犬用リュックのおすすめ8選｜負担の少ないアウトドアブランドや小型ペット向けも

愛犬と一緒に徒歩や自転車、電車で移動する際のキャリーバッグとして、動きやすいリュックが人気です。愛犬に負担がかかりにくい設計で、移動中も快適に過ごせます。また、飼い主の両手が空く点も人気のポイントです。

犬用リュックは、トイプードルなどの小型犬用から柴犬などの中型犬用まで、サイズ展開が豊富です。また、おしゃれな有名ブランドや人気メーカーだけでなく、使い勝手のいいアウトドアブランドからも展開されています。さらに、脱走を防止する機能・構造を備えた商品も発売されているので、愛犬にぴったりなリュックを選びましょう。

この記事では、犬用リュックの選び方やおすすめ商品をご紹介します。タイプ・材質・サイズ・飛び出し防止の機能を基準におすすめ商品を紹介しています。また、ペットリュックの使い方も紹介しているので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

まるで自分の小屋のように広々としていて落ちついて過ごせる「ペットハウス型」は、短い時間のお出かけや通院時などに重宝します。

中から外の様子が確認でき、顔が出せる設計なので、狭い空間や暗闇が苦手な犬も快適に過ごせます。急な来客時にはハウスとしても使用可能です。

「使い方いろいろ」タイプは、用途に応じてリュック・肩から掛けるショルダー・手提げ・キャリーといろいろな形で使えるように設計されています。シーンに合わせて使い分けができます。

肩からななめ掛けできるドッグスリングは、電車移動時に使いやすくリュックより手軽に使用できます。ドッグスリングとリュックの2wayタイプは、愛犬とどこにでも一緒に行きたい方におすすめです。

下記の記事で、ドッグスリングのおすすめ商品を紹介しています。選び方や使い方も紹介しているので、ぜひチェックしてください。

安定感を重視する方には、「型崩れしない」タイプのリュックがおすすめです。生地や作りがしっかりしているので、ペットが快適に過ごせます。また、メンテナンスをしっかり行えば長期間使えるのも魅力のひとつです。

地震などの災害時に愛犬と避難する際、犬用のリュック・キャリーは必要不可欠です。犬用リュックは飼い主の両手があくので、身軽に移動できます。

また、避難所にはペットケージがない場合が多いです。避難所に到着した際に簡易のペットケージになる拡張可能な犬用のリュックがあれば、愛犬の居場所を保てます。居場所を与えると、愛犬は落ち着きやすくなります。

「オックスフォード生地」は、普段着のボタンダウンシャツなどで使われている生地です。手芸やクラフトでも使われます。カジュアルだけでなく、ビジネスでも使えるスタンダードな平織りの生地で、柔らかく通気性に優れているのが特徴です。

犬用リュックには、しっかりとした厚めの生地が使われます。オックスフォード生地は洗濯にも強く、洗いざらしでもしわになりにくいのも魅力です。

「メッシュ生地」は、汗・雨に強く、通気性に優れている生地です。柔らかく伸縮性に優れているので、帽子・スポーツウェアや女性が着用するストッキングにも使われています。

犬用リュックでは、上面・サイドの部分に多く使われています。しわになりにくく、軽量で持ち運びがしやすいのが魅力です。

「キャンバス生地」は、帆布で作られていて、トートバッグによく使われています。オックスフォード生地よりもしっかりと厚みを持った平織りの生地で、シンプルな風合いが人気です。

メッシュ生地と同様に汗・雨に強いので、ランドリーバッグやインテリア用品など幅広く活用されています。Tシャツやデニムなどのカジュアルなファッションや日常着に合わせやすいのも魅力です。ただし、汚れやすいカラーもあるので、定期的に洗濯しましょう。

リュックの底が柔らかいものは姿勢を保ちにくくなる為、底は硬くプラスチック製のものがおすすめです。姿勢が安定しないと落ち着かず吠えたり、リュック内を爪で傷つけてしまう場合もあります。その点、硬いものであれば、座った状態でも姿勢を保ちやすく安定感も出るためおすすめです。特に電車など振動を感じやすい移動の際には役立ちます。

犬用リュックは、サイズ展開が豊富です。犬のサイズは大きく小型犬・中型犬・大型犬に分けられますが、犬用リュックを使用できるのは中型犬までです。重量のある大型犬には、よりワイドなキャリーバッグをおすすめします。

チワワ・トイプードル・柴犬などの小型犬・中型犬に犬用リュックを使用する場合は、幅40×奥行25×高さ35cm程度の大きさが必要です。犬以外にも猫やうさぎのような小動物にも使用できます。

犬が窮屈だと考えて大きめのリュックを使うと、移動中に体が揺れてバランスがとりにくく、愛犬に負担をかけてしまいます。短時間の移動の際は犬にぴったりサイズのリュック、長時間の移動の際は犬が体勢を変えられる大きめサイズのリュックを選ぶのがおすすめです。

犬用リュックは、座っても窮屈さを感じず居心地がいいサイズ・形状の商品を選ぶのがポイントです。飼い主と自転車でお出かけする際は、リュックの設計が重要になります。自転車のカゴに入る大きさなら問題ありませんが、背負って移動する場合は飼い主にぴったり密着できるものを選びましょう。

自転車走行中、犬用リュック内は想像以上に揺れます。リュック内の犬が悪酔いしないよう、飼い主さんの体にぴったり密着できるベルト付き犬用リュックがおすすめです。犬に伝わる衝撃が和らぐので、少ない負担で移動できます。

