PSvitaメモリーカードおすすめ5選｜代用できる？専用じゃないとダメ？

2019年3月に販売終了したPSvitaのソフトは、プレイ時にメモリーカードが必須になります。モデルによってはあらかじめメモリーカードが内蔵されているため購入しないでも遊べるようになっていますが、それでも容量が足りなくなってしまえばソフトの容量に合わせ別途購入が必要です。

そして、メモリーカードが内蔵されていないモデルは本体の購入時に価格と容量を見て自分に合ったものを選ぶ必要があります。さらに、他製品との互換性や使用する場合の危険性など長く使うためにチェックしておくべきポイントも多いです。

そこで今回は、PSvitaメモリーカードの選び方やおすすめ商品をご紹介していきます。SDカードなど代用品ではなく専用じゃないとダメか、どこに売っているかなどの解説もしているので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。また、メモリーカードと合わせて使えるPSvitaの人気周辺機器についてもピックアップしています。

PSvitaには内蔵メモリーカードが搭載されているモデルと非搭載なモデルの2種類が販売されています。この2つのモデルに関しては、購入時の予算によってどちらにするかを決めましょう。

PCH-1000シリーズは内蔵メモリーカードが搭載されていないモデルです。そのため、メモリーカードを持っていない方がPCH-1000シリーズでゲームを遊ぶためには、最初から別売りのメモリーカードを購入する必要があります。

ただ、持ち運ぶよりは自宅で遊ぶのに向いているので、本体と一緒にあらかじめ容量の大きいメモリーカードを購入しておく方が便利です。中古であれば本体価格も安いので、トータルで考えるとそこまで高くはなりません。

PCH-2000シリーズは、内蔵メモリーカード1GBが搭載されているため本体とソフトを購入すればすぐに遊べます。また、容量がいっぱいになったら別売りのメモリーカードを購入すればいいので最初からすべて揃える必要がなく価格を安く抑えられます。

この内蔵型の特徴は、ゲームソフトだけでなくアプリも持ち運べる2000シリーズだからこその嬉しい魅力です。ゲームごとの容量はソフトのパッケージに記載されているので、本体の空き容量以内であれば利用できるようになっています。

4GBのメモリーカードは2013年に発売が開始されましたが、現在は新規の出荷が終了しているため購入するのは難しいです。価格は新品で税込み1,598円でしたが、実際に売られているのは中古品なので価格の変動が見られます。

数年前であれば1GBで足りない場合に少しお金を出して4GBを選ぶ方も多かったですが、現在は8GBとの価格差があまりないので、中古でかなり安い場合でなければ選択肢から外していいです。

8GBのメモリーカードは、現在新品で購入できる中では最低容量のメモリーカードです。価格は税込みで2,138円となっていて、パッケージ版ソフトのデータを管理したりダウンロードコンテンツを保存したりとゲーム中心の遊び方向きです。

ただ、8GBではソフトの本数やダウンロードするものが増えるとすぐにいっぱいになりますし、容量の大きい動画の保存などにも限界があります。そのため、これだけでは途中で削除しなければならないなど窮屈さも感じられます。

4GBと8GBでは容量が不安な方は、16GB以上のメモリーカードを選ぶのがおすすめです。16GBは価格が税込み4,082円と少し高いですが、パッケージソフトのデータだけでなくダウンロードしたソフトもいくつか保存しておきたいときには便利です。

ただ、それでも16GBまではゲーム中心の使い方になってしまいます。これはダウンロードソフトやコンテンツ自体のデータ量が大きく、動画や音楽なども管理するとなると長く使う中ですぐに容量が埋まってしまうからです。

パッケージのソフトを中心に、ダウンロードのソフトも複数保存したい、追加コンテンツもたくさん残しておきたい方には、価格は税込み6,998円とソフトと同じくらいですが32GBのメモリーカードを購入すると長く遊べて使いやすいです。

Vitaのソフトは過去作がダウンロード版で配信される機会も多いので、32GB以上であればこれらもたくさん楽しめます。また、2000シリーズなどでアプリを中心にしたい方にも丁度いいサイズ感になっていて便利です。

