パーマ用スタイリング剤おすすめ26選｜ドラッグストアでも買えるものも

パーマをかけた直後は満足の仕上がりなのに、「自分でシャンプーするとイメージ通りのスタイルに仕上がらない」「乾くとパサパサになり広がるのが困る」と悩む方は少なくありません。そんな方におすすめなのが、思い通りのヘアスタイルを実現できるパーマスタイリング剤です。

パーマ用のスタイリング剤はドラッグストアで購入できるものから、人気サロンが開発したものまで、多様な商品が展開されています。しかしその分、どの商品を選ぶべきか迷ってしまう方も多いです。

今回はパーマヘアの方に向けて、コールドパーマ・スパイラルパーマなど各パーマに適したスタイリング剤や、メンズ・レディースにおすすめの商品を解説していきます。さらには、霧吹きを使った広がらないできれいにセットするポイント・セット状態を長持ちさせるコツも紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

薬剤を使用してカールをつけるタイプのコールドパーマは、ナチュラルな仕上がりが人気のヘアスタイルです。熱を使うデジタルパーマよりも価格が安く、施術時間も短めです。そんなコールドパーマの方におすすめのスタイリング剤は水分量の多いムースやフォームタイプです。

髪を濡らせばウェーブが戻りやすい点が大きなメリットです。コールドパーマはパーマの持続が短いといった声もありますが、ムース・フォームタイプなら持続時間を伸ばしやすいです。

薬剤に加えて熱を使ってカールをつけるデジタルパーマ。なんといっても最大のメリットはパーマが長持ちする点です。コールドパーマが2～3か月間持続するのに対して、デジタルパーマは5～6か月キープできるようです。

カールがしっかりつくため、スタイリングはワックスやバームでツヤを出す程度で完了します。乾かせばパーマが出てくるため、ドライヤーで乾かした後にワックスを付けるのがおすすめです。

まず「波巻きパーマ」とは、ロットに毛束をらせん状に巻き付けた状態でパーマをかけたものです。また、そこにスパイラルやツイストスパイラルを加えたものが「スパイラルパーマ(波巻きスパイラル)」です。無造作な感じが出しやすいため特に男性に人気のあるパーマとして定評がありますが、ボリューム感のある華やかな印象を好む女性にも人気があります。

スパイラルパーマならではの「束感」を出すには、ムースがおすすめです。束感を出しつつ重たくなりすぎない、持ちのいいタイプがであれば、スパイラルパーマよりもねじりを加えたツイストスパイラルパーマでも動きを出すのにぴったりです。

ミスト系のスタイリング剤はキープ力は弱いため、バーム系のものと併用するのがおすすめです。ミスト系スタイリング剤を使う利点としては、うるおいを髪に届けてドライヤーの熱から髪を保護してくれる点です。

また髪が塗れる分パーマのウェーブが出しやすく、寝癖も直せる優れものです。ドライヤー後のパサつきが気になる方は、ミスト系スタイリング剤を導入するのがおすすめです。

パーマ用スタイリング剤の中でも扱いやすいのがミルク系のものです。さらっとしたテクスチャのミルクはセット力は弱めですが、パーマ感を出したり、最近流行りのウエット感を出すのにも適しています。

ミルクのテクスチャのものでパーマを出し、その後スプレーで軽くキープしふんわり緩いカールのパーマを楽しめます。美容院直後のきつく当たりすぎたパーマヘアや、乾燥し多少パサついた髪の方にもおすすめです。

ムース系はよりセット力が強く、泡系のものはミルクよりもよりウエットに仕上がるのが特徴です。適量手に取り、パーマを崩さぬ程度につけてから、全体にもみ込むように馴染ませれば、ムースが一部だけ固まっるのを防げます。

泡で出てくるタイプの商品は、水を付けて復活するタイプのパーマにおすすめです。パーマを戻すのに今まで美容院でおすすめされた霧吹きのみでパーマを再現していた方にもぜひ使ってみてください。

