【2024】木製まな板人気おすすめ21選｜カビない？最高峰のまな板も！

木のまな板は、おしゃれで軽やかな切り心地からファンが多いキッチンアイテムの一つです。しかし、「木のまな板はお手入れが大変そう」「カビがはえる」などのデメリットもあります。そのため、購入を迷ってしまう方も多いはずです。

木のまな板は、ひのき・いちょう・ひばなど素材が豊富にあり、素材によって防カビ・抗菌作用のあるまな板もあります。ほかにも、スタンド付きで乾かしやすいものや、食洗機対応のものもあるため、意外と簡単にお手入れできる木のまな板も多いです。

しかし、何を基準に選べばいいかわからないと迷ってしまいます。そこで、本記事では木のまな板の選び方・おすすめ商品を紹介します。記事の最後には木のまな板の使い方も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

木のまな板は、素材に適度なやわらかさがあるため、衝撃を吸収し刃先をやわらかく受け止めるので、ほかのまな板よりも包丁の切れ味が長持ちします。また、腕や手への負担も軽減されるため、疲れにくいのもメリットです。

食材を切るときの「トントン」といった音がお気に入りとの声もあります。他にも、ひのき・いちょうなどの木に香りが楽しめて、ナチュラルなデザインもおしゃれで人気です。

木のまな板は、プラスチック製などと比べるとお手入れが大変です。木材には、塩素系の漂白剤が使えないため、基本は熱湯消毒、ひどく汚れた場合はやすりで表面を削る作業が必要になります。

また、木のまな板は水に弱いです。そのため、しっかり乾燥させないとカビや雑菌が発生してしまいます。木材によって抗菌・防虫効果のある素材もあるため、購入時にチェックしましょう。お手入れが大変ですが、その分愛着がわくという口コミも多く寄せられています。

木のまな板とカッティングボードは、木の素材に違いがあるため、その違いを確認しましょう。カッティングボードは、欧米でパン・チーズなどをカットする目的で、主にアカシア・オリーブなどの硬い木材で作られています。一方で、木のまな板は刃当たりがよくやわらかい木材でできているのが特徴です。

また、お皿などの代わりとして使うか使わないかの違いもあります。カッティングボードは、チーズ・生ハム・フルーツなどを盛り付けて、おしゃれな食器としても使用可能です。　一方で、木のまな板は食材を切る目的のみで使用します。

ひのきのまな板は、お手入れが簡単で初心者に向いています。ひのきには、抗菌・防カビ・防虫・消臭などの作用があるため、清潔に保ちやすいところも魅力です。また、ほかの木材よりも速乾性があり、乾燥するのが早い傾向にあります。

さらに、木材のまな板の主流素材なので、商品数が多く選びやすいのもメリットです。木材のまな板が初心者の方は、まずひのきから始めてみてください。

刃当たりを重視するなら、いちょうをおすすめします。やわらかく弾力性があり、木材のなかでも特に刃当たりがよく、包丁の刃を傷めにくいです。また、「トントン」と食材を切る音も楽しめます。

さらに、いちょうは油分を多く含んでいるため、水はけがいいのが魅力です。ただし、抗菌・カビ防止作用などが弱いため、使用後はしっかり乾燥させましょう。こまめに熱湯消毒するのがおすすめです。

ひばの木材は、カビや雑菌を抑制する強力な能力がある素材です。ヒノキチオールという天然成分が、消臭・防カビ・耐水・耐腐などの効果を発揮してくれます。木製まな板のなかでは、お手入れがしやすく使い勝手のよさが魅力です。

ただし、ひばは高級素材としても有名で、ほかの木材と比べると高価になります。プロや上級者など、長く使用するまな板をお探しの方には最適ですが、初心者には少し高額かもしれません。

桐の木材は、軽くて使いやすいのが最大のメリットです。カットした食材を移動させるときも、重みを全く感じさせません。また、水切れがよく乾燥させやすいため、カビが発生しにくく衛生的に使えます。

