冷凍焼き鳥おすすめ10選｜業務スーパー・ドンキホーテで買える？【国産・生串も】

焼き鳥といえば、外食やお惣菜として購入するなどして食べるといったイメージがあるかもしれません。しかし昨今では、お店ならではの美味しさやご当地の名品のこだわりをそのままお届けできる「国産の冷凍焼き鳥」が数多く販売されています。

自宅で美味しい、かつ国産の焼き鳥を簡単に準備できるとしたら、とても便利で嬉しいものです。しかし、生串や調理済みのものなど冷凍焼き鳥にも種類があり、イオンや業務スーパー・ドンキホーテなど幅広く販売されているので迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では美味しい冷凍焼き鳥を選ぶコツやメリット、そしてランキング上位にあるおすすめの冷凍焼き鳥をご紹介します。とっておきの調理法や国産や生串タイプも要チェックです。焼き鳥をエンジョイするための、さまざまな情報をお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。

冷凍焼き鳥の購入方法はとてもお手軽です。一般的なスーパーや業務スーパー・コンビニエンスストア・ドンキホーテのほか、ネット通販があるため、常時購入が可能といえます。

思いついたとき、焼き鳥を食べる予定があるとき、いつでもすぐに買えるので購入のハードルはとても低いです。特に、家飲みやパーティーの際にもあらかじめ用意でき大変便利です。

お店では、そのときの状況やお腹の具合にあわせてぴったり注文をするのが、難しかったりします。量が足りなかったり多すぎたりと読み切れず、過不足が出がちです。しかし、冷凍焼き鳥は、細かな必要量の用意が可能です。

そのため、一本ずつ調整ができるので、おかわりもスムーズです。急なお客さまにも無理なく対応ができます。

冷凍焼き鳥の販売店では、スーパーなどのチェーン店とは違い、希少部位の販売の機会が多くなります。流通の関係で直接購入ラインに乗らない部位が出回りやすいです。簡単にいろいろな部位を楽しむるため、食べ比べなどがしやすく、鶏肉を堪能できます。

脂のジューシーさと弾力を兼ね備えた食べ応えをお好みの方には、もも・ぼんじり・せせりがおすすめです。ももは焼き鳥として定番の部位で、脂のコクがあってプリプリとした赤身肉です。

ぼんじりは鶏肉の中で最も脂肪の多い部位で、とろけるように濃厚な食感が特徴です。同じようで少しだけ違うせせりは、噛みしめると脂の旨みが広がる部位です。

脂肪分の少ないむね・ささみはおつまみに向いています。脂肪分だけでなくカロリーが少なくタンパク質が多いため、食事としてよりも軽食や間食として食事に取り入れるのがおすすめです。

ダイエット中だけど焼き鳥が食べたいときなどにも向いています。なお、ささみとむねは同じ鶏むねの部位ですが、ささみの方が若干脂肪分が少ないです。

とり皮は個性的な部位です。充分に焼いてパリパリした食感を楽しむのにベストです。好きな方にはとてもクセになる食感で、パリッとしたあとにプルプル感が続きます。とり皮と身の間にある脂肪を取り除けばカロリーが格段に抑えられるので安心です。

栄養分としても、コラーゲン・ナイアシン・ビタミンKが豊富に含まれているため、お肌の美容にいいとされています。

ねぎまは代表的な焼き鳥の種類で、ももと長ネギをバランスよく刺した串です。プリっとしたもも肉とシャキッとした長ネギがそれぞれ口の中で丁度いい食感となり、全体的にさっぱりした美味しさです。また、野菜も一緒に摂れるので、ふだんなかなか野菜を摂取する機会がない方にも重宝されます。

焼き鳥のつくねの最大の特徴は、淡白なところです。味付けによって、さまざまに変化をつけて味わえます。また、タレ・ソース・塩など、どんな調味料とも相性がよく、楽しみ甲斐があります。鶏肉自体の食感としてはふんわりしていますが、表面をカリっと焼くとより美味しいです。

好き嫌いを超えて食べられるのが魅力的です。

どの部位も試してみたい場合は、セット商品がおすすめです。少量の本数から大容量までたくさんのセット商品が売られています。あれもこれも味見をして自分のお気に入りを探したい方や、だれかとひと串をシェアして食べたい方にとって、セット商品はとても便利です。

