【炭酸飲料に】ビール用水筒のおすすめ18選｜無印良品にある？ビールグラウラーも

一般的な水筒は多くの製品で、炭酸飲料・ビールに対応していません。これら飲料を外でも持ち歩きたい方は、ビール用水筒「グラウラー」がおすすめです。グラウラーはビールを持ち運ぶのに特化して作られています。

このグラウラーがあれば、キャンプにたくさんのビールを持って行ったり、ビールの量り売りを利用したりできるようになります。また最近では、在宅ワーカーの方でお家で冷たいビールを飲みたい方の注目も集めている商品です。

本記事では、ビール用水筒に関して18個のおすすめ製品（内3つ缶ボトル）を紹介します。グラウラーの活用方法や選び方、無印良品・サーモス・タイガーなどおすすめメーカーも解説します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

基本的に水筒といえば、炭酸飲料を入れてはいけない製品が多いです。そのため、「水筒にビールを入れても大丈夫？」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、グラウラーは炭酸飲料を入れられる特別な作りの水筒になっています。

そのため、ビールを持ち運んでもまったく問題ありません。こうした利便性から「アウトドアに活用できる」「おいしいビールをいつでも飲める」と、ビール愛好家の中でひそかに人気を集めています。

グラウラーと一般的な水筒の違いは高い密閉性にあります。ビールといえばやはり炭酸によるのどごし・爽快感を味わいたいものですが、一般的な水筒ではこの炭酸によるビール特有の美味しさを味わえません。しかし、グラウラーはその高い密閉性により、炭酸をそのままに保持できます。

キャップは一般的な水筒よりもがっちりと閉まり、ボトルは炭酸に強く保持性が高くなっています。また、2重真空断熱構造の壁製品の場合は保冷もできるので、外でも冷たいビールを楽しめるのです。

「一般的な水筒に入れるとどうなる？爆発する？」といった疑問もありますよね。一般的な水筒に炭酸飲料を入れると、ボトル内部に炭酸ガスが充満して気圧が上がります。それにより、爆発はしませんが水筒の中の栓が破損する・蓋が開かなくなる危険性があります。そのため、一般的な水筒に炭酸飲料を入れるのはやめましょう。

グラウラーは「キャンプ・スポーツ観戦・釣りなどのアウトドアを楽しみつつ、ビールも飲みたい！」そんな方におすすめです。缶のままでは保冷できませんが、グラウラーであれば冷たいまま持ち運べて、どんな場面でもビールを楽しめます。

グラウラーは、自分だけのオリジナルテイストビールを外で味わいたい方にもおすすめです。缶や瓶のビールを外で飲む場合、基本的には商品そのものテイストを味わいます。しかし、グラウラーであれば、他の飲み物や果汁を混ぜ合わたオリジナルカクテルの持ち運びも可能です。

クラフトビールの量り売りは、欧米諸国のビール愛好家の中で親しまれているビールの楽しみ方の一つです。日本でもこういった店がいくつかあり、マイグラウラーを持っていけばビールを入れてもらえます。こうした新しい楽しみ方もできるのも、グラウラーの魅力の一つです。

ビールは好きだけど外に飲みに行く機会が少ない方や、テレワークで家にいる時間が多い方にもグラウラーはおすすめです。あらかじめグラウラーに冷たいビールをセッティングしておけば、お家でいつでも美味しいビールが楽しめます。

グラウラーの素材として定番なのが、ガラスとステンレスの2つです。まず、ガラス製は直接冷やせる・密閉性が高い点がメリットです。また、ステンレス製は保冷性能が高い・携帯しやすいなどがメリットに挙げられます。

以上の点から、ガラス製はビールそのものを楽しみたい方向けで、ステンレス製はどんな場所であってもビールを楽しみたい方向けといえます。

グラウラーにはシングルウォール（1枚壁）の製品と、ダブルウォール（2枚壁）の製品があります。1枚壁のものは冷蔵庫で直接冷やせるのがメリットです。

一方、ダブルウォールの方は真空状態の空間を構造に取り入れて断熱性を高くし、高い保冷能力を実現しています。時間が経っても冷たいのはもちろん、手で持つときに冷たく感じないメリットもあります。

グラウラーを購入する前に、特に確認すべきなのが保冷性能・使用感です。保冷能力は同じ2重真空断熱構造の壁を採用しているとしても、かなりその性能が異なります。そのため、使用したい場面によっては、より長く保冷できる製品を選んでください。

また、グラウラーを購入するときは使用感も大切です。取手がある・キャップが片手で開けられるなど製品ごとに優れた機能があるので、必要に応じて確認しておきましょう。

グラウラーはサイズに関しても多種多様に展開されてるため、使用したいシーンに合わせて適切なものを選ぶ必要があります。たとえば、量り売りに行く・1人キャンプで少しビールも楽しみたいなどの場合は携帯に便利な小さいものを選んでください。

また、バーベキューや大人数でするパーティーなどには、皆で楽しめるように大きめの製品を選ぶのがおすすめです。あらかじめ大きいものを買っておけば、普段はお茶のピッチャーとしても使用できます。

グラウラーはかわいらしいデザイン・色味の製品が多く、どの製品を選んでもデザイン的に問題はありません。しかし、揃えたキャンプ用品に近い色味のものを選べば、より統一感が出ておしゃれ度も増します。

多くの方に親しまれている「サーモス」の水筒の中にも、ビールを入れられる製品があります。100年を超える歴史を持つサーモスなの水筒は、やはり品質の良さに定評があり、安心のメーカーから購入したい方におすすめです。

