メンズ用ヘアブラシ・櫛おすすめ10選｜育毛ブラシやタングルティーザーも

男性は短髪の方が多いため、ヘアブラシや櫛を持っていない方も多いですよね。髪が絡まなければヘアブラシは必要ないと感じるかもしれませんが、髪を梳かす以上にヘアブラシは頭皮にいい影響を与えてくれます。また、サラサラになる櫛でブラッシングしてキューティクルを整えれば、指通りのいい髪に近づきます。

しかし、自分に合うヘアブラシといっても、種類が多くてどれを選べばいいか迷いますよね。実は、メンズ用ヘアブラシは頭髪の悩みに対応したものが多く販売されているため、くせ毛などでまとまらない髪にはタングルティーザー、薄毛にお悩みの方には血流を良くするブラシなど使い分けるのがおすすめです。

そこで今回は、メンズ用ヘアブラシ・櫛の選び方と人気おすすめ商品を紹介します。さらに、ヘアブラシを使用するメリットや、くせ毛や寝癖直しが効果的にできる正しい使い方、無印良品などどこで買うのがおすすめなのかについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

男性がヘアブラシを必要とする理由を3つ紹介します。

• 頭皮の油分が髪全体に馴染むため、ツヤ感が期待できる
• 頭皮や髪についた皮脂・汚れ・ホコリなどを取り除ける
• ブラッシングの適度な刺激により、血行促進効果が期待できる

ヘアブラシや櫛によるブラッシングは頭皮マッサージにもなるので、健康な頭髪を維持する効果が期待できます。また、シャンプー前の汚れ落としや絡まり防止としても効果的なので、お出かけ前だけでなくシャワーやドライヤー前にもおすすめです。

最もポピュラーな形をしたデンマンブラシは、髪をしっかり梳かしたい方に向いています。ハーフブラシとも呼ばれるデンマンブラシは、中心部に半円型をしたゴム製の土台があるのが特徴です。また、電動タイプが販売されているのもこの形状のブラシになります。

土台部分のカーブが頭部にフィットして力を入れやすい形をしているので、しっかり髪を捉えて梳かせます。デンマンブラシでしっかりブローすればボリュームのある髪を抑える効果が得られるため、毛量の多い方やボリュームが気になる方におすすめです。

スケルトンブラシはブラシの目が粗く、指で梳かしたように仕上げられるので、髪型を崩しにくいのが特徴です。中心部分が魚の骨に似た形をしているので、スケルトンと呼ばれています。

髪の傷みが気になる方でも絡みにくく、サッと手早く仕上げられる点もメリットです。また、パーマヘアの方や、自然な仕上がりを好む方に向いています。スタイリングしたあとに使えば、よりナチュラルな毛流れを表現できます。

中心部分が筒状になっており、主にドライヤーと併用して使われています。髪にボリューム感を持たせたい方に適したヘアブラシです。筒状の柄の部分を360度回転させながら使用すれば、カールをつけながらボリューム感のあるスタイルにみせてくれます。

また、根元から引っ張るように使用すれば、くせ毛のある髪をまっすぐにスタイリングする時にも使えます。動きのあるカールをつけたいなら細めのタイプ、まっすぐに伸ばしたいなら太めのタイプがおすすめです。

先の部分に丸みがあり、ブラシの中心に柔らかい素材を用いて適度なクッション性を持たせた土台になっているのが特徴です。クッション性のあるブラシを使ってブラッシングすれば、頭皮や髪に与えるダメージを軽減できます。

また、頭皮をやさしくマッサージできるため、全体的に髪にツヤを与える効果が期待できます。やさしい使い心地のヘアブラシをお探しの方におすすめです。

カヌーを漕ぐときに使われる「パドル」に似ているため、パドルブラシと呼ばれています。持ち手部分はそれほど長くなく、卓球のラケットのような形が特徴的です。弾力性のある土台部分には穴が空いているので、クッションブラシよりもさらに弾力性が高い点が魅力です。