ムースタイプには、ハード・ソフト・ムースワックスの3種類に分かれていて、それぞれ質感やキープ力が異なります。キープ力重視の方にはハードタイプ、ナチュラルにボリュームをダウンしたい方にはソフトタイプ、毛先まで動きにこだわりたい方にはムースワックスがおすすめです。

バーム系のスタイリング剤は、適度なウエット感と、優れたセット力を併せ持っているのが特徴です。つけすぎるとスタイリングが難しくなる場合もあるので、初めは少量からつけていくようにしましょう。

バーム系のワックスには、ハードワックスとファイバーワックスの2種類があります。ハードワックスは水分量が少なく、自然な仕上がりになるのが特徴で、ショートパーマのような短めのヘアスタイルの方におすすめです。

またファイバーワックスは、ハードワックスよりもセット力が弱く、初心者でも扱いやすいのが特徴です。髪の毛先付近の癖付けにおすすめなタイプですが、つけすぎると油分でへ立ってしまうので気をつけましょう。

パーマをかけたら毛先がパサパサになったり、濡れた髪が乾くと広がる方もいます。パサパサの原因はパーマをかけるて髪の内部にダメージを与えて、保水力が低下したからかもしれません。そんなときはオイルを利用して髪を保湿しましょう。

オイルタイプのポイントは濡れ感と指通りです。キープ力はワックスほど高くありませんが、オイルだけで髪の広がりを抑え、サラサラの指通りで流行りのウェットヘアに仕上げられます。キープ力よりもサラサラテクスチャー重視の方におすすめです。

ジェルは、高いキープ力と、伸びがいいテクスチャーが特徴です。パーマスタイリング初心者でも扱いやすいので、初めてスタイリング剤を選ぶ方にはおすすめのスタイリング剤です。

ウェーブをしっかりとキープしてくれ、ジェルの質感が髪にツヤと濡れ感を出してくれるので美しいパーマスタイルが実現できます。

ヘアクリームの特徴は油分量がはミルクより多く、オイルよりも少ない点です。そのため程よい保湿力があり、パサパサに傷んでしまったダメージヘアのケアにも向いています。スタイリング剤のベタベタ感が苦手な方には特におすすめのタイプなので、ぜひチェックしてみてください。

パーマのスタイリング剤を選ぶときによく「ムースとワックス、どっちを使えばいいの？」との疑問を耳にします。ムースとワックスの違いは「水分」と「油分」です。ムースには水分が多く含まれていて、軽さを出すのが得意なので、柔らかい髪向きです。

一方ワックスには油分が多く含まれているので保湿や保護が可能です。また束感を長時間キープできるのも特徴です。どんな髪質でも対応できるのでもし迷ったらワックスを使うのが無難です。特に「バームタイプ」は使いやすくておすすめです。

パーマをかけたからと言って、朝セットしても、夕方まで持たない方もいるかもしれません。そんな方にとってはセット力は重要です。

緩めにかけてもらったパーマの場合、美容院帰りはきれいにセットできても、そのあと自分でやるとうまくいかない場合が多いものです。緩いパーマをキープしたい場合は、ミスト系のスタイリング剤×キープスプレーがおすすめです。

ミスト系スタイリング剤をもみ込みドライヤーで乾かし、スプレーをパーマ部分にかけたのちカールを作るようにふんわり揉みこみます。その後また全体にスプレーをしてセットして、ぱっきりと固まらず長持ちしてくれます。

しっかりとしたパーマを出したい場合は、泡のパーマ戻しを使ってしっかりパーマを出してから、少し固めのワックスを利用するのがおすすめです。さらにハード系のスプレーで少しパーマ部分全体にまんべんなくふりかけるのもいいです。

長時間朝から晩までこれを維持したい場合、多少柔らかさがなくなるのが難点ですが、ハードスプレーを全体とパーマの部分にさらに少し重ね付するとより持ちがよくなります。イメージは美容院でセットしてもらったあのパキパキ感です。

