ホホバオイルおすすめ23選｜ドラッグストア・薬局で市販されている？

ホホバオイルとは、植物である「ホホバ」の種から取り出したオイルです。保湿力が高く肌を潤したり、髪の毛にツヤを出したりしてくれる効果があります。また、ホホバオイルは酸化しにくいため、安定した品質で長く使えるのも嬉しいポイントです。

ホホバオイルは用途が幅広く、さまざまなシーンで使えるオイルとして人気があります。ホホバオイルは、「未精製のゴールデンホホバオイル」と「精製されたクリアホホバオイル」の2種類に分けられます。近年ホホバオイルは人気を集めており、さまざまなメーカーから多種多様な商品が発売されているため、どれを選べばいいか迷ってしまいがちです。

そこで今回は、ホホバオイルの人気商品をピックアップしました。また、ホホバオイルの選び方・使い方・マツモトキヨシなどのドラッグストア・薬局・ドンキホーテでも買えるのかなどの情報も紹介するので参考にしてください。

ホホバオイルには、精製されたクリアホホバオイルと、未精製のゴールデンホホバオイルがあります。一見同じように見えますが、2つのオイルには大きな違いがあるため、効果や使いたい箇所を基準に選びましょう。

「ゴールデンホホバオイル」と呼ばれる未精製タイプのホホバオイルは、種子から抽出した油をそのままパッケージに閉じ込めたホホバオイルを指します。

主成分である「ワックスエステル」だけでなく、ビタミンやミネラルなどの養分がそのまま入っており、より高い美容効果が期待できるのが未精製タイプの魅力です。

しかし、養分を逃さないために油中の不純物を取り除く作業が割愛されているため、肌への刺激を感じる可能性があります。敏感肌の方は注意してください。ゴールデンホホバオイルは、美容効果を高めたい場合やダメージを修復したい場合に適したオイルです。

「クリアホホバオイル」と呼ばれるのは、精製済みのホホバオイルです。製造過程で加熱処理が施され、油内の不純物が取り除かれています。そのため、劣化しにくく肌にやさしいのがメリット。敏感肌の方も使いやすいオイルです。

一方で、加熱処理の工程においてビタミンなどの養分も取り除かれてしまう一面もあります。そのため、ダメージの多い髪などへ塗布する場合は「クリアホホバオイル」は少し物足りないかもしれません。しかしマッサージや保湿などで肌に塗布する場合には、精製されたクリアホホバオイルが最適です。

ホホバオイルの抽出方法には、「低温圧搾法（コールドプレス）」「水蒸気蒸留法」「溶剤抽出法」などがあります。

「低圧温搾法（コールドプレス）」と呼ばれる抽出方法では、不純物を取り除く際の熱処理温度を30度以下で行います。他の抽出方法の製造過程では高温で熱処理が行われ、不純物とともに栄養分まで失ってしまうため低圧温搾法で摘出されたオイルを選びましょう。

コールドプレスは低温で熱処理を行うため高温に弱い養分もそのままに、不純物のみを取り除けます。オイルを製造方法で選ぶ場合は、品質が高いコールドプレス製造のものが最適です。

ホホバオイルの抽出方法の中には、「水蒸気蒸留法」や「溶剤抽出法」と呼ばれる製法もあります。これらの抽出方法は不純物を取り除く工程において高い温度で熱処理がなされ、ホホバオイルの魅力を減少させてしまうためおすすめできません。

その際、高温に弱い養分も不純物とともに処理されてしまい、オイルの品質が劣化してしまいます。したがって抽出方法でホホバオイルを選ぶ場合は、「水蒸気蒸留法」・「溶剤抽出法」ではなく、低温で加熱処理を行う「コールドプレス」の製品が適しています。

ホホバオイルを選ぶ際は、原材料に混じり気がない厳選されたものを選びましょう。中には、オイルの製造過程で香料や保存料などの添加物を入れて作られているものもあります。

敏感肌の方や肌が弱い方の場合、この添加物によって肌が刺激されてしまうと肌トラブルを起こす可能性があるため注意が必要です。肌が敏感な方は刺激の少ないホホバオイルが適しています。

「無農薬（オーガニック）」のホホバオイルは、肌への負担が少なく、敏感肌の方にもおすすめです。オイルに農薬や化学肥料を用いて栽培されたホホバの種が使用されていると、肌へ刺激を与える可能性があります。せっかく使うなら、よりお肌にいいものを選びたいですよね。

肌にやさしく品質にこだわったホホバオイルを探している方は、農薬が入っていないオーガニック認証マークがついているオイルを選びましょう。オーガニック認証マークがついているからといって、価格が高いわけではないので気軽に試せます。「なるべく肌にやさしいオイルを購入したい」「農薬が気になる」方はぜひチェックしてみてください。