頭皮や髪への負担をさらに軽減した設計で、マッサージ効果による頭皮の血行促進や抜け毛予防にもおすすめです。また、ブラシ部分が大きくなっていて時間をかけずに手早く使えるため、時間のない方におすすめです。

優れた吸水性のあるナイロン製のブラシは、髪を洗った後にドライヤーで乾かしながら使うと便利です。髪の量が多い方やボリュームが気になる方でも、ボリュームを抑制しながらブローできます。

ただし、ナイロン製のブラシは髪が絡みやすいため、髪が細い方やダメージヘアの方は切れ毛などに注意しながら使用してください。

猪毛は希少性の高い素材のため、猪毛を採用したヘアブラシは高価なものが多いです。猪毛はハリや弾力性があるのが特徴で、硬くてボリュームの多い髪もしっかりと捉えて梳かせます。

硬い猪毛は頭皮への負担がかかりやすいため、力を入れすぎないように注意して使用してください。猪毛には本来の油分が適度に含有されているので静電気が起きにくく、切れ毛予防の効果もあります。髪が太くて硬い方には特におすすめのブラシです。

また、木製ヘアブラシも、髪の毛のボリュームを抑えてくれる働きがあります。ブラシ部分が木製になっていて、本体の土台部分はクッション性のあるものが多く使われています。ブラシ部分の目のすき間が大きく髪が絡みにくいので、頭皮や髪に負担を減らしながらマッサージ効果が得られます。

豚毛は、動物の毛が使われているブラシの中では柔らかく頭皮に負担をかけにくい点が特徴です。柔らかい毛のため摩擦が起きにくいので、髪へのダメージを抑制できます。髪質が細い方やボリュームがない方には最適のヘアブラシです。

また、より柔らかな使い心地の黒豚毛と白豚毛がミックスされている軟豚毛タイプは、できるたけ髪へのダメージを抑えたい方やダメージヘアの方におすすめです。

樹脂製のヘアブラシは、熱伝導率の高さと薬剤によるダメージの受けにくさが特徴です。型崩れしにいので、携帯用のブラシとして多く販売されています。スタイリングをした後に仕上げ用としても使いやすく、薬剤で傷みにくいため育毛ブラシとしてもおすすめです。

また、平たい形状の樹脂製ヘアコームは旅行や外出用に最適です。以下の記事では、おすすめのヘアコームを紹介しています。携帯用や薬剤を使用するときに使えるものが多く紹介されているので、あわせて参考にしてください。

毎日使うヘアブラシは汚れやすいので、日々のお手入れが大切です。こちらでは素材別のお手入れ方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プラスチックやナイロンなどの樹脂製のヘアブラシのお手入れをする場合は、入浴時にシャンプーをする時に同時に洗うのがおすすめです。元々頭皮の汚れを落とすシャンプーですので、泡を付けてお湯で丸洗いしてしまえば、効率よく汚れを落とせます。

できれば洗面器にお湯とシャンプーを入れて付け置きしておくと、さらに汚れが落ちやすくなります。月に1回程度洗えば十分です。

水やお湯で丸洗いするのではなく、できるだけクリーナーを使用するのがをおすすめです。豚毛や猪毛のヘアブラシは高価なものが多く、丸洗いするとダメージを与えてしまう場合があるので注意が必要です。

まず、ヘアブラシのブラシ部分のすき間に絡みついた髪やホコリを、竹串などの細い物を使って取り除きます。そのあと、クリーナーを使って毛の間の汚れを落とすように丁寧にドライクリーニングをしましょう。

高級ヘアブラシなら、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。質の高いヘアブラシは髪の毛を整えやすく長く愛用できるため、実用的な贈り物として喜ばれます。

