種類別おすすめのルームフレグランス20選！ディフューザーの作り方もご紹介

玄関を開けたときや寝室に入ったときに、ふわっといい香りに包まれたらささやかな幸せを感じられます。ルームフレグランスはそれまでの気分を一新できたり、優雅な気持ちになれたりと、手軽に贅沢な空間を演出してくれるアイテムです。

ひとことにルームフレグランスといってもタイプはさまざまにあり、置く場所の向き不向きがあったり、どれくらい香りが続くかなど気になる点はいろいろあると思います。

そこで、この記事ではディフューザー・ルームスプレーなど人気があるタイプのルームフレグランスの特徴を解説します。タイプ別おすすめ20選をメリット・デメリット含めて紹介します。ドラックストアで買える商品も必見です。

家というのは、日々生活を営む上でどうしても生活臭が気になってしまいます。特に玄関やトイレ、リビングなどは要注意です。また、家のにおいには慣れてしまうので、自分で気づきにくいという盲点があります。でもそれだと、来客時に困ってしまいますよね。

そこでルームフレグランスの出番です。いい香りは空間を快適に演出し、部屋の印象を変える効果があります。家全体を同じ香りにするのもいいし、場所ごとに替えるのもいいでしょう。ぜひルームフレグランスをおうちに置いてみてください。

フレグランスは女性のイメージが強いですが、近頃はフレグランスを楽しむ男性も増えています。部屋をいい香りで満たしたいから、たばこ臭を消すためなど、理由はさまざまです。

香りには好みがありますが、ウッディ系やムスクなど、爽やかで甘さ控えめなフレグランスが男性に人気です。ギフトとして贈ったり、パートナーと好みの香りを共有するのも素敵です。

フレグランスの入った容器に、リードと呼ばれるスティックを挿して使用します。リードが液体を吸い上げることで香りが広がります。香りの強弱はスティックの本数で調整できます。

持続時間は数週間から数カ月と比較的長く、デザイン性の高いものが多いことからインテリアの装飾としても活躍します。火気を使わないので安全ですが、ガラス瓶のものが多いので破損や転倒に気を付けましょう。

ルームスプレーは空間に向けてひと拭きするだけの手軽さが特徴のルームフレグランスです。ルームスプレーによってはファブリックスプレーの性質を兼ねたものがあり非常に便利なのが特徴です。

時的に香らせることに特化しているので、香りの持続時間は短いです。別タイプのルームフレグランスの補助的なアイテムとして使うのもおすすめです。

揺らめく炎とともに癒されるキャンドルは、嗅覚だけでなく視覚でも楽しめるところが最大の魅力です。ホルダーの付いていないタイプもありますが、火を灯せばどこでも楽しめるグラスジャータイプが人気です。

燃焼時間は大きさによって違いますが、あまり燃焼時間が短いとロウが均一に溶けず、最後まで使えなくなることを覚えておきましょう。

ストーンディフューザーは溶岩石にフレグランスオイルを垂らして使用するフレグランスです。香りの拡散範囲が限られるので狭いスペースでの使用に適しています。

アロマディフューザーはミストで香りを拡散させるので、広い範囲に行き渡らせます。ジェルは瓶に入っており、蓋を開けて置くだけでふんわりと香りが広がるのが特徴です。サシェは部屋以外のどこでも香りを携帯できて便利です。

クローゼットで使うなら、ポプリタイプがおすすめです。ポプリタイプは花・ハーブなどを袋や瓶に詰めて香りを楽しめます。見た目もおしゃれなので、インテリアとしても使えます。

テスターなどで実際の香りを確認できるといいですが、そうでない場合はメインとなっている香りで判断するといいでしょう。家族が集まる場所や来客がある部屋には万人受けする香り、寝室には自分がリラックスできる香りを選びましょう。

フレグランスのタイプによって異なりますが、コスト面を考える上でも香りの継続時間は要チェックです。スプレータイプは瞬間的に香りを広げられて便利ですが、持続はしません。そのほかは数カ月にわたって香りを楽しめますが、置く場所によって変わる場合もあります。

玄関は家族やゲストなど誰もが共有する場所ですので、フレッシュなシトラス系のフレグランスがぴったりでしょう。玄関は暗くなりがちで空気が滞留するので、靴のにおいなどが留まってしまいがちです。そのため、レモンやベルガモットなどの明るく清潔感がある香りがおすすめです。