64GBはVitaの中で最も大きい容量のメモリーカードになります。ゲームソフトをダウンロード購入したり、オンラインゲームをメインで楽しみたい方におすすめです。一方で、パッケージ版しかやらない場合には容量を持て余してしまいます。

また、アプリをたくさんインストールしたり動画を持ち歩いたり、他にもnanseで録画したテレビ番組をVitaで見たい時にも役に立ちます。ただ、価格が税込みで10,778円なので、コストを抑えたい方にはもったいないです。

ダウンロードソフトの中でも、基本無料でプレイできるソフトは最初のデータ量が大きいものが多いです。ファンタシースターオンライン2では13GB以上、ディシディアファイナルファンタジーNTでは16.7GBと人気ゲームはメモリーカード1枚分に相当するデータ量です。

ただし、パッケージ版と変わらないプレイが体験できる「討鬼伝2」は約3GB「勇者のくせにこなまいきだ。G」は約100MBとオンラインがメインでないゲームはデータ量が軽くなっています。

近年、PSvitaでは1つのタイトルがパッケージ版と同時にダウンロード版として発売される場合が多いです。ガンダムブレイカー3は1.7GB・ワンピース海賊無双3は2.7GB・ゴッドイーター2レイジバーストは3.3GBと1~3GBまでのデータ量がほとんどになります。

人気ソフトが揃っているだけでなく、ダウンロード版なら1つのメモリーカードに入れて多くのゲームを持ち歩けるので利便性は高いです。ただし、メモリーカードにあまりお金をかけたくない場合はパッケージ版を購入し管理する方がおすすめです。

アーカイブ版のメリットは過去にPSPで発売されたソフトをPSvitaで遊べる点です。特に、Vitaでは販売されていないモンスターハンターシリーズをプレイできるため人気があり、モンハン3rdはデータ量も1GBほどなので大きく容量を取りません。

また、初代PSで人気のあったぷよぷよやロックマンなど名作ゲームを気軽に遊べるので幅広いジャンルに触れられます。データ量もぷよぷよ通決定版で276MB、ロックマンRパワーバトルファイターズで743MBと軽いものばかりなのも魅力です。

SDカードなどのメモリーカードには、販売元のメーカー正規品の他にも互換性があり価格の安いサードパーティ製品が販売されています。しかし、PSvitaのメモリーカードはソニーの正規品しか使用できず他社製のものは販売されていません。

SONYは以前、PSPで暗号化エンジンがハッキングされてゲームデータの海賊版がネットに出回ってしまいました。その経緯を踏まえ、改造対策としてSONYの独自規格で開発されています。

また、256GBまでのmicroSDカードをvitaでも使用できるよう変換するアダプターも販売されていますが、ソニーによる動作保証がされておらず本体が故障する可能性もあります。さらに、互換性のないメモリーカードをvitaで使用する場合は改造が必要で、専門的な知識を持っていないと上手く導入できないのでおすすめされていません。

1GBあたりの単価で計算をしてみると容量が最大の64GBのものが最も安いです。PSvitaのメモリーカードは容量が大きくなるほど価格が高くなるので、コストパフォーマンスも気にしてみましょう。

とはいえ、あまり使わないのに容量の大きなメモリーカードを買うのはおすすめできませんので、ご自分の使い方に対して少し余裕のあるモデルを選ぶのがおすすめです。

2013年当時のPS Vitaメモリカードの定価を下記の表にまとめるので、参考にしてください。

PS vita用メモリーカードの交換方法は、最初に古いメモリーカードのバックアップを取っておきましょう。次に、新しいメモリーカードを本体に挿入したら再起動してメモリーカードの入れ替えが完了です。再起動後は、バックアップをPS vitaにコピーをしたら引き継ぎができます。

引き継ぎがなく、新しいメモリーカードを初めて使う場合は本体に入れて再起動するだけでなので、初心者でも簡単にメモリーカードの入れ替えができます。データ移行は、USBとパソコンがあれば簡単にできるので、新しいメモリーカードを買う前にバックアップを取っておきましょう。

