UVレジンのおすすめ15選｜初心者向けや大容量も！100均に売ってる？

ハンドメイドの魅力は、オリジナルのアクセサリーやキーホルダーを作れることです。おしゃれなグッズを作るのに欠かせないアイテムがUVレジンです。紫外線を当てるだけで簡単に固まり、さまざまな形に加工できます。

UVレジンには、硬く固まるタイプや固まった後も加工できるタイプなど、さまざまな製品があります。クリアタイプ・カラータイプなど製品によって色が違うので、思い通りの作品を作るにはUVレジン選びがとても大切です。

しかし、どのUVレジンを購入すればいいか迷う方も多いですよね。そこで本記事では、UVレジンの選び方やおすすめ15選を紹介します。使うときの手順や注意点、100均での販売情報なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

【UVレジンの特徴】

• 紫外線を当てると硬化する
• 1液タイプで複数の液を混ぜなくていい
• 金属・布・プラスチック・紙などさまざまな素材に使用できる

レジンとは樹脂のことで、中でもUVレジンは紫外線で硬化します。太陽光やUVレジンランプですぐに固まり、加工しやすいのが特徴です。苦手な素材が少ないので、幅広いアクセサリー作りに使用できます。厚みがあると紫外線が全体に当たりにくいため、小さい作品・薄い作品を作るのにおすすめです。

コストが安く、ハンドメイド初心者にも最適なアイテムです。

【特徴】

• 硬化後に硬くなる
• 完成品が変形する心配がない
• 初心者でも扱いやすい

ハードタイプは、使いやすさを重視する方におすすめです。硬化後は加工させたり変形させたりできませんが、壊れる心配が少なく、作品が長持ちします。型から取り外しやすいため、初心者でも失敗しづらいタイプです。ただし、硬化させる前にしっかり形を整えておく必要があります。

【特徴】

• 硬化後も柔らかく加工しやすい
• 柔らかい感触を再現できる

ソフトタイプは、アクセサリーのコーティングや、フェイクスイーツを作る場合におすすめです。硬化後も柔らかいため加工できます。液だれしたり、うまく形成できなかったときにも安心です。ただし、アクセサリーのような硬さが必要な作品には向いていません。

【特徴】

• 透明のアクセサリーを作れる
• 着色料を使って色を自分で調整できる
• ラメパウダーやホログラムなどを入れてもきれい

クリアタイプは、透明のアクセサリーを作りたい方や自分で色合いを調合したい方におすすめです。色付きのグッズを作る場合、カラーレジンを購入しても使用量が少ないと使い切る前に劣化する可能性があるので、クリアタイプを着色して使うほうが無駄なく使えます。

【特徴】

• 最初から色が付いている
• 着色する手間がかからない
• 別途着色料を購入するより安上がり

カラータイプは、同じ作品を大量に作る方や着色の手間を減らしたい方におすすめです。最初から作りたい作品が決まっている場合は、カラータイプの方がコストを抑えられます。また、色ムラがでづらいので、レジンに慣れていない方でもきれいな仕上がりになります。

【特徴】

• 立体感のある作品を作れる
• 光沢のある作品が作れる
• 気泡が入りやすい

高粘度タイプは、立体的な作品を作りたい方におすすめです。流れづらいので、ボリュームを持たせたぷっくりした作品を作れます。また、光沢のある表面になるので仕上げにも最適です。ただし、作業に慣れていない初心者では扱いづらく感じることもあります。

【特徴】

• 気泡ができにくい・除去しやすい
• モールドの細部まで流れる
• 立体的にしにくい

低粘度タイプは、レジンを型に流し込んで作品を作る方におすすめです。気泡ができにくいので初心者でも扱いやすく、気泡が入り込んでも簡単に除去できます。さらさらとしたテクスチャーで、細かい部分がある型でもしっかり細部までレジンが流れます。

UVレジンは専用のライトを使用すれば、長くても5分程度で固まります。しかし、製品によっては硬化時間が前後するので注意が必要です。特に初心者は、形を整えたり気泡を取り除いたりするのに時間がかかるため、ゆっくり硬化するUVレジンがおすすめです。