お店によっては、限定のセット商品もあるのでこだわって選んでみてはいかがですか？

冷凍焼き鳥も、お店で食べる際と同じで、各冷凍販売店がその鶏肉を最大限美味しく頂けるよう、最適のタレをつけてくれるところが多いです。鶏肉のプロが選んだタレは、その焼き鳥にあうものと考えて間違いありません。

自分ではまだ自己流を探せないのであれば、この販売店のおすすめを味わうのがベストです。

冷凍焼き鳥販売店に限らず、塩味の焼き鳥は、ある程度鶏肉そのものの味に個人的な工夫やお好みの食べ方をプラスするのが許されているといえます。味付けそのものがとてもシンプルになっているため、その先は自由に自己流に楽しむといったラフさがあります。

つまり、最低限の塩味をつけられただけのこの焼き鳥には、個人のお好みの調味料を足す楽しみがあるのです。

冷凍焼き鳥には、そのまま焼いてベストな味を出せる加熱済みのものを冷凍した商品と、自分で焼き加減を調整して楽しめる生の串を冷凍した商品があります。お好みの焼き加減で冷凍焼き鳥を食べたい方なら、断然生串タイプをおすすめします。

ステーキなどもそうですが、自分のこだわりの焼き加減を求める方には、生串タイプを購入するのが満足感につながります。

大量に冷凍焼き鳥を購入する方におすすめのひとつは、小分けで包装された商品の購入です。さまざまな希少部位をお試しで販売されているお店もたくさんあります。自分好みの味を探求したい方にはうってつけです。

その中で、部位ごとに少量ずつ販売してくれるお店から買うと、たくさんの種類からお気に入りを見つけやすくなるのでおすすめです。

産地にこだわって冷凍焼き鳥を選びたい場合は、国産をおすすめします。ただし、国産表記があっても、製造や加工を海外で行っているものもあるので、国産鶏である以外にも、製造や加工まで国産のものかも要チェックです。

コスパ重視で選びたいのであれば、業務スーパーがおすすめです。常時安売りされているので、1本あたり30円前後と格安価格購入できます。中にはオリジナルの味付けなどもあるので、冷凍焼き鳥をたくさん食べたい方は、業務スーパーをチェックしてみてください。

コストコには、さくらどりを使用した定番の冷凍焼き鳥があります。国産宮崎県産「桜姫」を使用した生串は、自分好みの味で楽しめるのも嬉しいポイントです。1パックに30本入っているので、ホームパーティーやバーベキューにも人気があります。

イオンには、生串の冷凍焼き鳥と、焼いた状態で販売されている焼き鳥があります。冷凍焼き鳥は冷凍食品コーナーに、焼いた状態の焼き鳥はお惣菜コーナーです。日によって種類の違いや扱っていない場合もありますが、冷凍焼き鳥であれば大抵購入できます。

ドンキホーテでは、「情熱価格 本格炭火焼き鳥 三種」を販売しています。9本入で645円なので1本あたり約72円と手頃。もも・つくね・皮が3本ずつ入っているので、1度に3種類を楽しめるのも嬉しいポイントです。

一般的に、いちばん冷凍焼き鳥の美味しさを引き出せる解凍方法は冷蔵庫解凍です。冷凍された鶏肉を冷蔵庫に入れて時間をかけて解凍し、ゆっくり温度変化を加えます。ムラなく解凍できるベストな方法といえます。

食べる前日から冷蔵庫に移して、ほぼ一日をかけるのがコツです。デメリットをあげるとすれば時間がかかる点ですが、余裕があるのであればこの方法をおすすめします。

時短と美味しさの真ん中をとるなら常温解凍がおすすめです。一日かける冷蔵庫解凍より早めの、数時間で解凍できます。直射日光や蛍光灯の光が当たらない、風通しのいい場所にタオルなどを下敷きにして置いておきます。

気をつけなければいけないのは、気候によって解凍までの細かな時間が違う点です。そのため、解凍が過ぎると菌が増えてしまうので注意が必要です。

最速で解凍するにはレンジ解凍がベストです。最近ではレンジ解凍を最適にするよう開発された商品も、少ないながら売られています。急なゲストが来たときや、すぐにお腹を満たしたいようなときに役に立ちます。

常温解凍と同様に、解凍のし過ぎには要注意です。レンジ解凍の場合、急速な解凍となるために、タレなどが焦げてしまったり鶏肉の水分が失われてしまいます。

絶対に気をつけてほしいのが、解凍のしすぎです。解凍しすぎると出ていってはならない水分が抜けて味が格段に落ちてしまいます。ほかにも、菌が繁殖して食中毒の原因になる場合もあります。必ず、解凍状態を確かめられる状況下で解凍を行いましょう。