ホホバオイルの中には、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ成分が含まれているものもあります。これらを使用すると、スキンケアやマッサージをしながらシミ・ソバカスを防げるので、保湿だけでなく肌をトーンアップさせたい方に最適です。

ただし、シミやソバカスを防ぐ成分が入ったオイルは製造過程において後から添加されるものなので、この成分が入ったホホバオイルは100％自然由来ではありません。添加物が気になる方や肌が敏感な方は、使用を控えましょう。

ホホバオイルの質感は、どれも同じだと思っている方も多いのではないでしょうか。ホホバオイルは、成分組成によってオイルの質感が変わるため、それに伴って使用感も違います。

また、オイルはベタつきやヌルつきなどで使用の際に不快に感じるデメリットもあるため、気に入るテクスチャや使用感などを店頭のサンプルなどで試してみると失敗が少ないです。

市販のホホバオイルは、容器も多種多様です。スポイト式のものやポンプ式のもの、少量入りのものから大容量のものまでさまざまなので、自分が使いやすいタイプの容器から選びましょう。

ホホバオイルの使用期限は、開封後1年程度とされています。そのため毎日全身マッサージを行うなど日々大量に使う方以外は、使い切れる小容量タイプが最適です。15ml程度の小さいものから販売されているので検討してみてください。

またホホバオイルは紫外線に当たると劣化しやすくなります。容器で選ぶ際は、遮光性のあるものを選びましょう。ホホバオイルは小容量で遮光性のある容器の製品を選ぶと品質を維持できます。

ロングヘアのケアなどで毎日多量のオイルを使う場合、大容量のホホバオイルを選びましょう。ホホバオイルは外気に触れると劣化しやすくなるので、大容量の物を購入する際はキャップがしっかり閉まるパウチやペットボトルタイプを選ぶと品質を保てます。

衛生面を考えても、しっかり栓ができた方がホコリが入りにくいです。内容量の多いものでは、1リットル以上の量が入っているものもあります。購入後の劣化を防ぎたい方は遮光瓶に小分けして保管しましょう。

無印良品のホホバオイルは、ホホバオイル自体の人気の火付け役となった商品で、人気かつ定番のオイルです。無印ブランドは日本製なのが魅力で、サラッとしたテスクチャはストレスなく使用できます。また添加物が入っておらず100％天然由来のオイルなので、肌に優しいのが特徴です。

精製タイプなので、マッサージや保湿などのデイリーケアに適しています。お値段もお手頃なので、思い切り使えるのも魅力です。

生活の木では、精製・未精製両タイプのホホバオイルの取扱いがあります。どちらのタイプも人気の商品で、サラッとした使い心地が特徴です。ベタつかず軽やかな使い心地のため、お風呂上がりのマッサージや、夏場のボディケアにも適しています。

生活の木の商品は高品質のため高価格なイメージがありますが、ホホバオイルに関してはリーズナブルで手に取りやすい価格なのも人気のポイントです。

人気のリラクゼーションスパ店「桧 spa hinoki」がプロデュースするホホバオイル「spa hinoki」は、自宅で本格ケアができる人気の商品です。肌に大変優しいので、化粧品でかぶれてしまう敏感肌の方にも適しています。

世界基準の有機認証機関である、ECOCERT GREENLIFE（エコサートグリーンライフ）によりオーガニック認定を正式に受けている商品なので、成分までこだわりたい方に人気です。お値段も100mlで1,800円とお手頃なので、ぜひ試してみてください。

大手訪問販売の化粧品会社で活躍していた創設者によって誕生した「自然化粧品研究所」は、女性の肌悩みにやさしい化粧品を開発しています。また年齢に応じたケアにかかせない成分、レチノールを含んだ化粧品シリーズは特に有名です。

自然派化粧品研究所のホホバオイルは、オーガニック認証済みのオイルで肌にやさしいだけでなく、ビタミンやミネラルなどの美容成分も含まれています。さっぱりとした使い心地のため、ベタつきが苦手な方でも毎日のスキンケアに取り入れやすいオイルです。

ホホバオイルはドンキホーテやマツモトキヨシ、その他ドラッグストアなど身近な店舗でも購入できます。購入を迷っている方は、まずはドンキホーテやマツモトキヨシなどのホホバオイルから試してみましょう。

上記のお店で購入できるものは、スパ専門店やナチュラルブランドのものよりもリーズナブルなプチプラ商品が多いので手軽にホホバオイルを試せます。また店頭には保湿に優れたものやいい香りのものなど、多種多様なオイルが揃っているのでチェックしてみてください。

ホホバオイルは主に、アメリカやメキシコなどの砂漠地帯で採取されています。そのほかにも、ペルーやアルゼンチン、チリやエジプトなどの砂漠地帯でも採取されるため産地はさまざまです。その中でも、ホホバオイルの品質に関わる土質や水質、温度の面で適している産地としてアメリカが挙げられます。

