犬用ペットヒーターのおすすめ16選｜火事の心配がない暖房器具は？

愛犬のための寒さ対策には犬用ヒーターが役立ちます。犬用ヒーターはペット用ヒーターの一種であり、暖房器具のような温かさを与えてくれます。寒いシーズンでも愛犬が快適に過ごせるため、快適な気分を味わえます。

犬用ヒーターにもさまざまな種類があり、最近ではつけっぱなしの対策ができる商品も販売されています。電源を消し忘れる方も多いため、事故防止のために安全対策が施されていて安心です。しかし、初心者にはどのようなタイプを選べばいいのか分からないですよね。

そこで今回は犬用ヒーターの選び方やおすすめ商品をランキング形式にてご紹介します。その他にも、犬用ヒーターの安全対策などについても紹介するので必見です。本記事を読んで、犬用ヒーター購入時の参考にしてください。

ご自宅に人間用のホットカーペットがある方で、「それを一緒に使えないの？」と思う方は少なくありません。しかし、平熱が人間よりやや高い犬に、人間用のホットカーペットは不向きといえます。それは、ペット用はペットの体温に合わせ25度～28度を目安に設計されているのに対し、人間用は30度～45度の設計で犬にとっては熱くなりすぎるためです。

犬用ヒーターを選ぶ上で一番大事なポイントは、愛犬の大きさに合っているかです。小型犬だったらどのサイズの犬用ヒーターでも大丈夫だと思いがちですが、犬用ヒーターを置く場所がハウスやケージの中だった場合は気をつける必要があります。

寝床を埋め尽くしてしまうと、熱くなってきた時に逃げ場がなくなり、体調を崩す原因になりかねません。中型犬や大型犬を飼われている人も、寝床を埋め尽くさないようにしてください。

噛み癖がある犬や、噛んだときの事故を防ぐために重要なのが電源コードの強度です。コードを噛んだときの感電や火事を防ぐために、ラセン菅で保護されているコードを選んでください。ラセン菅は耐久性が高く、万が一の事故を防げるのも魅力です。子犬を飼っている方にも必須です。

犬用ヒーターの温度調整ができるかも選ぶ際に大事なポイントです。温度が上がらなかったり逆に温度が高すぎて、愛犬が使用してくれない可能性があります。愛犬の寒さ対策、快適な環境つくりのために買ったのに、温度が高すぎて愛犬が体調を崩してしまったら本末転倒です。

特に子犬や老犬は、自分で熱くなったときに移動するのが困難な場合があるので、目安として、25℃～40℃ほどの温度に設定できるヒーターがおすすめです。あまり低すぎても意味がありませんし、50℃など高温になってくると犬がやけどをしてしまうリスクが高くなるので気をつけましょう。

犬用ヒーターの電気代を抑えるなら、自動電源オフ機能が付いているタイプがおすすめです。また、つい犬用ヒーターをつけっぱなしにして火事が起きるのも防げるので安全のためにもオフ機能が付いている物がおすすめです。愛犬がうっかり眠ってしまって低温火傷をするのも防げます。

エコマットは電気を使用せずに使えるタイプです。生地がふわふわして柔らかく、愛犬も快適で心地いい気分になれます。生地を噛む犬もいますが、電気コードがなくて置き場所も困らないので問題ありません。

電気マットは常に安定した温度を保て、好きな温度に調節可能なため、愛犬が好む状態で用意できます。温度が高すぎて心配と考える方も多いですが、あらかじめ調節しておけます。

電子レンジで温めて使用できるマットもあります。温めた状態であれば温度を数時間維持できるため、快適な気分を味わえます。また、コンパクトサイズで持ち運びしやすいのもメリットです。外出時にも持ち運べるためおすすめです。

どうしても長く使っていると汚れてきてしまいます。その時お手入れが大変だと、面倒になってしまいます。そのため、お手入れがしやすさも考えて選びましょう。

取り外しができるカバーだと洗濯機で洗えるのでおすすめです。替えのカバーなども用意しておくと、1つを洗濯中でも何の心配もなく使用を続けられますので、カバーは2つあるものなどを選びましょう。

