カラー筆ペンおすすめ15選｜水彩筆ペンの描き方・使い方は？【ぺんてる・呉竹も】

おうち時間の大切さが見直されている昨今、ネット動画やゲームなどの娯楽に偏っていませんか？ネットなどのデジタルな娯楽ではなく、自分の手を使う趣味は脳を刺激する効果が期待されています。

そこでおすすめしたいアイテムがカラー筆ペンです。カラー筆ペン・水彩ペンは水彩画風のイラストが簡単に描けるので、初心者がイラストや塗り絵をはじめるのに向いています。色の種類も豊富で活用方法は多彩です。使い方次第でおうち時間がもっと充実します。

この記事ではカラー筆ペンの使い方・ぺんてるなどの人気メーカー・おすすめ商品15選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。初心者の方でも確実に上達するイラストの描き方・100均情報も必見です。

カラー筆ペンはペンのような手軽さで、毛筆のようなタッチを楽しめる文房具です。水彩画のようなイラストが描けるのに、絵の具のように道具をあれこれ揃えてお手入れする必要がありません。イラスト初心者の方も挑戦しやすく手軽に始められます。

使い方としては、紙にそのまま塗るベタ塗りが基本です。角度や筆圧で線の太さを調整し、穂先に水を含ませて濃淡を表現したり、塗ったところを水でぼかしてグラデーションを作ったりする技もあります。パレットに複数の色を出し、水で混色して好みの色も作れます。

カラー筆ペンは年賀状の挿絵や絵手紙に向いています。手描きのイラストを加えれば印刷にはない味が出て、大切な人に思いを伝えるのに役立ちます。絵が難しければ塗り絵もおすすめです。最近では大人の塗り絵も多く出ています。

あるいは、日記やスケジュール帳にちょっとしたイラストを描いてみてください。毎日少しずつ描いてカラフルに彩れば、気分も華やぎます。このように使い方次第で活躍の幅がどんどん広がるのが、カラー筆ペンの魅力です。

硬筆タイプのカラー筆ペンは安定した線を描きやすく、筆を使い慣れていない初心者におすすめです。ポリエステルやアクリルといった合成繊維を芯に使い、硬めの描き心地になっています。普通のペンの感覚で使えて、特にハネやハライが書きやすいのが特徴です。文字やちょっとした絵を描くのに向いています。

軟筆タイプのカラー筆ペンは強弱をつけやすく、硬筆と毛筆の中間くらいの使用感です。ウレタン素材を穂先に使っているため、柔らかい描き心地で力を入れなくても書けるのが魅力。

硬筆と比べて多少慣れが必要なものの毛筆よりは使いやすく、硬筆よりも太い線が描けるのが特徴です。線の細かい表現や色塗りに向いています。また太い線や塗り絵もでき、幅広いシーンで活躍します。

毛筆タイプのカラー筆ペンは筆に最も近い描き心地で、多彩な表現を楽しめます。ポリエステルやナイロンの人造毛を使い、筆と同じような使用感です。使いこなすには練習が必要なものの、上達すれば筆圧や描く速さを調整して本格的な表現も可能です。製品によって描き味が異なるので、合うものを探しましょう。

水性染料のカラー筆ペンは、水彩画のような表現がしやすいのが特徴です。水性染料とは水に溶ける着色剤の名前で、鮮やかな発色となめらかな描き心地を楽しめます。水を使ったにじみ・グラデーション・混色といった水彩画の技法に向いている一方で、光によって色褪せしやすいのが弱点です。

水性顔料のカラー筆ペンは、色褪せしにくく長期間の保存に向いているのが特徴です。水性顔料は色の粒子が溶けずに混ざっています。乾くと色が定着し、耐光性もあるので水性染料より長持ちしやすいです。水ににじまないため、乾いた上から重ね塗りをしても鮮やかな色合いが保たれます。

紙以外のものに書く場合は、油性インクのカラー筆ペンがおすすめです。たとえば写真・光沢紙・金属・木・ガラスなどは油性を使用するといいですよ。さまざまな材質に書けるので、持っておけば幅が広がります。

カラー筆ペンは単色や6色・12色などのセット商品があります。中には24色・48色・100色といった豪華な商品も。使う目的に合わせて必要な色数を考えましょう。まず少なめのセットを購入し、後から欲しい色を一色ずつ揃えていくのも1つの方法です。

また色の内容についても、スタンダードな色からパステルカラー・ボタニカルカラー・季節の色を集めたものなどさまざまなセットがあり、選ぶ楽しさを味わえます。

カラー筆ペンそのものだけでなく、付属品もチェックしておきましょう。ぼかしやグラデーションに使う水筆は、付属している場合と別売りしている場合があり、使いたい方は確認が必要です。