また、味の劣化が著しくなるので一度解凍した鶏肉を再冷凍するのもNGです。

冷凍焼き鳥は基本的に解凍しないで焼いても問題ありません。ただし、解凍しないで焼く場合は、じっくり弱火で焼いていく必要があります。理由としては、凍った状態なので強火だと表面だけ焼けて、中は生焼けになりやすいからです。

なお、冷凍の状態で焼き鳥を焼く場合は、フライパンもしくはグリルで焼くのがおすすめです。また、塩を振るタイミングは焼く前と少し焼き目がついたあとに軽く塩を振るとしっかり味がつきます。

そして、グリルで焼く場合は網に軽く油を塗り、皮目を上にして焼いていきます。そうすると皮がパリッして仕上がり、皮に多い脂もしっかり落ちて食べやすくなるからです。ぜひ、冷凍で焼くときは参考にしてください。

ご家庭用の七輪があれば、炭火焼きがおすすめです。じっくりまんべんなく鶏肉に火が通り、焼き加減にムラがでません。そのため、じわじわと旨みを蓄えるように美味しく焼けるのがメリットですが、準備や片付けに時間がかかる点がデメリットです。昨今では、家庭用炭火焼き鳥器のような便利な商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。

あまり急いで串を返すのは炭火焼きのメリットを減らしてしまうので、片面ずつ時間をかけて焼くのがコツです。

魚焼きグリルで焼くのもおすすめです。魚焼きグリルには、片面焼きのタイプと両面焼きのタイプがありますが、片面焼きタイプをお持ちの方は途中でひっくり返すのが必須となります。表面に少し焦げ目がついたあたりでもう片面を焼きましょう。

塩串とタレ串を焼きたい場合は、先に塩串を焼くと混ざらないので効率がいいです。家にある調理器具で本格的な焼き鳥が楽しめるのがメリットですが、洗うのに手間がかかるのがデメリットです。

特別な調理器具がなくても、フライパンで美味しく焼けます。フライパンで焼く場合は、フタを活用するのがコツです。途中で返して両面に焼き色がついたころにフタをして数分間蒸し焼きにすると、鶏肉の奥までしっかり火が通ります。

フライパンひとつで手軽さを追求できるので、一人暮らしの方やミニマリストの方におすすめです。

パーティーなど一度にたくさんの串を焼こうと思うなら、ホットプレートが便利です。串を並べる前に油をすっとひいて、180度に温度を設定しておくのがポイントです。それ以上の高温にすると鶏肉がパサついて美味しさが減ってしまうので気をつけましょう。

片面3分ほど、返してまた3分ほど焼きます。ヒントとしては、鶏肉から油が出始めてジュ―っと音が聞こえたら焼き上がりです。

購入した冷凍焼き鳥をそのまま楽しむほかに、アレンジメニューに挑戦するのも楽しいです。大容量の冷凍焼き鳥が余ってしまった、味付けに飽きがきたときなどに挑戦するとより楽しめます。下記を参考にアレンジしてみてください。

【和風アレンジ】

• 串から外して親子丼にする

【洋風アレンジ】

• 食パンに挟んでサンドイッチにする
• バター焼きにする

冷凍焼き鳥は、味付けされているものとされていないものがあります。味付けされていないものは、自分好みの味で楽しめますが、焼鳥のタレを使えばお店のような味を手軽に再現できるのが嬉しいポイントです。

焼鳥のタレにはタレ・塩・辛口などさまざまな味があり、料理の味付けにも活用できます。

スーパーのお惣菜などで買ってきた焼き鳥をすぐ食べない場合は冷凍保存がおすすめです。ここでは簡単な冷凍方法を紹介しますので、参考にしてください。

1. 1本ずつラップで包みます。
2. 冷凍できる保存袋に重ならないように並べてください。
3. 空気を抜いて、保存袋を密閉してください。
4. 冷凍庫へ保存して、2週間以内を目安に食べきってください。

冷凍焼き鳥だからといって、お店よりも味が落ちると思い込んでしまうのは食生活における楽しみを減らしまうようなものです。ぜひお店の焼き鳥に匹敵する味の冷凍焼き鳥を上手に生活に取り入れて、家での食事の幅を広げてみてください。