【2023】地球儀のおすすめ12選｜中学生・高校生向けも！安い商品はある？

地球儀は今も昔も人気の高い教材です。知識や興味の幅を大きく広げてくれるため、中学生・高校生の入学祝のプレゼントとしてもよく選ばれています。学習に役立つのはもちろん、地球儀をクルクル回しながら世界の国々へ思いを巡らせるのも楽しいものです。

地球儀を眺めているとワクワクするのは大人も同じですよね。大人に人気なのはインテリア性の高いおしゃれな地球儀です。しかしインテリア用と学習用とでは使用目的が異なるため、選び方のポイントも異なります。

そこで本記事では、「子供向け学習用」と「大人向けインテリア用」の2つに分けて地球儀の選び方・「行政図」と「地勢図」の違い・レイメイ藤井などの人気メーカーを解説します。おすすめの地球儀もそれぞれピックアップしたので、ぜひ最後までご覧ください。

学習のために地球儀を与えようと考えている方は「何歳から？」と悩んでいる方も多いかもしれません。授業に出てくるのが小学校5年生からですが、それより早くても意味がないわけではないので今の子供の年齢に合ったものを選びましょう。

「長く使いたいから」と幼児のときに中学生向けの地球儀を購入してしまうと、内容が難しすぎて子供の興味をうまく引き出せません。世界情勢の変化により国名などが変わる場合もあるので、子供の成長に応じて買い替えるのがおすすめです。

インテリアとして選ぶなら、情報量より部屋の雰囲気になじむかどうかを大事にしたいところです。アンティーク調・シンプルモダンなど、おしゃれな地球儀にもさまざまなテイストのものがあります。色やサイズ、質感などにこだわって、自分の好みに合うものを選びましょう。

インテリア用の地球儀の選び方は、学習用地球儀の選び方の後で解説します。

国や地域といった行政区分で色分けしてある地図を「行政図」と言います。世界各国の位置関係や面積などがわかりやすいのがメリットです。中には国旗や名所などのイラストが載っている地球儀もあります。

ニュースで見聞きした国がどこにあるか、その周りにどんな国があるのか視覚的に理解できるので、世界に興味を持ち始めた年頃の子供におすすめです。

「地勢図」は草原や砂漠、川など、地理的な特徴を自然に近い色で色分けした地図です。標高差や気候も判断できるため、地理を学び始める中学生・高校生や、発展的な学びが必要な中学受験を目指す子供に向いています。

標高を凹凸によって表現した「山岳隆起タイプ」もあります。より自然に近い地球の様子を知りたい場合におすすめです。

地球儀の多くは、北極と南極を結ぶように軸を通した「一軸回転」になっています。しかし、おすすめは横方向にも軸のある「二軸回転」のものです。二軸回転だと360°全方向に動かせるため、さまざまな角度から地球を眺められます。

ただし、二軸回転は高価なのが難点です。予算に余裕があるならぜひ検討してみてください。

サイズは見やすさよりどこに置くかを重視して選びましょう。見やすさにこだわるなら直径30cm以上はほしいところですが、30cmの地球儀はかなり存在感があるため置き場所を選びます。

学習机に置くなら、直径25cm程度のものをおすすめします。机の上に置いても圧迫感のないサイズ感で、文字や地形の細かい部分も比較的わかりやすいです。

海を白や赤で表したおしゃれな地球儀もありますが、学習用に使うならやはり海の色を青で表現したものがおすすめです。地球の色に忠実で、小さな子供でも一目で海だとわかります。

インテリアとして子供と一緒に楽しむ場合は青以外の色でもいいです。カラフルな色の地球儀は目に留まりやすく、見ているうちに国の名前や位置関係を自然と覚えます。

付属のタッチペンで地球儀に触れると、国名や首都名・人口・面積などさまざまな情報を音声で知らせてくれます。クイズやAR機能を搭載したものあり、1台で幅広い楽しみ方が可能です。

