スピーカー内蔵MP3プレーヤーのおすすめ3選｜防水・大音量・ハイレゾまで解説

小さなサイズで持ち運びも簡単なスピーカー一体型のMP3プレーヤーは、その人気からさまざまなタイプが出ています。部屋で一人気軽に音楽を聴いたり、友達と集まって音楽を流したり、キャンプなどのアウトドアや外出時に音楽を楽しんだりと、いつでもどこでもスピーカーから流れる音楽を楽しめます。

また、容量のなかに多くの楽曲を入れられるので、出先でも気軽に好きな曲を持ち歩き可能です。スマートフォンのように、容量が足りなくなったり、通信制限が気になって音楽が聴けないなどもありません。

今回は口コミと一緒にスピーカー内蔵型MP3プレーヤーのおすすめを紹介していきます。気に入った商品があれば検討してみてはいかがでしょうか。

MP3などの音楽ファイルを再生するには、そのファイルを保存しておくストレージが必要です。MP3プレーヤーのストレージについて確認します。

スピーカー内蔵のMP3プレーヤーの本体に内蔵されているのが内蔵ストレージです。8GBや16GBなど製品によっても記憶できるサイズが変わります。よく見る8GBのストレージであれば1曲あたり4分でビットレートは128kbpsのMP3を約1800曲保存できます。

16GBであれば約3300曲と十分に保存できる容量です。他のサイズの大きいオーディオファイルの場合には、保存できる曲数は減ります。内蔵ストレージを採用しているモデルは、外部メモリを使用できるものもあるので、足りないときは外部メモリを足して容量を増やせます。

SDカードやmicroSDカード（TFカード）などの外部メモリを使うことで、音楽ファイルを読み込むスピーカー内蔵型MP3プレーヤーもあります。各モデルで使用できるカードが異なるので、用意する前にプレーヤーの仕様を確認するようにしましょう。

また、最大容量もモデルごとにあるので、大きすぎる容量を確認せずに買ってしまわないように気をつけましょう。容量に対して保存できる曲数は内部ストレージと同じですが、外部メモリは差し替えができるので、足りない分は他の外部メモリを足すことで補えます。

また、曲のジャンルやプレイリスト毎に外部メモリに入れるなど、さまざまな使い方が可能です。

スピーカー内蔵のMP3プレーヤーは1回の充電に対して、再生できる時間がそれぞれのモデルで異なります。充電環境のない外での使用をする際には残充電に気をつけて使うようにしましょう。バッテリーに使用する充電池の状態や、音量などの再生方法で電池の減りが早くなることもあります。

大きいサイズのスピーカー内蔵MP3プレーヤーは、10時間程度の再生可能時間を持つモデルが多くあります。スマホと同じくらいのコンパクトなサイズのプレーヤーは50時間程度の長時間の再生が可能です。その分大きな音が出せませんが、充電環境を気にしなくてもいいメリットがあります。

Bluetooth搭載のスピーカー内蔵型MP3プレーヤーは、外部のスピーカーやヘッドホンに無線接続でき、音楽をさまざまな方法で聴けます。また、スマホから音楽を流してスピーカーから出力でき、スマホで本体の操作をするなどの使い方があります。

機種によってもBluetoothを使用した無線接続でできることが違うので、欲しい機能がある場合は、それが可能かどうかあらかじめ確認するようにしましょう。また、スピーカー内蔵型MP3プレーヤーがBluetooth搭載でも、外部の機器がBluetoothに対応していないと使用できないので注意が必要です。

スピーカー内蔵型のMP3プレーヤーにAMやFMラジオの電波を受信できるモデルもあります。持っている音楽ファイルだけでなく、ラジオを普段頻繁に聴く方には特におすすめです。

アンテナがついていないモデルはラジオ電波の受信が困難な場合もありますが、ケーブルを繋ぐなどして対応できるモデルがあります。また、防災時に活用できるモデルもあり、ラジオとLEDライトの機能がついたものもあります。

