本当にうまい焼酎おすすめ20選｜コスパ最強！安くて美味しい焼酎やコンビニで買える焼酎も

お酒好きな人の日々のお酒として選ばれやすい焼酎ですが、種類が多くいまいち全体像が掴み切れない方も多いのではないでしょうか。初心者の方やなんとなく飲んでいる焼酎をもっと美味しい焼酎に変えてみたい方は、深く知ってみるのをおすすめします。

知識が広がれば、自分の好みの焼酎を選びやすくなります。通の方が語るような特別な知識はのちのちの楽しみにして、基本とその他プラスアルファを今のうちにしっかり知っておく方が今後の糧になります。

この記事では、本当にうまい焼酎についてのさまざまな知識や、上手に好みの焼酎を選ぶヒント・プレゼントにも最適な人気銘柄の特徴・おすすめ商品などをわかりやすくご紹介していきます。ぜひ役立ててください。コンビニで買えるもの・コスパ最強の銘柄にも注目ください。

焼酎についての基礎知識を、わかりやすくご説明していきます。どんなお酒なのか、アルコール度数やカロリーはどのくらいなのか、これから自分好みの焼酎を選ぶために必須な知識をお伝えします。

お酒には醸造酒・蒸留酒・混成酒の3種類があり、焼酎はこのうちの蒸留酒です。穀物や果物を発酵させたものを醸造酒といい、それをさらに蒸留して作ったお酒を蒸留酒と呼びます。わかりやすくいえば、日本酒が醸造酒で焼酎が蒸留酒です。

蒸留するとアルコール度数が高くなるので、焼酎は日本酒より度数が高めになります。

焼酎は蒸留法により甲類焼酎と乙類焼酎に分類されます。連続式蒸留法で蒸留を繰り返して作られるのが甲類焼酎で、アルコール純度が高くクセが少なく透明なものが多くなります。一方、単式蒸留法で作られた乙類焼酎は本格焼酎とも呼ばれ、原料の風味が多く残った焼酎です。

また、混和焼酎という甲類と乙類のいいところを合わせた焼酎もあります。

焼酎は、原材料に主に何を使うかによって種類が分かれます。米・麦・芋は代表的な焼酎の原材料で、蕎麦・黒糖・泡盛がそれに次ぎ、その他にもさまざまな原材料があります。代表的ないくつかの詳細をご説明します。

芋焼酎はサツマイモを主な原材料として作られた焼酎です。サツマイモの品種によってそれぞれ異なる風味を醸し出しますが、芋焼酎全体としてコクがあり甘味を感じられるのが特徴です。芋焼酎の存在感が好きでロックで飲む方が多い種類です。

中には、焼酎用のサツマイモとして開発された品種もあり、芋焼酎の人気の高さが伺えます。

大麦を主な原材料とする麦焼酎は、軽やかですっきり・あっさりした味わいのものが多くなります。麦のかぐわしい香りはしますが、味わいにはそれほど主張がありませんので、初心者の方でも飲みやすい種類です。

大分県や長崎県は麦焼酎の有名どころです。原材料の大麦はデンプンが多く含まれる二条大麦が多用されています。

米焼酎は日本人なら誰でも楽しめる風味の焼酎です。主原料である米がなんにでも合うように、そのクリアでほのかな甘みの味わいがどんな飲み方にも合います。日本酒をさらに蒸留し軽やかな口当たりにしているので、日本酒が苦手な方でも飲みやすいです。

米焼酎で知名度があるのは熊本県で、清らかな天然水と品質のいい米で美味しい米焼酎が作られてます。

そば殻を主原料にして作られたそば焼酎は、他の焼酎よりも歴史がまだ浅く1973年が誕生年です。そのわりに人気があるのは、そのクリアな口当たりと飲みやすさにあります。麦焼酎よりもクセが少なく、いろいろな飲み方を楽しめます。