さらに、桐のまな板は価格がリーズナブルで気軽に買い替えやすいところもメリットです。ひのきやひばの素材には劣りますが、抗菌・防虫作用などもあります。

竹のまな板は、抗菌性・耐水性があるためお手入れがしやすい素材です。また、食材が滑りにくいメリットもあり、使い勝手に優れています。そして、ほかの素材よりも硬くできているため、傷つきにくいのが魅力です。

一方硬い素材なので、食材を切るときの音がうるさいとの声もあります。静かな音のまな板を求めている方は、ひのきやいちょうの素材がぴったりです。

上質で高級感あるまな板をお探しの方は、榧をおすすめします。榧は、油分が豊富で水切れが早く、天然の抗菌性があるのが特徴です。水に強く特に腐りにくい木材として有名で、プロの方が愛用する素材としても知られています。

また、淡黄色の上品な色合いをしていて、きめ細かい木肌がぬくもりを感じる榧は、見た目にもこだわりたい方におすすめです。

まな板は、キッチンの広さや家族の人数などに合わせた大きさを選びましょう。また、使用する場面によっても使いやすいサイズが変わります。以下で、一人暮らし・家族暮らし・場面別などに合ったサイズの目安を紹介するので、参考に選んでみてください。

• 一人暮らし（狭いキッチン）…20cm×30cm前後
• 家族暮らし（広いキッチン）…25cm×40cm前後
• プロ用や業務用…30×50cm前後
• ソロキャンプ…20cm×30cm前後
• ファミリーキャンプ…25cm×40cm前後
• 子供向け…30cm×50cm前後

キッチンの広さに対して、大きすぎても小さすぎても食材を上手に切れなくなってしまうため、サイズ選びには注意しましょう。アウトドアではカッティングボードを持っていくと、皿としても使用できるため便利です。子供が使用する場合には、安定感ある大きなまな板が向いています。

板目は大きな木でなくても1本の木から作れる量が多いため、コスパがよく初心者におすすめです。また、切る場所によって木目が違うため、山形・波・うずまきなどの独特の模様が楽しめます。

ただし、年輪の幅にムラがあるため、使っていくごとに形が歪んで湾曲したり収縮したりする可能性があるのがデメリットです。

柾目は、丸太の中心部からしか取れないため高級で上質な素材です。節がなく美しく整った木目がとてもきれいで、インテリアも落ち着いた雰囲気に仕上がります。木目が均等のため、板目と比べると素材の収縮や変形も少ないのがメリットです。

さらに、木目が均等なので水はけもよくなります。衛生的に使えるのも特徴のひとつです。そのため、木目が均等であるかどうかを購入時にチェックしましょう。

木のまな板を選ぶ際は、板の加工にも注目しましょう。加工方法としては「一枚板」と「合板」にわかれています。それぞれにメリットデメリットもあるので、用途に合わせて選んでください。

毎日料理で使うものなので、お手入れのしやすさをチェックしましょう。木の素材の特徴も重要ですが、以下のお手入れしやすい機能がついているか購入時にチェックしてください。

【お手入れのしやすさのチェックポイント】

• 水切れがいい（乾きやすい）
• シンクで洗いやすいサイズ
• 耐熱性が高い
• 防カビ・抗菌作用がある
• 自立スタンド付き
• 軽量で収納しやすい
• 持ち手やフック付き

自宅に食洗機がある方は、食洗機に対応しているかどうかも確認しましょう。基本的に木のまな板は食洗機が使えないものが多いため要チェックです。食洗機で洗うと熱湯消毒もできるため、衛生的に使えます。また食洗機を使う場合は、食洗機に収まる大きさのまな板を購入するようにしましょう。

まな板の端や角に自立するスタンドがついていると、乾燥しやすくなります。別売りのスタンドでも代用が可能です。まな板の接地面が少ないため、雑菌の繁殖などを抑えられます。