直感的な操作ができる上、見る・聞く・触れるといったさまざまな感覚を使って学べるので、小学生以下の小さな子供にもおすすめです。

星座にも興味がある子供には、天球儀付きはいかがですか。星座の位置関係がわかるため、星の動きへの理解が深まります。

地球儀の下に天球儀が付いた「二球儀」もありますが、人気なのは部屋を暗くするとセンサーにより星座が浮かび上がるタイプのものです。キラキラと輝く星座は幻想的で美しく、インテリアとしても楽しめます。

最近注目を集めているのがタブレットやスマホと連動できる地球儀です。タブレットで気になる箇所をタッチすればその地域の映像を視聴できたり、現在の雲の動きや気温を確認できたりと、地球儀の枠を超えた情報が得られます。

「しゃべる地球儀」にもタブレットを搭載したものがあります。タブレットで感覚的な操作が可能になります。

球体部分のおすすめ素材はアクリルやABS樹脂です。価格は高めですが、その分きれいなツヤがあって高級感を感じられます。学習用なら見た目より機能性や価格の安さを重視したいので、プラスチック製でも構いません。

土台の素材は木製やスチールが人気です。木製だと重厚感が出て、スチールだとスタイリッシュな印象になります。

ライトアップ機能が付いていれば、間接照明の1つとしても楽しめます。ライト付きの地球儀はアンティーク調のものが多く、光は穏やかで眩しくありません。大陸がライトによって優しく浮かび上がる姿は、見ているだけで癒されます。

ライトアップ機能付きの地球儀をお探しなら、上で解説した天球儀にもなるタイプも選択肢の1つとして検討してください。

インテリアとして選ぶなら宙に浮くタイプもおすすめです。不思議な力で宙に浮かんでいるのを見ると大人でもワクワクします。不思議な力の正体は、実は磁気です。強力な磁気により半永久的に浮かび続けます。

宙に浮く地球儀の中にもライトアップ機能の付いたものがあります。サイズはどれもそれほど大きくないので、ギフトにも最適です。

レイメイ藤井は国旗付き・読み仮名付き・しゃべる地球儀など、子供の興味を引き出す工夫がなされた地球儀を多く扱っています。特に学校の先生と共同開発した「小学生の地球儀」は、使いやすくわかりやすいと人気です。

「地球儀スケール」が付属しているのも特徴です。距離や大きさなどを自分で測れるため、地理への理解が深まります。

リプルーグルはアメリカの地球儀メーカーです。教材としても優秀ですが、デザインの美しさにも定評があり、インテリアとして購入する方も少なくありません。本格志向の地球儀は、中学生以上の子供や大人におすすめです。

球の部分は有料で交換できます。常に最新の情報に更新できる、まさに一生ものの地球儀です。

ドウシシャは国内で初めてしゃべる地球儀を販売したメーカーです。これまで販売してきたモデルは実に10種類以上にものぼります。

年齢層を変え、幼児～大人まで対応できるものや、2言語収録で英語の勉強もできるものなど、さまざまなニーズに応えられるモデルが揃っています。しゃべる地球儀をお探しなら、まずはドウシシャで探してみてはいかがですか。

昭和カートンは1970年創業の老舗メーカーです。元々は三貴工業を母体としてスタートしており、 良質な教材を子供たちに提供するコンセプトを一貫して掲げています。行政図タイプ・地勢図タイプ・中世アンティークタイプなどを幅広く網羅しており、用途・テーマに合わせて選びたい方にぴったりです。

地球儀をプレゼントする際には、辞書や知育玩具があるとよりいいです。たとえば、地球儀で特定の国の名前を見て、その国の情報について知りたくなったときに、辞書が手元にあればその国の情報について詳しく知れます。また、図鑑であればカラービジュアルや挿絵なども豊富のため、視覚的にも理解しやすいです。

おしゃれな地球儀は、プレゼントにも最適です。たとえば、木製のものであれば、お部屋のデザインになじみインテリアになってくれるだけではなく、教育的にも極めて高い効果が期待できます。またメタリックでスタイリッシュな地球儀であれば、勉強へのモチベーションもより一層上がります。

子供の知的好奇心を広げるためには、年齢に合った機能を備えた地球儀を選びましょう。字のまだ読めない子供には音声ガイドの付いた地球儀がわかりやすくておすすめです。本記事を参考に、楽しく学べる地球儀を選んでください。