冷凍チャーハンおすすめ15選│うますぎチャーハン多数・なぜうまい？

いまや冷凍食品のなかでも群を抜いて売り上げのある冷凍チャーハン。各メーカーの競争により技術が向上し、ひと昔前には考えられないほど本格的な味や食感を再現しています。具材・味付け・製法など細かい改良を加えられたおかげで、消費者の求めるクオリティの高い冷凍チャーハンを食べられるようになりました。

その結果、店頭にはあらゆる種類の冷凍チャーハンが並ぶようになりましたが、選ぶのにもひと苦労なほど種類が飽和状態です。食べてみなければ分からないようでは、好みの味でなかったときに困ります。

そんな失敗をしないように、本記事では冷凍チャーハンの選び方や人気メーカーの冷凍チャーハン、おすすめ15選などを紹介します。しっかり予習をして、おいしい冷凍チャーハンに出会ってください。

冷凍食品全体にいえることですが、どちらかというと以前はおいしいものではありませんでした。チャーハンも例外ではなく、「べちゃっとしている」「まずい」などのイメージがありました。それもそのはず、味付けだけをチャーハンに似せた“チャーハン風ごはん”だったためです。しかしそこから革新され、それまでになかった“炒める“という工程により、格段においしくなったのです。

素材や味付け、火力にまでこだわって作られているため、まさにプロの料理人の作る味を家庭で食べられるようになりました。

冷凍チャーハンの最大のメリットといえば、皿にあけて電子レンジで温めるだけの手軽さです。最近はラップをかけなくてもいい商品が主流になっており、袋ごと温めてそのまま食べられるタイプもあります。なお、電子レンジでの温めは加熱ムラができやすいので、ドーナツのように真ん中に穴をあけると均一に温められます。

電子レンジは最高100℃までしか温度が上がらないためしっとりとした仕上がりになりますが、フライパンは高温調理が可能なので、香りが立ちやすく外側から温まるのでパラパラになります。人それぞれ好みがありますが、お店で食べるようなパラっとした食感を求めるならフライパン調理がおすすめです。

チャーハンのメイン具材といえるチャーシューがふんだんに使用されていると、食べ応えと満足感があります。メーカーのこだわりがみえる具材でもあり、大きめにカットされたチャーシューや、その煮汁までチャーハンに加えているものも。まずはお試しという感覚で選ぶなら、スタンダードなこちらのチャーハンがおすすめです。

五目といっても各メーカーによって具材の種類はさまざまですが、主にチャーシュー・卵・ネギなどを含んでいる具だくさんのチャーハンです。そのため各具材の旨味や食感が味わえ、食べる楽しみもあります。できるだけ多くの具材の入っているチャーハンが食べたいという方におすすめです。

エビやカニなどの具材に、調味料にも海鮮エキスを使ったチャーハンがあります。お店だとチャーシューの入ったチャーハンよりもリッチなイメージがありますが、冷凍チャーハンならではの低価格で味わえるところが魅力的です。市場でも種類はあまり多くありませんが、たまには嗜好を変えてチョイスしてみるのもいいです。

一人暮らしで食べるときや、１食分ずつで食べきりたいときにおすすめのサイズです。量が多いと残りを再び冷凍庫へしまうことになりますが、一度開けてしまうとどうしても劣化が早まり、味や品質の低下につながります。その点、食べきりサイズなら安心かつ便利です。ネットなどで1食分ずつがまとめて購入できるので利用してみましょう。

家族で食べたり頻繁に食べる機会がある場合は、大容量のでコスパのいい業務用が断然おすすめです。業務用の平均的な容量は1Kg入りですが、1人前の目安が200gなので、食べる量を確認して使うようにしましょう。ネットや業務用のスーパーなどでお得に購入できます。

冷凍チャーハン革命を起こし、常にトップを独走しているニチレイ。その代表格といえる「本格炒め炒飯」は、“世界で一番売れている冷凍チャーハン”としてギネスに認定されたほどです。製造工程にプロと同じ手順を再現し、一度炒めた後に250℃の高温で熱風を浴びせることでパラパラのチャーハンを味わえます。

食感や香りに至るまで細かい改良を加えた結果、多くのファンを魅了しています。

マルハニチロの冷凍チャーハンは具だくさんで食べ応えがあるところが特徴です。近年では、袋ごと温めてそのまま食べられる“スタンディングパッケージ“を採用した商品が発売され、さらに手軽で時短に繋がりました。味のバリエーションも豊富なので、いろんな種類を試せます。

味の素の冷凍チャーハンは、餅は餅屋といったように味付けのうまさを感じられるところが大きなポイントです。お店で食べるような香ばしさや複雑な旨味を、冷凍チャーハンで出せるというのは「さすが味の素」のひとことです。

近年は冷凍チャーハン好きな男性の胃袋をつかむ「ザ★チャーハン」がヒットしており、期待を裏切らないおいしさを提供しています。

最近の冷凍チャーハンがなぜうまいかといえば、調理工程の進化による部分が大きいです。従前の冷凍チャーハンは実際に米を炒めておらず、味付けのみをチャーハンに似せたものが一般的でした。

しかし2001年、ニチレイが製造時に本格的に「炒める」工程を採用。以降、高温でご飯を炒める工程は各社ともにスタンダードになっています。

コンビニ大手3社のオリジナル冷凍チャーハンについてまとめると下表のとおりです。参考にお役立てください。

確認方法としては、冷凍チャーハンのパッケージ裏を見ることです。「加熱調理の必要性」という項目で、「加熱して召し上がってください」と記載してある場合がほとんどです。基本的に自然解凍は避けましょう。また、凍ったままのチャーハンをお弁当に詰めて、食べる直前に温めることも、加熱時間を計りかねるのでおすすめできません。

そのままでも美味しいチャーハンですが、アレンジして食べる方法もあります。今回は冷凍チャーハンで作るオムライスのレシピを紹介します。

材料(4人分)

• 冷凍チャーハン（茶碗1杯分・約160gをラップに包み、冷凍したもの）:4個
• 長ネギ:1本
• スライスハム:8枚（100g）
• 卵:4個
• ケチャップ:大さじ6

作り方

1. 長ねぎ、ハムは粗みじん切りにし、冷凍ごはんは熱すぎない程度に温める
2. フライパンにごま油を中火で熱し、長ねぎ、ハム、ごはんを炒める
3. 全体を混ぜ合わせる
4. 卵を溶きほぐし、チャーハンにのせたら完成

冷凍チャーハンの進化ぶりやおいしさが伝わりましたか。外食に引けを取らないともいわれるレベルの高さには驚かされるばかりです。ぜひ手に取って、その味を確かめてくださいね。