おすすめパターンブロック15選｜タングラムとの違い・無料のタスクカードはある？

パターンブロックで遊ばせながら算数に強くしたいと思う保護者の方は多いのではないでしょうか。知育玩具として人気が高く海外でも注目されていますパターンブロック。遊びながら子供の集中力や想像力が鍛えられるため、幼児教育や小学校の教材になるほど信頼があります。

また遊びながら感性まで高める事ができると、保護者の方から注目を集めています。木製やプラスチック製、大容量のものやタスクカード付きといった商品があり遊び方もさまざまです。

お子さまの年令や個性・使うシチュエーションにあったものを選びたいですね。今回はお子さまが夢中になるパターンブロックの選び方や遊び方、おすすめのパターンブロックを紹介しますので参考にしてください。

パターンブロックはアメリカで開発された算数や数学の教材です。日本では幼児教育にも取り入れられる知育玩具で、子供が夢中になるため大変人気があります。パターンブロックとはどのようなものなのかご紹介します。

6種類のブロック（正三角形・ひし形×2・等脚台形・正六角形・正方形）で構成されています。どの形のブロックも角はすべて30度の倍数であるため、直角（180度）や円（360度）にできるところが特徴的です。

6種類のブロックは形ごとに色が決まっているため、図形の名前がわからない幼児も色で遊ぶことができます。

6種類の形のブロックを組み合わせるとさまざまな図形ができます。1つの図形を作るには6種類のブロックを裏返したり回転させたり色をあわせたり、楽しみながら考えて作れます。

「車」「あめ」など身近なものを作リ図形に慣れると、作る楽しみがさらに増えます。年齢が上がるとタスクカードや問題集と併用して遊べます。

パターンブロックは幼児教育の現場や小学校の算数の授業に採用されています。幼児教室や国私立の小学校では受験にパターンブロックが使用されるため、受験対策に欠かせない知育になっています。

幼児期から活用すると、「考える力」が養われる、「芸術的な感性」が高まるなど効果が高く、世界各国の教育現場で注目されています。

パターンブロックとタングラムのもっとも大きな違いは、パーツの形状と数です。パターンブロックは6色の6つの形状のパーツが複数入っていますが、タングラムは5つの形状のパーツが7個入っています。

また、遊び方も少し異なります。パターンブロックは複数のパーツを使って自分の好きなデザインやパターンを作る遊びですが、タングラムは基本的にパズルのように決まった形状になるように組み合わせて遊びます。どちらも図形感覚を養うことができる知育玩具です。

パターンブロックは遊べば遊ぶほど、図形に対する見方や感覚が養われると言われます。どのように遊べばより効果が得られるのか、また図形感覚以外にも効果はあるのか紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

パターンブロックとタングラムは発祥が異なります。またパターンブロックは6つのブロックに対して、タングラムは7つのブロック（三角形5つ・四角2つ）で遊ぶところに違いがあります。タングラムには必ず図形カードがセットされています。

シルエットの形にあわせて図形を置いて遊ぶため、使い方自体に違いはありません。

パターンブロックを並べて形や模様を作って遊んでいるうちに、図形の感覚を養うことができます。図形の形を認識したり、対象、幾何学模様などの構図の学習になります。

実際に手を使いブロックを組み合わせて図形を作るのでいつのまにか夢中になってしまうのです。幼児期から取り入れると算数・数学の概念やセンスが育まれると人気があります。

パターンブロックで遊んでいると、数の感覚が豊かになります。ブロックで遊んでいるうちに「6」が「3」と「2」に分けられることを自然に学んでいき、かけ算の素地を作り上げていきます。

頭で考えるのではなく、数を直感でとらえる感性が身につくので、数字に強くなっていくのです。算数嫌いにしないためにも活用してください。

同じ形を作る場合に、違うブロックで自由に置き換えることができます。一つのリボンを作るとしても、赤や黄色や緑など、ブロックの組みあわせ方は個性によるものです。

好きな色や形のブロックで自由自在にデザインをすることができるので、図形や数など算数にまつわる力以外にも、自由な感性を育むことができます。

6種類で構成されるブロックで思い描く図形をつくるには、「考える力」が自然に身につきますが、それ以外にも4つの効果があります。

• 夢中になって遊ぶことで集中力が自然に身につく
• ひらめく感性が備わり発想力となる
• ブロックの角度を回しながら配置するので、構成力が備わる
• 全体を見渡して仕上げるため空間認識力が身につく