また、産地によって違いが出るのは成分の含有量です。ホホバオイルの主成分であり、肌の潤いや弾力を保つ成分のワックスエステルや、肌を保護するビタミンEの含有量は産地によっても違いがあります。

メーカーや価格などを基準に選ぶのも選択肢の一つですが、ラベルに明記されている産地などを見て選ぶのも良質なホホバオイルに出会える方法です。

ホホバオイルの取り扱いがあるお店は限られています。実際に手にとって確認してから購入したい場合には、無印良品やダイソーに足を運びましょう。

また手軽に購入できるネット通販もチェックしてみてください。ネットはホホバオイルの品揃えが豊富で、抽出方法や使用感・容量・容器など好みのものが見つかります。

ホホバオイルは、クレンジングオイルとしても使用できます。ただし、メイク落としとして販売されているオイルよりは洗浄力が低いので、マスカラなどポイントメイクはリムーバーで払拭するとメイク残りがありません。

またホホバオイルは肌を雑菌や汚れから守る働きをするので、毛穴も気にならなくなります。小鼻や頬など毛穴が気になる箇所を指の腹で優しく撫でて黒ずみを浄化、クレンジングとして使用する際は毛穴ケアも行いましょう。

ホホバオイルは、全身のマッサージにも使用できます。サラッとしたテクスチャーのものが多いのでマッサージオイルのベタつきが苦手な方は、ホホバオイル代用でマッサージをお試しください。

またホホバオイルは保湿効果も高いので、マッサージを行うと同時にスキンケアを行えます。ただし、未精製のゴールデンオイルには刺激があるものが多いので、肌の弱い方は精製済みのクリアオイルを使用しましょう。

ホホバオイルは、髪に塗布してヘアオイルとして使用できます。濡れた髪にコンディショナーとして使用すると、シャンプーでは落としきれない皮脂汚れもきれいになるのでヘアケアアイテムとしても人気です。

また、乾いた髪につけると流さないトリートメント代わりになり、傷んだ髪を補修して滑らかにします。一緒に頭皮マッサージを行なうと、頭皮の新陳代謝を促す効果が期待できるため人気の使用方法です。ダメージの多い髪のケアには、補修力が高い未精製のゴールデンホホバオイルが適しています。

ホホバオイルは、肌に塗布するとしっかりと保湿ができるので、ボディケア用品としても活躍します。天然由来のホホバオイルは肌に優しく保湿力も高いので、お風呂上がりや乾燥が気になる季節の使用も最適です。

サラっとした使い心地のものも多いので、保湿クリームやベビーオイルなどのベタつきが気になる方は、代わりにホホバオイルを試してみましょう。肌に塗布する場合は、刺激とオイル臭の少ない精製済みのクリアオイルも人気です。

刺激が少なくベビーマッサージにも使えるホホバオイルですが、赤ちゃんや幼い子供の肌に使用する際は注意が必要です。赤ちゃんは大人よりも肌が繊細なので、ホホバオイルの使用によってアレルギーを起こす可能性があります。

実際に使用する前に、必ずパッチテストを行ってから塗布するようにしてください。使用するオイルは刺激が弱く、不純物のない精製済みのクリアオイルが適しています。

ホホバオイルは、温度が低い場所で固まってしまう性質があります。7〜8度前後で凝固してしまう場合が多いので、寒い場所で放置をせず、室内の暖かいところで保管しましょう。

ホホバオイルは、寒さで固まってしまっても温めると元の液状に戻ります。一度固まってしまっても品質は損なわれません。液状に戻す具体的な手段は暖かいタオルで包むなどして、30度から40度の温度に温めるのが適した方法です。

また、ストーブの前など暖かい場所に置いておくのも手段の一つです。そのほかにも、容器をぬるま湯に浸して湯せんにすると、早い時間で液体に戻ります。電子レンジや直火による融解は危険ですので決して行わないでください。

マカダミ屋のサンライズオイルは、一部のドラッグストア・ロフトなどのバラエティショップで取り扱いがあります。近所に取り扱い店舗がない場合は、インターネットショッピングがおすすめです。Amazon・楽天などのECサイトなどで購入可能なので、ぜひ検索してみてください。

ホホバオイルに関心がある方は、以下のような内容の記事にも関心があるのではないでしょうか。以下の記事では、全身のケアに使えるココナッツオイルや、シミ・そばかすのケアが期待できるひまし油について解説しています。

それぞれのオイルの使い方や効果、人気商品などをご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ホホバオイルは、精製や未精製・容器や容量・メーカーなどさまざまな選び方があります。使用できるシーンの幅も広く、種類を選べば全身に使える便利なアイテムです。購入を迷っている方は、ぜひ自身の用途に合ったホホバオイルを選んでみてくださいね。