ヒーター本体は基本的に拭き取るだけできれいにできるため、カバーを洗濯機で丸洗いできるか、2つ以上付属しているかなどを選ぶ際は気を付けましょう。

愛犬のお留守番が多いと不安が残ります。電源が必要なものでも、加熱防止など安全対策がされているものは多いですが、電気を使っているため怖さが残ってしまいます。そこで、愛犬のお留守番が多い時に選んでほしいのがコードレスタイプの保温ヒーターです。

保温ヒーターは電源不要で、犬自身の体温を熱源として温めているので、長時間のお留守番でも安心して使用できます。また、電気代もかからないので飼い主にも優しく嬉しいです。

真冬などの寒い時期は温かさが物足りない可能性もあるので、寒い時期には保温ヒーターと一緒に毛布なども一緒に置いてあげると愛犬が喜びます。

ドキーマンやペティオなど、さまざまな人気メーカーから犬用ヒーターが販売されています。人気メーカーは利用者も多いので口コミをチェックするときに役立ちます。

ペティオは犬や猫のおやつやサークルなど、幅広くペット用品を販売するメーカーです。低温度と高温度の面が分かれており、ペットの年齢や季節に合わせて両面を使い分けられるのが魅力です。自動温度コントロール機能やイタズラ対策チューブなどセーフティ機能にもこだわっています。

アイリスオーヤマは、ペット用品をはじめ家電や家具など安く高機能な商品を販売しているメーカーです。ペット用ヒーターでは、フリース素材を取り入れたものを販売しており見た目の可愛さが魅力です。滑り止めが付いていたり、感電防止機能が付いてたりと安全面もバッチリです。

犬用ペットヒーターを取り扱うお店を紹介します。まずは、カインズ・コーナン・ケーヨーなどのホームセンターです。ペットコーナーがある店舗であれば取り扱いがあります。また、スーパーのイオンでも大型店舗なら販売されています。

日用品雑貨を数多く取り扱うドンキホーテやドラッグストアのマツキヨ・ウエルシアなどでも販売されていますが、各店舗によって異なるため店舗に行く前に確認してください。実店舗以外では楽天やAmazonなどの通販サイトでも手に入ります。

犬用のヒーターはいつから使えばいいか迷いますが、外の気温が急に下がる、愛犬が小屋から出てこなくなったなど、寒がっている様子が見られたら犬用ヒーターを取り入れるタイミングです。気温で言えば15度以下になると犬は寒さを感じます。そのため、15度以下であればヒーターのスイッチを入れるようにします。

ヒーターはいつまで入れればいいのかも気になります。基本的には犬にとって、室温は20度〜24度くらいに設定するのがおすすめです。温度だけでなく湿度のチェックや犬が暑がっていないかも見てあげるのがベターです。ヒーターを付けた後、長時間ヒーターの上から動かずにいると、低温やけどを起こしてしまいます。

犬の場合は姿勢を変えずにずっと寝ている場合があるため、対策としてヒーターは必ず本体をカバーで覆ったり、タオルや毛布で包むようにして使用してください。

「ペット用ホットカーペットの電気代はどれくらい？」そんな疑問をお持ちの方に、以下でアイリスオーヤマ製のホットカーペットを例に、電気代を解説します。電気代の一つの目安としてお役立てください。

犬用ヒーターを使用するときに気になるのが、愛犬の体温調整やヒーターによる低温やけどです。安全に使用してあげるためにも、温度が一定に保たれる商品を選んであげましょう。ヒーター全体が均一に温まれば愛犬が適正体温を保ちやすくなります。

また、身体の大きさにあわせて選んであげるのも重要です。丸まった姿勢が収まるサイズを準備してあげれば効率よく温まり、低体温症を防げます。以上のことを気を付けつつ、愛犬の様子や皮膚の様子をこまめに確認しましょう。

今回はおすすめの犬用ヒータをご紹介しました。犬は室内で飼っていても犬は寒さを感じている場合が多いので、愛犬のために寒さ対策として犬用ヒーターを置いてあげましょう。大きさや安全性も含めて、愛犬のための快適な環境を作るために気を付けながら、犬用ヒーターを選んでください。