以下の記事では、データのバックアップを保存しておける大容量USBの商品を紹介しています。参考にしてください。

vitaメモリーカードのおすすめ商品でもいくつかご紹介しましたが、microSDカードをPSviaのメモリーカードに変換できるアイテムも販売されています。ノンライセンス商品も多くメーカーによる動作保証はありませんが、400GBまでのmicroSDカードに対応している商品もあります。

PVITAのカードスロットではなくゲームカードスロットに挿入するタイプが多く、標準のVITAのままでは使えないので、興味があればチェックしてください。このようなアイテムを使うとセーブデータだけでなく、PSvita本体が壊れる可能性もあるため、自己責任になります。

PSvita用のメモリーカードは高価なため、出費を抑えて安価な中古のメモリーカードを購入しようと迷っている方もいます。しかし、中古のメモリーカードを購入しても寿命は大丈夫なのか心配ではありませんか。

価格を調べてみると、新品も中古もあまり金額に差がないので新品を購入した方がいいです。なぜなら、新品のメモリーカードを使って読み込まないなどの不具合が発生してもメーカーの保証がありますが、中古品では保証がありません。

メモリーカードは消耗品で、前の使用者がどれくらいの時間使用していたか不明です。そし中古品を使っていると、ある日突然、読み込めなくなる場合もあります。PSvita本体を購入する際は、どのくらいのゲームで遊ぶのかを考えながらメーカー正規のメモリーカードを購入しましょう。

PS Vita用のメモリーカードは、正規品を新品で購入した場合は長く使え、壊れやすくもありません。しかし、すでに販売終了している場合は中古品のメモリーカードを購入する機会もあるので、故障しやすいメモリーカードに当たってしまう場合があります。

中古品の場合は、メーカーの保証も切れている場合があるので注意が必要です。また、正規品以外のメモリーカードを買うと、相性が悪かった場合は壊れやすい傾向にあります。ハズレを引かないようにするには、新品・正規品を選ぶようにしましょう。

PS vita用のメモリーカードに、データをほとんど入れていないのに空き容量が少なくなる場合があります。設定画面のシステム情報にて、空き容量の確認ができるのでメモリーカードの容量を調べましょう。不明なデータが多い場合は、キャッシュが溜まっている可能性があります。

空き容量を増やすために、一度データのバックアップを取り、メモリーカードをフォーマットさせると直る場合があります。中古のメモリーカードを購入した場合でも、データを保存する前に空き容量を確認して、おかしい場合はフォーマットして使うようにしましょう。

フォーマットの方法は上からの以下のような手順です。

1. 初期化したいメモリーカードをセット
2. 設定アイコンから「初期化」へ
3. 「メモリーカードをフォーマットする」を選択
4. その後、画面の指示に従って操作

PS vitaの正規品のメモリーカードでは、128GBの大容量は存在しません。64GBのメモリーカードを2枚購入して、2種類を使い分ける方法が好ましいです。1個で管理したい場合は、メモリーカード用の変換アダプターを使用してmicroSDカードの128GBを使用すると使えます。

以下の記事では、microSDカードとSDカードの人気商品を紹介しています。データバックアップ用やメモリーカード用変換アダプターを使用する場合におすすめですので、参考にしてください。

2019年3月に本体の生産を終了してしまっているため、ゲオなどの実店舗ではなかなか見つけらません。そんなPSvitaのメモリーカードですが、Amazonや楽天などのネットショップで購入できます。

今でも取り扱っている店舗はありますが、前述のしたように生産を終了していて、常に新品をとりそろえているような回転率のいい品ではありません。実店舗へ購入しに行く場合は、在庫の数や新品があるかどうかなどを、前もってお店に確認しておくようにしましょう。

PS vitaのメモリーカードが高いのは、生産が終了しているのと、メモリカードは純正のものしか使えないのが理由です。生産が終了し、純正メモリカードしか使えないとなると、価格の高騰は避けられません。よって、この傾向はこれからも続いていくと考えられます。

今回は、PsVitaメモリーカードの選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。PsVitaは、現在も愛されており、ソフトの種類が多い機種です。使用するゲームや保存するデータによって、使いやすいメモリーカードを選びましょう。購入に迷っている方は、参考にしてください。