初心者向けやさしいアイアンおすすめ22選│中古やゼクシオよりやさしいアイアンはある？

アイアンの打ち方の基本は、ダウンスイングでクラブヘッドをボールに当てますが、初心者には難しく感じます。それはフォームが固まっていないからです。ダウンスイングでクラブヘッドがボールと接触するまでの動作を何度も反復練習する必要があります。

しかしクラブの選び方によっても、その難しさが変わってきますので、アイアンを選びは大切です。やさしく感じるアイアンは、ロフト角が立っているので、ボールが上がりやすくなり、ミスが出にくくなります。いい結果を出すために、誰しも名器と呼ばれるアイアンを使用したいと思います。

今回は初心者にやさしいアイアンの選び方やおすすめの商品を紹介していきます。また、初心者でも安定して結果が出やすいクラブの特徴・初心者向けの中古の商品やゼクシオよりやさしい、安いアイアンも紹介していますので、ゴルフを始めたばかりでアイアン選びに困っている方はぜひ読んでください。

アイアンは主にフェアウェイからグリーンを狙う時に使う場面が多いクラブです。現在では主に5番・6番・7番・8番・9番・PW(ピッチングウェッジ)の6本セットで販売されています。

ラフやバンカーなどから安定したショットも要求されています。番手ごとにロフトが4度ずつ異なる設定が一般的ですが、決まりがあるわけではないため、自分の技量や好みに合わせたものを選ぶといいです。

初心者にもやさしいアイアンとは、以下のような特徴をもつアイアンを指します。

• ヘッドサイズが大きめ
• 形状はポケットキャビティか中空
• ヘッドのソール幅が広い

ヘッド形状がキャビティバックのタイプは、丸みを帯びた形状のクラブをいいます。キャビティバックは、ボールが上がりやすい構造になっているので、まだフォームが固まっていない初心者にもおすすめです。

ヘッドが長めで重心距離が長くなっているため、スイートスポットが広くなっています。そのため、ミスの許容範囲も広いです。

マッスルバックのヘッド形状は、シャフトとの重心の距離を短くしているため、操作性が高い点が特徴。フェースの打点位置を意図的に縦にずらし、スピン量を調整できます。

初心者がいきなり使いこなすのは難しいですが、ヘッドコントロールの感覚を養うために1本持っているといいです。

ポケットキャビティアイアンは、キャビティバックタイプをさらに進化させたタイプです。設計・製造技術の進歩によって、キャビティバックがより深くえぐれて優しい特性になりました。

 ヘッドのサイズが大きく、ソールも厚くなっている点が特徴でまっすぐ高いショットを飛ばせます。打っても曲がってしまう人にはおすすめのヘッド形状といえます。

バウンス角が大きいほどいわゆるダフリに強くなります。多少ボールの手前を打っても滑りによってザックリしてしまう場合が少ないです。そのため、初心者でも優しいアイアンといえます。

アイアンはハンドファーストを意識した打ち方が大切と言われますが、出来ていないとダフリやトップの原因になってしまいます。バウンス角が大きすぎてもかえってトップになってしまうため、自分の打ち方のクセに合わせた角度を見つけてください。

バウンス角が逆に小さい方が、ショット時の抜けを重視し、払い打ちする人でもスピンをかけやすくなります。ハンドファーストを意識したスイングを心がけるとしっかり球を捉えられます。

上記でも述べましたが、ダフリやすい初心者にはバウンス角が大きいものがおすすめです。ショットのフォームやクセによっても適切なバウンス角が変わってくるため、相性のいいクラブを選ぶようにしましょう。

アイアンの番手とロフト角の関係には決まりがありません。たとえば7番アイアンのロフト角は何度にしなければならないといったルールや規格があるわけではありません。飛ぶアイアンのモデルは、通常のアイアンと比べてロフト角が立ち気味です。

ただしヘッドスピードが速めで飛距離が出る人が立ち気味のアイアンを選ぶと、アプローチショットで使うウェッジの本数を増やす必要があります。

どれだけバックスピンが掛かるかはロフト角・ヘッドスピード・ヘッドの入射角などによって決まります。ロフト角の数値が大きいほど、スイング時の摩擦が大きくなるためバックスピンはかかりやすいです。スイングをダウンブロー気味にしておくと強くバックスピンを掛けやすくなります。

ソール幅が広い方が低重心のため、ボールが上がりやすいアイアンです。ヘッドと地面との接地面が広くなると、飛距離ロスが少なくなり飛距離も出るようになります。

アイアンはソール幅が広いほど、ボールが上がりやすくなります。ダフりやトップなどのミスにも強くなるため、初心者にはおすすめです。

逆にフェース面が狭いと、弾道の打ち分けがしやすい反面、ボールが上がりにくい難しいアイアンになります。ミスの許容範囲が狭いため、曲がりやすいので、ある程度クラブのコントロールをする必要が出てきます。