家族みんなが過ごす場所は、誰もが落ち着ける香りがおすすめです。森林浴気分を味わえるシダーウッドや、すっきりとしたミントなどは好き嫌いが分かれないのでおすすめです。また、飽きないように季節によって香りをチェンジするのもいいですね。

就寝前のリラックスタイムには、気持ちを鎮めて穏やかに睡眠導入するムスク系やラベンダーなどがいいでしょう。寝室はプライベートな空間なので、自分が一番落ち着くと感じる香りを選びましょう。

また、寝ている間に汗をかくことから、寝室はにおいがこもりやすくなっています。換気や同系統の香りのファブリックスプレーと併用するのもおすすめです。

ルームフレグランスは100円で購入できるプチプラのものから、高価なものまで幅広い価格帯となっています。香りの質や持続時間は価格と比例していることが多いので、あまり安価だと香りが人工的であったり弱い場合があります。かといって高価なものに手を出すには勇気がいりますよね。サンプルで香りを確認できない場合は、一度安価なもので試してみるといいでしょう。

長く同じ商品を使い続けたい場合は、詰め替えしやすいタイプを選んでください。簡単なのはスティックタイプです。別売りのレフィルを替えるだけで手軽で、容器のゴミが出ないのもポイントです。

1997年にイスラエルに創設されたビューティープロダクトです。代表的なのはボディスクラブですが、ルームフレグランスではリードディフューザーを中心に、キャンドルやファブリックミストなどがあります。

厳選された香りは独特な上品さと雰囲気があり、若い女性を中心に高い人気があります。ラベルはアンティーク調のクラシカルなデザインなので、インテリアとしても活躍します。

北海道生まれのスキンケアブランド「SHIRO」は、シンプルかつ存在感のある洗練されたデザインが目を惹きます。

フレグランスは男性にも人気があり、特に定番のサボンは圧倒的な支持を集めています。香りがキツすぎず、誰もが好むフレグランスです。

オーストラリアの高級スキンケアブランド「Aēsop」は、スキンケアやヘアケア、フレグランスを製造しています。ホームフレグランスはルームスプレーやアロマキャンドルがあり、いずれも独創的なインスピレーションを体現した、唯一無二の香りが最大の魅力です。

1961年に創業したパリのフレグランスメゾンです。オードトワレやソープ、ルームスプレーなどを展開していますが、メインのフレグランスキャンドルは50種類以上取り揃えています。“香りの植物標本”と謳われる芳醇な香りもさることながら、ラベルの独特なデザインがおしゃれでインテリアとしても使えます。

インテリア用品でおなじみのニトリも続々とルームフレグランスを展開しています。リードディフューザーや超音波アロマディフューザー、アロマストーンなど種類が多く、低価格なので気軽に購入できます。詰め替えやリフィルが揃っているので、長く使うことができます。

ルームフレグランスをもっと手軽に購入したいという方には、ドラッグストアや量販店がおすすめです。製薬会社や家庭用品メーカーもさまざまな種類のルームフレグランスを販売しており、香りのグレードが高いものや持続時間が長く、デザインもおしゃれなものが増えています。

せっかくルームフレグランスを使っているのに、あまり香りを感じられないという声があります。その原因は、もともと部屋に残っているにおいかもしれません。生活臭とフレグランスが混じってしまうと、余計不快なにおいになってしまう場合もあります。

まずはしっかりと換気して、一度部屋のにおいをリセットしてからルームフレグランスを使いましょう。換気しても気になる場合は、ファブリックを消臭する・エアコンフィルターやキッチンの汚れを掃除するなどでにおいの根源を除去することができます。気になるにおいの原因を排除しておくと、好きな香りを長く楽しめることにもつながります。

好きな香りが見つけられない、という方はリードディフューザーを手作りしてみるのも手です。必要な材料は無水エタノール・アロマオイル(精油）・ガラス瓶・リードスティックです。無水エタノール以外は100均で揃えられるので手軽に作れます。

＜リードディフューザーの作り方＞

1. 無水エタノールをガラス瓶に入れる
2. アロマオイルを数滴加える
3. スティックを挿して完成

また、使わなくなった保冷剤の中身をグラスに出して、アロマオイルを垂らしてもルームフレグランスになるので気になる方は一度やってみてください。

気になるルームフレグランスはありましたか？本記事で紹介した以外にも、フレグランスの種類と香りの組み合わせは無限にあります。ぜひお気に入りの香りを手に入れて、素敵なおうち時間を過ごしてみてください。