世界初の蕎麦焼酎は宮崎県の雲海酒造が発売し、いまも大人気の銘柄となっています。

黒糖焼酎はサトウキビから出る黒糖を主原料にした焼酎ですが、その甘みは黒糖だけのものではなく米麹と合わさって出る独特なものです。臭みがほとんどなく、初心者でも飲みやすい焼酎のうちのひとつです。黒糖のミネラルやビタミンも含まれるのが嬉しいポイントです。

黒糖焼酎で有名なのは、鹿児島県の奄美です。

一般的な焼酎が白麹や白米なのに対し、泡盛で使用されるのは黒麹とタイ米です。日本の区分けでは焼酎とカテゴライズされていますが、実質は違うという方もいます。定義がはっきりあるわけではありませんが、黒麹・タイ米・酵母・水で作った酒を泡盛と呼びます。

泡盛は熟成が長いほど美味しいと言われています。

上記でご紹介した以外にも、シソ焼酎・ごま焼酎・栗焼酎などもあります。また、ただのサツマイモではなく焼き芋を原材料に使う焼き芋焼酎もあり、芋焼酎とは別のカテゴリーの焼酎として人気があります。

焼酎の原材料については深掘りをすると楽しいので、ひと通りのも焼酎を飲んでからじっくり探っていくのがおすすめです。

お好みの焼酎を選ぶヒントをご紹介していきます。焼酎を選ぶ際のポイントとなるのは「種類」「価格」「飲み方」「産地」「焼酎以外のお酒の好み」があります。順番にご説明していきます。

飲み口や味わい、飲み方などに適した焼酎の種類を選ぶのは基本的な焼酎の選び方で手軽です。原材料が好みといった簡単な理由で選ぶのもアリです。焼酎の原材料はいろいろありますので、興味を持てそうな焼酎の種類を試してみてください。

焼酎の種類を広く飲み進めていくうちに自分の好みがわかるようになる方も多くいます。

焼酎を飲むシーンや頻度によって、価格帯を考慮して焼酎を選ぶのもおすすめです。大量に大勢で飲むときはリーズナブルで大容量な焼酎が合い、記念日やゆっくり味わいたいときにはプレミアム焼酎などが合います。

プレミアム焼酎は贈り物としても喜ばれますので、ギフト用にも自分用にもベターです。

普段どんな飲み方が多いかでそれに合ったお気に入りの焼酎を選んでみるのもいい手段です。焼酎によって飲み方や割り方におすすめがある場合も多いです。香り重視なのかコクが大事なのかなどを考えて選んでみましょう。

焼酎そのものの味を直に味わうならロックがベストです。どの種類の焼酎でも真剣に味わいたい方におすすめです。氷が解けるまではストレートのようにきつかった焼酎も、氷が崩れてくれば滑らかに変わってきます。

ロックグラスはよく冷やし、氷はなるべく大きめに、注ぐときは焼酎が氷に当たるように注ぐのがコツです。

水割りにすると、口当たりの重い焼酎も柔らかに味わうことができます。コクのある芋焼酎なども飲みやすくできます。軽い味わいの麦焼酎にはレモンや梅干しをプラスして爽やかに楽しんでみてください。

初心者の方にも飲み直しの一杯目にもおすすめの飲み方です。ロックと同様、注ぐ際には氷に焼酎をあてるようにしてください。

香りが特徴の焼酎は、ぜひともお湯割りで飲んでみるのがおすすめです。原材料を活かした焼酎でお湯割りをすると、原材料の香りが湯気に乘ってふんわり漂います。ほっとしたいときや珍しい種類の焼酎が入手できたときにゆっくり味わえる飲み方です。

コツとしては、湯飲みや耐熱グラスに先に70度ほどのお湯を入れ、あとから焼酎を足します。

前割りは、焼酎を良く知る方がする飲み方です。焼酎をあらかじめお好みの濃さに割って、冷蔵庫で一晩寝かせてから堪能する飲み方です。手間はありますがとても美味しく焼酎を飲めておすすめです。

