赤ちゃん用ベッドガードおすすめ14選｜転落防止・事故防止に！18ヶ月未満は？

赤ちゃんはよく動きます。寝返りがまだの赤ちゃんでも手足をバタバタさせながらどんどん動いて、ベビーベッドの柵にぶつかって泣いてしまうケースも少なくありません。また、大人のベッドで添い寝している場合は転落事故も心配になります。

赤ちゃんを安心してベッドに寝かせたいなら、赤ちゃん用のベッドガード・ベッドフェンスの使用がおすすめです。しかし、18ヶ月未満は大人のベッドに取り付けるベッドガードは使用禁止です。小さな赤ちゃんの転落防止に最適なベッドガードは何なのか、悩みどころですよね。

そこで本記事では、安心・安全に使える赤ちゃん用ベッドガードの選び方を解説します。また、ニトリなどベッドガードの取扱店・代用するお役立ちアイディア・かわいくて人気のノットクッションはベッドガードとして使えるのかも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ベビーベッドの周りをすべて囲むように取り付けるものを、全周型と言います。どの方向に動いてもベッドガードがしっかり守ってくれるので、動きが活発な赤ちゃんにおすすめです。

選ぶときは横幅をしっかりチェックしてください。ベッドガードの横幅がベッドよりも長く余ってしまうと、赤ちゃんが動いたときに鼻や口が塞がれ窒息してしまう恐れがあります。

ベビーベッドの半周を囲うのが、半周型です。赤ちゃんは特に上方向に動く場合が多いため、上半分だけでもベッドガードがあると安心感が高まります。

全周型だと安全な反面、ベッドの上からのぞき込まないと赤ちゃんの様子がわかりにくいといったデメリットがあります。その点、半周型は赤ちゃんの様子がわかりやすく、お世話もしやすいのがメリットです。

フェンスタイプは大人のベッドで添い寝する場合に、転落防止のために使います。柵がなく、高さもある大人のベッドから転落するとケガをする場合もあるため危険ですが、ベッドガードがあれば親も子も安心です。

しかし、フェンスタイプのベッドガードは、18ヶ月未満の赤ちゃんへの使用は禁止されています。ベッドとベッドガードの間に挟まり窒息して亡くなった事故が数件あったからです。転落より窒息の方が命に関わります。18ケ月以上でもベッドに赤ちゃんを一人で放置してはいけません。

ノットクッションとは、チューブ状のクッションで結び目（ノット）を作ったクッションです。ベッドの内側に配置すれば、ベッドガード代わりになるとオシャレなママから注目を集めています。

インテリアとして楽しめるのも魅力です。しかし、高さはないので転落防止にはなりません。また、取り付けるときには赤ちゃんに向かって倒れてこないように設置しましょう。

赤ちゃん用のベッドサイドガードは、ベビーベッド用のものであれば特に制限はありません。しかし、大人用ベッドで使用するものは先述の通り18ヶ月未満の赤ちゃんには使えないため、それ以上の年齢から使用しましょう。

また、基本的に満2歳になるまではベビーベッドの使用が推奨されています。布団での添い寝もスキンシップになるためおすすめですが、大人用ベッドで寝かしつける場合、眠った後はベビーベッドに移動させると安全です。

また、転落防止アイデアグッズを使うのもおすすめです。赤ちゃん・子どもはベッドから降りるのに失敗する場合があり、ベッドの横の床にクッションとなるものを敷いておくとケガを防止できます。ジョイントマット・マットレス・高さのない敷布団がありますので、いざという時のために活用しましょう。

ベビーベッドには、レギュラーサイズ（内寸120×70cm）とミニサイズ（内寸90×60cm）の2つがあります。気になるベッドガードを見つけたら、まずお使いのベッドの幅に合うかチェックしてください。

高さは25～30cmあると床板から柵の上までしっかり覆えます。クッション性を重視するなら奥行（厚み）も確認しましょう。

フェンスタイプを選ぶときは、マットレスの厚みも考慮しなければなりません。低いベッドガードを分厚いマットレスで使うと高さが出ず、転落防止目的を果たせない場合もあるからです。

高さ50cm以上あれば、厚みのあるマットレスでも安心して使えます。しかし、商品によってマットレスの適応サイズが異なるため、購入前には必ずスペックを確認してください。

ぶつかり防止目的で設置するバンパータイプは、フェンスタイプより通気性に劣るのが難点です。なるべく通気性のいいバンパータイプが欲しいなら、中綿にポリエステル綿を採用しているものを選びましょう。

表の生地は肌触りに優れた綿素材がおすすめです。また、中綿がたっぷり入っているものはクッション性が高く、赤ちゃんがぶつかっても痛くありません。

フェンスタイプならメッシュ地のものがおすすめです。風通しがよく蒸れにくいため、夏でも快適に過ごせます。顔が触れても息がしやすかったり、ベッドの外からでもベッド内の様子がわかりやすかったりするのがメリットです。

