ファンデーションブラシのおすすめ15選｜肌に悪い？プチプラ・100均も！

皆さんは、普段どのようにファンデーションを塗っていますか？指を使っている方や、付属のパフを使っている方などさまざまだと思います。使用しているファンデーションも固形タイプやリキッドタイプなど人それぞれでしょう。

自分の肌質や使用しているファンデーションに合ったツールを使用することで、ムラのない均一な肌に仕上げられます。しかし、 ブラシを使うのは「肌に悪い？」と気になる方もいますよね。100均商品やブランド物もあり、初心者はどれを選べばいいかも迷うところです。

この記事ではワンランク上のメイクを目指せるファンデーションブラシの種類や使い方から、プロの仕上がりを目指せる使い方のアドバイスや、お手入れ方法などまで解説します。さらにプチプラ・デパコスなどおすすめのファンデーションブラシ15選も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ファンデーションブラシは肌に悪い」という話を聞いた人もいるのではないでしょうか。実は、ブラシはパフやスポンジのように肌をこすったり叩いたりしないため、摩擦が抑えられて逆に肌には優しいことが知られています。

しかし、きちんとお手入れをしない状態で使うのはNG。ブラシにかかわらず、パフ・スポンジなどどんなツールでも不衛生なのはご法度です。ファンデーションブラシを使う際はきちんとお手入れをして、チクチクしないものを使用しましょう。

歯ブラシ型は、初めてファンデーションブラシを使用する初心者さんにもおすすめのタイプ。楕円形のヘッドで顔全体にムラなくファンデーションをなじませることができます。

また、毛が密集しているため、余分なファンデーションを吸い取ってくれるのも嬉しいポイント。厚塗りを防いでくれるので、ナチュラルな陶器肌に近づけます。

オーバル型のブラシは、しっとりとした粉質のパウダーファンデーションに特に適しています。そのままスポンジで塗るとのっぺりした仕上がりになりがちですが、オーバル型のブラシを使用すると粉っぽさをオフしてくれます。

ファンデーションを肌にぴたっと密着させてくれるため、メイク崩れも防ぐことが可能です。

フラット型のファンデーションブラシは、毛の先端が斜めにカットされているのが特徴。この形状のため、小鼻の周りや目の周りなどの細かいところにもファンデーションをきれいに塗布することができます。また、トントンと軽く肌を叩くようにブラシを動かすことで、カバー力もアップします。

平筆型は、リキッドファンデーションやクリームファンデーションと相性がいいブラシです。自然なツヤ肌に仕上げることができます。しかし、少々扱いづらいブラシでもあるため、厚塗りにならないようにするにはテクニックが必要。どちらかというと上級者向けのブラシだと言えるでしょう。

ファンデーションブラシに使用されている毛には、大きく分けて「天然毛」と「人工毛」の二種類があります。それぞれの特徴を知り、自分に合うものを選びましょう。

天然毛のファンデーションブラシのメリット・デメリットをご紹介します。

<メリット>

• 動物の毛から作られているため、肌触りのよさが何よりの魅力
• 粉含みが良く、ムラなくファンデーションを乗せることができる

<デメリット>

• 動物の種類によって価格帯が変化する
• 柔らかくデリケートであるため、取り扱いに注意が必要。特にお手入れの際は専用のクリーナーを使わなければいけない

人工毛のファンデーションブラシのメリット・デメリットをご紹介します。

<メリット>

• 化学繊維で作られているため、安価なものが多い
• 丈夫で多少強く扱っても傷みにくい
• 化粧品の成分を吸着しにくいため、リキッドファンデーションやクリームファンデーションとの相性がいい

<デメリット>

• 肌触りがチクチクすると感じる人もいる
• 低価格で手に入る反面、品質にばらつきがある

エスプリークは、化粧品ブランドで有名な「KOSE」が立ち上げたコスメブランドです。ベルベットのような肌触りが特徴で、目の周りや小鼻周りなど細かいところもきれいに塗れます。毛穴の凸凹にも塗りやすいのが特徴です。プチプラなので1000円台から購入可能です。

エトヴォスは、シンプルな素材で肌に優しいをコンセプトにした平筆を取り扱うブランドです。肌に負担をかけにくい素材を使っているため、肌へのストレスを軽減できます。コスメだけでなく、スキンケア面でも力をいれているのが特徴です。2000円台で購入できます。