子どもに使わせたい知育玩具は、実際に手に取ってみたい方も多いでしょう。百貨店や大型玩具店では実際に触れられますので、お子さまと一緒にお試しください。

東洋館はパターンブロックを代表するメーカーで、さまざまなタイプの商品を販売しています。使いやすいWEB限定セットもありますので、公式HPをチェックしましょう。またヨドバシといった量販店やAmazon・楽天などの通販サイトでも購入できます。

パターンブロックを選ぶときには情報を集めることをおすすめします。長く使うためには丈夫な材質でブロックが買い足せるものなど、こだわることが大切です。

お子さまが夢中になる遊ぶ方や使い方を知っていれば、面白さや活用の幅も倍増します。パターンブロックを理解した上でお子様にぴったりのものをみつけてください。

パターンブロックの最大の魅力は遊び方にルールはなく、子供の年齢や個性に合わせた使い方ができることです。少量のパックからはじめ、年齢を重ねるごとにブロックを増やすなど、お子さまの成長にあわせましょう。

小さなお子さまが遊ぶ場合や、パターンブロックを試したいという方には、2〜3種類の形のブロックの入門編から始めましょう。コスパのいいものなら安心です。

積み木として重ねたり並べたりして遊ばせながら、形や色を教えます。「慣れてきた」「興味がある」などお子さまの向き不向きによって6種に拡張するのがおすすめです。

大容量のパターンブロックは、後から買い足す手間が省けコスパもいいです。さまざまな遊びをしたり、兄弟や友達と一緒に遊ぶ機会が多かったりするなら、6種類、全色揃った大容量がおすすめです。いろいろな種類が入っていると発想力でいろいろ遊べます。

最初からボリュームのあるものは必要ないと考えるのであれば、少量タイプをおすすめします。

少量のパックを購入して必要に応じて買い足していけるのは嬉しいです。なくしても買い足せるので安心です。

ただしメーカーやシリーズ、素材を揃えていない場合には、図形を作った時にきれいに仕上がりません。買い足せないと困るので、追加して購入できるベーシックなものを揃えましょう。メーカーに確認しておきます。

木製は手触りがよく色合いも優しいのが特徴です。木製のパターンブロックは少々高いのですが、飽きてしまいがちな流行性のおもちゃと違って長期間に渡って使えますので、より大切にできるのではないでしょうか。

また高級感がありますので、お誕生日のプレゼントに最適です。毎年ブロックを増やしていく楽しみもできます。

パターンブロックのマグネット付きは、磁石で固定できるためとても便利です。立体的なものを作ったり、複雑な図形で作成しても、しばらく保存できるところが嬉しいです。コンパクトなものはテーブルで楽しめます。

立体的なものに挑戦したいブロック遊びの上級者に向いています。パーツが小さいため取り扱いには気をつけましょう。

タスクカードを使った遊びは、算数力や図形力を養うのに効果的と言われています。こちらではタスクカードを使った遊び方や、タスクカードを無料でダウンロードできるのかどうかについて紹介します。

タスクカードに記載されている図形をパターンブロックで作って遊びましょう。お手本になる図形があると、考えながら組み立てるため飽きずに遊べます。完成した達成感で次々作ってみたくなります。

お子さまは驚くほど豊かな感性や発想力、想像力を持っていますので、能力をのばすためにタスクカードの活用は必須と言えます。

図形を作り出すと新しいものに挑戦したくなりますので、タスクカードはいくつあってもありすぎることはないでしょう。カードタイプのものから問題集までさまざまありますが、各社オリジナルの図形が無料でダウンロードできます。

タスクカードや問題集を購入する前に、お子さまが好む図形をダウンロードして遊んでみてください。

成長にあわせていろいろな遊び方や学習方法があります。3歳からが対象年齢として推奨されていますが、それ以前でも始めることができます。長く楽しめるように年齢に合った遊び方と注意点をご紹介します。

• 3歳前：積み木として遊ながら、色や形を認識します。
• 3歳〜6歳：ブロックを自由に組み合わせて形をつくったり、タスクカードで遊び始めるようになります。
• 小学生：さまざまな図形が組み合わせて作れるようになり、立体的に積み上げて図形を作ることもできるようになります。

タスクカードを取り入れたり、ブロックの数を増やすなどアレンジしてみてください。

最初は一緒に作ったりお手本を見せるなどして楽しむことを教えましょう。たくさん入っている箱からブロックを全部出してしまうと、片付けも大変ですし、なくす心配があります。使う分だけ出すことも教えていくといいです。

タスクカードは無理に頑張らせることのないよう、できる範囲で自由な発想で自然に使えるように見守りましょう。

パターンブロックは楽しく遊びながら学習できると保護者の方からも人気の高い知育玩具です。本記事では遊び方から選び方までご紹介しました。夢中になって遊べるパターンブロックをお子さまにプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。