バイク用防寒ジャケット最強おすすめ20選｜冬の防寒・防風にも【上下セットも紹介】

バイクに乗る際に防寒対策は必須です。特に冬場の早朝は冷え込みが厳しいので、少しでも体の負担を減らしたいですよね。そこで温かい防寒着が必要になってきますが、バイク乗車時の強烈な寒さや風から身を守るためにはバイク用防寒着がおすすめです。

近年は普段着の上から着るジャケットや、保温効果を維持できたり温度調節ができたりする高性能な防寒着も販売されています。また、ジャケットとボトムスが上下セットになっている商品もあり、機能面だけでなくデザイン面にもこだわりたいおしゃれな方にも選ばれています。

本記事では冬でも最強に暖かいバイク用防寒ジャケットおすすめ20選や、防寒着を選ぶポイントを解説していきます。ワークマン・モンベル・ユニクロなど、人気メーカーの防寒ジャケットの特徴も紹介しています。少しでも寒さを和らげたいと考えているライダーの方は、ぜひ最後までご覧ください。

バイクの防寒着を探す前に「普段着の防寒着と何が違うの？」と感じる人もいるでしょう。たしかに、ワークマンやモンベル・ユニクロにも冬の寒さから身体を守ってくれる暖かな防寒着がラインナップされています。

バイク用と普段着の防寒着との違いは、形状と防風対策です。バイク用の防寒着は前傾姿勢になっても問題ないように、袖丈や腰の後端部が長くなっています。また、防風対策として走行風が当たることを前提に、素材や縫製方法が工夫されています。

全天候型保温素材は作業着でも使用されている素材で、太陽光と遠赤外線を熱に変換して寒い冬でも温かく過ごせる性質があります。ただし、バイク専用のものではない防寒着は袖口や首元からの風が入ってくる対策を考えないといけません。

他のバイク用防寒着メーカーでも熱を備蓄してくれる防寒着があり、この素材を使用している防寒着を着用するとバイクの運転を快適に行えるでしょう。

保温性の素材をいくら使用していても、防風性能がなければ意味がありません。それはバイクの走行は常に風との戦いだからです。たとえば、袖口や首元にすき間が空いているとそこから熱が逃げてしまいます。

そのため、裏地に風を通さないPUコーティングを施した防寒着を着用すると、防風性能が上がりウェア内の保温が可能です。防寒着と身体の間に空気の層が作れるように意識するといいでしょう。

防寒対策は、肌と防寒着の間の暖かい空気を逃がさないことが大切です。中綿が多く入ったものは、蓄熱効果が高くおすすめです。襟裏など、直接肌に触れる部分に中綿が多く入っていると、より暖さを感じられます。

アウターだけではなく、内側に着る服の素材も重要です。先ほど紹介した全天候型保温素材もおすすめですが、防寒着の下にフリース素材のものを着用すると、熱を備蓄してくれます。

最近のバイク用防寒着の中には、電熱ウェアも豊富にあります。電熱ウェアは、車載バッテリーや携帯用バッテリーによる電気を利用してウェア内を発熱させ、電気カイロのように体を温めてくれる優れものです。

薄手でありながら大変暖かく、極寒地でも着ぶくれしたくない、スマートに見せたいライダーにおすすめです。ウェアによっては、温度調節できるものや温かくなる部位を選択できるものもあります。

バイク防寒着を選ぶ際は素材ももちろん大切ですが、適切なサイズであるかも非常に重要です。サイズが大きすぎると防寒着がバタついて、体力が消耗します。逆に小さすぎると、手首・足首・背中がカバーできない可能性があります。

そのため、購入のときには自分の身体と防寒着が合っているかを必ずチェックしてください。実際に着用してライディング姿勢をとってみることで、運転中に動きづらいと感じることも少なくなるはずです。

オーバーパンツタイプの防寒着は、使い勝手がいいボトムスです。ズボンの上から着用するので、着ているズボンに関係なく着用可能です。

バイク乗車時だけオーバーズボンを穿いて室内に入ったら脱ぐようにすれば、動きを制限されることなく快適です。熱気を逃がす上に脱ぎ穿きしやすいように、ファスナーが付いているボトムスもあります。

直履きタイプの防寒着は、下着の上に直接穿くボトムスです。直接穿くため生地が薄めで動きやすい特徴があります。オーバーパンツタイプのように生地が厚くない分防寒性はありませんが、脱ぎ穿きの手間がなくバイクを下りてからも快適です。普段着でも着用しやすいので、いつもバイクに乗る人におすすめです。

