ガラスフィルムで使えるタッチペンおすすめ3選｜反応しないときの対処法も

タッチペン（別名スタイラスペン）は、メモやイラストが簡単に描けるペンです。直線や曲線を描く作業が簡単で仕上がりも格段にアップします。しかし、実際探してみると種類がたくさんあって違いがわからない方も多いですよね。

iPhoneなどのスマホやタブレットに文字や絵を描くことが多い方は、誤作動防止機能（パームリクション）は必要です。手が画面に触れることで起こる誤作動が発生しません。このような進化するタッチペンの搭載機能を利用すると、今までストレスだった誤作動がなくなり作業効率アップも可能です。

今回は、ガラスフィルム対応のおすすめタッチペンをご紹介します。さらに、タッチペンが使えない・反応しないときの対処法や、100均などで売っているかについても解説します。まるで紙に描いているかのようにスラスラかけるタッチペンを探しましょう。

結論から言うと、タッチペンはガラスフィルムで使えます。ガラスフィルムは、スマホやタブレットの画面を保護するためのフィルムです。気泡が入りにくく耐用性に優れているので人気ですが、「タッチペンは使えないのでは？」と思っている方も多いですよね。

スマホやタブレットで採用されている、画面の今触っている場所を伝える方法が「静電気要領方式」です。人体の発する微量の静電気を感知するため、筆圧を加えなくとも滑らかに操れるので細部まで描ける利点があります。

そして、ほとんどのタッチペンも「静電気要領方式」を採用しているため、画面上で繊細な作業が可能です。強く押さなくても反応してくれる感度のよさから、少し前まではタイムを競うゲームで使用する方が多かったものの、現在では文字やお絵かきで使用する方が増えています。

タッチペンには、「iPhone・iPad専用」として発売されている商品と「それ以外の汎用品」があり、お使いのデバイスに合わせて選ぶ必要があります。iPhone・iPad専用品は、もちろん動作保証はアップル製品のみです。Androidデバイスでは機能が完全に動かない場合もあるため、汎用品を選びましょう。

もっとも、iPad用のタッチペンは純正品の「Apple Pencil」があります。それ以外は、サードパーティー製の商品でOSのアップデートなどで突然使えなくなる可能性もあります。タッチペンがないと仕事に支障をきたす方は、純正品も視野に入れてください。

短い文章メモには太めがおすすめです。見返したときにも読みやすいです。お気に入り写真に日付や気持ちを書くときも太字の方がインパクトを残せます。

また、太めはネット検索やテンキー操作、カーナビ操作にも便利に使えます。指紋が残らないので衛生的です。タブレットでレシピを見ながら料理をするときにも便利です。

太めは子供にもおすすめです。子供でも扱いやすい太めを選ぶことで、指操作からタッチペン操作への移行もスムーズに行えます。

バランスよく使いこなしたいならば、中細が便利です。中細は文字・イラスト・端末操作にとマルチなのがメリットです。また、初めてタッチペンを選ぶ方はバランスのいい中細をおすすめします。

お絵かきでぬり絵的な要素が必要なときにも、中細は万能です。線を描いてから所々を塗りつぶす水玉やチェック柄も、簡単に短時間で描けます。広い用途で使用したいのであれば、中細を選びましょう。

繊細な操作が必要なイラストには極細がおすすめです。最近ではスマホでイラスト制作している方も増えています。曲線が滑らかに描けるので「細部までこだわって描きたい！」「繊細なニュアンスを伝えたい！」といった方には効率よく作業できる極細がおすすめです。

ピンポイントで繊細な操作をしたいときにも、極細は重宝します。ペン先が小さいので誤タッチが防げ、ピンポイントでタッチできるのが気持ちいいです。

電気伝導性のあるシリコンゴムのペン先は、弾力があり柔軟性を兼ね備えています。摩擦がソフトなシリコンゴムは、液晶画面を傷つけにくいメリットがあります。また、反発力もあるため使いやすく、初めてタッチペンを使う方にもおすすめです。

鉛筆型のシリコンゴムタッチペンは鉛筆と同じ持ちやすさがあるのでオンライン学習に打ってつけ、子供のタブレット学習にぴったりです。

素材上シリコンゴムは擦り減りやすい点も理解しておきましょう。擦り減ったシリコンゴムのペン先は、タッチしても反応が鈍くなります。擦り減ったときは交換のサインです。

誘導性繊維をペン先に使用したタッチペンは、滑らかな書き心地が特徴です。塗りつぶしや太い線がサラリと描けます。

繊維を編み込んでいるのでボール状の丸いものが一般的ですが、メーカーによっては筆タイプも販売されています。筆のような質感で濃淡が可能で、繊維素材の筆タイプは水彩画や水墨画のようなイラストや書道を表現するのに最適です。また、誘導性繊維はファイバーとも呼ばれています。