付属ケースも注目ポイントです。ペンを立たせて置けるタイプであれば、机の上で邪魔になりません。中にはおしゃれな布製ポーチがついていて、外への持ち運びに便利な商品もあります。

忘れてはならないポイントがカラー筆ペンの太さです。太さは太字・中字・細字があります。どのように使いたいかに合わせて選びましょう。

太字は大きな文字を書くときや、広い範囲を塗るのに向いています。細字は文字書きメインで使う方や、細かい表現をしたい方におすすめです。同時に使い分けたいなら、ペンの両端がそれぞれ太字と細字になっているツインタイプがお得ですよ。

ちょっとユニークな色のカラー筆ペンもあります。ラメ入りのカラー筆ペンは塗った場所がキラキラと輝き、ゴージャス感を演出。手紙やギフトカードに使えば盛り上がります。ゴールドのペンは、おめでたい雰囲気がクリスマスカードや年賀状にぴったりです。個性を出したい方はこういった色を選んでみてください。

機能的で美しいデザインの文房具を出しているトンボ鉛筆のカラー筆ペンは、フレキシブルファイバーを使い弾力のある穂先が特徴です。筆ペンに慣れていない方に向いています。トンボ鉛筆の「ABT」シリーズは全108色のカラーラインナップで、テーマ別におすすめの色を選んだ6色セットもあり選択肢が豊富です。

筆の発祥地・奈良の伝統を受け継ぐ筆専門メーカー、あかしやのカラー筆ペンは本格的な毛筆の描き味が特徴です。職人が手作りした穂先は大胆なタッチと繊細なタッチの使い分けに適しています。あかしやの「彩」シリーズのこだわりは日本の伝統色。和風のやさしい色を水性インクで表現しています。

筆記用具や画材に強い大手文具メーカー、ぺんてるのカラー筆ペンはインクの量を調節できるのが特徴です。本体を押して出る量を加減します。穂先には先端技術を駆使し、ナイロン毛で毛筆の描き味を再現。弾力性や耐久性のある優れた品質にこだわっています。インクはカートリッジ式で交換でき、長期使用も可能です。

墨造りから始まった書道用具の総合メーカー、呉竹のカラー筆ペンは繊細で柔らかな穂先が特徴です。細かい線画や色塗りに適しています。ペン全体も比較的コンパクトで収納しやすいため、普段から持ち歩いて手帳などに使えます。セットのパターンも幅広いラインナップで魅力的です。

さまざまな用途のあるカラー筆ペンですが、実際に購入できる場所はどこでしょう。どこで売ってるのかをチェックしているので、ぜひ参考にしてください。

実店舗の場合、文房具店なら当然取り扱いがありますが、最近ではそういった専門店は減っています。専門店以外では、100円ショップ・スーパー・ホームセンターなどで販売されています。また、物によってはコンビニで取り扱っている場合もあるので、近くにある場合はぜひチェックしてみてください。

さまざまな種類の中からじっくり選びたい場合は、Amazonや楽天市場といったネット通販がおすすめです。

さまざまな文房具が手軽に手に入る100均。もちろんカラー筆ペンもあり、色のバリエーションが豊富で使いやすさも申し分なしと好評です。

100均では主に2色または3色のセットが販売されています。人気商品は「アートな からーふでぺん」で、ダイソーやキャンドゥなどで取り扱っています。ショップによって発色や描き味が異なるので、試しに使ってみて気に入ったら、他の色も揃えていくのがおすすめです。

はじめからたくさんの色を使うつもりであれば、本数の多いセット商品を1本あたりの値段で見て、コスパのいいものを選ぶのも選択肢の1つです。

いざイラストを描いてみようと思っても、はじめは何を描いたらいいかわからないもの。そんな方にはイラスト本の真似がおすすめです。お手本をじっくり観察しながら描けば技術が身についていきます。解説サイトも参考にしてみてください。

以下2つのポイントを心がけましょう。

• 少しずつでいいからできる限り毎日続ける
• 描き始めたイラストは途中で投げ出さず、最後まで仕上げる

せっかくコツコツ練習して上手になっても、1人で楽しむだけではもったいないですよね。気に入ったイラストが描けたらみんなに見てもらいましょう。さらなる上達にもつながり、もっと楽しくなりますよ。

自分のSNSやメール添付で友達に見せられますし、最近ではpixivなどの投稿サイトも盛んです。カラー筆ペンで描いたイラストは次の方法でデジタル化できます。

• スキャナーで取り込む
• スマホで撮影する

カラー筆ペンは手軽に水彩画のようなイラストが描ける文房具で、絵を描いた経験のない初心者にもおすすめです。絵手紙や塗り絵、手帳のデコレーションなど多彩な活用方法があります。カラーや使い心地の種類が豊富なカラー筆ペンからお気に入りを選んで、自己表現の幅をもっと広げましょう。