前割りをすると焼酎と水が馴染み、口当たりがまろやかになります。夏場はそのまま、冬場は熱燗にするのもおすすめです。

焼酎をソーダで割って飲む焼酎ハイボールは、爽やかさと飲みやすさで大人気です。ソーダで割る焼酎の種類に決まりはありませんが、味や香りが重く感じる焼酎を飲みやすくする際に、ソーダで割るのが美味しく飲むヒントです。

夏場にはレモンなどの柑橘類を絞って清涼感を出して飲むのがおすすめです。

お茶やジュースなど割りものにこだわって焼酎を楽しんでいる方は非常に多くいます。初心者の方ならジュースなどで飲みやすく、飲み慣れている方にはお茶の種類にこだわって味の変化を楽しむなど、味わい方がさまざまあります。

さっぱりした和食のときは緑茶割り、脂っこい食事にはウーロン割りと使い分ける方もいます。

焼酎の産地は全国各地にあります。最も生産量が多いのは九州で、芋焼酎なら鹿児島・麦焼酎なら大分・米焼酎なら熊本といった区分けもあります。同じ都道府県内でも細かな産地名を名乗れる制度もあります。

胡麻焼酎なら福岡・栗焼酎なら四国・じゃがいも焼酎なら北海道など、特産品で見分けると選びやすくなります。

焼酎を飲み始めたいけれどどの種類から手を付けたらいいかを迷っている方には、普段、焼酎以外のどの酒が好みかで選びやすくなるヒントがあります。他の酒を楽しんで焼酎も知っていきたい方におすすめをお伝えします。

ビールと麦焼酎は原材料が同系列のため、根本の好みが同じである可能性は高くなります。ただ気を付けたいのは、ビールと麦焼酎では味がまったく違う点です。ビールは麦芽の発酵、麦焼酎は蒸留が行程ですので味わいは異なります。

ビール好きの方は麦焼酎をソーダ割りで楽しむところから始めてみるのがおすすめです。

日本酒が好きな方で米焼酎が飲みやすく感じる方はかなり多いです。米や米麹を使用する点でも同じですし、似た香りを残して日本酒と焼酎を両方作っている「獺祭」という銘柄もあります。日本酒では黄麹、焼酎では黒麹や白麹が多く使用されます。

黄麹を使って作った焼酎なら、日本酒のようなフルーティーな香りがしやすくなります。

ウイスキーと焼酎は同じ蒸留酒なので、かなり近しい楽しみ方ができます。ウイスキーの方が度数が高かったり樽の香りがしたりするので、ウイスキーがお好みの方は樽造りの焼酎を選んで試してみるのがおすすめです。

樽造りでなくても、長期熟成された焼酎ならお好みの味や香りで楽しめる可能性が高いです。

ワイン造りにはワイン酵母と果実が使われます。ワインと焼酎を嗜む方は一定数いますので、ワイン酵母を使った焼酎も多々販売されています。フルーティーさや酸味などは焼酎によって変わってきます。

フルーティーさを重視したい方は、減圧蒸留で香りを残した製造法で作られた焼酎や大吟醸のようい黄麹を使用した焼酎がおすすめです。

種類や原材料、産地などの知識があってもまだまだ焼酎を選びきれない方には、定番人気の焼酎を実際に飲んでみるのがおすすめです。やはり飲んでみないことには、美味しさやお好みの選択はしにくいです。

焼酎を飲み始め、またはこれから初めて飲んでみたい方におすすめの焼酎のご紹介をします。飲みやすく入手しやすい銘柄をご紹介しますので、ぜひ焼酎選びに役立ててください。2つとも人気があり、有名な銘柄です。

鹿児島県の種子島にある種子島酒造で作られている芋焼酎です。芋焼酎は一般的にコクやクセが濃厚といわれていますが、黄金安納は丁寧に蒸留をして熟成させているため、甘やかな香りはあれどクセがなく飲みやすい焼酎です。

