エンディングノートの人気おすすめ15選！若い人向けに無料でダウンロードも

終活はエンディングノートを書くことから始めましょう。エンディングノートはこれまでの人生を振り返りながら記録と整理を行うノートです。エンディングノートに記した内容を軸にすれば、終活がより進めやすくなります。

エンディングノートの書き方や作り方には決まりがなく、ノートによって内容やボリュームが異なります。作る時間と労力がかかるので、途中で挫折してしまった人もいるかもしれません。自分にとって書きやすく、亡くなった後に見る家族にわかりやすいノートを選ぶことが大切です。人気のあるものにも、若い人向けのかわいいデザインや、最低限の内容に留めた簡単なものの他、無料でダウンロードできるものなど、さまざまなタイプがあります。

そこで、この記事ではエンディングノートの選び方とおすすめ15選をご紹介します。エンディングノートの書き方も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

エンディングノートは自分にもしものことが起こった場合に備えて、自分の情報や想いを書き留めておくノートです。エンディングノートがあれば、自分が亡くなった後のさまざまな判断や手続きにおいて家族が迷わずに済みます。

さらに、エンディングノートは今後の人生や生活状況を見直せます。これまでの人生を振り返ったり、現在の全資産を把握したりできるのもメリットの1つです。つまり、エンディングノートは終活を含めた未来のために書くノートと言えます。

書く項目は自分に必要なものを選んで記載します。書きたい項目から書き始めるのがおすすめです。主な項目の一例をご紹介します。

エンディングノートに法的拘束力はありません。遺産や相続の希望を書いたとしても守られない可能性があります。法的な効力のある形で残したい場合は遺言書を作成しましょう。

遺言書は形式や書き方に決まりがありますが、エンディングノートは特にルールは設けられていません。法的な効力はありませんが、自由度が高いのがメリットです。

銀行口座やパスワードなどの個人情報を記載する場合は、エンディングノートの管理方法を考えておく必要があります。情報が流出して悪用されるのを防ぐためにも事前に対策しておきましょう。個人情報の対策の一例をご紹介します。

• 別のノートや別紙に個人情報を記載して隠しておく
• エンディングノートを金庫や鍵付きの引き出しなどで管理する

エンディングノートを書く場合はできるだけ家族に伝えておきましょう。家族に気付かれなければ書く意味がありません。亡くなって数年経った後に発見し、「早く知りたかった」といった家族側の意見も実際にあります。

もし、エンディングノートを書いていると家族に知られたくない場合は、家族がすぐに見つけられるような分かりやすい場所に置いておきましょう。

自分にもしものことがあった場合の家族への情報伝達が目的なら、葬儀や相続項目が充実したエンディングノートを選びましょう。自分が亡くなった後の要望や必要な情報があれば、自分も家族も安心できます。

さらに、自分らしい最期を迎えたい方は医療や介護の項目も重視しましょう。介護や延命治療などの判断を家族にさせずに済みます。

日常生活の備忘録として使いたい方は、銀行口座や保険項目があるものを選ぶのがおすすめです。一か所にまとめておけば必要な時すぐ確認ができる上に、亡くなった後もさまざまな手続きで活用できます。

最近は、自分用のメモとしてエンディングノートを活用される方も多いです。メモのスペースが十分にあるかも確認しておきましょう。

自分の人生を振り返りたい方は自分史が書けるエンディングノートを選びましょう。残りの人生をどのように生きるのかを考えるためにも、過去の自分と向き合う作業は必要不可欠です。

また、自分史は残される家族や友人にあなたが最期に何を伝えたいのかが明確になります。自分の生きた歴史や考え方を形として残せるのもメリットです。

家族や友人など大切な方への想いを残すなら、メッセージ欄が充実したエンディングノートを選びましょう。最近では自筆に限らず、動画を撮ってデータとして残す方もいます。たとえ相手があなたの書いたメッセージを見れなかったとしても、大切な方への想いを書くことで人生の振り返りができたり、心を落ち着かせたりできます。

書く内容や量に合わせたエンディングノートを選びましょう。書くスタイル別でおすすめのタイプを3つご紹介します。

エンディングノートには次のような特典付きのものもあります。

• 書き方の解説
• 写真や動画データを入れるCD-Rの収納ケース
• 遺言書

特典は理想のエンディングノートを作るための手助けになります。どのようなエンディングノートを作るかで選ぶ特典も変わります。エンディングノートを購入する時は、特典付きのものもチェックしましょう。

エンディングノートは自分の好きなデザインで選ぶのも1つの方法です。作る時間と労力がかかり、途中で挫折しやすいのがエンディングノートのデメリットです。

しかし、お気に入りの1冊が見つかれば書いたり見返したりするのが楽しくなります。ぜひ、手に取ると前向きになり少しでも書く気が起きるエンディングノートを見つけてください。

コラムや解説が付いたエンディングノートなら、終活のノウハウを学びながら書き進めることができます。また、著名な方の名言やコラムが記載されているエンディングノートもありますので、ぜひお気に入りの一冊を見つけてください。

一部の自治体や終活に関わる企業がエンディングノートを無料で配布しています。エンディングノートがどのようなものかをまず把握したいなら、無料のものから始めてみるのがおすすめです。

自治体であれば役所かホームページで配布されています。企業の場合はWebサイトからダウンロードまたは資料請求をすればもらえます。

エンディングノートは手作りできます。自作する方法の一例をご紹介します。

• 自分の書きやすいノートを使う
• パソコンのWordやExcelを使う

自作の場合は内容を一から考えないとならないため、まとめるのに手間がかかります。しかし、自分や家族に必要な項目を好きな分だけ自由に書けるので、自分により合うものを作成可能です。

エンディングノートはスマホアプリでも作れます。思いついた時にその場で打ちこめるので手軽に始められます。無料で始められるのもメリットです。

一方で、無料版では機能不足で使いにくい場合やサービスが突然終了するリスクもあります。エンディングノートして活用できるのか、ある程度触ってみて判断するのが大切です。

エンディングノートは20～30代の若者にもおすすめです。書き始めるのに早いも遅いもありません。特に20～30代は人生の節目を迎える場面の多い世代で、自分にもしものことがあったとき家族や大切な方へメッセージを残したい人も多くいます。

さらに、人生の振り返りとしても活用できるので終活や転職の自己分析にも役立ちます。

実際にエンディングノートはどこで買えるか気になる人も多いはず。相続関係の書籍が置かれている書店などをチェックすればいくつか並んでいる場合があります。たくさんの種類から選びたいなら、Amazon・楽天・Yahoo！ショッピングといった通販が向いています。

また、100均でも購入が可能です。たとえばダイソーでは「もしもノート」「パスワード管理ノート」などがあります。エンディングノート専用ではないノートを使うのもおすすめなので、自分が使いやすいものを探してみてください。

終活でエンディングノートを書くなら、できるだけ元気なうちに始めましょう。エンディングノートは日常生活のメモ代わりにもなるため、普段から活用しつつ終活を始められます。書き残しておきたい内容や量によって最適なものは異なるので、今回ご紹介した選び方とおすすめの商品を参考に自分にぴったりの1冊を見つけてください。