同じパーマをかけても、元々の髪質によってパーマのかかり具合は人それぞれです。スタイリング剤も、髪質に合わせて選ぶのもおすすめです。

硬い髪の方や、毛量が多い方には、パーマをかけても思い通りのスタイリングが難しいと感じている方も多いと思います。広がりやすく、まとまりにくいといったお悩みをお持ちの方も多いかもしれません。

硬い髪の方におすすめのパーマヘア用スタイリング剤は、ワックスやオイル、そしてバームです。広がりやすい髪をしっとりと落ち着かせてくれます。スタイリング剤をうまく使って、イメージ通りの髪を手に入れましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

直毛の方は、パーマをせっかくかけたのに、髪の動きが出にくい場合があります。またパーマが取れやすい悩みをお持ちの方も多いと思います。もし寝起きの髪がペタッとしているときは、髪全体をシャワーで濡らすのがおすすめです。

シャワーが面倒なら、ミストウォーターもおすすめです。濡らしたら、完全に乾く前の毛先に少し水分が残っている状態で、ワックスやムースを使ってスタイリングしていくのがおすすめです。

柔らかくて細い髪質の、いわゆる「猫っ毛」の方には、軽めのテクスチャーのワックスやジェルがおすすめです。柔らかくて軽い髪に、重たい質感のムースを使うと重たく感じてしまいますし、思い通りのウェーブが作れない場合もあります。

また、つけすぎてしまうとベタベタしすぎるときもありますので、細い髪質の方がスタイリング剤を使う際は、少なめの量を意識して使いましょう。

カールやウェーブを長時間キープさせたいときは、「ハード」と記載のあるパーマ用のムースがおすすめです。崩れやすい大きめのカールでも、長時間キープできます。

ロングヘアにパーマをかけている方なら、カールしている部分だけにムースを使うのがおすすめです。また、ロングヘアやセミロングヘアの方に多いコロネ状のカールにも使えます。

パサつきやダメージにより、髪の広がりが気になる方におすすめなのが、「ツヤ」の表示があるパーマ用スタイリングムースです。髪にうるおいを与えて、髪の広がりを抑えてしっとりと広がらない髪を作ってくれます。

またウェットタイプのムースを使えば、濡れた感じが出てオシャレ度がアップします。特にドレスアップしたいときはウェットタイプのスタイリング剤がおすすめです。

特に男性に人気の「無造作ヘア」を作りたいなら、ワックスタイプのスタイリング剤がおすすめです。ワックスタイプは毛束感をしっかり出せるので、毛の流れをきれいに見せられます。

立体感のあるスタイルを作れ、アレンジもしやすいため、イメージ通りのヘアスタイルが作りやすくなります。またキープ力も高いのも嬉しいポイントです。

濡れたようなツヤのある髪は、パーマをきれいに見せてくれるので人気があります。濡れ髪に仕上げたいときは、ウェットタイプの記載があるスタイリング剤を選びましょう。ウェットタイプのムースやジェルなどがおすすめです。

香りもさまざまな種類があります。香りが気に入らないとつけていて不快感があるのでお気に入りの香りのものをつけるようにしましょう。

女性向けの商品はたくさんありますが、香りもそれぞれ特徴が異なります。しっかり香るものからほんのり香ってくれるものまで、香りの強弱はそれぞれ違います。一度確認してから選ぶのがおすすめです。

髪の毛の香りは、顔の部分に近いため香りを感じやすくなります。香りがありすぎると気分が悪くなってしまう可能性もあるので、ほんのり香るぐらいが長続きするものがおすすめです。

メンズの方も、パーマ用のスタイリング剤を選ぶ際には香りに注目してみてください。柑橘系の香りやハーブ系の香りなど多様な種類の香りがありますが、迷ったときには無香料がおすすめです。男性以外にも、香りに敏感な方も使いやすいです。

また、普段香水を愛用している方は、香水の香りとスタイリング剤の香りが混じると困る方も多いと思います。そんな方にも無香料はおすすめです。香水を重ね付けした際に香りの邪魔になりません。