原材料には、種子島酒造で自主栽培している安納芋と、種子島の特産物の白豊芋が使われています。

コンビニでも気軽に購入できる神の河は、麦焼酎の王道の二条麦100％を原材料に作られています。麦焼酎はそもそもクセがなく初心者に飲みやすい焼酎ですが、神の河はさらに原酒を3年以上もホワイトオークで熟成するので木の香りがして美味しいです。

神の河の製造元は鹿児島県の薩摩酒造です。

価格の安いものから、プレミアム焼酎といわれる高級品までを段階的に楽しんでいける定番のシリーズ系の銘柄をご紹介します。シリーズ銘柄は順番通りに味わっていくのが楽しみ方の基本といわれています。

霧島シリーズは、宮崎県の霧島酒造の銘柄です。黒・茜・白・赤・金と種類が多く、段階的に楽しめるため、老若男女問わず人気があります。全体的な価格としてはとてもリーズナブルで、入手もしやすいので家飲みしたい方におすすめです。

黒霧島から初めて、その種類による味わいの違いを少しずつ知っていくと楽しいです。

宝焼酎は、甲類焼酎ではナンバーワンの売り上げを誇ります。京都府にある宝酒造は、100年以上も酒造りをしており、宝焼酎シリーズは他のメーカーよりもダントツで多くの方に長く愛されてきている焼酎です。

クセのない宝焼酎は割りものを楽しめるほど飲みやすく、非常にコスパのいい「ピュア」から厳選樽から選ばれる「樽が香り宝焼酎」まであります。

機会があれば積極的に高級銘柄も嗜んでいくのがおすすめです。普段飲む焼酎とたまに味わう高級焼酎と両方の味を知っておくと、好みの焼酎探しがより楽しくなります。ここでは、2種類の高級焼酎をご紹介します。

プレミアム焼酎の御三家といえば、森伊蔵、村尾、そして魔王です。魔王は鹿児島県の白玉酒造で作られる芋焼酎です。魔王は、若者の酒離れを危惧したオーナーによって仕掛けられた美味しい焼酎です。

芋焼酎の香り以外のクセは抑え、飲みやすく作った焼酎なのですが、その分手間がかかり少量生産しか行われていません。

百年の孤独は宮崎県の黒木本店が販売している麦焼酎です。一般的な焼酎とは違って、ウイスキーに似た作り方をしているのが特徴です。蒸留後に樽熟成させた年数の違うものをブレンドしているため、他にはない味わいでプレミアと言われています。

どこか洋酒の気を思わせる焼酎で、甘みがあり樽の香りが香ばしいです。

安い焼酎が欲しいと考えている方におすすめなのが、コスパ最強のコンビニの焼酎です。実はコンビニにもキンミヤ焼酎・いいちこ・黒霧島などの有名銘柄が販売されています。

またセブンイレブンにはオリジナル銘柄の「セブンプレミアム 焼酎 25度」を安い価格で提供しています。詳しく知りたい方は、記事の下のリンク先ページをぜひチェックしてください。

味わいが詳しく記載されていたりレビュー投稿がされているかなどがポイントです。特に味わいについてしっかり記載されているかが重要。お気に入りの焼酎がまだ見つかっていない方は、小さめサイズで試すのがいいでしょう。

焼酎は、99％以上が水とエチルアルコールであるため、アルコール分が1種類だけと簡単なつくりになっています。体内ではアルコール成分が複雑なほど分解が遅いので、焼酎は日本酒やワインよりも残りにくい酒です。

二日酔いが気になる方は焼酎を試してみるのがおすすめです。二日酔いを防ぐには遅い時間のおつまみにも気を付けてください。

焼酎の基本知識や上手な選び方のヒント、人気銘柄のご説明、おすすめ商品などをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ぜひとも記事を参考に自分好みの焼酎を探し出し、楽しくて美味しい日々の晩酌をしてみてください！