、声がけもできてより安心です。

専用モニタータイプとはカメラに対して専用のモニターが紐づけられたタイプです。あらかじめカメラとモニターがワイヤレス接続されており、初期設定の手間を大幅に省略できるメリットがあります。

ワイヤレスでも有効範囲が限られているため、外出先での利用には不向きです。スマホ連携タイプのようにアプリ起動・画面切り替えする必要がないため、自宅で家事をしながらチェックするのに適しています。

アプリモニタータイプは、専用アプリを利用してカメラの映像をスマホのモニターに伝送するタイプです。一般的な利用範囲であれば距離は無制限のため、外出先から赤ちゃんの様子を見守るのに適しています。機種によってはスマホ経由でカメラを遠隔操作するのも可能です。

ベビーモニターを購入するか迷っている方のために、ここではメリット・デメリットやベビーモニターの使用がおすすめの人について紹介します。ぜひ参考にしてください。

【ベビーモニターの使用がおすすめの人】

• ワンオペの人
• 双子・年子など複数の子どもがいる人
• ネントレに挑戦したい人
• ペットを飼っている人

ベビーモニターは画質が高く画角の広い機種ほど質のいい映像を再現でき、赤ちゃんの様子も正確に把握できます。また、カメラアングルを上下左右と自在に調整できるものを選べば、ベッドのどの位置からでも赤ちゃんの姿が確認できるので安心ですね。

アングルの調節は、見守りモニター側から遠隔操作できる商品もあるので便利です。さらに、設置場所に関しては、赤ちゃんが触って倒さないような位置を心がけるのが重要です。

画質を求める場合は、解像度と画素数が大きいものをえらんでください。画角は撮影範囲を左右するので、できるだけ広い角度のものを選びましょう。録画時の映像品質にも影響するため、録画機能とセットで考慮するのがおすすめです。

ベビーモニターに搭載されるセンサーは、主に動体・音・温度の3種類です。動体センサーは転倒・落下・寝返りなどを察知するのに役立ちます。たとえば、赤ちゃんの呼吸や手足の位置が苦しくなるような体制になっている・うつ伏せのままになっている（うつ伏せ検知）などのシーンで、泣き声・咳・転倒などに反応します。

また、温度センサーがあれば、発熱・低体温症などを感知するのに便利です。3種類とも揃っているのがベストですが、相応に価格も高くなるため必要なタイプを選別するようにしましょう。

スマホアプリ連携機能付きのベビーモニターなら、外出先でもスマホ経由で見守りが可能です。専用モニター付きの機種は有効範囲を超えての使用はできないため、外出先からの見守りには適していません。

そこで、外出の機会が多い場合はスマホアプリ対応の機種を選ぶようにしましょう。録画機能付きであれば、映像データを育児記録として残せます。

ベビーモニターとカメラの接続方式は有線とワイヤレスに分かれますが、最近の市販品はワイヤレスが主流です。有効範囲がケーブルに制限されず、外出先でもモニターをチェックできるメリットは非常に大きいです。

有線の機種を見つけた場合でも、ワイヤレスの機種と価格や性能が競合する場合はワイヤレスを選ぶようにしましょう。

ベビーモニターの電源タイプは、常時つないでおくものと充電式の2種類があります。常時つないでおくものは電池切れが起きないのが魅力ですが、使用場所が限られてしまいます。そのため場所を問わず使用したい方は充電式がおすすめです。ニーズ・使用環境に応じて適した商品を購入してください。

スマホへの無線接続・初期設定は、不慣れな方にとって相当な手間を要します。しかし、カメラとモニターがセットになった専用モニタータイプの場合、専用設計のため無線接続を自分で設定する必要がありません。

専用モニタータイプの場合は、取り付け位置・使用モードの決定といった基本的な設定のみ行えばOK。そのため、ベビーモニター初心者におすすめです。

無線接続を利用した遠隔操作対応のベビーモニターは便利な反面、第三者によるハッキングのリスクも伴います。ハッキングによって生活パターンを知られたり、親の留守を知られたりするのは大変危険です。

遠隔操作対応のベビーモニターを選ぶ場合は、盗聴防止機能が搭載された機種を優先しましょう。ソフトウェアを最新バージョンにアップデートしておくのも大事です。

マイク機能が付いていると、カメラのある場所の音も聞けます。赤ちゃんが泣いている場合や何か変化があったときに、すぐに気付けるので安心です。またモニター側の音声をカメラ側に流す相互タイプならば、赤ちゃんに呼びかけられます。興味のある方はぜひマイク機能付きを探してみてください。