また、フックや持ち手がついたまな板もおすすめです。引っかけて水切りがしやすいので、同じように清潔に使えます。

まな板に厚みがあると、より衝撃を吸収しやすく安定して切れるため使い心地は抜群です。具体的には1.5～3cm程度あると、安定感がありやさしい切り心地になります。

厚みがあると重くなるのが難点ですが、軽量なものより滑りにくくなるのもメリットです。「トントン」とした安定感ある切り心地を楽しみたい方は、ぜひ厚さにも注目してみてください。

数枚セットのまな板は、食材別に使い分けができます。野菜類・肉類・魚類に分けて使用し、調理後それぞれにあったお手入れをしましょう。まな板を長く愛用したい方におすすめの方法です。

また、おしゃれな木のまな板がセットであれば、サービングボードとしても活躍します。食卓を少し豪華に見せたい時には、おしゃれに盛り付けてテーブルに並べましょう。サイズ違いのまな板をバランスを考えながら使用するのもおすすめです。

木のまな板は、そのままでも十分ナチュラルでおしゃれです。しかし、丸型やカッティングボードなど、インテリアや料理に合わせたさらにおしゃれなまな板も人気があります。

また、母の日や誕生日のギフトには、自分では買えないような高級まな板を贈ると喜ばれやすいです。毎日使うものなので、デザイン性が高いものや高級なものを選ぶと気分を上げて料理ができます。

ニトリは家具・インテリア用品だけでなく、まな板の種類もリーズナブルで豊富です。木・プラスチック・カッティングボードなど多数のまな板があるため、一人暮らしの方から家族暮らしの方にもぴったりの商品が見つかります。

ニトリのまな板で特におすすめなのが、「軽量ひのきまな板 大」です。大きいまな板で食材が切りやすく傷つきづらいため、扱いやすいと人気商品で多くの方に愛用されています。

無印良品でも木のまな板が販売されており、特に「ひのき調理板・薄型・大」は、初心者の方におすすめです。軽量で扱いやすく、水切れがよくなるように1.5cmの厚みで作られています。なかなかこまめにお手入れができない方や、できるだけ簡単に扱える木のまな板をお探しの方に最適です。

ダイワ産業のまな板はひのきで作られており、スタンド付きで食洗機に対応している商品です。なかなか木のまな板で食洗機・乾燥機に対応している製品はありません。食洗機を使いたい方は要チェックです。

また、スタンドで立てられるため、水切りや収納に便利で使いやすいと人気があります。

木のまな板は、水切りをしっかりするなど使い方に注意が必要です。カビないで長く使うためにも、使い方やお手入れ方法を把握しておきましょう。以下で、基本的な使い方を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

【木のまな板の使い方】

1. 使用前に水で濡らす
2. ふきんで水気を拭き取る
3. 水気の少ない食材から切る
4. 肉・魚などは最後に切る
5. 使い終わったらすぐに中性洗剤でしっかり洗う
6. 肉・魚を切った場合は熱湯消毒する（温度注意）
7. 乾いたふきんで水気を拭き取る
8. たてかけて乾燥させる

熱湯消毒する際は、まな板の耐熱温度に注意して行ってください。また、洗剤で洗う前に熱湯をかけると、食材のタンパク質汚れなどが固まってしまいます。必ず洗剤でしっかりと洗った後に、熱湯を5秒程度かけてまな板を消毒してください。

万が一、うっすら黒ずみが出来てしまったら薄めたハイターを使用するのも効果的です。しかし、長時間の使用や泡タイプのハイターは避けましょう。直射日光はまな板割れ・そり返りが生じる可能性があるため、保管は風通しのいい乾燥した日光が当たらない場所をおすすめします。

木製まな板は、ほかの素材のまな板と比べると少しお手入れが大変ですが、切り心地や香りの良さなどいいところがたくさんあります。おしゃれで使いやすい木製まな板を選べば、さらに料理が楽しくなるので、ぜひおすすめ商品を参考に選んでみてください。