また、中には洗濯できるものもあります。衛生的に使用したいなら、洗濯できるかどうかもチェックしてみてください。

ベッドガードにポールが入っていると、つかまり立ちをしたときにポールを踏み台にして、ベッドから転落してしまう恐れがあります。したがって、ポールが入っていないものの方が安心です。

ポールの有無にかかわらず、取り付け後は紐が外れたりたるんだりしていないか定期的にチェックし、安全な状態を保ちましょう。

しっかり固定できていないフェンスタイプだと、赤ちゃんがもたれかかったときに外れてしまう場合もあります。アンカーベルトを使ってベッドフレームに固定できるものは安定性があり、多少の動きでは外れないためおすすめです。

バーやフレームといった金属製のパーツが、クッション性のある素材で覆われているかどうかもチェックしてください。

製品安全協会の定める安全基準「SG基準」をクリアしているベッドガードには、SGマークがついています。SGマークがついていれば安全性が高いと判断できるため、ぜひ確認してみてください。

ただし、SGマークが付いていても事故が起こらないわけではありません。フェンスタイプのベッドガードを使用する際は子供から目を離さないようにしましょう。

全周型のバンパータイプなら、サイドがくっついていないものやマジックテープで簡単に取り外せるものがおすすめです。お世話の度に紐をほどく手間が省けます。

フェンスタイプのおすすめは、フェンスを倒せるものです。ベッドへスムーズに出入りできます。さらにポケット付きだと、オムツなどお世話に必要なグッズを収納できるので使い勝手がよくなります。

ニトリで取り扱っているのは、布団ずり落ち防止用のベッドガードのみです。残念ながら赤ちゃん用のベッドガードの取り扱いはありません。

しかし、ニトリではベビーベッド・ベビー布団・ベビーマットなどが購入できます。出産準備でベビー用品を探しているなら、ぜひニトリも検討してみてください。コスパのいいアイテムが揃っています。

IKEAではバンパータイプ・全周型のベッドガードが手に入ります。サイズは60×120cmで、1枚仕立てになっているため設置が簡単です。

バンパータイプはベビー用品店でも購入可能です。赤ちゃん本舗ではお昼寝マットやクッションにもなる3wayのベッドガードを扱っています。西松屋ではディズニー、バースデーではミッフィーのベッドガードが人気です。

赤ちゃん用のベッドガードはほんの一時しか使わないイメージなので、必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、赤ちゃんの成長スピードは早く、昨日できなかった寝返りが急にできるようになります。

いつ危ないシチュエーションになるかは予測がつかないため、赤ちゃんの月齢に合ったベッドガードを用意しましょう。また、ベッドガードの役目を終えても、枕やベビーサークルガードとして引き続き使用できる商品もあります。

バンパータイプのベッドガードは手作りでも作成可能です。作り方を簡単に紹介します。

＜材料＞

• 紐付きクッション（枚数はベッドのサイズに合わせる）
• 針・糸などの裁縫道具

＜作り方＞

• 紐付きクッションの側面を縫い合わせ、紐でベッドに固定する

材料は100均でも手に入るため既製品より安上がりですし、裁縫初心者でも手軽に作れます。しかし、手作り品には十分な安全性があるとは言い切れません。安全性を重視するなら既製品の購入をおすすめします。

また、タオルなどを丸めてクッションとして代用する方もいますが、柔らかすぎる素材は赤ちゃんの顔などが触れた際に形が崩れると窒息の恐れなどがあり危険です。しっかりと形を維持してベッドに固定されるクッションを使用しましょう。

ベッドガードは赤ちゃんの安全を守るものですが、そのベッドガードによって悲しい事故が起きてしまうケースも実際に起こっています。

2017年8月は、0歳の赤ちゃんがベッドガードとマットレスの間の隙間に落ちて亡くなってしまう事故がありました。18ヶ月未満なのにフェンス型のベッドガードを付けた大人用ベッドで昼寝をしていて、大人が目を離してしまったのが原因です。必ず使用方法は守り、目を離さないようにしましょう。

安全なベッドガードだけでなく、安全なベビーベッドも用意しましょう。赤ちゃんにとっていい環境を作るのは赤ちゃんと両親どちらにとても大切です。

また、窒息防止のために敷き布団・マットレスは硬めのものを選びましょう。寝かせるときはあおむけにすることも重要です。さらに、万が一の事態を考慮してベビーベッドの周囲には柔らかいもの・首に巻き付きそうなものを置かないでください。

以下のリンクではベビーベッドの人気おすすめ商品と選び方を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

ベッドの柵にぶつかる・ベッドから落ちると、赤ちゃんが痛い思いをしてしまいます。痛いだけでなくけがをしてしまうと大変です。本記事を参考に赤ちゃん用ベッドガードを選んで、赤ちゃんもママも安心できるおやすみタイムを過ごしましょう。