フレームアウト機能とは、カメラの画角から赤ちゃんが外れてしまったときにお知らせしてくれる機能のこと。赤ちゃんは就寝中もよく動きますので、フレームアウト機能が付いていると安心です。なかには赤ちゃんの動きに合わせて自動で追視するベビーモニターもありますので、検討してみてください。

ナイトモードとは、赤外線を利用した暗視モード機能を指します。消灯時に暗視できるため、夜間の見守りに役立ちます。たとえば、別室で赤ちゃんを寝かしつけた後でも睡眠中の窒息・寝返りに伴うケガなどを察知しやすいです。

家事をしながら寝室の様子を確認したり、夫婦の時間を過ごしながら赤ちゃんの様子を眺めたりできるメリットがあります。

機種によっては、赤ちゃんの泣き声に反応して音楽を流す機能が搭載されています。外出中で赤ちゃんをあやすのが難しい場合でも、子守唄・童謡などによって赤ちゃんをリラックスさせられます。

子守唄・童謡のほか、胎内音・波・心音といった音も効果的です。自宅にいるときが少ない場合は、音楽機能にも注目するようにしましょう。

ベビーモニターにはモニターが付属しない機種もあります。モニター非搭載のタイプはスマホをモニターとして使用するか、音声機能のみ備わっているものが一般的です。専用モニターが付かない分製造コストも安く、おおよそ3,000～5,000円とリーズナブルに購入できます。

日本を代表する総合家電メーカー、パナソニックのベビーモニターは高性能・高機能で、価格設定のバランスも優れています。動作検知力が高く、商品や設定次第では指先の動きまで捉えられます。

ズーム・パンチルトといった補助機能も充実しており、赤ちゃんの様子を多角的に捉えるのに役立ちます。操作方法も簡単なので、幅広いユーザーにおすすめです。

secuOnは日本のオプテック社が展開するセキュリティブランドで、監視カメラ・マイクロレコーダーなどで実績があります。設計コンセプトは「ハイブリッドデジタルベビーモニター」で、専用モニターを利用して遠隔操作できるのが大きな特徴です。microSDカードに映像を記録できるため、ホームビデオ・成長記録用の機器としても役立ちます。

トリビュートは、人気モデルでママタレントとしても活躍している蛯原友里さん愛用のメーカーです。専用モニター付きの簡単設計で、多くの機器に見られるような使用開始に伴うネットワーク設定が不要です。

赤ちゃんの動作に反応する音声通知機能により、画面を見張り続ける必要がありません。精度の高い暗視機能・自動追跡機能も好評です。

お子さんがある程度目を離しても問題ないほどに成長すれば、ベビーモニターの必要性は薄れると考えられます。目安の1つとしては、物心がついてある程度自分の意思を表示できるようになるなどです。

個人差はあるものの、おおよそ5～6歳を目途に考えれば十分といえます。とはいえ、小学校低学年でも目の離せない場合も少なくありません。年齢に囚われず成長に合わせて柔軟に対応してください。

帰省・出張などの用事で、やむを得ず子どもと離れて過ごす必要性が生じるのは珍しくありません。とはいえ、わずかな期間のためだけにベビーモニターを購入するのも悩ましいところ。そんな時におすすめなのがレンタルサービスです。

ベビーモニターをレンタルする場合の料金目安は、月額1,500～2,500円程度です。製品の使用感を確かめたい時にもおすすめします。

近年では、スマホやタブレットからアプリを利用して代用できるベビーモニターもありますが、赤ちゃんを見守るには不十分な箇所もあるのであまりおすすめはできません。アプリのメリット・デメリットは以下のとおりです。

【メリット】

• 費用が安い（無料または月額料金）
• すぐに導入できる

【デメリット】

• 無料の場合、広告が付いて見づらい
• 画質がいまいち
• センサーや検知機能がない場合が多い
• デバイスを2台用意する必要がある
• セキュリティ面が心配される

スマホアプリはインストールして初期設定を済ませばすぐに使用できますが、やはり安全面や見守り機能は専用モニターに劣ってしまいます。

ベビーモニターは、使い方次第で非常に便利なアイテムです。センサーやアラートをうまく活用すれば、赤ちゃんからある程度目を離すのも不可能ではありません。本記事を参考にぜひ忙しい人ほどベビーモニターを有効活用してください。