髪をセットするワックスは毎日のように使うものなので、内容量が少なければすぐになくなってしまいます。そのため涼を気にせず使える、コスパのいいものをを選ぶのがおすすめです。肌に合うもので、なおかつ内容量が多くコスパがいい商品をえらびましょう。

スタイリング剤も適切な量を使用して初めて効果が感じられます。内容量を気にし、ケチケチと使ってスタイリングがうまくいかない事態にならないよう気を付けましょう。

やはり出かける前に髪型が決まらないと話になりません。少し値段が高かったり内容量が少ないものでも自分に合ったものを使いたいものです。今日は髪型をバッチリ決めたいときには、サロン専売品を使うのもおすすめです。

やはり専売品だけあって、効果の高いものがそろっています。価格は高めになるので、うまく使い分けるのもおすすめです。また最近では髪だけでなく、唇や皮膚の保湿などにも使えるスタイリング剤も販売されています。

買い物のついでに手軽に買えるものがいい方には、市販のパーマ用スタイリング剤もおすすめです。最近では市販のものでも、いろいろな髪質やパーマの種類に対応したタイプが多く出ています。

市販のものならドラッグストアで簡単に買えるので、切らしてしまって今日買いたいときでも、すぐに買いに行けます。毎日使うものなので、買いやすいのもポイントの一つです。

ヘアワックスといったパーマ用のヘアスタイリング製品は、レディース用とメンズ用で分けられている商品が多いです。男性用と女性用、それぞれ髪質に合わせて作られているので、基本的には自分の性別通りの商品を選ぶのがおすすめです。

しかし、体の性質は一人ひとり異なりるため、女性の方でもメンズ製品が適している場合もあります。女性が男性用ワックスを使う際は、女性用製品よりキープ力が強い可能性が高いので、ヘアスタイルが過度に固まらないよう加減を見ながら使いましょう。

スタイリング剤はお店で試すのが難しいので、口コミを参考に選びましょう。セットのキープ力や使用感を確認しないで購入すると思っていたのと違った、となってしまいます。公式サイトやネットショッピングサイト以外にも、最近はSNSでの口コミ投稿が増えているので、チェックしてみてください。

お気に入りのパーマ用スタイリング剤が見つかったら、次はパーマをきれいにセットするポイントを覚えましょう。ちょっとした部分に気を付けるだけで、格段にいい仕上がりになるので、ぜひ以下のポイントを参考にしてみてください。

• 朝のセット時は、髪の先端をしっかり濡らす
• 朝シャワーする場合は、シャワー後に髪を完全に乾かし切らない
• 夜のシャワー後は、しっかり髪を乾かす
• 寝る前に洗い流さないトリートメントでケアする

スタイリング剤をつけるタイミングと回数を工夫すれば、パーマが乾いても広がらないヘアセットができます。毛先から真ん中の髪が根本よりも先に乾くとパーマが広がりまとまらなくなります。パーマは乾くと広がるので、根本よりも先端部分が湿っている状態を保つことが重要です。

髪の毛を乾かす前に本来1度に使用するスタイリング剤の半分つけて、乾燥後にさらに半分つけることでパーマがまとまりやすいヘアセットができます。パーマの種類によってはスタイリング剤をつける量も違うので、自分のヘアスタイルに合った、使用量とタイミングを見つけてください。

ヘアスタイリング剤は、マツモトキヨシ・ウエルシア・スギ薬局などのドラッグストアで取り扱いがあります。ドラッグストア以外にも、東急ハンズ・ロフトなどのバラエティーショップ、ドン・キホーテなどのディスカウントショップ、美容院などでも販売されています。

また、Amazon・楽天などのECサイトでも取り扱いがあります。店頭販売のように、テスターで使用感や香りを試すことはできませんが、自宅から気軽に購入できるメリットがあります。

パーマ用スタイリング剤の選び方についてご紹介してきました。自分の好みのパーマ感が出せると前向きな気持ちになれます。理想のヘアスタイルに合わせてスタイリング剤を使い分けて、思い通りのヘアスタイルを実現させてください。