クロスバイク用ペダルおすすめ16選｜交換方法やコスパ最強商品を紹介

クロスバイクは乗るだけでなく、パーツのカスタマイズも楽しめます。「もっと速く走りたい」「快適なサイクリングを楽しみたい」と思っている方におすすめなのが、ペダル交換です。ペダル交換は自転車のカスタマイズの中でも特にコスパ最強なので、気軽に交換できるうえに効果を感じやすいです。

クロスバイクのペダルは、シティサイクルによく使われるフラットペダルや、足をペダルに固定するビンディングペダルがあります。素材や形もさまざまで、ペダルによって乗り心地が大きく変わるので、自分に合うペダルを選ぶのが大切です。

しかし、製品数が多く、どれが自分に合っているのかわからない方も多いですよね。そこで本記事では、クロスバイク用ペダルの選び方や、フラットペダルなどおすすめのクロスバイク用ペダル15選をご紹介します。ペダル交換の方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

クロスバイクとロードバイクには、それぞれ特徴に違いがあります。まずクロスバイクは通勤・通学など生活の中で使用する万能自転車で、ロードバイクはレースなど本格的な走行に特化したスポーツ向け自転車です。

クロスバイクはフレーム構造がロードバイクのような作りをしており、タイヤも太いので安定した走行が可能です。かごを取り付ければ荷物も入れられるので、普段使いからちょっとした運動にも使えて便利です。

クロスバイクのペダルには2種類あります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合っている種類を選びましょう。

【特徴】

• 自由な靴を履ける
• 足が固定されていない
• ペダリングの効率が悪い
• 足が滑る可能性がある

フラットペダルは、ママチャリのようなシティサイクルに使われている一般的なペダルです。どんな靴でも乗れるため、街乗りや通勤・通学のような日常使いにおすすめです。

また、足が固定されずペダルからすぐに離せるので、サイクリングやストップ・アンド・ゴーの多い町中でも快適です。ただし、ペダルから足が滑ってケガや事故につながるリスクがあります。特に、雨の日は滑りやすいので、雨天時に乗るときは要注意です。

【特徴】

• ビンディングシューズを履く必要がある
• ペダリングの効率がいい
• 足が滑らないので安心してペダルを踏める
• 立ちごけのリスクがある
• 片面・両面の2種類がある

ビンディングペダルは、足を固定できるペダルです。雨の日でも足がペダルから滑り落ちずに、安全に自転車をこげます。足を上げるときの力もペダルをこぐ力になるため、ペダリングの効率が高いです。

しかし、ペダルに足が固定されるため、とっさのときにペダルから足を外せず転倒のリスクがあります。また、専用のビンディングシューズが必須なので、街乗りには使用しづらいかもしれません。以上の特徴から、レースに出場するような目的がある方におすすめです。

【特徴】

• コスパが高い
• サビにくく耐久性が高い
• ラインナップが充実

アルミ製はコスパを重視したい方におすすめです。ラインナップが多く、さまざまな価格・性能のモデルを選べます。カラーや形もバリエーション豊富で、自転車のルックスも重視したい方に最適です。耐久性が高いので、通勤・通学のような日常使いする自転車に付けても安心です。

【特徴】

• 軽量でスピードが出せる
• 価格が高い
• 耐久性が低く、日光で劣化する
• 日常使い・屋外保管の自転車には向いていない

カーボン製はスピードを出したい方におすすめです。ほかの素材よりも軽いので速度が出やすく、上り坂でも快適に走れます。ただし、カーボン製ペダルは価格が高いため、軽量化はほかのパーツを軽量化した後にしましょう。

【特徴】

• 耐久性が高い
• 重量がある
• サビつきやすい

クロモリ製は耐久性を重視したい方におすすめです。鉄が使われているため、壊れにくく安心して使えます。ただしサビつきやすいので、屋外保管の自転車に使用するときは定期的なお手入れが必須です。また、重量がありレースや長距離サイクリングには向いていません。

ほかにも、ペダルには下記の通りさまざまな素材が使われています。気になる素材がある方はチェックしてください。

ペダルは滑りにくさも重要です。特に、通勤・通学にクロスバイクを使う場合は、雨の日も乗るときがあるので、滑りやすいペダルだと事故の原因になります。

• フラットタイプのペダルは要注意

フラットタイプは足を固定できないので、必ず滑りにくいペダルを選びましょう。ビンディングタイプは足を固定できるので滑らずにこげます。

• 滑り止め用のピンや突起があるものを選ぶ

トラクションピン搭載のペダルが特に滑りにくいのでおすすめです。ペダルを踏みこむときに力を入れやすいので安心してペダルを踏めます。

【軽量ペダルが最適なシーン】

• 長距離サイクリング
• レース

軽量なペダルほどスピードを出せて楽に走れます。軽量化したい場合は、左右合わせて300gを下回るペダルがおすすめです。ただし、軽量なペダルは値段が一気に高くなります。