また、服やアクセサリーとも異なり相手の好みに左右されません。わざわざ高級なヘアブラシを自分で購入する方も少ないため、大変重宝されます。高級ヘアブラシを選ぶ際は、デザインや機能性だけでなく予算に合わせて選んでください。

タングルティーザー（TANGLE TEEZER）は、ヘアブラシを主に販売しているイギリスの会社です。広がりのある髪を解きほぐし、まとまった髪に見せられる点がタングルティーザー（TANGLE TEEZER）のヘアブラシの特徴です。

携帯用や濡れている髪に使えるものもあるので、薄毛やくせ毛など髪の悩みに合わせてヘアブラシを選べる点も魅力です。

ネイチャーラボは、シャンプーなどのヘアケア商品を中心に販売している会社です。ネイチャーラボのヘアブラシは、世界で累計1億個以上を売り上げていて、スタイリストやサロンでも使用されている実績のあるヘアブラシです。メンズ・レディースともに使いやすいものを探している方に向いています。

ディズニーとのコラボヘアブラシも販売されており、かわいいデザインを求める方にもおすすめのメーカーです。

おしゃれで使いやすい生活雑貨で人気の無印良品でも、男性におすすめの頭皮ケアブラシを販売しています。ナイロン樹脂でできたピンとクッション性が高い天然ゴムを使用したブラシ面により、頭皮に心地いい刺激を与えます。ブナ材を使用したナチュラルなデザインと、持ちやすさにこだわっている点も特徴です。

さらに、税込みで1,290円のお手頃価格で購入できるため、コスパ重視の方におすすめします。

おしゃれなアメリカのヘアケアブランドのアヴェダは、男女ともに有名です。アヴェダのヘアブラシは高品質で使い心地がいいのが魅力です。またシンプルでナチュラルなデザインなので、プレゼントにもおすすめです。シャンプーなどのほかのアイテムとセットにすると、より喜ばれるでしょう。

ヘアブラシは、正しく使えば髪の毛の汚れやホコリを落としつつ、髪のツヤや潤いを維持してくれます。ヘアブラシを使用するときに重要なのは、使うタイミングです。1日の中でブラッシングを行うのにおすすめのタイミングは、スタイリング時・洗髪前・就寝間際の3回です。

朝のスタイリング時のブラッシングは、寝癖直しにもなり寝起きの頭をスッキリさせる効果もあります。しかし、その際にヘアブラシで頭皮を叩くようにするマッサージは控えてください。叩くようなマッサージは頭皮を痛めてしまい、抜け毛を増やす原因となります。

スタイリングや髪を乾かしたあとは髪をヘアオイルでのケアがおすすめです。髪の乾燥を防ぎ、ブラッシングの効果を持続してくれます。

ヘアブラシはネットでも購入できますが、実物を見たい方には実店舗での購入がおすすめです。身近な場所ではスーパー・ドラッグストア・ホームセンター・ドンキホーテ・100均にもプチプラで優秀なヘアブラシや櫛が揃っています。また、高級ヘアブラシなら百貨店を覗いてみてください。

特に、ダイソーの「立体ヘアブラシ」はコスパがよくSNSでも話題になり、タングルティーザーと同等の能力があると絶賛されました。

ヘアブラシは、プレゼントには向かないといわれることもあります。これは、昔から日本でよく使われていた櫛(くし)が、「苦」や「死」を連想されるものとして避けられていたことに由来します。

また、江戸時代には、死ぬまで共に苦を乗り越えていこうとの意を込めて男性から女性へ求婚のプレゼントとして選ばれることもあったといわれます。

現代においては、櫛よりもヘアブラシを使うことが多くなったため、縁起等については気にしない傾向が強くなってきています。

この記事では、メンズ用ヘアブラシ・櫛の選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。メンズ用ヘアブラシは、髪だけでなく頭皮にもやさしいものを選ぶのがポイントです。自分の髪質や状態に合うヘアブラシを選んで、毎日のブラッシングで健康な頭髪を手に入れてください。