作業に慣れてきたら、硬化時間の短いUVレジンを使って作業効率を高めましょう。

樹脂製のものは紫外線によって黄変します。黄変すると見た目が悪くなるため、作品を販売する方や作品を長く楽しみたい方は、黄変しにくいUVレジンを選ぶのがおすすめです。黄変のしやすさは製品のスペックからはわかりにくいですが、質の悪いUVレジンほど黄変しやすいです。安さだけで選ばないように注意しましょう。

UVレジンの香りは製品によって違うので、刺激臭が苦手な方は注意してください。香料が付けられている製品なら、いい香りで快適に作業できます。海外製品は匂いが強いとの口コミが散見されるので、心配な方は日本製品を使用しましょう。

【ポイント】

• 製品スペックや公式サイトに匂いについて記載があるか
• 香料が使用されているか
• UVレジン用の香水を使うのもおすすめ

UVレジン製作では、チャームや工具などさまざまなアイテムが必要です。何も持っていない状態から道具をそろえる場合は、セットになっている製品がおすすめです。必要なものを各々購入するのは手間とコストがかかり、買い忘れが発生することもあります。

ガイドブックが付属している製品なら初心者でも安心です。また、着色料が豊富に付属しているものなら、カラフルな作品を作れます。

UVレジンは100均にも販売されています。代表的な商品を紹介します。

• 速乾UVレジン ハード(ダイソー)

UV-LEDライトを使えば2～3分で硬化するUVレジンです。クリア・カラーの両方があります。アクセサリー作りに慣れた方におすすめです。

• クラフト用UVレジン液(キャンドゥ)

ハードタイプ・ソフトタイプ・ラメ入りのハードタイプなどがあります。硬化時間は5～10分程度です。

• 速乾UVレジン(セリア)

セリアの速乾UVレジンは、硬化時間が具体的に明記されており、太陽光で約3～15分、UVライトで約3～5分です。UVライトがなくても気軽に試せるので、初心者にもおすすめです。

【必要な道具】

• UVライト
• ベースとなるパーツ・型
• UVレジン
• つまようじ

【手順】

• ベースにUVレジンを入れる
• つまようじで気泡を除去して形を整える
• 硬化するまでUVライトに当てる

UVレジンを硬化させるには紫外線をしっかり当てる必要があるので、薄めに形成するのがポイントです。厚みを出すときは、レジンを小分けに流し込んで都度硬化します。硬化中に埃が付着しないように注意してください。

UVレジンを使う場合、揮発性成分が出るため換気が必須です。香料使用の製品や匂いが抑えられている製品を使う場合でも、必ず換気をしましょう。また、UVレジンには人体に有害な成分も含まれているため、直接触れないように心がけてください。作業中は必ず手袋を着用しましょう。

UVレジンを硬化させるにはUVライトが必要です。UVレジンはジェルネイル用のライトでも対応できますが、UVレジン専用のUVライトかUV-LEDライトの使用がおすすめです。

【おすすめのUVレジンライト】

• 庫内が大きい・・・一度にたくさんの作品を硬化できる
• 出力は36W・・・すばやくUVレジンを硬化できる

【UV-LEDライトとは？】

• UVライトとLEDライトの両方を備えたハイブリッドタイプで、UV対応もしくはLED対応のどちらのジェルにも使用できるのがメリットです。

UVレジン以外にもさまざまな種類のレジンがあります。エポキシレジンは主剤と硬化剤の2種類が含まれた混合タイプであり、UVレジンより重いのが特徴です。使用後に紙ヤスリで磨くときれいな仕上がりになりますが、UVレジンより扱いずらいため使用方法を把握しておきましょう。

その他にも、照明器具などに使われる機会が多いLEDレジンがあります。LEDレジンは、LEDライトで照らすと早い段階で硬化するのが特徴です。約1分ほどで硬化するため、UVレジンよりも早く仕上がります。下記のリンクに詳しく紹介されているのでチェックしてみてください。

UVレジンはハンドメイドに欠かせないアイテムです。さまざまな価格の製品がありますが、販売目的のアクセサリーやグッズを作るなら、質の高いUVレジンを選ぶのが大切です。本記事を参考に、自分に合ったUVレジンを選んで、作品製作を楽しみましょう。