中でも人気の「保冷炭酸飲料ボトル FJK-500」は、蓋がひとつ付いたシンプルなデザインで、水筒に直接口をつけて飲む構造になっています。ビールはもちろん、炭酸ジュースも楽しめますが、飲み口が広いので小さなお子様には飲みづらいかもしれません。

魔法瓶はもちろん、真空ボトルや炊飯器などのキッチン家電を幅広く取り扱う「タイガー魔法瓶」の空断熱炭酸ボトルもおすすめです。長時間保冷できるだけでなく、結露を防止し炭酸ガスが爆発しない構造で、多様なシーンで活躍します。

中でもおすすめな「真空断熱炭酸ボトル MTA-T050」は、補充用の大きな蓋と飲み口となる小さな蓋がついている仕様になっています。飲み口用の蓋は本体とつながっているので、飲む際に手で蓋を持っておく必要がないのも嬉しいポイントです。

アメリカで100年以上の歴史を持つ「スタンレー」のボトルもおすすめです。海外製品だとネットでしか購入できず不安な場合も多いですが、スタンレーの商品はコストコで販売されており、実物を確認してから購入できます。

製品は4つのシリーズに分かれて展開されています。シンプルなデザインが好みの方にはゴーシリーズ、アウトドアでビールを楽しみたい方にはアドベンチャーシリーズがおすすめです。他にも頑丈な造りのクラシックシリーズ、新たに生まれたばかりのマスターシリーズが展開されています。

シンプルでおしゃれなデザインと品質のよさに定評のある「無印良品」では、ビールグラウラーはないものの、ビールを飲むのにぴったりな商品が販売されています。それは、300mlと450mlの2サイズが展開されている「ステンレスタンブラー」で、保温保冷機能を備えた多様なシーンで活躍するアイテムです。

タンブラーを数時間ほど冷凍庫で冷やし、そこに冷たいビールを注げば、さらにキンキンに冷えたビールを味わえます。無印良品ではビールのつまみになるお菓子も数多く販売されているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

ハイドロフラスクは、アメリカ・オレゴン州生まれのステンレスボトルブランドです。優れた機能性とデザイン性でアメリカ本土のみならずハワイでも大人気で、2017年の日本上陸後は日本でも多くの芸能人が愛用し話題になっています。

二重壁真空断熱技術のステンレスボトルは最大24時間の保冷性・最大6時間の保温性を誇り、真夏のビーチやキャンプ場でもキンキンに冷えたビールが楽しめます。

ドリンクタンクスは、2013年にアメリカ・オレゴンで生まれたステンレスボトルブランドです。ステンレススチールは高級食品用のものを採用するなど、品質の高さにこだわり自社工場で製造しています。ドリンクタンクスのボトルは、保冷効果だけでなく炭酸が抜けない状態をしっかり保持します。

耐久性に優れ、アウトドアでうっかり落としてしまったりどこかにぶつけても破損の恐れが少なく、キャップが頑丈で中身が漏れてくる心配もありません。

レボマックスは、2015年にアメリカで生まれたボトルブランドです。革新的なワンタッチ機構のキャップを採用し、片手でラクに開閉できるため人気があります。公式サイトでは、サイズ・ボトル・キャップのカラーを自由に組み合わせたオリジナルボトルの注文が可能です。お気に入りのボトルで、好きなドリンクを楽しみましょう。

補足的な注意点として、他の飲み物との併用は極力控えるのが無難です。グラウラーは基本的に、ビール以外の飲み物や温かい飲み物を入れても問題ない製品がほとんどです。

しかし、中には製品に合わない飲み物があったり、他の飲み物と併用すればその飲み物の臭いがしみついたりする場合があります。そのため、「ビールにはビール用の水筒」と考えるようにしましょう。

ビールの持ち運び用にグラウラーを購入するなら、確認しておくべきポイントが一つあります。それは、グラウラーの蓋の裏に、出っ張りがあるかどうかです。ビールの持ち運びには、蓋の裏に出っ張りがあるものを選びましょう。

ビールは空気に触れる部分が多いと味が落ちて炭酸も抜けていってしまうため、ボトルに目いっぱい注ぐのが基本です。蓋に出っ張りがあると、蓋を閉めた際にボトルとキャップの間の隙間が埋まり空気に触れる部分を限りなく減らせます。グラウラーは、蓋の形状にもこだわって選びましょう。

ビールを水筒に移して持ち運べる「グラウラー」をここまで紹介してきましたが、缶ビールを直接冷やせる「缶ボトル」もおすすめです。

缶ボトルを使えば、外出先で買った缶ビールを直接入れるだけで冷たい状態のままキープできます。グラウラーと比べると性能はやや劣りますが、グラウラーよりも軽量で持ち運びやすいのがメリットです。

タンブラーは構造がシンプルで軽量なので、グラウラーよりも気楽に使えるのが魅力です。蓋のあるものとないものがありますが、ドリンクを入れて持ち運びたいなら蓋のあるものを選びましょう。また、真空構造のタンブラーならドリンクの温度をキープしてくれます。

構造上グラウラーよりも保冷・保温・気密機能が落ちるため、機能性よりも手軽さを重視したい方にタンブラーはおすすめです。以下にタンブラーのおすすめ記事を3つ紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

グラウラーが1つあれば、キャンプなどのアウトドアでの活躍は間違いありません。また、クラフトビールの量り売りに行くなど新しいビールの楽しみ方を体験できます。ぜひビール用水筒を活用して、ビールをより身近に楽しんでください。