インナータイプの防寒着は、ズボンの下にインナーとして着用しておく防寒着です。保温性や動きやすさに優れており、快適に過ごせます。バイク用インナーの中には、プロテクターがついているものもあるので、安全性をより高めたい人にもおすすめです。

ただし、インナーだけでは防水性や防風性能があまり高くないので、上に履くズボンを工夫する必要があります。

防水や防風機能を考えるなら、レインウェアも選択肢に入れてください。常に着用するのは難しいかもしれませんが、風が強い日や大雨の日にはレインウェアは必須のアイテムです。

防水や防風機能があるレインウェアは、防寒着としても優秀です。保温効果を高めるためレインウェアの下にはバイクウェアやフリース素材を着ておくと、より温かく快適にライディングを楽しめます。

バイク用の防寒着だけに限らず、バイク用ウェアには蒸れを防ぐためのベンチレーション機能を備えているものが多くあります。特に、保温性や防風性能に特化している防寒着は蒸れやすいので、ベンチレーション機能や透湿効果はぜひチェックしてください。

走行時に蒸れをなくすように考えられているベンチレーションがあれば、ムシムシする雨の日のバイク走行も快適です。また、寒い時期でも室内に入ると一気に気温が上がり汗をかきやすくなるので、特に汗かきの人にはおすすめしたい機能です。

コミネ（KOMINE）はヘルメットやジャケットなど、革ツナギのバイクウェアを生産・販売している日本のブランドです。おしゃれなカラーやデザインも豊富で、レディース向けの商品も多く男女問わず人気があります。

コミネのジャケットは保湿インナーが着脱可能で、季節や気温に合わせて温度調節がしやすいのが魅力。内部には肩・肘・背中・胸にプロテクターが標準装備されているので衝撃を和らげてくれます。

ドゥーハン（Duhan）は中国のバイクブランドで、バイクジャケットの他にはレーシングパンツ、グローブ、プロテクターなどを製造しています。走行中の防風性能に優れていて、ファスナーで着脱できるコットンインナー付きで秋～春まで長く対応可能です。

アジャスター式のベルクロも装備されているので、走行中の風の影響を抑えらるのも魅力。

ワークマンはアウターシェルと化繊綿の一体構造が人気の防寒着「イージスシリーズ」が人気。リーズナブルな価格でありながら防水性・透湿性に優れた防寒着が手に入ります。バンク乗り専用の「レインウェアBIKERS」も安全性の高さから注目されています。

モンベルのバイク用防寒着は、保温性・防寒性・防水性などの機能性と、普段着としても使用できるデザイン性が特徴です。バイク用の防寒着として使用するほか、冬季の釣り・キャンプなどのアクティビティにもおすすめです。

ユニクロは高い伸縮性と耐久性を実現した「超極暖ヒートテック」が人気です。冷たい風が体を冷やすことなく快適に過ごせるので、バイクでの使用にもおすすめ。バイク用以外に、自転車用や普段の防寒着としても幅広く使用できるのも魅力です。

値段重視で選びたい方は、コスパの高さで商品を選びましょう。バイク用防寒着やライディングウェアは防寒性や防風性に優れている分、決して安いアイテムではありません。数年着用することを考えれば決して高すぎることはありませんが、「バイク防寒着は少しでも安く入手して、その分他のアイテムにお金をかけたい」と思う方もいます。

しかし、品質の悪い安物を買って寒さや不便さを感じながら着ることになり、のちに後悔することも。快適にライディングできるよう、安い商品を選ぶ際は保温性・防寒性に優れているかなど、口コミも確認してから購入するようにしましょう。

ここまで、バイク用防寒着に関してお伝えしてきましたが、グローブ・手袋・靴下・カイロなどでも防寒対策できます。特に、防寒着と一緒にグローブもバイク用のものを選んでおくと安全面でも安心です。

最近は電熱ウェア同様、電熱グローブもあります。気になる方は、以下の関連記事をご覧ください。

バイク用防寒着を着用すれば、寒い冬も快適にバイクに乗れます。これまでは億劫だった気温の低い日や悪天候の日も、バイクで出掛けることが増えるかもしれません。本記事を参考にして、自分に合ったバイク用防寒着を見つけてください。