コントロールにある程度慣れてきて、コースを攻めたいと考えている場合にはおすすめです。

シャフトのチェックも最適なアイアンを選ぶうえで大切です。シャフトの素材によって、ボールへの力の伝わり方が変わります。カーボンシャフトは、体格が小さく体力に自信のない方におすすめです。軽量でよくしなるため、しなりの力で遠くまで飛ばせます。また、球が上がりやすく、狙ってショットしたいときにもいいです。

スチールシャフトは体力に自信があり、スイングスピードが速い方に向いています。カーボンシャフトに比べて少し重く、あまりブレずに打てます。安定したスイングができるため、正確なショットを打ちやすいです。

プロや上級者から人気が高いのが、スチールシャフトです。スチールシャフトはねじれが少なく方向が安定していて、正確性とコントロール性が群を抜いています。ただし、剛性があるため振動が大きく体に大きな衝撃が来るので、初心者には扱いにくいです。

ゴルフのシャフトはそれぞれのヘッドスピードに合わせた最適な硬さが設定されています。ヘッドスピードとは振りの速さです。この硬さを表してのがシャフトのフレックスです。女性の場合は、Ladiesの頭文字からとったフレックスのLがおすすめです。ヘッドスピードの速くない男性はAverageの頭文字を表す、フレックスのAがいいです。

RフレックスはRegularの略で、一般的なヘッドスピードの男性に向いているものとなります。また、SフレックスはStiffの略です。一般的な男性のよりもヘッドスピードが速い方はSフレックスがおすすめです。SRフレックスはふたつの中間になります。

XフレックスはExtraの略で、Sフレックスをよりもさらにヘッドスピードが速い方におすすめです。Xクレックスはかなり上級者向けになっているため、アマチュアゴルファーの方でも使っている方は非常に少ないめずらしいフレックスです。

アイアンはドライバーと違い、「飛ぶ＝いいクラブ」ではありません。番手ごとにしっかり距離を打ち分けられるのがとても重要になってきます。5番アイアンと7番アイアンの飛距離が変わらない人は、なるべく上がりやすいアイアンを選ぶようにするといいです。

他にも5番アイアンの代わりにユーティリティを入れるなど、アイアン以外の選択も行うとよりゴルフを楽しめます。

テーラーメイドは、ヘッド素材の革新的なメーカー。アイアンの特徴は、性能の高さ・手頃な値段・デザイン性の高さです。モデルによっては、キャディバック付きクラブ11本が8万円以下で購入できます。

テーラーメイド独自の性能をもつMシリーズはプロの人もよく使用していて、アマチュアの間でも愛用している人が多くいます。

キャロウェイは1982年に創業したアメリカに本社があるメーカー。日本人の多くが愛用しており、プロでも石川遼が契約しています。アイアンの特徴として、手頃な価格で販売されているクラブが多く、初心者向きのクラブが多くあるメーカーです。

ヤマハはゴルファーが求める性能を徹底的に追求しているメーカー。打感・打音・構えやすさなどをバランスよく備えています。ゴルフクラブの特徴としては、非力な人を対象にしたゴルフクラブにいいものが多く、まだフォームが固まっていない初心者にもおすすめです。

性能的にはシャフトが動いて、振り抜きがいいため、しなりを使ってよく飛ぶアイアンになっています。

ピンはアメリカ本国でトップシェアのブランドメーカー。どんなゴルファーにもフィットするクラブを作れるため、初心者にもおすすめです。ビギナーからプロまで自分のクセや好みに合わせたクラブを作れます。

モデルも6種類ラインナップされており、レベルや目的に合わせて購入できます。とりあえず必要な番手だけ購入できるため、少し慣れてきて使っているクラブに物足りなくなってから購入するようにしましょう。

中古アイアンを購入するメリットはなんといっても価格です。新品のクラブは、初心者が手を出すにはかなり敷居が高いといえます。そのため、初めて購入するアイアンを価格の安い中古にすれば、その分の費用を練習に充てられます。

中には、新品同様のクラブや掘り出し物のアイアンがあるため、探してみる価値は十分にあります。中古は人が使ったものだからと抵抗がある人も一度チェックしてください。

アイアンはゴルフのいいスコアを出すためのひとつの道具にすぎませんが、時計や車同様、お気に入りのものを持っているとそれだけでゴルフを楽しめます。ぜひお気に入りのアイアンでレベルアップしてゴルフを楽しんでください。