また、重量が軽くなると耐久性が低くなるのも注意してください。屋外で保管したり、倒れたりすると壊れる可能性があります。日常使いやペダルの重さが気にならない場合は、300～350g程度の平均的なペダルがおすすめです。

フラットタイプの場合は、ペダルの面積の確認も重要です。自分のスタイルに合わせて選びましょう。

【面積が大きいペダルの特徴】

ビンディングタイプの場合は、面積が小さくても問題ありません。踏み外しや滑らないので、軽さ・耐久性に注目しましょう。

自転車のパーツを多数取り扱っているメーカーです。ペダルは使用用途に合わせて選べるように、下記の5つに分類されています。

• クロスカントリー
• トレイル・エンデューロ・フリーライド・ダウンヒル
• BMX
• ロード
• シティバイク・カジュアルMTB・トレッキング

クロスバイクのペダルを選ぶなら、シティバイク・カジュアルMTB・トレッキング用のモデルを選びましょう。レースに出たい方やスポーティにクロスバイクに乗りたい方は、ロードバイク用もおすすめです。

高品質なペダルが魅力的なメーカーです。自転車のペダルを専門に取り扱っていて、競輪用のペダルも充実しています。個性的なデザインのペダルが多数あるので、カスタマイズが楽しくなります。

Ezy・EzySuperiorシリーズは工具なしで取り外しができるため、輪行や車載におすすめです。公式YouTubeや公式Facebookでも情報を発信しているので、気になる方はチェックしましょう。

サドルや空気入れなど、さまざまな自転車パーツを取り扱っているメーカーです。ビンディングペダル・フラットペダルのどちらも充実しています。価格は2,000～5,000円程度で初心者にもおすすめです。

ワイドな踏み面や滑り止め加工が施されているペダルが多いので、安全・快適にサイクリングを楽しめます。快適なフラットペダルを探している方におすすめのメーカーです。

自転車のパーツを取り扱っているメーカーで、クモの巣のような見た目のペダルが有名です。おしゃれな見た目なので、クロスバイクのルックスを重視したい方におすすめです。

ただし、ラインナップはフラットペダルのみで、ビンディングペダルは取り扱っていません。ハイエンドモデルよりもコスパの高いペダルを探している方に最適なメーカーです。

MTB用のペダルならボントレガーがおすすめです。ボントレガーの商品は軽量で丈夫な作りになっていて、取り付けや調整が簡単にできるため人気が高いです。自分の好きな部品を自由に取り付けられるため、ぜひ自分のオリジナル自転車を作ってください。

自転車のペダルは左用・右用が決まっています。左右で回す方向が違うため、間違えるとクランクのネジ山が破損する恐れがあるので要注意です。間違えないようにあらかじめ確認しましょう。ペダルの左右はネジの部分や踏み面に刻印されていて、「右・左」や「R・L」と記載されています。

【必要な工具】

• ペダルレンチ
• ケミカルスプレー

【手順】

1. クロスバイクを作業台にセットする
2. ケミカルスプレーをペダルとクランク間に吹き付ける
3. ペダルを力が入れやすい場所に回して移動させる
4. ペダルレンチでクランクを回してペダルを取り外す

ペダルが固着していない場合は、ケミカルスプレーを使わなくても問題ありません。ペダルレンチを回す方向は、右側は時計回り、左側は反時計回りです。ペダルレンチを持っていない方は、ペダルと一緒に購入しましょう。気になる方はこちらの記事をチェックしてください。

【必要な工具】

• ペダルレンチ
• グリス

【手順】

1. クロスバイクを作業台に固定する
2. ペダルのネジ部分にグリスを付ける
3. 手でペダル軸を回してクランクに固定する
4. 手でできるだけ締めたらペダルレンチを使ってしっかり締める

ペダルを取り付けるときは、できるだけ手でネジを締めるのがポイントです。最初から工具で力を入れて付けようとすると、ネジ山が潰れる恐れがあります。また、グリスを付けないと固着する可能性が高くなるので、付け忘れないよう注意しましょう。

ビンディングペダルは足をペダルに固定するため、慣れない間は足をペダルから外せずこける人が多いです。立ちごけしないためのポイントをご紹介します。

【ビンディングタイプのペダルでこけない方法】

• 止まっている状態・車が走らない場所で取り外す練習をする
• 走行中、定期的にペダルから足を外して、足を固定している意識を常に持っておく
• 信号で止まりそうなときは、スピードを落として早めに足を外しておく
• ビンディングペダルの固定力を弱めにしておく

クロスバイクはペダルを交換するだけでとても乗りやすくなるので、カスタマイズをするのがおすすめです。特に、ビンディングペダルは慣れればフラットペダルには戻れないほど快適に自転車をこげます。本記事を参考に、自分に合ったペダルを見つけましょう。