シュウウエムラは、日本人メイクアップアーティストの植村秀さんが立ち上げたデパコスブランドです。デパコス価格なのでそこそこ高額商品ですが、高密度×垂直面構造の繊細なブラシはプロ級のメイクに仕上がると評判もいい製品です。

マックは、カナダのコスメブランドです。スタンダードな黒い毛のブラシや、真っ白なブラシ・毛先だけ色が違うブラシなど見た目にも華やかな平筆が多いのが特徴です。ブラシのラインナップが豊富なため、用途によって使い分けできます。

RMKは、健康的で洗礼されたナチュラルメイクがコンセプトのコスメブランドです。クオリティが徹底に追求されたブラシは、シンプルですが使いやすい製品になっています。デパコスとして人気ですが、1000円台で買えるものもあるので気になる方はチェックしてみてください。

資生堂は有名な老舗化粧品メーカーです。カウンセリング化粧品だけでなく、ドラッグストアなどでも取り扱いがあるため目にした方は多いと思います。化粧品などもそうですが、資生堂の製品は高品質でありながら割りとリーズナブルなところが特徴です。

ファンデーションブラシは、ダイソーなどの100円均でも購入可能です。特に、ダイソーの「春姫」シリーズのブラシは、見た目の可愛さと実用性で売り切れ続出となりました。最初から高いブラシを使うのに抵抗がある方は、まずは100均ブラシで使用感などを確かめてから高いブラシを購入するといいでしょう。

以下に、ダイソー・セリア・キャンドゥのメイクブラシの解説やおすすめ商品をまとめた記事がありますので、あわせて参考になさってください。

＜パウダーファンデーションの場合＞

1. ファンデーションの表面をブラシで軽く3回ほど撫で、目の下の三角ゾーンにふんわりとパウダーを乗せます。
2. ブラシに残ったファンデーションで顔の全体を軽く撫でます。この時新たにパウダーを含んでしまうと厚塗りになってしまうため、気をつけてください。
3. フェイスラインは、外側に向かってささっとブラシを動かします。

＜リキッドファンデーションの場合＞

1. 手のひらにファンデーションを取り、指先を使いおでこ・両頬・あごの4点に乗せます。
2. 目の下の三角ゾーンに、トントンとブラシを置くようにして、先程頬に乗せたファンデーションをのばします。
3. 顔の中心から外側に向けてスーッとブラシを動かし、顔の全体になじませます。
4. 目元や口元、小鼻や小じわが気になるところなど、カバーしたい部分にトントンとブラシを置きます。

1. 専用のクリーナーをぬるま湯で軽く溶かします。クリーナーがない場合は、中性洗剤で代用可能です。
2. 1のぬるま湯に、ブラシの先から根元までをつけ、ゆっくりと振り洗いをします。ぬるま湯が濁っていくため、きちんと汚れが落ちていることが確認できます。お湯を使ってしまうとブラシが傷んでしまうため、必ずぬるま湯にすることが大切です。
3. 十分すすいだら、筆をぬるま湯から上げ、手で毛先を軽く絞ります
4. タオルでブラシを優しく包んで、そっと上から手で押さえて水気を切ります。
5. 指先を使用して筆先を整え、風通しのいい場所で乾かします。

天然毛はとてもデリケートです。そのため、あまり頻繁にお手入れしすぎると、表面の油分が失われてしまったり、天然毛ならではの風合いが失われてしまいます。

また、毛をまとめている口金のところに水が溜まり、その部分から雑菌が繁殖してしまうこともあります。天然毛をしっかりお手入れするのは半年に1回程度にしましょう。どうしても汚れが気になり、頻繁にお手入れをしたいという方は、人工毛のブラシを使用しましょう。

ファンデーションブラシは消耗品。肌触りが悪くなったり、毛のツヤがなくなったりしたら買い替えたほうがいいでしょう。また、ファンデーションのノリが悪くなった時も買い替えを検討するサインです。

メイクのノリが悪くなった時、ブラシを洗ってみてよくなる場合はそのままブラシを使い続けても問題ありません。洗ってもメイクのノリが悪い場合は、買い替えましょう。

毎日のメイクの仕上がりが良くなると、気持ちも上向きになります。メイクツールにファンデーションブラシを取り入れることで、簡単にメイクの仕上がりをアップさせられます。ファンデーションブラシで日々のメイクを楽しみましょう。本記事を参考にして、ぜひお気に入りのブラシを見つけてください。