愛犬を連れて飛行機・電車などの公共交通機関を利用する場合は、犬の顔・体が完全に外に出ないタイプの商品を選ぶ必要があります。頭や尻尾であっても、外に出ていると乗車できないので気をつけましょう。

新幹線に乗せられるキャリーは、縦×横×高さの合計が90cm程度と規定があります。材質はソフトタイプでもハードタイプでも構いませんが、万が一の衝撃に備えてハードタイプが望ましいです。

新幹線や飛行機など、交通機関により規定は異なります。公共交通機関を使って移動する際は、事前にしっかり確認・準備をして出かけましょう。

移動中の事故を防ぐため、飛び出し防止機能が付いたリュックで安全対策をするのがおすすめです。「リード式」「ロック式ジッパー」の2種類を紹介します。

閉鎖された空間である犬用リュック内で普段と違う首輪やハーネスをつけると、犬は不安になり恐怖心を感じてしまいます。いつもつけている首輪やハーネスを犬用リュックの中でも着用できると、お出かけするのが伝わりやすいです。

リュックにリードが付いているタイプのリュックは、愛犬が普段から付けている首輪やハーネスにリードをつなげて使用できます。首輪を付け替えずに脱走防止ができます。また、リードの長さ調整できる商品であれば、リュック内は短めに散歩中は長めにと場所に応じて使い分けられます。

下記の記事で、愛犬との生活に欠かせないリードのおすすめ商品を紹介しています。選び方や使い方なども紹介しているので、ぜひチェックしてください。

活発な性格の犬は、チャックを開けてしまう場合があります。移動中に愛犬が飛び出してしまうと、事故や失踪につながりかねません。犬の飛び出しを防止に役立つ、ロック式のジッパーの付いた商品が発売されているので、ぜひチェックしてみてください。

移動中にジッパーをロックして、犬の飛び出しを防ぎます。愛犬と買い物や旅行を楽しみたい方や、活発な愛犬の飛び出しが心配な方におすすめです。リード式・ロック式ジッパーで二重の飛び出し防止をすると、より安心して愛犬とのお出かけを楽しめます。

いろいろな機能が付いた犬用リュックが発売されています。「ウエストベルト付き」「折りたたみ式」の機能を紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。

「ウエストベルト付き」は、ベルトで体を固定して、リュック内での揺れを防ぎます。登山用のバックパックのようにウエストにベルトを装着するので身体への負担が軽くなり、犬も飼い主も安心できます。

犬用リュックはかさばるものが多く、保管する際のスペースが必要です。かさばらず、持ち運びもできる犬用リュックをお探しの方には、「折りたたみ式」がおすすめです。犬用リュックは型崩れの心配がないので、安心して使えます。

「mont-bell（モンベル）」は、1975年に創業されたアウトドア商品に特化したブランドです。アウトドア用品・ウェアやアウトドアスポーツのグッズなどを製造・販売している人気ブランドで、防災グッズも手掛けています。

バック・リュックは、モンベルの定番人気商品です。シンプルでスタイリッシュなペット用のリュックやキャリーバックも販売しており、リュック型は1万5000円前後～購入できます。

バッグが有名なブランド「OUTDOOR（アウトドア）」。OUTDOORは、1970年にアルトシュール兄弟によりアメリカで創業されたブランドです。デイパックをはじめ、アパレルや自転車・時計・タオルまで幅広い商品ラインナップを展開しています。

なかでも、OUTDOORの犬用リュックは、デイリーユース可能なシンプルなデザインとしっかりとした作りで人気を集めています。販売価格は、1万円～1万4000円程度です。

おしゃれなお出かけスタイルを演出するブランドなら、MANDARINE BROTHERS（マンダリン・ブラザーズ）がおすすめです。ファッションやシーンを選ばず、どんな時もおしゃれに見せてくれます。10kgまで入るバックパックは、機能も豊富な人気商品です。

通気性のいいメッシュ構造で、保冷剤やカイロを入れるポケット・飛び出し防止リードなど、愛犬とのお出掛けにぴったりの機能が備わっています。飼い主とペットの信頼関係がより深まるお出かけスタイルになります。

実際に使用した人の満足度が高い、人気ブランド「Daisuki（ダイスキ）」。シンプルなデザインと機能性の高さが人気です。前後に装着できる設計のリュックを抱っこするように前に装着すると、愛犬の様子を常に確認できるので安心です。

飼い主にも愛犬にも優しい設計で、愛犬の重さを感じにくい柔らかいショルダー・犬の足腰に優しい固い底面を採用しています。また、ショルダー部分を車のシートに固定すれば、ドライブバッグとしても使用できます。

犬用リュックは、ペットのサイズを確認してから購入しましょう。また、汗による蒸れを防ぐため、メッシュを使った部分のあるリュックがおすすめです。オンライン通販で購入する際は、記載されているサイズや重量をしっかりチェックしましょう。

犬用リュックを使ったあとは、こまめにメンテナンスをすると長く使用できます。通常の洗剤では落としきれない汚れやペット臭は、ペット専用の洗剤で拭き取り、風通しのいい場所でしばらく干してから収納しましょう。

大型犬や多頭飼いで20kgを超える場合はリュックだと負担がかかるため、ペットカートがおすすめです。下記の記事では、おすすめのペットカートを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

犬用リュックはたくさんの人気ブランド・メーカーから発売されています。機能が充実した商品や、使いやすくて快適に過ごせるものなど種類も豊富です。この記事を参考に、愛犬と飼い主にぴったりの犬用リュックを見つけて、快適にお出かけしてください。