録音機能がついたスピーカー内蔵MP3プレーヤーもあり、会議やちょっとしたメモなどをする際に活用でき、録音データも保存可能です。そのため後からスピーカーでチェックできます。

スピーカー内蔵MP3プレーヤーを水気などから守るのが防水機能です。水回りで使用したり外で使用する場合には、あると安心な機能です。防水機能はIPXという規格があり、数字が大きい方が高い防水機能を持っています。

IPX6になると強い噴流水でも影響がないと定められています。防水機能を持っていればどんな状況でも水による影響はないと思ってしまいがちですが、しっかりと規格を確認して安全に使用しましょう。IPXは7まで試験方法が規定されています。

音質にこだわりたい方はハイレゾ対応の機種がおすすめです。ハイレゾ音源はCDを超える高音質データのため、通常の音源では聞こえないような繊細な音も感じ取れます。

ハイレゾ音源は「mora」などのインターネットサイトから購入できます。配信されているハイレゾ音源も多数あるので、ぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。

MP3は圧縮したファイルで、音質とファイルのサイズのバランスを考えて作られたオーディオファイルです。CDの音質をそのままオーディオにしたものにはWAVファイルなどがありますが、ファイルサイズが大きく、ストレージの容量を大きく使ってしまいまうのが難点です。

CDの音質に近い状態で圧縮したものにFLACやOGGというロスレス形式のファイルがあります。スピーカー内蔵MP3プレーヤーの中にもそれらの音質のいいままファイルサイズを下げたものに対応しているものがあります。

音質を気になる方はこういったファイル形式に対応したモデルがおすすめです。また多くのファイル形式に対応したモデルはACCなどにも対応しているので、持っている音源ファイルに対応できます。

オーディオ機器において、スピーカーの大きさは音の良さに少なからず影響を与えます。大きなスピーカーは大きな音や低音を鳴らせるだけでなく、音が小さい時にも余裕をもって鳴らせるため、小さいスピーカーよりも有利な面があります。

小さなスピーカーでも本体内部の空間を上手く使っているものは、音を反響させて効率よく音を出せるので、大きなスピーカーに引けを取らない音質を持つ製品も。スピーカー内蔵MP3プレーヤーを使用する場所にもよりますが、音量がどの程度欲しいのかをあらかじめ考えて、検討するようにしましょう。

スピーカー内蔵MP3プレイヤーの値段はピンキリです。安いものはなんと1000円切るものから、高いものは数万円します。安すぎると性能や音質が悪くなるかもしれませんが、だからといって必ずしも高いものがいいわけではありません。

ご自身の予算に合わせて、どこを重視するかで選ぶのがおすすめです。高音質、性能も優れてコンパクトで防水機能付きなどさまざまな性能が備わったものは、当然価格も高くなります。音質を重視するか、小型を重視するか、容量を重視するかなど一点に絞ると比較的に安いお値段で探しやすくなります。

今回ランキングで紹介するものは1000円切ったものから1万円を超えるものまで。また、安いスピーカー内蔵型音楽プレーヤー5選も紹介していますので、コスパ重視の方はぜひ参考にしてください。

大音量で音楽を楽しみたい時は外部スピーカーがおすすめです。イヤホンは長時間装着していると耳が痛くなってしまいますが、外部スピーカーであれば装着せずに、ラフに音楽を楽しめます。

また、ダイソーやセリアなどの100均にも外部スピーカーが販売されています。Bluetooth搭載のスピーカーはもちろん、有線で繋ぐタイプのスピーカーもあるため、スピーカーを搭載していないMP3プレイヤーでも簡単に外部スピーカーに接続可能です。

ここまでスピーカー内蔵型MP3プレーヤーの人気ランキングを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。持ち運びもしやすく、好きな場所で好きな音楽を楽しめるスピーカー内蔵のMP3を導入して、音楽のある楽しい日々をぜひ手に入れてください。