電気伝導性のある樹脂は、ペン先の細さを優先したタッチペンです。繊細な線や小さな文字をボールペン感覚でスラスラ書けるほか、高感度なのでイラスト作業も快適に行えます。プラスチックも樹脂に含まれます。

また、樹脂を使用したタッチペンに多い特徴は、筆圧感知できる機能を備えている点です。走り書きなどにも感知するので、会議や打ち合わせなどのビジネスシーンにも活躍します。ペン先が硬いので、保護シートで液晶画面を保護して使用するのがおすすめです。

ディスクタイプのタッチペンは、ペン先が画面にピンポイントで当てたい作業に最適です。フラットなディスクは、画面をしっかり捉え安定性に優れている点が特徴にあげられます。極細を使いこなしたい方、揺れる電車やバス内での使用頻度が高い方に最適です。

また、透明ディスクはペン先が見えにくい不安を払拭させてくれます。ディスクタイプは使いこなすまでは少々難しいですが、慣れてくるととても使いやすく重宝します。

銅製のペン先は導電性があり、スマートフォンやタブレットのみならずコンビニ端末・ATM・回転寿し・セルフレジ・セルフスタンドなどのタッチパネルの操作も可能です。また、衛生上からエレベーターのボタン操作、自動販売機でも使用可能です。

2in1はペン先の種類が2つついているタイプです。1本のタッチペンで用途によって使い分けたい方は、複数本用意しなくてもいいので便利です。1本で幅広い使い方ができます。

2種類のペン先のチョイスは商品によって異なります。銅製＋導電繊維、ディスク＋導電繊維、ペン先サイズ大＋小、導電繊維＋筆など多種多様です。使用目的に合わせて選択すると便利に活用できます。

タッチペンには充電式と非充電タイプがあります。充電式は便利な機能が搭載されているのが特徴です。充電式(乾電池式含む)の電動タイプになると、以下のような機能が増えます。充電式に搭載されている主な機能を紹介します。

ノック式、キャップ式はペン先を傷つけないメリットがあります。筆箱に入れていると一緒に収納しているペンとぶつかり、摩擦でペン先が傷ついてしまう可能性があります。ノック式、キャップ式はタッチペンを保護できるので外出先で使用する頻度が高い方は、ノック式キャップ式がおすすめです。

キャップ式はマグネットかネジ式で着脱します。マグネットはキャップを回す手間がなく、マグネット機能でカチッと着脱できるのが利点です。ネジ式は回す手間はありますがキャップが外れる可能性を軽減できます。

タッチペンのペン先の素材によっては、長い期間使用するとペン先が削れてしまい、使えなくなってしまいます。ペン先にシリコンゴムや樹脂の素材を使っているタッチペンを買うときは、ペン先が交換できるかを確認しておきましょう。

ペン先を消耗する度にタッチペンを買い替えるとコストがかかってしまうので、交換が面倒な場合は銅製のものなどあらかじめ交換不要の素材を選ぶのがおすすめです。

タッチペン選びに悩んだときは、人気メーカーから選ぶのもおすすめです。たとえば、スマホ関連アクセサリーを多数販売しているエレコムでは、iPad専用のタッチペン・ゲーム用途向けのタッチペンなど、数種類のタッチペンを販売しています。

また、エレコムのタッチペンは価格的にも手が出しやすいことが魅力です。コスパのいいタッチペンを選びたいときにも、エレコムはおすすめのメーカーです。

ここからは、タッチペンが反応しないときの原因と対処法を3つを解説します。それぞれ以下の表にまとめましたので、まずはこちらを試してください。

タッチペンを購入したくても、「どこで売ってる？」と疑問を持つ方もいますよね。タッチペンは、ホームセンター・ドンキなどで手軽に購入できます。また、100均でも販売されていますが、価格が安いと性能に不安を持つ方もいますよね。

しかし、100均の中でもセリアでは先端に「導電繊維」を使ったタッチペンを販売しています。滑りやすくなめらかなタッチで描けるのが魅力です。また、店舗に足を運ぶのが難しい方は、Amazonなどの通販でも購入できますので、気になる方はまずは検索してみてください。

タッチペンは、スマホやタブレットに必須のアイテムです。日々進化し続けているタッチペンは、高機能により紙に描く感覚により近くなっています。ぜひ作業に合わせたお気に入りのタッチペンを見つけましょう。きっと作業効率UP、表現のバリエーションを広げてくれますよ。